トップページ | 2010年12月 »

2010年11月の21件の記事

2010年11月27日 (土)

12月1日は映画の日

12月1日は全国的に映画の日です。

東京都では毎月1日も映画サービスデーです。

大人も一律1000円で映画が見られます。

大画面・専用サウンドの映画館の魅力は捨てがたいものがあります。

  

「映画館に行こう!実行委員会」というところが、いろいろがんばってやってるようです。

12月1日は”SPACE BATTLESHIP ヤマト”実写版も公開されますね。水曜日のロードショーって珍しい(普通は土曜日)。

CMではガミラス星人が全然出て来ないけど、”あの噂(CGの○○型宇宙人とか)”は本当なのか・・・。

また、私の近所の西友・大森店5階にある「キネカ大森」毎月1日と毎週水曜日も一律1000円になります。ヤマト実写版も上映されます。

20101127seiyu 20101127

この「キネカ大森」(テアトルシネマグループ)は1984年3月のオープンで、「日本初のシネコン(シネマ・コンプレックス)」だそうです。西友の同じ階には夜10時まで営業しているレストラン街があり、インド料理・とんかつ・らーめん・そば・中華料理・ステーキなどの店があります(右の写真の奥が映画館)

ここは邦画とアジア映画の上映がメインですが、12月4日から、今では懐かしくなった「名画座」(洋画も含めて過去の名画の二本立てなど)をはじめるそうです。

ビデオ・DVDがこれほど普及する前は、地方の映画好きにとっては「名画座」がある東京というのは憧れの土地だったですねえ・・・(しみじみ)。今ではすぐ近くに映画館・名画座があるなんて嬉しい限りです。

ちなみに、大森西友から30分も歩けば(2kmくらい)、ビッグファン平和島という商業施設(ドンキホーテなどが入ってます)に、平和島シネマサンシャインというシネコンもあり、JR大森~京急大森海岸、平和島あたりは映画好きにはいいところです(平和島競艇と大井競馬場も近いけど・・・)。昔は隣のJR大井町にも名画座専門館がありましたが、だいぶ前にやめたようです。隣と言えば、あの「蒲田行進曲」のJR蒲田(蒲田行進曲が駅で流れます)もJR大森の隣です(JR品川-大井町-大森-蒲田-川崎駅の順)。

ついで情報でいうと、羽田空港も京急鉄道だけでなく、JR大森駅から京急の一般路線バスで行けます(ただし、空港特別区域内行きなので、通常210円のところ270円)。

映画の割引は”夫婦50割引” とか、各地域や映画館の友の会とか、割引パスとか、いろいろありますので「映画料金割引」で検索してみて下さい。

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

うひゃあ、もう年末か・・・・・ -_-;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月26日 (金)

アニメ「それ町」第8話レビュー

不覚…うどんの自動販売機は知らなかった。

メイドモノというより、東京下町人情モノ(寅さんか)のTVそれでも町は廻っている第8話(八番地「全自動楽団」)、メイズ・バンド登場の回レビューです。

     それでも町は廻っている 3 [Blu-ray] それでも町は廻っている 3 (ヤングキングコミックス)

TBS11月25日深夜放送。午前3時半なんて、実際は26日の早朝。他局は4時から早朝番組が始まるのに。この時間に起きてる時はケーブルテレビでスーパードラマTVの「スタートレック・デジタルリマスター版」(スタトレ。最初のテレビ放送時は「宇宙大作戦」。リマスター版は映像の見応え十分。ウィリアム・シャトナーもレナード・ニモイも若い! ミスター加藤役のジョージ・タケイは「HEROES」にも出演。”あの”カミングアウトは衝撃でしたな)を見てるんですが。例の”バルカン・サイン”の

前半。あんなうどんの自販機があるんですねえ。知らなかった。うどん県出身なのに。検索してみると絵のとおりのが実際にあるようです。動画もあった。ハンバーガーのは食ったことあるけど。

※YouTubeに投稿されていた”19歳の美少女が96歳の星野さんのお店でレトロ自販機初体験 ”。 UP主は『日本全国懐かし自販機巡りの旅』というチャンネルを設置。全国の自販機を探索されているようです。すごい!

※2011.1/28追記:1/27のNHKニュースのローカルな話題で、前橋市の”人情自販機コーナー”が紹介されてて、そこに、このうどん・そば自販 機が置いてあって、中のそば入り丼の様子も映ってた(たぶんこの動画のところだろうと思う)。文化財防火デーの1/26の昼のニュースでは新田神社の防火訓練の様子も紹介されてた。ひょっとして NHK局内にそれ町ファンがいるのかも…。偶然かな。

しかし、うどんの自販機があるからといって、深夜にコインランドリーに食べに行くのはさびしいな。学生の独り暮らしならありそうだけど、大人がやると、まず不審者。警備員が来そう。

あのコインランドリーは大型店だったが、雨でもなんでも空いてる時を狙ってくる客がいるから、女子高生が下着だけになって店内にいるのはどうかと思う。まあ、あの程度の分量なら高温・10分でほとんど乾くはずです。

今回も”サナダ記念日”はお気の毒。店長の足見て気色悪かっただけでしょ。なあ。


後半。”メイズ”バンドはこういうことだったんですか(原作読んでないので)。しかし、「けいおん」といい、最近の声優さんは歌も(踊りも?)うまい。たいしたもんだ。

で、今回は歌詞の中に「カオス・コスモス・エントロピーひゃら…」とかあったが、「エントロピーの法則」の本が出てブームになったのは20数年以上前。カール・セーガン博士の「コスモス」の本やテレビ番組が流行ったのも同じころかな。歩鳥が真似してるブルース・リーはともかく、制作陣博識ですな!

(追記:この歌はCD「メイズ参上!」に入ってる『そうは云っても世界は終わらない』のようです)

             CDシングル : メイズ参上!
          メイズ参上!

※メイズさん『そうは云っても世界は終わらない』の歌詞

(これも追記:FULL歌詞の中の”タオス デニスは土の中で~”って、何のことかと思ったら故・デニス・ホッパーが映画「イージー・ライダー」撮影地のタオスに埋葬されたことらしい。お、奥が深いな・・・)

丸子町商店街には、もう少し人が歩いていて欲しいですけど。

*「丸子商店街」のゲートが今回「丸子商店街」になってたぞ・・・

     エントロピーの法則―地球の環境破壊を救う英知 エントロピーの法則 (2)

       Cosmos イージー★ライダー コレクターズ・エディション [DVD]

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (7)

2010年11月25日 (木)

B級カメラ技…ズームレンズで背景を簡単にぼかす

寄れるだけよって、望遠側で撮るだけ

20101116
(カメラ・CANON EOS Kiss X2 レンズ・TAMRON  AF18-250mm F/3.5-6.3:最短撮影距離0.49m * f5.6 1/100秒 ISO800 129mm 縮小しています)
*デジカメの写真は、オートで撮っても、画像データの「プロパティ(Win)」や「情報を見る(Mac)」で、撮影時のデータが見られます。

デジタル一眼レフを買ったけど、撮像素子にホコリがつくのが嫌で高倍率ズームレンズをつけたまま、撮影もプログラム・オートまかせが主、という人は多いでしょう(私のことです)。

それで、このお手軽セットのままで、遠くではなく、近くの小物(花とか料理とか)を撮って背景をぼかしたい場合の小ワザ

普通、写真の解説本だと、明るいレンズで絞りをあけて被写界深度(手前から画面の奥までのピントの合う範囲)を云々(ウンヌン)と書いてますが、露出調整自体、普段は面倒です。それに、明るい(F値の小さい)レンズは一般に高額です。

そこで簡単なのがこの方法。つまり、被写体に近寄れるだけよって、ズームアップして撮ります。すると、自動的(?)に背景はボケます。これだけ。

寄れるだけ、というのは、近寄りすぎるとピントが合わないからですが、最近のレンズは、マクロレンズでもないのに、50cmくらいまで寄れるので大変便利になりました。

10年くらい前までは2、3m以上離れないとピントが合わない→狭い部屋の飲み会などでは写真が撮れないというレンズが普通で(一眼でもコンパクトでも)、しかも、フィルムなのでプリントができてから失敗に気づくこともよくありました。

ズームアップで背景をぼかすのは、一眼の光学ズームが一番効果的で、コンパクトカメラやデジタルズームでは効果はいまいちですが、まあ、試してみてください(手ぶれには注意して下さいね)。

20100811 (CANON EOS Kiss X2 TAMRON  AF18-250mm F/3.5-6.3 * f5.6 1/125秒 ISO400 129mm)


*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月24日 (水)

BR:「東京ブックナビ」

■ Book Review
タイトル:東京ブックナビ
著  者:東京地図出版編集部
出版社:東京地図出版(新書サイズ)

東京で実物書籍を見て回るのに便利な一冊

東京ブックナビ

最近はネットで手軽に本が買えるようになって、まあいろいろな意見がありますが、特に地方の人にとっては、いろんな本が入手しやすくなったし、ロングテール(長い尻尾)現象といって、今まではヒット商品の影に隠れて陽の目を見なかったものが、ネット検索で消費者に見つけられて少しずつ長期間売れ続けるといった現象もあり、これは典型的な「多品種少量生産」の出版物にとっては、捨てがたいネットの利便性です。

それに、書店の店頭には、出版流通の問題とかがいろいろあって、新刊が、1~2週間ぐらいしか並ばないか、そもそも全ての新刊は並びきらない(日本では毎日約200~300点の新刊が出ています。タイトルの点数がです。冊数だと毎日何万冊もでているのです)という事情もあります。

もっとも、できれば本は実物を手にとって(立ち読みでじっくり中身を検討してから)、購入したいものです。

そこで、便利なのがこの本。東京の主な(完全網羅というわけでは…)大規模書店とか専門書店、ユニーク書店、専門図書館などが掲載されています。

東京だけの情報なんで、地方の方は、東京に旅行や出張で来たときに効率的にお目当ての書店や図書館を回りたいという場合にお薦めです。

以前は「東京ブックマップ」(書籍情報社)というのが毎年出ていたのですが、2005-2006年版を最後になくなってしまい、その他も一つ二つ類書がありましたが、今現在、一番入手しやすいのはこれなので、ご紹介です(奥付では2009年1月初版1刷。1000円+税)。

      ロングテール(アップデート版)―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略 (ハヤカワ新書juice) 東京ブックマップ―東京23区書店・図書館徹底ガイド(ネット対応版)〈2005‐2006年版〉

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年11月23日 (火)

龍馬つながり…下田では石像建立

NHK大河ドラマ「龍馬伝」もいよいよ11月28日に最終回ですが、ロケ地で、龍馬にゆかりもある伊豆・下田市では、同市の”まどが浜海游公園”に「龍馬志の像」という石像が建立され、11月27・28日の両日、除幕記念イベントがあるそうです。

これで、13日・品川、14日・函館、15日・高知の各地に続き、今年11月に私が知っているだけで、4つの龍馬像が建立されたことになります。

いずれの像も地元有志が中心になって建立を推進したそうで、龍馬ファンのパワーはすごいですね。
 

それから、読書アドバイザー養成講座校長の児玉清さんは、そういえば「龍馬伝」で龍馬の父親役でした。今日(11月23日)のNHKスタジオパークに龍馬役の福山雅治さんと一緒に出演していて、思い出した次第です・・・。

龍馬伝 完結編 (NHK 大河ドラマ・ストーリー)
龍馬伝 完結編 (NHK 大河ドラマ・ストーリー)

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月22日 (月)

家庭でお手軽讃岐うどん

簡単・安い・コシもあって美味しい。三拍子総合するなら・・・”冷凍うどん”がいいです。

CMがんがんの新「日清どん兵衛・ニッポンのうどん」は”きつね”がジューシー。

20101122
冷凍うどんは、電子レンジ500Wで1玉(200g)3分30秒。容器は電子レンジ対応のもので。

身も蓋もないようなことを言ってすいませんが、お店ではなく、家庭で、最もお手軽に、安く、それなりに、美味しく、コシもある讃岐うどんを食べたい、という場合は、私は冷凍うどんをお薦めします。

讃岐うどんがブームになるずっと前は「東京でおいしい讃岐うどんが食べられるのはどこ?」と聞かれて、はっきり言って思いつかなかったので、「冷凍うどんがいいです」と答えて、それだけでは不親切すぎるので、業務用の冷凍うどんを地元から取り寄せて、知人などに配っていました。

最近は、香川県外にもいいお店がたくさんできましたが(全然駄目な店もよーけあるけど)、いい店を見つけて、いちいち出向くのは面倒です。

そういう場合にお薦めなのが冷凍うどん。お取り寄せやお土産用の乾麺も悪くはないですが、お湯を沸かして麺を湯がくのは、結構大変で、馴れも必要。安全面の注意も必要です。

そこで便利なのが冷凍うどんで、私が食べ比べたのは、カトキチ(テーブルマーク)と、西友・イトーヨーカドー・東急ストア・イオンの各自社ブランドの冷凍うどんです。

この中で私が良かったと思ったのは、カトキチと西友の冷凍うどん(写真)です。
(他のも悪くはないです。あくまで個人の比較と好みの結果です)

カトキチはさすがに地元企業だけあって、まあ期待通りで、西友のは、スーパー自社ブランド(つまりノン・ブランド)なのに、コシ・味ともかなり私は気にいったので、しょっちゅう食ってます。値段も1玉・200gの3個入りで税込158円(麺だけ)。

これを電子レンジ(500W)で3分30秒解凍し(熱いのと、容器は電子レンジ対応のものでないと割れる場合があるので注意)、あとは、ツユと七味をかけるだけ。具はお好みでどうぞ。

解凍の際は、ラップ(パック)に入れたたままがメーカー推奨。他の冷凍食品の具(私の場合、冷凍シューマイなど)も一緒に解凍する時は、ラップからだして、容器の開口部全体に別途ラップをして解凍しています(が、この場合、麺の中央部が解凍されない失敗がたまにあります)。

ツユは、うどん専用のを買い置きしておいてもいいし、インスタントの味噌汁をかけて、味噌汁うどん(煮込みじゃないけど)にしてもいけます

(追記:お茶漬けの素と湯をかけてもおいしかった。うどんもパスタの一種だからスパゲティみたいにもっといろいろな食べ方があっても良いと思います)

家族用にたくさん作る時はちと面倒でしょうが、お湯を大量にわかすよりは、いろいろ安くて手軽で安全。他の料理に応用もしやすいでしょう。

ついでに、いまCMを大量に流している新「日清どん兵衛・ニッポンのうどん・きつねうどん」(写真)も食ってみました。

カップ麺の「うどん」は、そもそも太さが足りないので名前だけな訳ですが、この新商品については、従来品よりは、広告どおりツルツル感が向上していました(多少ね)。日清HPによると麺の厚みを10%増量したとのことです。また、きつね=”おあげ”がジューシーなのはプラス・ポイントかな、といったところです。

お店巡りもその内レポートしたいと思います。

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月19日 (金)

アニメ「それ町」第7話レビュー

”レイコー”って分かります? 
冷コーヒー=アイスコーヒーだけど、関西以外ではあまり聞かない気が・・・。

20101109 20101109_2

*写真は多摩川と、夕闇に映える富士山。先日「新田神社」(東京・大田区)に行ったとき、ついでに探検してきました。CANON本社のすぐ近くです。

      それでも町は廻っている 2 (ヤングキングコミックス) それでも町は廻っている 1 [DVD]

もうおっさんなのに、つい見てしまう(放送が深夜だし、舞台が近所なので)「それでも町は廻っている」

第7話(七番地「愛のナイトウ避行」・TBS11月18日深夜放送)を見ました。おっさんならではの感想もあります。

冒頭、喫茶「シーサイド」の店で飯を喰らっている商店街の店主たち。昼間からなじみの人間とつるんで飯を食ってだべっていられるなんて、これは地元で自営業をしている人たちの特権だなあとうらやましかったですね(商店街自体がいまはいろいろ大変だとは思いますが)。

次が、真田と歩鳥がバスで終点~多摩川まで、なりゆきデート。平日にぶらぶらするって、いいですよねえ。解放感があって。それにしても真田君、純情すぎ。だが、まあいい奴だ。

で、今回歩鳥が真田に貸した本が、第6話で、真田の部屋でエロ本とともに棚から落ちてきた「1/4の殺意」だったから、時系列では、このエピソードは第6話の前なのでしょう。

それと、歩鳥と弟君の深夜徘徊、いや、(弟には)初めての夜の町探検。夜の12時なんて大人にはどうでもいい時間だけど、子供には日を超えるって、新鮮な驚きですよね。ちょっと、懐かしかった。

それから入浴シーンは視聴者サービスかな。もう女子高生なのに弟と風呂に入る(姉が弟を”風呂に入れている”のか)のが歩鳥らしいのか。

一番印象的だったのが、真田が店で注文した「レイコー」。これは私も(ずっとずっと昔)関西にいたときにはよく聞いたけど、冷コーヒー、つまりアイスコーヒーのこと。これは、さすがに東京の、まして今の若い人にはピンとこないでしょう・・・と、要するにこれだけ書きたかったのでした。

(追記:そういえば、原作者の石黒さんは大阪芸大出身でしたね。私もまさしく、”レイコー”は大阪で初めて聞いた言葉でした)

これだけ何気ない日常で面白い話にできるのは大したもんです。関係者の皆さんには頑張ってほしいです。

ついでに、多摩川遊歩道マップと、今年事業仕分けで話題になった「スーパー堤防」の説明プレートを。

20101109_5 20101109_6

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年11月18日 (木)

新聞の書評欄とテレビの書評番組

新聞の書評欄は「推薦欄」。
NHK-BS 週刊ブックレビューの児玉清さんは読書アドバイザー養成講座校長先生
(正式には「先生」はつきませんが ^_^; )

Photo_3

*写真は、今年NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で話題になった、漫画家・水木しげるさんと妻の武良布枝さんの住む調布市の名所・深大寺の紅葉(撮影は昨年)です。Panasonic DMC-LZ10(コンパクトデジカメ)で撮影したものですが、縮小すると、ちと眠い(ぼやけた)感じになりますね。http://www9.nhk.or.jp/gegege/

ゲゲゲの女房    ゲゲゲの女房 DVD         ありがとう CD  

武良布枝 著                                         いきものがかり
4408107271 ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX1 B0039M42LO


■新聞書評欄

ネットを除けば、話題の新刊の傾向を知るのに一番いいのは、現段階では、やはり同じ活字の紙媒体の新聞でしょう。

新聞の書評欄は、中央紙(朝日・毎日・読売・産経・日経)は日曜、各地元のブロック紙や地方紙では土曜か日曜の掲載が多いですが、たまにその他の曜日の新聞もあります。

なにしろ、出版社の大半は東京にあるので、地方紙の場合は書評欄も共同通信社が配信した記事を使っている場合が多いのですが、もちろん、地元関連の本や地元出身の著者の本は別格で紹介されることが多いです。

”書評”といっても、内容をけなすようなことはほとんどありません。書評担当者が「読む価値がある」と思った本しか載せないのが普通で、その意味では本の「推薦」欄です。ただ、紙幅が多い分だけ、著者の苦労話や出版された背景なども紹介されていて、単純な「新刊紹介」よりは読み甲斐があります。

また、まれには、出版物が労作であることを認めつつ、著者の偏見を指摘するような書評もあります。

この他、新聞では出版広告も主要な新刊を知るには良い情報源です。


■テレビでは、

「週刊ブックレビュー」
が有名ですね。
NHK BS 2 
毎週土曜日 08時30分~09時24分
NHK BS hi
毎週日曜日 10時00分~10時54分
(再放送あり)
http://www.nhk.or.jp/book/info/index.html

2年ほど前に、私が読書アドバイザーの講習を受けていたときは、テレビで1時間も使い、しかも、何年も続いている書評番組は、世界でもこれぐらいということでした。
司会の児玉清さんは、「読書アドバイザー養成講座」校長でもあって、大変な読書家です。

ちなみに、毎週土曜日朝に放送されているTBSの「王様のブランチ」ではブック・ランキングがありますが、メインキャストの優香さんも、関係者の間では読書家として有名だそうです。

あと、
「ベストセラーBOOK TV」というのもあります。
BS11デジタル
毎週金曜日20時00分~20時55分
http://www.bs11.jp/entertainment/545/

NHK週刊ブックレビューが文芸書中心に対して、こちらは小説以外にも、実用書やビジネス書を多く取り上げて紹介しているようです。

出版専門(業界)紙や専門雑誌については、またいずれ。

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月17日 (水)

BR:「ロビンソン・クルーソー」

■ Book Review
タイトル:ロビンソン・クルーソー
著  者:ダニエル・デフォー 著、鈴木健三 訳

出版社:集英社(文庫)

元祖サバイバル小説にして孤独と困難に打ち勝つ人間の「自省録」。
不況の今こそ読むのに最適な時。

ロビンソン・クルーソー (集英社文庫)

『君は生き延びることができるか?』・・・って、これは一番最初の機動戦士ガンダムの予告編の決め台詞でしたね。今回はアニメではなく、私も読書アドバイザーなので、本の方の紹介を・・・。

記事タイトルのBRはBook Reviewの頭文字です。小説・映画の「バトル・ロワイアル」 (BATTLE ROYALE) とか「ブルー・レイ・ディスク」(Blu-ray Disc)ではありません。が、そういえば「バトル・ロワイアル」原作者の高見広春さんは、私と同じ県人で、かつて私と同じ会社に在籍していました。会ったことはありませんが

最近は、古典作品が現代語訳に翻訳され直したり、表紙デザインを漫画家やイラストレーターが担当して、古典を若者や一般人にも親しみやすくする努力が出版社でもなされていて、良い傾向だと思います。

今回は知らない人はない古典「ロビンソン・クルーソー」です。
いわずとしれた、大航海時代に孤島に取り残された男の物語です。

だいたい、古典と言われているものは小学校あたりで読んだか読まされたかしているものですが、それは子供向けのダイジェスト版がほとんどです。

最初から児童文学だったものは別にして、今では学校で読む古典も、書かれた当時は、一般の大人向けだったわけで、この本も日本語訳の本編だけで440頁もあり、しかも最近の会話中心の(つまり余白の多い)小説と違って、びっしりと文字で埋まっているので、結構読むのは骨が折れます。

内容的にも、農場経営や商取引の話が結構出てくるので、子供には分かりづらいし退屈な部分でしょう。それに、恋愛の話も全然ありません。かわりに人食い人種の話がやたら出てきますが、現代でも、イギリス人が嫌いな外国人をけなす時や、古代人の生活について仮説をたてるときに「カンニバリズム(人食いの習慣)」を持ち出したがるのは、この小説の影響が大きいのでは、と思ったりします。

しかし、もちろん、冒険ものとしての面白さは秀逸

特に、人食い人種から助け出したフライデー青年や他の遭難者と出会う前の、前半部分、乗った船が難破して独りだけ孤島に流れ着き、自分の住居を建て、道具を作り、狩りをし、家畜を育て、麦をまき、パン焼きにも挑戦するなど、元祖サバイバル小説ともいえる内容は、クルーソーの落胆ぶりとは違って読む方はワクワクします。これこそ、この小説の醍醐味です。

ただ、もうひとつ別な読み方もできます。それは、要するに、孤独な人間の「自省録」としてです。なにしろ、クルーソーは、無線も人工衛星もない時代に、航路からも遠く離れた絶海の孤島に独りで取り残されたのだから、その孤独感や絶望感は半端ではありません。

しかしながら、それでもなお、同じ船で自分だけが助かったことや、当面は生きていくことができる状況を前向きにとらえ、やけにならずに生きる努力と工夫をはじめます。

「状況は悪い。ほとんど最悪だ。しかし、乗り越えられそうだ」という趣旨の自問自答が何回も出てきます。その表現はいかにも17世紀のイギリス人らしく、キリスト教のピューリタン的に神への感謝という形の言い方になっていますが、それを読者の方に置き換えると、今の身の上が不幸なようにも思えても、実はたいしたことはなく、乗り越える道は必ずあるという気分にしてくれます。ま、元気づけられるというか、元気をもらえることは間違いありません。

不況の今、困難な状況下にある人は多いことでしょう。そのうえ、独り暮らしでは気分も滅入るでしょうが、そういう方こそ、読むのをおすすめします。

「ロビンソン・クルーソー」の翻訳は非常にたくさん出ていますが、今回は巻末にデフォーについての解説も載っている集英社文庫版を紹介しました。

また、400頁以上も読んでられないという方や、あまりにキリスト教的自省を読むのは疲れるという方は、少年向けのダイジェスト版も決して悪くはないと思います。例えば、岩波少年文庫版には、昔の時代背景や帆船、貨幣や単位などについての解説もついているので、細かいところでつまづかずに済みます。

ロビンソン・クルーソー (岩波少年文庫)
ダニエル・デフォー著、ウォルター・パジェット絵
                4001145669

*こちらのロビンソン・クルーソーの表紙に使われているイラストを描いたウォルター・パジェットは、S・ホームズのイラストを掲載雑誌の「ストランド・マガジン」に描いていたシドニー・パジェットの弟です。

ちなみに、”BS11デジタル”で「クルーソー(Crusoe)」という海外ドラマを毎週火曜日に放送しています。原作とは全然違う内容ですが、冒険活劇としては面白いので興味のある方はどうぞ。

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月16日 (火)

3日後の龍馬像

11月13日に除幕式のあった品川区・立会川の坂本龍馬像を、3日後の16日に通ったので写真を撮ってきました。
20101116 20101116_2

ノックしてみるとポコポコという音がしたので中は空洞の様です。
夜は、写真向かって左のライトで照明されます。

像の後ろの「北浜川児童遊園」には”住んでいる”おじさんが一人いますが、除幕式の日は見あたりませんでした。

20101116a_2 20101116b_2

これは周辺の龍馬関係の史跡の案内図

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (2)

海保ビデオと「報道・情報提供者」を考える映画 / 金毘羅さんゆかりの水難救助団体(青い羽根)

"アポロ11号は本当に月に行ったか?"的疑問の持ち方。  

                   (海の「もしも」は118番) 

Tel118

■「カプリコン1」は火星に行きませんでした(これはネタバレじゃないです)

■「インサイダー」が問題になるのは株取引の時だけではないんです。

 カプリコン・1 [DVD]  インサイダー(買っ得THE1800) [DVD]

尖閣諸島沖で起こった中国漁船と海保巡視船衝突事件(なんで中国漁船領海侵犯事件とシンプルに言わないんですかね?)の海保撮影ビデオがネットのYouTubeに流出して大騒ぎなってます。

政府がビデオを非公開にしたこと自体が問題とか、海保の規律はどうなのかとか、いや、ビデオは「秘密」とはいえないとか。議論百出です。

もっとも、ビデオをUPしたという海上保安官が、直接報道機関に提供して世間に公開されたのならば「情報提供者」として保護されるのは確実。そういう判例もあるし、そもそも、他に日本の漁船か民間ヘリでもいて、それがこの事件を撮影していたら、「日本では」政府が非公開だなんて言えないわけだし。

ま、確かなのは、日本の対応は、ASEANやオセアニア諸国を失望させ、中露に足元を見られるようになったことですが、これ以上の議論はこのお気楽ブログではやめときます。

ただ、政府発表や報道がそのまま信用できるか、について楽しみながら考えられる映画を2本ご紹介。

一つは「カプリコン1」(1977年英・米)で、火星行きロケットの話なのでSFと思われることがたまにありますが、実際には火星に行ってないのに、テレビではセット撮影映像を流して全世界をだます陰謀があり、それに関わる人たちのサスペンスです。

要するに「アポロ11号は本当に月に行ったか?」の火星版です。

ピーター・ハイアムズ監督
で、主役はジェームズ・ブローリンですが、脇をエリオット・グールドやテリー・サバラスが固め、さらにあの、話題の多かったO・J・シンプソン(裁判でもその報道でもアメリカでは大事件でした。この映画は、テレビで放映されない期間が長くあったのですが、それはこのせいかもが出演していて、興味が尽きないところです(軍用ヘリの飛行性能の凄さも実感しましたね。公開当時は)。

もう一つは「インサイダー」(1999年・米)で、マイケル・マン監督、アル・パチーノとラッセル・クロウ出演の、アメリカたばこ産業の不正を告発した情報提供者と米CBS報道番組「60Minutes」のスタッフ VS 圧力をかける企業側との攻防をめぐるサスペンス。これは重厚な見応えのある作品です。


閑話休題:


海保の映画と言えば「海猿」でしょうが、この映画は海保にとって大変なPR効果があり、以前、政府広報の仕事をしていたとき、映画の公開前と後では海保関係者の対応が全く変わりました(どこがどういう風に変わったかはご想像に任せます)。

          海猿 UMIZARU EVOLUTION DVD-BOX

ただ、映画と違い、海保潜水士で殉職した人はいないそうです。瀬戸内海でのヘリの事故は残念でしたが。

それと、海保と協力してボランティアで海難救助に当たる(社)日本水難救済会という組織があり、この団体は「海の神さま」讃岐の金毘羅さんの宮司さんが明治時代に設立した団体で、「青い羽根」募金で寄付を募っています。

海に興味のある方と、讃岐の関係者には知っていてほしい組織です。

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月15日 (月)

3日続けて除幕式!・・・11月は坂本龍馬の記念像ラッシュ

さすがは英雄、さすがはNHK大河ドラマ効果!       13日・品川、14日・函館、15日・高知で龍馬像除幕式

 11月15日は龍馬の誕生日で命日。

20101113_211月13日(土)に、近所の立会川(東京・品川区)で坂本龍馬の銅像(左の写真)除幕式を見に行ったときに聞いた話では、「これが東日本唯一の坂本龍馬の銅像」ということだったのですが、報道によると翌14日(日)に、函館でも台座を入れると6メートルもある龍馬の銅像除幕式がありました。龍馬は北海道には行っていませんが、蝦夷地開発を目指していたからとのことで、昨年、函館に北海道坂本龍馬記念館がオープンし、そこに建立されたそうです。   

*北海道函館市に坂本竜馬像 開拓目指した地で除幕式(47NEWS)・・・この記事では単に「竜馬像」ですが、いろいろ調べるとやはり「銅像」でした。

で、本家の高知市では、さらにその翌15日(月)に高知市立龍馬の生まれたまち記念館」に等身大の龍馬像ができ、除幕式があるとのこと。こちらは、立会川の先代像と同じFRP(繊維強化プラスチック製)ですが、縁台に腰かけた龍馬最後の写真を再現したもので、この姿の像は初めてとのことです。

*高知市HP観光振興課…”平成22年11月15日(月)に高知市立龍馬の生まれたまち記念館にて、「坂本龍馬等身大像」除幕式が開催されます。”

なお、立会川の先代FRP製の像も、高知市から立会川の商店街有志に2004年に寄贈されたものだそうです。同商店街では、龍馬の足跡パンとか龍馬ソバとか、龍馬にちなんだいろんなモノを売ってます。

龍馬像は、他にも長崎市などにもあり、高知県がレンタル用の像も作っていて、イベント等で貸し出しているそうで、もちろん、今年は大忙しとのこと。さすがですね。

ちなみに、数ある龍馬記念館でイチオシはやはり、桂浜そばの高知県立坂本龍馬記念館でしょう。私も一回行きましたが、桂浜の龍馬像とともに、見る価値十分です。

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2010年11月13日 (土)

坂本龍馬ブロンズ像除幕式見聞記。島崎和歌子さんもお祝いに来場。

京急・立会川駅(東京・品川区)前の商店街に”坂本龍馬の銅像”が建立されました。歳も10歳若返ってハタチに…”先代”は30歳姿の強化プラスチック製。
20101113_23 20101113_24
え、土佐!大変だ。攻めて来るぞ!・・・土佐と聞くと日本が内乱になると南の山(讃岐山脈)の向こう側から攻め込んでくる連中(例:戦国時代の長宗我部氏と幕末の土佐藩)、というのが日本史を習った讃岐人の感想・・・。ですが、ま、そんなことはさておき(今は早明浦ダムから水もらってるし)、幕末の英雄のお話(写真をクリックしてください)

20101113ws_2 2010年11月13日、東京・品川区の京急・立会川駅前通りの商店街に、今年NHK大河ドラマ「龍馬伝」で盛り上がっている坂本龍馬の二十歳(はたち)姿のブロンズ像ができて、その除幕式があるというので、見に行ってきました(歩いて行ける近さなので)。

なぜ、立会川かというと、ここは幕末に土佐藩の下屋敷や、同藩が担当し、龍馬も警備についていた浜川砲台があったところで、以前から、龍馬ゆかりの地ということで、商店街をあげて町おこしを図っていたからです(今年はマスコミにもよく取り上げられてます)。

20101113_3 前にも強化プラスチック製の30歳時の姿の龍馬像が立ってはいましたが、軽いので強風で倒れたり、長持ちしそうにないので、末永く龍馬を顕彰したいという地元の有志が資金を募り、歳も浜川砲台警備時の年齢の20歳ごろを想定して、ブロンズ像の建立に至ったとのことです(像の制作は地元企業が担当、土台は品川区が準備したそうです)。高知の桂浜にある龍馬像の修復の時に出た銅片も使用しているので、桂浜像の「弟分」でもあるとか。

今回は、当日の写真レポートです。

20101113

除幕前の龍馬像と会場の様子。奥が、京急・立会川駅。除幕前といっても、前日の夕方にはNHKのローカルニュースでお披露目されてましたが。

  20101113_4 20101113_5

入魂の儀式で祝詞(のりと)をあげる近所の天祖諏訪神社の神主さん(左の写真)と、拍手を打つ、島崎和歌子さん(右の写真:「龍馬伝」で龍馬の兄嫁・千野役。高知県出身)。島崎さんの隣は、はまの健(たけし)品川区長。龍馬像の維持管理は今後、品川区が行うそうです。

Img_3287_2 20101113_15

除幕の瞬間と、ブロンズ像の全景。二十歳前後、まだ脱藩前なので、履き物もブーツではなくわらじにしたそうです。

20101113_18 20101113_19

「今日も龍馬のような男性を探しにきたんですけど・・・いないみたいですね」との島崎さんのお祝いの言葉。龍馬像の足元ではテレビでおなじみの松原仁・衆院議員(東京3区・品川区が地元)が覗いています。

201011013f 20101113_3

地元フラメンコ・チームと、土佐関連でははずせない、よさこいソーランのチームの祝賀公演。

20101113_27 20101113_28

近所の土佐関係史跡の案内板と、龍馬像の初仕事(火災予防)の様子。

20101113_29 20100317

当日の商店街のにぎわいの様子です。右の写真は「先代」の強化プラスチック製龍馬像。(2010年3月携帯で撮影。他の写真はEOS Kiss X2)よく見ると、足もとに風で倒れないように重しの石が置いてあります。このプラスチック製龍馬は旧土佐藩下屋敷跡に建つ浜川中学校に寄贈されるそうです(3日前に通った時はまだあったんですが。浜川中の方は外から見た限りではまだ設置してませんでした)。

NHK「龍馬伝」出演者では、広末涼子も高知出身、要潤は香川出身、出身は東京だけど苗字が香川の香川照之とか、さすがに四国の関係者が・・・別に多いわけじゃないか ^_^;

20101113_4 20101113_5

なお、浜川砲台跡の現在の様子は、こんな感じ。
砲台の礎石のかけらがあるだけで、かなりがっかり。


*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年11月12日 (金)

縁結びお守りのご縁で「それ町」TV第6話レビュー

※番組HP(BS-TBSでもやってるようです)

http://www.tbs.co.jp/anime/soremachi/

アニメ・コミックの「それでも町は廻っている」に出てくる神社のモデルらしい東京・大田区の新田神社で、縁結びのお守りを 頒布して(売って)いることを先日紹介しましたが、11月11日深夜放送(TBS)のテレビ第6話の「パンドラメイドサービス」では、どこのというわけで はないですが、偶然(というのも私は原作を読んでないので)、話に縁結びお守りが出てきて、ちょっとご縁を感じて面白かったです。(以下、ちょっとネタばれあるかも)

それでも町は廻っている 2 [Blu-ray]
DOWN TOWN/やさしさにつつまれたなら(初回限定盤)(DVD付)
  それでも町は廻っている 2 [Blu-ray] DOWN TOWN/やさしさにつつまれたなら(初回限定盤)(DVD付)

※新田神社HPには「LOVE神社専用サイト」まであります!→ http://love.nittajinja.org/

この他にも、男子生徒(真田)の家に女子(嵐山と辰野)が、いきなり来るというので男子がHな本を隠してパソコンのマズいデータを削除する場面とか、独り 暮らしの女子(紺)が、防犯のために表札に父親の名前をつけていたり、一人で風邪をひいてうなされていたり、アパートの名前が「河井荘(かわいそう)」 だったりと、たぶんファンには周知のネタなのだと思われますが、初めて見る都会の独り暮らし経験者には、なかなか心の琴線にふれる演出が多くて楽しめました(シーサイド店長の磯端ばあさんが独居なのはちと心配ですが)。

そういえば、紺先輩の部屋にあった置物が、”「金色夜叉」・貫一がお宮を蹴っとばすの図”でしたが、これはなんででしょう? それと、歩鳥が自分のHPの表紙に使おうとしたイラストには「おいでませ」(いらっしゃい)と書いてましたが、これは山口かどこか西日本の方言だろうと思いますが、原作者の石黒正数氏の地元福井でも使うんでしょうか? 東京の人はあまり使わないような・・・。

パロディ・ネタもS.W.のジェダイの暗黒面の話とか、スキャナーズ(1981年公開の映画の題名)とかサラダ記念日(俵万智の現代俳句集のベストセラーの名前。1987年出版)の話とか、私的にはツボに入るんですが、これはやはり深夜アニメを見ている世代向けかな?

Photo Photo_2 Photo_4

深夜に放送が移ったケロロ軍曹「乙」(宇宙戦艦ヤマトやファースト・ガンダムのパロディ、サラリーマンネタのギャグが多い)と同じで、30代以上でないとピンと来ない話題が多いような気がします。作り手が、まさにその世代なのでしょう。

紺先輩の部屋でエレキギターの大音響で紺・歩鳥・タッツンの3人がひっくり返るところはスヌーピーのキャラクターがひっくり返るところみたいだったし、とにかく、こまかいところまで目が離せないです。

私は「それ町」はTVが初めてなので、声優さんの演技力もなかなか気に入っています。特に主役の二人(嵐山歩鳥:小見川千明、辰野トシ子:悠木碧)の掛け合いの調子はコントみたいで、いい感じです。

もちろん、この辺は意見が必ず分かれるところで、私もかつては高橋留美子原作「うる星やつら」「めぞん一刻」がアニメ化された時は(世代を感じるな…)、「イメージ違うなあ」と思ったものですが、やはりTVから入った友人は全然違和感ないみたいでした。

Its_a_rumic_world_2   Photo_6

ところで、坂本真綾が歌うオープニング曲「DOWN TOWN」は、山下達郎作曲で、以前、シュガー・ベイブEPOが歌っていたのに比べるとテンポが少し速い感じです。

昨年あたりにネットではやった「ウッーウッーウマウマ」ダンスが、元曲の「Caramelldansen」(Speedycake Remix)のテンポを相当あげていたのと同じ現象かなと思ったりします。

私はシャーロック・ホームズのファンでも(一応)あるので、女子高生”探偵”の”町ネタ”のこの作品は、これからも楽しみです。

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年11月10日 (水)

作品のロケ地・舞台巡礼・・・アニメ「それ町」を見て平賀源内ゆかりの新田神社を訪問

***江戸のパワースポット・新田神社…若返りと縁結びのご利益も!***

(カラオケの話ではありません ^-^; )

20101109

全国ネットではありませんが、現在、木曜日の深夜にTBSで、  「それでも町は廻っている」という、一風変わったアニメが放送されています。大ヒット中の「けいおん!!」のあとがまと言うわけでもないでしょうが、女子高生が東京の下町の喫茶でメイド姿でアルバイトする日常をコミカルに描いたもので、少年画報社の「ヤングキングアワーズ」に連載中のコミック(石黒正数原作)のアニメ化です。
http://www.tbs.co.jp/anime/soremachi/

それでも町は廻っている 1 [Blu-ray]
それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)
それでも町は廻っている 1 [Blu-ray]  それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

オープニング曲「DOWN TOWN」(山下達郎作曲)は懐かしの「オレたちひょうきん族」のエンディング曲のカバーだし(もっともこのオープニングアニメは秀逸)、BGMも在来の曲で、低予算なのかなと思ったりもしましたが、結構面白いし、どうやら、すぐ近所が舞台らしいので、暇にまかせて見に行ってきました。 

20101109guide

で、作中はっきりと指定されているわけではありませんが、舞台は東京・大田区の東急・下丸子駅や武蔵新田駅周辺で、出てくる神社が、塀に描かれた家紋(?)などから、武蔵新田駅近くの「新田神社(にったじんじゃ)」らしいので、せっかくなのでお参りしてみると、実に新発見があってびっくり。

当神社は新田義興(にったよしおき)公という武将を祀った神社で、必勝開運などのご神徳で知られていますが、この武士にまつわる話から、かの平賀源内先生(讃岐出身)が浄瑠璃・歌舞伎の「神霊矢口渡」を書き、また、矢守(破魔矢の元祖)を考案したとのこと。
http://www.nittajinjya.org/

まあ、讃岐出身の私としては、不思議なご縁を感じた次第です。

20101109keyaki

(写真はいずれもEOS Kiss X2 縮小しています)

境内には(けやき)のご神木があり、この木に触れると健康長寿・若返りのご利益があるとか。また、ご神木のたもとの四角い石のオブジェはグラフィックデザイナー・浅葉克己制作の「LOVE神社」で、ここで写真を撮ったカップルは幸せになれるとのことです。大願成就や縁結びのお守りもあります。

ロケ地と言えば、この他にも、以前「世界の中心で愛を叫ぶ」という映画が大ヒットし、撮影地の高松市(旧木太郡)庵治町は、今でも観光名所になっていますし、最近では、アニメの「らき☆すた」のロケ地とされる埼玉県の鷲宮神社にファンが押しかけ、テレビの報道によると、その経済効果は10億円だそうです。

   聖地巡礼NAVI―アニメ&コミック       
        聖地巡礼NAVI―アニメ&コミック

また、「天体戦士サンレッド」というコミック・アニメでは、はっきりと神奈川県川崎市高津区の溝ノ口周辺が舞台になっていて、まさにご当地色てんこもりです。

これ以外にも、以前から文学作品の舞台はたいてい観光地で、記念館もあり、最近はフィルム・コミッション(映画やテレビの撮影隊を誘致したり、便宜を図る団体)も全国にできてきて、ロケ地ガイドの専門雑誌やサイトもあります。
*雑誌「ロケーションジャパン」のサイト
http://www.chiikikassei.co.jp/Lj/index.html

文学作品では、以前から作中の舞台をめぐる人は多いし、最近熱海では、ゲームソフト(DS「ラブプラス+」)から火がついて観光客が増えたという話もあります。徳島でも「マチ☆アソビ」というイベントで「けいおん!!」の聖地になったとか、ロケ地・舞台地観光は、もはや重要な町おこし手法の一つだと言えるでしょう。

とかくアニメ化・映画化されると、原作とイメージが違ったりもしますが、それはさておき、次の休日は、ロケ地・舞台地巡礼もいいかもしれません。


まあ、悩みごとのある方は、四国巡礼(遍路)というのもありますが。

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

第10回高松一高関東同窓会…室内撮影は難しい

さる11月6日、東京・表参道の某ホールで、私の母校の高校OB・OG関東在住者の同窓会が開かれました。10回記念の回でもあり、200名以上の出席者で大変賑わいました。

校名から分かる通り、高松市(四国・香川県)の高校ですが、関東在住者(一部他の地域の方も)からと来賓で200名以上の参加とは、関係者自身ながらすごいことだと思います。ちなみに、当日は同じ建物内で、同じ四国の愛媛県など、他の地域の高校の同窓会も開かれていて、親近感を感じました。

10

さて、写真は開会前の会場の写真ですが、これはデジタル一眼のCANON EOS Kiss X2にTAMRON  AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD Aspherical モデルA18Eのレンズをつけて、ストロボなしで撮ったものです(Windows Live Photo Galleryでシャドウを明るくして、フリーソフトのVixでリサイズ)

ご存じのとおり、室内は肉眼で感じるよりも、カメラにとっては非常に暗いわけで、シャッタースピードは遅くせざるをえません。すると、手ぶれしやすくなるし、感度をあげすぎると画質が粗くなります(最近の機種は感度はあまり気にしなくても良くなりましたが)。

以前、仕事でスポーツの室内競技を撮影した時などは、暗いし、被写体(選手)は高速で動き回るし、フラッシュは使えないか、使えても光が被写体まで届かないしで(つまりオリンピック会場や花火大会でピカピカさせている人が大勢いますが、あれは電池の無駄です)、ろくな機材もウデもない身では、まったく閉口しました。

それでもフィルム時代は感度ISO400で、シャッタースピードは1/60秒か1/90秒で、絞りを開けてフラッシュを使って撮っていれば、一応記念撮影などは困らなかったのですが、実はデジカメの方が露出にはシビアさが必要なそうです。

例えば、暗いからと、フラッシュを不用意に使うと、撮像素子の許容受光量を簡単に超え、画面が白トビして、その部分は画像情報は全然ないので、デジタル写真といえども修正のしようがないからです。

とはいえ、デジカメは撮影直後に写真をモニタで確認できるので、撮影の練習はデジカメの方がやりやすいのは間違いないところです。なにしろ、時間だけでなく、現像・プリント代を節約できるので・・・。

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月 4日 (木)

B級カメラな遍歴…懐かしのCANON EOS-5(視線入力機)

もう10年以上前になりますが、仕事と趣味の両方で一番使っていたのが、中古で買った自前のCANON EOS-5 QD。もちろん銀塩(フィルム)カメラ。レンズはトキナーやタムロンのズームレンズを使っていました(今でもですが)。

Eos5_3

最近のデジカメでは全然採用されませんが、視線入力と言う、ファインダー内に五つの測距点(AFフレーム)があって、視線によってピントを合わせたいポイントを選べるという、当時としてはすごく先進的なイメージのするカメラでした。

後に、これまた中古で購入した、一応フラッグシップ機だったEOS-1Nも使いだしますが、EOS-5は性能も悪くないし、軽量でもあったので、随分と重宝しました。

ちなみに、いちばん最初に買った一眼レフのカメラは(フィルム時代の)EOS-Kissで、さらにその前の学生時代にはじめて購入したカメラはリコーのコンパクトカメラで、今現在はデジタルのEOS Kiss X2を使っています。レンズはタムロンのデジタル専用ズームレンズ!。

まあ、こういったカメラ遍歴がB級のB級たる所以です。しかし、フラッグシップ機はだいたい50万円以上が相場なので、おいそれとは買えません。

そういうわけで、少ない予算と、一級品ではない機材をやりくりして撮影してきた経験をおいおい書いて参ります。

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月 2日 (火)

防災ボランティア

防災ボランティアとは、文字通り防災関連のボランティアのことで、一般的に、普段から防災に取り組む人も、災害時に現地で活動する人も含みます。

私の場合は、どちらかというと前者で、今までに「日本赤十字社」の東京都支部(ここでは救護ボランティアという名称です)と、「災害救援ボランティア推進委員会」というところで、救急法などの講習を受け、防災ボランティア用の保険に加入したうえで、ボランティアのメンバーに登録しています。

また、資格や技能では救急法のほか、自動車免許、アマチュア無線、自動二輪、小型船舶免許を持つ人が多いです。

私も車(&原付)と四級アマ無線の免許は一応持っています。小型船舶免許は、私は持っていませんが、大震災の時に道路が渋滞で使用不能の場合、河川や沿岸地域で動力付き小型船が使えるかもしれないので取得する人が多いのです。免許はいりませんが、自転車も、マウンテンバイク(つまり頑丈で軽快なタイプ)に荷物をつけられるようにして、普段から乗りこなしておけば、いざというとき役に立つと思います。

なかなか災害現場に出動して活動と言うのは難しいですが、自分の居住地が災害に襲われた場合はもちろん、日常生活でも事故があった場合、また、事故を未然に防ぐという点からも、防災や救急法の知識を持っていて損はありません。皆さんにも興味を持っていただけると幸いです。

防災関係のことも、今後、書いていきたいと思います。

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

読書アドバイザー

読書アドバイザーとは、財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)という団体が認定している民間資格で、読書を通じた国民の生涯学習と読書活動の推進のため、平成5年から講座が開かれています。

生涯学習といっても、実際には「読み聞かせ」活動をしている女性の受講が大半で、私が受講した時(2008年度・16期)も男性は数えるほどでした。ただ、受講者は全国から来ていて、年齢層も職業も幅広かったです。

また、この団体は、出版社・取次・書店・印刷会社など出版に関連する産業全体の振興が目的なので、資格の講習内容はバラエティに富んでいました。

難しい資格ではありませんが、毎年100人ずつの東京での講習会に参加できないと認定されませんので、そういう意味ではまだ認定者の数は多くありません(今年18期をやっているので、2010年現在では全国で1700人以下のはずです)。

収入には直結しませんが、本来の目的通り本を通じた生涯学習や読み聞かせに興味ある方にはお勧めの資格です。

JPICは、財団法人 文字・活字文化推進機構というところと提携して、「2010年国民読書年」の活動や活字文化振興のイベントもよくやっています。興味のある方は検索してみてください。

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月 1日 (月)

実はニフティ本社の近くに住んでいます。

現在は、東京のニフティ本社の近くに住んでいます。

この写真は、ニフティ本社の入っている大森ベルポート。

20101101a

自動車メーカー・いすゞの本社のビルでもあります。中にはレストランやホールがあり、出入り自由なので近所の人には憩いの場所になっています。

大学対抗ダンスコンテストや日仏現代美術展、フリーマーケットなどなど、いろいろなイベントがよく行われています。毎年12月には第9の合唱会も行われていて、品川区のCATVでも放映されます。

2階のテラス席部分ではハンバーガーショップやレストランが営業していて、ハンバーガーを食べながら1階ホールで行われているイベントを見られたり、イベントがなくても採光用のガラス天井のデザインがなかなか美しくて見応えがあり、くつろげるスペースです。2階にはこの他にもインド料理や中華料理店があります。

1階にはホールの他、郵便局やコンビニ、ランチの時だけ開く弁当売り場、和食店、とんかつ店、うどん屋などがあります。

うどん屋さんは以前はそば屋でしたが、うどんブームが定着してきたおかげか、今のお店の方が客の入りはいいように見えます。うどんは、讃岐出身の私としては、コシがもう一つかなという気がしますが、味はおいしいです。

20101101b

なお、この写真はデジカメのPanasonic DMC-LZ10で撮影し、Windows Live Photo Galleryで自動調整して、フリーソフトのVixでリサイズしました。

単3電池が使えるので購入した機種ですが、レンズがLEICAだからなのかどうか、自分としては、結構画質も気に入っています。

今後もおいおい、近所の大森や坂本竜馬ゆかりの立会川、カメラのことなどを書いていくつもりです。

*2017年5月追記 : いろいろあって現在、ニフティ本社は、新宿の新宿フロントタワー(東京都新宿区北新宿2-21-1)に移転しています。 

*以下にも参加しています。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

はじめました。

懐かしきニフティ・サーブ(パソコン通信)に加入してから、早十数年。

ネット環境も世の中もすっかり変わりました。

私も、世の流れに対応し、このたびブログをはじめました。

つれづれなるままに、そこはかとなきことを、感じたままに書き綴っていこうと思います。

お暇なら見てやってください。

*以下にも参加しています。

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トップページ | 2010年12月 »