アニメ「それ町」第7話レビュー
”レイコー”って分かります?
冷コーヒー=アイスコーヒーだけど、関西以外ではあまり聞かない気が・・・。
*写真は多摩川と、夕闇に映える富士山。先日「新田神社」(東京・大田区)に行ったとき、ついでに探検してきました。CANON本社のすぐ近くです。
もうおっさんなのに、つい見てしまう(放送が深夜だし、舞台が近所なので)「それでも町は廻っている」。
第7話(七番地「愛のナイトウ避行」・TBS11月18日深夜放送)を見ました。おっさんならではの感想もあります。
冒頭、喫茶「シーサイド」の店で飯を喰らっている商店街の店主たち。昼間からなじみの人間とつるんで飯を食ってだべっていられるなんて、これは地元で自営業をしている人たちの特権だなあとうらやましかったですね(商店街自体がいまはいろいろ大変だとは思いますが)。
次が、真田と歩鳥がバスで終点~多摩川まで、なりゆきデート。平日にぶらぶらするって、いいですよねえ。解放感があって。それにしても真田君、純情すぎ。だが、まあいい奴だ。
で、今回歩鳥が真田に貸した本が、第6話で、真田の部屋でエロ本とともに棚から落ちてきた「1/4の殺意」だったから、時系列では、このエピソードは第6話の前なのでしょう。
それと、歩鳥と弟君の深夜徘徊、いや、(弟には)初めての夜の町探検。夜の12時なんて大人にはどうでもいい時間だけど、子供には日を超えるって、新鮮な驚きですよね。ちょっと、懐かしかった。
それから入浴シーンは視聴者サービスかな。もう女子高生なのに弟と風呂に入る(姉が弟を”風呂に入れている”のか)のが歩鳥らしいのか。
一番印象的だったのが、真田が店で注文した「レイコー」。これは私も(ずっとずっと昔)関西にいたときにはよく聞いたけど、冷コーヒー、つまりアイスコーヒーのこと。これは、さすがに東京の、まして今の若い人にはピンとこないでしょう・・・と、要するにこれだけ書きたかったのでした。
(追記:そういえば、原作者の石黒さんは大阪芸大出身でしたね。私もまさしく、”レイコー”は大阪で初めて聞いた言葉でした)
これだけ何気ない日常で面白い話にできるのは大したもんです。関係者の皆さんには頑張ってほしいです。
ついでに、多摩川遊歩道マップと、今年事業仕分けで話題になった「スーパー堤防」の説明プレートを。
*以下にも参加しています。
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