年明けうどん (& あん餅お雑煮 from 讃州)
讃岐うどの本場・香川県では年越しもそばではなく、うどんを食べる人”も”多いと言われます(”も”です。調査によると、やっぱり、そばを食べる人の方が多いそうです)。
※もっとも、讃岐うどんがブームになるまでは香川でも年越しはそばが普通だったと記憶します(縁起ものだからね)。ただ、信州や東京と違って、小麦粉の多い太めの”田舎そば”で、あまり美味しくないし、そば専門店がほとんどないので、年越しそば以外ではあまり食べる気がしなかったというだけで…。
それで、さらに新しいうどんの食べ方を広めようということで、「さぬきうどん振興協議会」というところが、2009年度から「年明けうどん」という運動を始めています。
「新年に太くて長いうどんを食べて長寿を祈る」という趣旨で、白いうどんに梅干しやエビなど赤い具材で「紅白」に盛り付けて、元旦から1月15日までの間に食べるのを「年明けうどん」とするそうです。
これが結構、広まっているようで、3年目にしてすでに46都道府県に広がっているそうです。
香川提唱「年明けうどん」3年目 全国で商標申請が増加 (47NEWS 2010.12/31)
(JR東日本の各駅にあるそば屋さんでも、年明けうどんやってます)
私自身は 年越しも年明けもうどんを食べました。というか、適当なそば屋が大晦日にみつからなかったのと、冷凍の讃岐うどんが余っていたので…(すぐ近くにおいしいそば屋があるらしいが、当然大晦日は大行列で並ぶ気がしなかった)。
ちなみに、お正月の食べ物と言えば「お雑煮」。
香川では・・・白味噌にあん入り餅をいれて食べるのだ。ハッハッハ!
(東京出身のNHKのアナウンサーが高松局のローカル・ラジオ番組でオエーッと言ってたが、慣れるとおいしいです。文化庁の「お雑煮100選」にも選ばれてて、テレビの”全国のお雑煮紹介”ではたいてい”変わり種”的に紹介されます。)
昔は讃岐三白といって塩・綿とならんで砂糖が特産品、でも、贅沢品で、農作業や塩田作業が重労働だった昔は、正月くらいは甘いものを食べたいということから始まった習慣のようです。
皆様もぜひ。
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