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2010年11月25日 (木)

B級カメラ技…ズームレンズで背景を簡単にぼかす

寄れるだけよって、望遠側で撮るだけ

20101116
(カメラ・CANON EOS Kiss X2 レンズ・TAMRON  AF18-250mm F/3.5-6.3:最短撮影距離0.49m * f5.6 1/100秒 ISO800 129mm 縮小しています)
*デジカメの写真は、オートで撮っても、画像データの「プロパティ(Win)」や「情報を見る(Mac)」で、撮影時のデータが見られます。

デジタル一眼レフを買ったけど、撮像素子にホコリがつくのが嫌で高倍率ズームレンズをつけたまま、撮影もプログラム・オートまかせが主、という人は多いでしょう(私のことです)。

それで、このお手軽セットのままで、遠くではなく、近くの小物(花とか料理とか)を撮って背景をぼかしたい場合の小ワザ

普通、写真の解説本だと、明るいレンズで絞りをあけて被写界深度(手前から画面の奥までのピントの合う範囲)を云々(ウンヌン)と書いてますが、露出調整自体、普段は面倒です。それに、明るい(F値の小さい)レンズは一般に高額です。

そこで簡単なのがこの方法。つまり、被写体に近寄れるだけよって、ズームアップして撮ります。すると、自動的(?)に背景はボケます。これだけ。

寄れるだけ、というのは、近寄りすぎるとピントが合わないからですが、最近のレンズは、マクロレンズでもないのに、50cmくらいまで寄れるので大変便利になりました。

10年くらい前までは2、3m以上離れないとピントが合わない→狭い部屋の飲み会などでは写真が撮れないというレンズが普通で(一眼でもコンパクトでも)、しかも、フィルムなのでプリントができてから失敗に気づくこともよくありました。

ズームアップで背景をぼかすのは、一眼の光学ズームが一番効果的で、コンパクトカメラやデジタルズームでは効果はいまいちですが、まあ、試してみてください(手ぶれには注意して下さいね)。

20100811 (CANON EOS Kiss X2 TAMRON  AF18-250mm F/3.5-6.3 * f5.6 1/125秒 ISO400 129mm)


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