坂本龍馬ブロンズ像除幕式見聞記。島崎和歌子さんもお祝いに来場。
京急・立会川駅(東京・品川区)前の商店街に”坂本龍馬の銅像”が建立されました。歳も10歳若返ってハタチに…”先代”は30歳姿の強化プラスチック製。
え、土佐!大変だ。攻めて来るぞ!・・・土佐と聞くと日本が内乱になると南の山(讃岐山脈)の向こう側から攻め込んでくる連中(例:戦国時代の長宗我部氏と幕末の土佐藩)、というのが日本史を習った讃岐人の感想・・・。ですが、ま、そんなことはさておき(今は早明浦ダムから水もらってるし)、幕末の英雄のお話(写真をクリックしてください)。
2010年11月13日、東京・品川区の京急・立会川駅前通りの商店街に、今年NHK大河ドラマ「龍馬伝」で盛り上がっている坂本龍馬の二十歳(はたち)姿のブロンズ像ができて、その除幕式があるというので、見に行ってきました(歩いて行ける近さなので)。
なぜ、立会川かというと、ここは幕末に土佐藩の下屋敷や、同藩が担当し、龍馬も警備についていた浜川砲台があったところで、以前から、龍馬ゆかりの地ということで、商店街をあげて町おこしを図っていたからです(今年はマスコミにもよく取り上げられてます)。
前にも強化プラスチック製の30歳時の姿の龍馬像が立ってはいましたが、軽いので強風で倒れたり、長持ちしそうにないので、末永く龍馬を顕彰したいという地元の有志が資金を募り、歳も浜川砲台警備時の年齢の20歳ごろを想定して、ブロンズ像の建立に至ったとのことです(像の制作は地元企業が担当、土台は品川区が準備したそうです)。高知の桂浜にある龍馬像の修復の時に出た銅片も使用しているので、桂浜像の「弟分」でもあるとか。
今回は、当日の写真レポートです。
除幕前の龍馬像と会場の様子。奥が、京急・立会川駅。除幕前といっても、前日の夕方にはNHKのローカルニュースでお披露目されてましたが。
入魂の儀式で祝詞(のりと)をあげる近所の天祖諏訪神社の神主さん(左の写真)と、拍手を打つ、島崎和歌子さん(右の写真:「龍馬伝」で龍馬の兄嫁・千野役。高知県出身)。島崎さんの隣は、はまの健(たけし)品川区長。龍馬像の維持管理は今後、品川区が行うそうです。
除幕の瞬間と、ブロンズ像の全景。二十歳前後、まだ脱藩前なので、履き物もブーツではなくわらじにしたそうです。
「今日も龍馬のような男性を探しにきたんですけど・・・いないみたいですね」との島崎さんのお祝いの言葉。龍馬像の足元ではテレビでおなじみの松原仁・衆院議員(東京3区・品川区が地元)が覗いています。
地元フラメンコ・チームと、土佐関連でははずせない、よさこいソーランのチームの祝賀公演。
近所の土佐関係史跡の案内板と、龍馬像の初仕事(火災予防)の様子。
当日の商店街のにぎわいの様子です。右の写真は「先代」の強化プラスチック製龍馬像。(2010年3月携帯で撮影。他の写真はEOS Kiss X2)よく見ると、足もとに風で倒れないように重しの石が置いてあります。このプラスチック製龍馬は旧土佐藩下屋敷跡に建つ浜川中学校に寄贈されるそうです(3日前に通った時はまだあったんですが。浜川中の方は外から見た限りではまだ設置してませんでした)。
NHK「龍馬伝」出演者では、広末涼子も高知出身、要潤は香川出身、出身は東京だけど苗字が香川の香川照之とか、さすがに四国の関係者が・・・別に多いわけじゃないか ^_^;
なお、浜川砲台跡の現在の様子は、こんな感じ。
砲台の礎石のかけらがあるだけで、かなりがっかり。
*以下にも参加しています。
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