てつのくじら館(潜水艦の博物館)
1月27日のNHKニュースウオッチ9で、広島県呉市にある海上自衛隊・潜水艦乗組員の教育訓練部隊が紹介されてました。
その呉には珍しい潜水艦の博物館があるので、そのご紹介。
正式名称は「海上自衛隊呉史料館」で、愛称は「てつのくじら館」です。地上にど~んと退役した潜水艦を据えて博物館に再利用しているという、日本ではここだけの(そりゃそうだ)ものです。
「てつのくじら館」のすぐそばには、旧海軍の大和や軍用艦艇について展示している「大和ミュージアム」(呉市海事歴史科学館:戦艦大和の大型模型のほか、ゼロ戦や特殊潜航艇の展示も)があり、また、海自呉基地そばの「アレイからすこじま公園」では、停泊中の潜水艦をすぐ近くでみることができます。基地を一般公開していることもあります。
このほかにも美術館やその他の史跡も含め、呉は見どころがコンパクトにまとまっていて、観光で訪問するにも便利なところです。
昨年8月29日には大和ミュージアム姉妹館として、漫画家の松本零士さんの作品を集めた「ヤマトギャラリー零(ZERO)」もオープンしたとのことです。
参考記事:映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(実写版)レビュー(2010.12/1)
関東では、横須賀市の横須賀本港・ヴェルニー公園から海自横須賀地方総監部や米海軍横須賀基地の艦船が近くで見られ、「軍港めぐり」という有料遊覧船も出ています。こちらの基地も一般公開されることがあります。小説・ドラマ「坂の上の雲」で有名な「記念艦・三笠」も近くです。
自衛隊関係では、他に、佐世保に「海自佐世保史料館・セイルタワー」、浜松市に「空自広報館・エアパーク」、朝霞市に「陸自広報センター・りっくんランド」などがあります。
*以下にも参加しています。
(記事のバックナンバーはブログセンターなどの方が分かりやすいです)
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