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2011年3月の14件の記事

2011年3月30日 (水)

大森の新名所(Luz大森&Wi Road山王)

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2011年3月30日、東京・大田区のJR大森駅近くに、都市型商業複合施設の「Luz(ラズ)大森」がオープンしました。

       *Luz大森のHP
   
Oshirase ※Luz大森の開設案内(大田区HP)

この施設は、大田区の「大森北一丁目地区」の再開発計画(担当事業者は丸紅)によって作られたもので、中にはレストランやコンビニ、芸能人フードコートなどの商業施設の他、クリニックや大田区の入新井出張所と入新井図書館なども入っています。

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※Luz大森の外観(左・写真奥はすぐ近くにある商店街のMilpa)と、図書館のある4階で開催されていた「”大森”魅力再発見展」(右)。

Milpa ※これは同じく大森北一丁目(JR線路の海側)にあるアーケード商店街の「Milpa(ミルパ・大森銀座商店街)」

再開発はともかく、入新井図書館の方は、2005年から6年も休館していたので、待望のオープンです。

また、改装中だった大森柳本商店街のアーケードも完成。商店街の名前自体も新しくWi Road(ウィロード)山王」となって、頑張っているようです。

P1010604_2

*トーキョー・ネイバーズ 「Wi Road 山王」商店街

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新しいネーミングは「ウィロード山王」と「山王福まねき通り」で決選投票が行われ、「ウィロード山王」になったとのこと。

暗いニュースが多い中、少しずつ新しくなっていく大森なのでした。

*参考記事
・ダイシン百貨店 新館オープンに行ってきました。(2011.2/25)
・大森・山王商店街の明と暗(2011.2/20)
・大森・ダイシン百貨店と池上通りの商店街が変身中(2011.1/29)

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2011年3月24日 (木)

救助隊自身の震災被害

東日本大震災では、テレビの情報からだけでも、民間・行政関係者の大被害の他、消防車が何台も津波に巻き込まれていたり、消防団員や警察官が何名も殉職されていたり、救助する側も被害を受けている旨が報じられていますが、やはり自衛隊と隊員自身にも損害が出ているようです。

20110314
(2011.3/14 へりによるホイスト救助 防衛省/自衛隊)

”東日本大地震 想像を絶する惨状 必死の捜索救助 / 自衛隊施設も大きな被害 松島基地 F2戦闘機18機など冠水” (朝雲 2011.3/17付)

自衛隊の新聞「朝雲」のこの記事によると、東日本所在の部隊は大半が被害または影響を受けているようで、遠くは硫黄島の基地でも断層に亀裂を確認したそうです。また、3月23日のフジテレビ「とくダネ!」の報道では、仙台空港と同じく、空自松島基地も津波で大損害が出て、ライフラインが今でも寸断されている(その為、災害派遣の隊員が基地に戻っても暖房もない状態)他、所属の航空機が使用不能となり、救難ヘリも冠水したため、救助活動に飛べなかった模様です。他の基地に連絡して、すぐに被災地救助に向かってもらったそうですが、広報担当者の無念そうな顔が印象的でした。

日本の場合、飛行場は概ね山奥か海の近くに作るしかないので、いかんともしがたい話です。

いうまでもなく、福島第一原発事故現場で作業にあたっている方も大変な危険にさらされているわけで、頭の下がる思いです。

*朝雲新聞社のHP

*防衛省のHP

・2010松島基地航空祭  東北地方太平洋沖地震
(空自ファンの方が松島基地応援のために作った動画)

松島基地所属のT4ブルーインパルス6機は行事のため芦屋基地(福岡)に移動していて無事で、6機は当面、芦屋基地に避難するとのことです。

それから、精神面において、被災者の方の”PTSD(心的外傷後ストレス障害)”は最近広く知られていますが、災害現場で活動する救助隊員の”惨事ストレス”も忘れてはいけないことです。あまりにも悲惨な現場を多く見ることで、救助のプロといえども過重なストレスにさらされるのです。

以前(日本では阪神・淡路大震災より前)は、「災害心理学」といえば、「流言飛語・デマ」の研究がほとんどで、被災者の心理や、まして救助側の心理について注目され出したのは近年になってからだそうです。研究があったとしても「戦時」における兵士たちの心理(シェル・ショックや戦争神経症など)が主で、災害時の救援隊のメンタル面の対策が考えられるようになったのは、ごく最近です。

*今回の大災害では、報道関係者にさえ精神面に不調を訴える人が続出しているそうです。(2011.3/28 夕刊フジ他)

これからは被災者の生活再建とともに、特に子供たちのことも含め、震災に関わっている全ての人々のメンタル面のケアも大切だと思います。簡単ではないと思いますが。

(参考サイト)
日本トラウマティック・ストレス学会
大震災支援情報サイト

(参考書籍)
災害とトラウマ 阪神・淡路大震災と子どもの心身―災害・トラウマ・ストレス 災害ユートピア―なぜそのとき特別な共同体が立ち上るのか
防災人間科学 消防士を救え!―災害救援者のための惨事ストレス対策講座 女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

参考記事:◎防災情報のサイトまとめ(2011.3/13)

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2011年3月23日 (水)

予測地図よりハザードマップ

「地震動予測地図」というのがあって、全国の今後30年以内の地震発生確率を色分けで示しています。一方、現実には、本年(2011)の東北沖太平洋地震(東日本大震災)をはじめ、新潟県中越沖地震(2007)、福岡西方沖地震(2005)、十勝沖地震(2003)、芸予地震(2001)、鳥取県西部地震(2000)、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災:1995)などなど、他にも揺れの大きい、被害が出た地震が多数起きていますが、その大部分が「確率の低い」ところで起きています

Kakuritu(J-SHIS:地震ハザードステーション全国地震動予測地図)

…東京と高松の危険度が同じかなあ?

だからと言って、「確率の高い」ところに地震が来ないはずもなく…。要は、台風と同じで「地震や津波は必ず来る」と思って備えをするしかなさそうです。

(地震保険の保険料がこの予測地図に左右されるのだから、ちょっと考えものだけど)

というわけで、参考にすべきは「ハザードマップ」の方かもしれません。

Hazardmap     (国土交通省 ハザードマップポータルサイト)

もっとも、この度の東日本大震災では、マグニチュードも津波の高さも、ハザードマップの想定すら超えていたようなので、マップの想定+αのこと(個人的には”その時、どうやって逃げるか!”など)を考える必要もありそうですが…。

※以下は予測地図・ハザードマップ等の入手先です。

*国交省 ハザードマップポータルサイト
(公表中の全国ハザードマップを集約。ただし、今回被災された自治体のサイトは見られない場合があります。また、ネットには公開していなかったり、作成していない自治体もあります)

*J-SHIS 地震ハザードステーション
(地震関連予測地図情報)

*全国地震動予測地図 2010年版
(地震動予測地図の更新情報)

*地震調査研究推進本部

*(独)防災科学技術研究所

*国交省 防災情報提供センター
(防災情報全般の集約サイト)

※(社)日本損害保険協会のHP
お役立ち情報→損害保険の解説→地震保険→地震リスク
→ http://www.sonpo.or.jp/useful/insurance/jishin/risk.html 

参考記事:◎防災情報のサイトまとめ (2011.3/13)

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2011年3月21日 (月)

原発事故で電波時計に異変?&”戦車”が出動 

福島第一原発の事故現場では、消防・警察・自衛隊、原発職員らによって、核燃料を冷却するための懸命な放水作業が行われています。この動画は、地上の放水現場で自衛隊が直接撮影した作業の様子です。

・福島第一原発放水作業(2011年3月18日・音声なし)

(チェルノブイリ原発事故と違うとはいえ、連想せずにはおれない光景です…)

*防衛省 動画チャンネル(YouTube)

こちらは東京消防庁部隊の撮影です。

・東京消防庁、高い放射線量下での放水活動 (2011.03/18)

*時事ドットコム 動画チャンネル(YouTube)

で、ここ2、3日、腕時計と部屋の置き時計が、両方とも電波時計なのに時間が食い違っていて(といっても35秒差)、自動調整操作をしても直らないので、おかしいなあと疑問に思っていたら、新聞でその答を見つけました。

Watch

3月20日付の日経新聞朝刊によると、3月11日の東日本大震災による東電福島第一原発事故のため、福島県田村市にある「おおたかどや山標準電波送信所」の職員が、政府からの避難指示で退避し、12日夜から電波の送信を停止、運用をやめているのだそうです(全自動の無人施設だとばかり思っていたが…)。

この結果、現在東日本では電波時計の自動時刻合わせ機能が使えなくなっています(電波送信所は佐賀県・はがね山にもあり、西日本では問題なし)。

(独)情報通信研究機構のHP
 
※お知らせ-おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)は停波中です。(2011.3/12 ”日本標準時(JST)プロジェクト”のサイト)

おおたかどや山標準電波送信所

*標準電波(電波時計)の運用状況

普通の時計としては問題ないので、個人的には別に困りませんが、こういう形で震災の影響が出ることに驚いたのと、やっぱりニュースはいつもチェックしとかないといかんなあと、再認識しました。

(※追記:4月21日午後より電波発信を再開したとのことです)

もっとも、3月20日のニュースだけでも、震災から9日ぶりに生存者が救助されたことと、あまりにも大きい地震・津波の被害リビアに多国籍軍が軍事介入したこと、それに、原発事故現場のがれき除去に駒門駐屯地(静岡県御殿場市)74式戦車2両(と78式戦車回収車1両)が投入されることなどには、もっと驚きましたが・・・(結局、使用しなかったようですが)。

(戦車はフロント(?)にドーザーアタッチメント(排土用鉄板)をつけてブルドーサーみたいな使い方ができます。装甲板が厚いのとNBC対処装備が施されているので、放射線防護にも良いそうです。けど、NBC対応能力なら90式の方が、がれき除去なら専用の新型施設作業車の方が良いような気がしますが、近くの部隊にはないのかな? まあ、90式は重いし、74式は退役・削減も近いし、新型施設作業車や最新の10式戦車はまだほとんどないし、総合的な判断なのでしょう)

※ドーザーアタッチメントを前方につけた74式戦車朝雲新聞社の装備品ギャラリーより)
T74d
(この写真にはないが、赤外線兼白色投光器も使えるので照明の無い夜間作業にも良いかも)

Kaisyusya
※故障した74式戦車を回収する78式戦車回収車(右)。これは第10師団(名古屋市守山)のH18年度師団第1次訓練検閲のフォトギャラリーから。ホーム→サイトマップ→フォトギャラリー・平成18年度→師団第1次訓練検閲 (7月24日)の写真一覧の内の一枚(古い型で写真が少ない)。ちなみに、現在の火箱第31代陸幕長は、ここの第24代師団長。

・新型施設作業車(左)と90式戦車(右)
陸上自衛隊HP・装備の紹介より)
Shisetusagyosya T90
・10式戦車(左)と74式戦車(右)
(74式戦車の主砲の横についているのが赤外線兼白色投光器。赤外線は暗視用に使用。狭いところで”ブルドーザー”するときは主砲が邪魔で砲塔を後ろ向きにするから使わないか…)
T10_f T74
(10式戦車は陸自富士学校のHP・教育訓練より。写真は試作車。昨年制式化されたばかりです)

***官公庁のサーバーは実は相当非力なので、表示に時間がかかることがあります。ウソの様なホントの話***

*防衛省・自衛隊 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震関連情報」
・防衛省・自衛隊のHPトップ

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2011年3月19日 (土)

地震考古学を活用した防災対策について(福島第一原発事故に際して)

     地震の日本史―大地は何を語るのか (中公新書) 秀吉を襲った大地震―地震考古学で戦国史を読む (平凡社新書)

今回の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)では、同じく想定を超える地震と津波を受けながら、東京電力の福島第一原発は重大事態を招来し、東北電力の女川原発はそれほどでもありませんでいた。

あまり専門的なことは私には分かりませんが、少なくとも女川原発の方は、地質学的・文献学的に考古学調査まで行い、チリ地震津波や明治三陸津波をはじめ、500年前の慶長津波や1100年前の貞観津波まで調べ、周到な津波対策をしていたのは確かなようです(つまり、全く”想定外”とは言い切れない)。

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※東北電力の津波対策報告書の表紙と中の1頁
((独)原子力安全基盤機構のHPより)

日本は歴史が長い国なので、災害に関しても文献による資料がたくさん残っていて、文献の調査と自然科学的調査の両方によって、過去の災害の歴史を知ることができます。

特に有名なのが「地震考古学」で、香川県出身で現在は(独)産業技術総合研究所招聘研究員の寒川旭(さんがわ・あきら)氏が提唱したものです。

   
産総研のHPではH23東北地方太平洋沖地震に関して、「つくばセンター災害対策中央本部」が設けられ、放射線測定結果や地震に関する研究情報が掲載されています。

・ 活断層・地震研究センター : 平成23年東北地方太平洋沖 地震研究情報 

・ 災害対応タスクフォース : 被災地の衛星画像情報

*仙台放送のHPに以前からあった「大地震に備える」-地震探求・宮城県沖地震を考える-というサイトにも寒川氏による地震考古学の紹介ページがあります。

→http://jishin-info.jp/column-08/column-08a.shtml
→http://www.ox-tv.co.jp/index.html

※参考

(独)原子力安全基盤機構のHP

*2007年12月に開催された「地震・津波に対する原子力防災と一般防災に関するIAEA/JNES/NIEDセミナー」 開催報告の講演資料より

「女川原子力発電所における 津波に対する安全評価と防災対策」(PDF)(東北電力・松本康男氏)

→同セミナーでは、他に「大地震後のプラント健全性評価・情報伝達 (PEES)及び周辺地域を含めた原子力発電所の津波及び地震に対する防災 (TiPEEZ)」(PDF)」((独)原子力安全基盤機構・蛯沢勝三氏)など、今回の福島第一原発事故のような状況を想定した研究報告もされていて興味深いです。

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「総員起シ」「関東大震災」「戦艦武蔵」「漂流記の魅力」などの作品で有名な歴史小説家の吉村昭氏も「三陸海岸大津波」という作品を残しています。

       三陸海岸大津波 (文春文庫) 関東大震災 (文春文庫)

自然が相手では人間の力には及ばない部分があるとはいえ、防災対策をする限りは、ものすごく長い時間軸で歴史に学ぶ必要がありそうです。

      事故と災害の歴史館―“あの時”から何を学ぶか (中災防新書) 津波災害――減災社会を築く (岩波新書)

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2011年3月18日 (金)

自衛隊の災害派遣と日赤の特殊医療救護車-役に立った備え

今回の東日本の大震災では、警察・消防・行政・日赤など、被災地の地元ボランティアも含めて、あらゆる機関が全力で対応していますが、中でも自衛隊では、偶然にも今年2月に陸自東部方面隊主催「大規模震災対処兵站(へいたん)演習」が、陸自駒門駐屯地、空自浜松基地(いずれも静岡県)を中心に行われていました。

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*大規模震災対処 駒門で初の兵站演習 11万隊員の糧食など集積 (朝雲 2011.2/24)
*<グラフ>震災対処大規模兵站演習2011.2.14~18 駒門駐屯地ほか (同)
・朝雲新聞社(防衛問題専門紙)HPトップ
…ちなみに「朝雲」が媒体名で、発行会社名が「朝雲新聞社」です。

*防衛省・自衛隊 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震関連情報」
・防衛省・自衛隊のHPトップ

想定はM8.0クラスの東海地震でしたが、”兵站”(前線部隊の後方支援や補給活動のこと)に焦点を当てた震災対処の大規模演習は初めてだったとのことです。

これが、前兆現象は全く観測されていなかった東北沖を震源とするM 9.0の大地震と大津波の直前に行われており、この時の演習での経験は、現在の災害派遣活動にも生かされているだろうと思います。

(主な被災地の地域は東北方面隊の管区ですが、災害派遣では統合任務部隊が編成され、東部方面隊はもちろん、全国の陸海空自部隊が出動中)

Yobiji      *予備自衛官制度の紹介 (陸上自衛隊HP)

さらに、防衛省は、普段は民間企業などに勤めている「予備自衛官」と「即応予備自衛官」を制度創設以来、初めて実任務で招集・投入することを決定しました。

*自衛隊10万人態勢に、首相指示 被災者救出で (47NEWS 2011.3/13)

*政府、予備自衛官の投入決定 被災地に1万人規模 (47NEWS 2011.3/16)

*陸上自衛隊・災害派遣の仕組み

原発事故も含め、震災・津波の被害は筆舌に尽くしがたいものですが、1995年の阪神・淡路大震災や、その後の毒ガステロ事件でショックを受けて以来、日本人の非常事態への備えは、完全ではないにしろ無駄ではなかったと思います。

(演習に”兵站”の用語を使えるようになったのも、時代の移り変わりを感じますが)

米軍の「トモダチ作戦」をはじめ、世界中から日本へ支援の手が差し伸べられていますが、これも今までの日本が行ってきた国際災害救助・援助の実績があればこそです。

それから、日本赤十字社の「特殊医療救護車」も活躍しています。この特殊救護車は全国の日赤病院の中でも、熊本と東京にしかない、車内で手術も可能な”スーパーアンビュランス(スーパー救急車)”です。

*熊本赤十字病院の 『特殊医療救護車』紹介

ちなみに、熊本は日赤発祥の地で、肥前(今の佐賀県)出身の佐野常民が設立、1877年の西南戦争で活動した博愛社が日赤の前身です。

また、1888年の磐梯山噴火で、世界の赤十字としても初の平時救護(それまでは「戦時」救護のみ)活動が行われ、これは日赤初の災害救護活動ともなりました。

・日本赤十字社熊本県支部のHP

今後も災害対策を怠ることはできないです。

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2011年3月17日 (木)

ヤシマ作戦-日本全国に節電をよびかけ

  Opyashima_title  Nifopyashima
●ヤシマ作戦ウェブサイト http://yashima.me/
*ヱヴァンゲリヲン新劇場版(公式)ブログ:破-「ヤシマ作戦!」 (2011.03/13)

東日本大震災による福島第一原発の事故などによって、現在東京電力管内では電力供給不足となり、計画(輪番)停電が実施されていますが、ネット上やTwitter上で「ヤシマ作戦」という節電を呼びかける運動が起きています。

Yashimatext (この説明画像は直リンクしていません。「ヤシマ作戦」ウェブサイトへ行くには上記のURLをクリックしてください)

「ヤシマ作戦」とはアニメ「新世紀ヱヴァンゲリヲン」のTV第6話「決戦、第3新東京市」(新劇場版では「序」)で、日本中を停電させて、強力な敵(第五使徒ラミエル)を破壊するためにエヴァが使用する大出力大口径・陽電子砲に電力を集中させて狙撃する作戦のことで、作戦名は「屋島の戦い」(と、日本の古い美名の八洲=やしまの国)からきています。

*ネット上で節電呼びかける「ヤシマ作戦」広がる (WebR25 2011.03/16)
*ヤシマ作戦から「ウエシマ作戦」へ─ネットで広がる援助の輪 (MdN DESiGN INTERACTIVE  2011.03/16)

※参考記事:停電に備えて…火と水と携帯の悩み (2011.3/14)

いうまでもなく、「屋島の戦い」とは現在の香川県高松市屋島が舞台になった源平合戦の戦いのうちの一つで、那須与一の「扇の的」からの連想です。
(当ブログの記事は高松市出身者が書いている点に注意…)

 
*高松・平家物語歴史館のHP(音楽が鳴ります!)

「ヤシマ作戦」の他にも、「ウエシマ作戦」(上島竜兵氏・肥後克広氏・寺門ジモン氏のお笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の、「おれがおれが」「いや、どうぞ、どうぞ」と譲り合うネタから)という、買い占めをやめようとの呼びかけもあるそうです。ちなみに、アメリカ海軍による被災者救援活動は「友達作戦(Operation Tomodachi)」といいます(コミック&映画の「20世紀少年」に出てくる”トモダチ”とは関係なく、通常のfriendshipの意味)。

助け合いと支援の輪が広がっています。

東京では、どこのスーパー・コンビニもパン・カップ麺、米、トイレットペーパー、ティッシュペーパーなどの棚は完全に空っぽ。コンビニの携帯電話用簡易充電器も全然なし。普段は自分以外に買う人を見かけたことのない、カセットガスボンベや電池パック、LEDライトなども瞬く間に在庫が消えました。多くの人が「少しずつ余分にちょっとだけ」でも、短期間に買い増しするとこうなるのです(もっとも、一時的な供給不足の影響もあったようですが)。

群集心理というか、都市生活の恐さを見ました…そうはいっても、被災地以外の日本での日常生活にはたいした支障は出ていません。「ヤシマ・ウエシマ作戦」。なるべく実行しましょう。

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2011年3月16日 (水)

天皇陛下がビデオでお言葉

東日本の大震災に関して、天皇陛下が国民に対し、ビデオメッセージを発表されました。

*東北地方太平洋沖地震に関する天皇陛下お言葉(政府インターネットTV)

天皇陛下がビデオで直接国民にお言葉を述べられるのは初めてのことで、改めて歴史的な大震災が今現在起きているのだと認識しました。

ちなみに、この映像は*政府インターネットテレビから(3/23差し替え)。

(最初にリンクしていた映像はYouTubeのTBS News-i チャンネルからで、震災のニュースはライブ配信もやっていましたが、3/23現在、陛下のメッセージは削除されてましたので差し替えました。なお、同チャンネルでは他のニュース動画も見られます)

また、Ustream でも、TBSと国内外向けNHKのテレビ、福島、宮城、茨城の地元ラジオ局(RFC・TBC・IBS)の震災ニュースなどをライブ配信中です。 (いずれも2011.3/16現在)

※参考記事:防災情報のサイトまとめ (2011.3/13)

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2011年3月15日 (火)

ACのCM (旧・公共広告機構)

3月11日の東北・関東地域の大地震発生以来、メディアは震災報道一色になり、民放テレビもCMをはさまずに報道特番を続けていましたが、3日後くらいから徐々にCMも流れるようになりました。

しかしながら、企業CMはさすがに少なく、かわりに(大手のキー局の放送でも)非常に目立つのがACジャパンのCM

*ACジャパンのHP

ACジャパンとは、交流電源の普及団体…ではなく、教育機関(academy)のドメインでもなく、英語名を”ADVERTISING COUNCIL JAPAN”といい、旧名を「公共広告機構」といった社団法人で、全国の広告主、広告会社、媒体社(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ他)などの広告を扱う企業(約1,200社)・個人が会員となって運営している団体です。

ACのCM・広告作品は過去の分も含め、HP内の「広告キャンペーン」のページで見ることができます。
http://www.ad-c.or.jp/campaign/index.html

*最近多いACのCMのいくつか
・2010年度全国キャンペーン  「あいさつの魔法」

・こだまでしょうか

・国境なき医師団

活動内容は、営利目的とは違った公共的内容の広告を製作、社会に広めることで、CM素材や広告原稿の制作、CM放送・広告掲載などは会員社の支援によって行われています。

要するに、全部会員企業が無料で協力しているということです。従って、スポンサーがCMを自粛したり、出稿しなければ、(空いた枠を埋めるために)自動的に番組宣伝やACのCMが増えるわけです(だから独立U局などでは、普段からACのCMはしょっちゅう流れてます)。現在の電波媒体は大震災による特別編成がいつまで続くか分からないので番宣もできず、なおさらACのCMばかりになってます。印刷媒体の場合は、広告がなければ記事とか自社出版物の広告などで埋められますが、TVやラジオは毎日途切れずに放送しているし、そう簡単にはいかないので、放送局側がACのCM”素材”をフル活用しているわけです

ただ、純粋に民間の団体なのに、旧名だと国の機関か役所の天下り団体と間違われて、「税金で勝手にCM作るな」と苦情が相次いだので、2009年に現在の名前に変更したとのこと。”公共広告”だったのが、政府広報CMなどと混同され、かえって視聴者から誤解をまねいたようです

(注)「政府広報CM」政府の各省庁が予算を取って行うもので、公共広告とは全く別です。政府広報CM・広告には通常、下記の葉っぱのマークがついています。なお、政府広報予算は、ここ数年大幅に削減され、政府広報番組も2009年度でほとんどが終了しています。

Photo

*政府広報オンラインのサイト

※生涯学習教育のNPO「神田雑学大学」(http://www.kanda-zatsugaku.com/)と言うところで2010年4月2日に、ACジャパンの専務理事さんが「公共広告って何?知られざるACジャパンの活動」という講演をされています(詳しいですが、長文です)。
→ http://www.kanda-zatsugaku.com/100402/0402.html

ACのCMで流れているのは、「国境なき医師団」「国連難民高等弁務官事務所協会」「(財)文字・活字文化推進機構」「3R推進団体連絡会」「あしなが育英会」「日本対がん協会」「日本脳卒中協会」「赤い羽根・共同募金」「骨髄バンク」など公的団体の活動紹介や、その他、マナー、教育問題、環境問題、犯罪防止などの啓発(広告キャンペーン)で、結構話題になるCMも多く(”もったいないおばけ”とか”黒い絵”とか”ストップ、温暖化”とか、栗山千明さんの”命を大切に”とか)、動画共有サイトでも多数見ることができます。

なお、ACは今年(2011年)創立40周年だそうです。

※あまりにもACのCMが多くて苦情が出たらしく、HPにお詫びが載ってました(2011.3/16)。

AcowabiACのCM素材を使うかどうか、どの素材を使うかは全て放送局の判断なのだから、せっかくの公共的活動なのにACも大変。

(さすがに、これだけ繰り返されると見る方もアレですから。テレビ局側にもっと工夫が欲しいですね。募金先の表示とか生活・交通情報画面を流すとか、多少は素材を別に準備すべきでしょう)

*3/18からは「いま私たちにできること」といって、節電や買いだめを控えるなどを呼び掛けるものも流れています。3/19(3/20の0時?)からは、局の方で最後の「えぃ~し~(AC)」の音を消したりしているようです。・・・それと、JARO(社団法人日本広告審査機構 http://www.jaro.or.jp/)やBPO(放送倫理・番組向上機構 http://www.bpo.gr.jp/)のCMもちょっと使ってるようですが、JAROやBPOは広告や放送番組内容の審査をする団体なので、局側はあまり流したくないでしょう。たぶん。

*これはJAROの最近のCM
(「見るサル、聞くサル、言うサル」編)

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2011年3月14日 (月)

◎停電に備えて…火と水と携帯の悩み

東北・関東地域の大震災によって電力供給能力が大幅に低下したため、3月14日から東京電力管内では「計画(輪番)停電」が実施されるそうです。普通の停電と違って予定が分かってはいても、地域全体が停電になるので非常にやっかいです(近所のお店も公共施設も自販機も鉄道も停電…)

*google 計画停電情報

*Yahoo! 計画停電マップ

*Yahoo! 節電・計画停電情報
 

 *おすすめサイト : 東京都葛飾福祉工場
(東京都の防災用品専門の製造事業所。防災用品の電子カタログや防災アドバイスがあります。カタログを見るだけでも勉強になります)
  

         

※主に家庭での注意点をまとめました。

火の用心。一酸化炭素中毒にも。LED携帯ライトがおススメです…さて、停電の際に、ろうそくやカセットガスコンロ、暖房用の石油ストーブ、練炭などを使う人も多いでしょうが、火の元はもちろん、一酸化炭素中毒には注意して、換気をこまめに行って下さい。また、使い捨てカイロ使用の際は低温やけどにも注意

特に、照明にろうそくを使うのは細心の注意が必要で、使わないのが一番です。LEDライトやLED(またはミニ蛍光管)ランタンの方が明るいし、つけっぱなしでも、ろうそくの何倍も何時間でも電池は持ちます。今ではちょっと大きめのスーパーでどこでも売ってます。

昔はマンガン電池に豆電球の懐中電灯で長時間は全然使えませんでしたが、今はアルカリやエボルタ、リチウム電池等々でLEDやミニ蛍光管を使う時代です。火災のリスクを伴うろうそくより、できる限り文明の利器を使いましょう。

ろうそくの場合は、アウトドア用品の専用ランタン以外は私はおすすめしません。仏壇用のろうそくは非常に扱いにくいし、危険です

現代の我々は、火の取り扱いについて、電気のなかったの時代の人たちのように、厳しいしつけも受けてないし、経験も少ないのです。危ないうえに慣れないことは避けましょう。

また、学生の文化祭でよく起きる事故に、カセットガスコンロを2台並べて上に鉄板を置いたため、ガスボンベが過熱して爆発、というのがあります。カセットガスコンロは2台並べて使用してはいけません。複数台使う時は十分離して、くれぐれもボンベの過熱などには注意しましょう。

ちなみに、家庭用カセットボンベを使用するポータブル発電機というのも何種かあります。8万円~10万円くらいするし、品薄の様ですが。また、メーカーは「発電機の使用は必ず屋外の通気の良いところで」と念を入れた広報・宣伝を行っています。

三菱重工 三菱ポータブルカセットガス発電機 MGC900GB HONDA ガスパワー発電機 enepo(エネポ) EU9iGB

あるいは、家庭用ポータブル電源とか、住宅用蓄電池を用意するという手もあります(ただし、通電時やソーラーチャージャーなどで充電しておく必要があります)。

ポータブル独立電源 パワーコンボ PG-421SP (21Ah)

自動車があれば、インバーターを使ってシガーソケットから電源をとると言う手もあります。

セルスター(CELLSTAR) パワーインバーターミニ(DC12V専用) HG-150/12V
  セルスター(CELLSTAR) パワーインバーターミニ(DC12V専用) HG-150/12V

水の悩み…水道や水洗トイレも、貯水タンクに水を送るモーター(給水ポンプ)がとまるので、停電が長引くとタンクが空になり使用できません。そういうわけで、飲み水・手洗い水・水洗トイレを流すための水(風呂の残り湯とか)とバケツを準備しておいた方が良いでしょう。防災用簡易トイレがあった方がいいし、ドライブ用トイレもあれば使えるでしょう。本当に被災した場合は、とにかく何より「水とトイレ」が問題になります。衛生面・健康面で(たとえ身体壮健な成人男性でも)食料よりも重要です。

ラジオが便利…停電中は携帯電話やスマートフォンの充電もできないので、携帯型充電器があるにしても、ワンセグテレビやネットの使用は最小限にした方が無難(電池を消耗するし、一時的に通話量が過多になれば繋がらないこともある。それ以前に、携帯電話用の電波中継器や基地局が停電で機能停止している可能性も)。

こういう場合は、やっぱり(小型)ラジオ(もちろん電池式の)が価格も安いし、電池も長持ち、便利です。災害時は、口頭だけでなくチェーンメールによるデマもあります。基本的な情報収集は、信頼できる防災情報サイトや細かい”現地情報”以外は、やはりラジオなど報道・公的機関の発表から得るのが無難です。

震災の発災後、懐中電灯用の単1単2電池は品切れ店が続出していますが、LEDライトや小型ラジオは単3単4電池使用の物が多いので、その面でもよいかと思います。

参考記事:防災情報のサイトまとめ (2011.3/13) 
          東日本で大震災(2011.3/11)

*Googleの災害関連情報 (・水道-断水、停電時のトイレの利用方法 (TOTO)へのリンクあり) 

その他、冷蔵庫は、事前に冷凍室で保冷剤を凍らせておいて、停電したら冷蔵室部分の上部に移して(冷気が下に向かっていく)なるべく開け閉めしない(大昔の電化される前の”冷蔵庫”は保冷室の上部に業者が毎朝配達してくる氷を置くだけのもの。だから、都会住まいで店をやっているか、ゆとりのある家庭だけにしかなかった)。

エレベーターは使わない(閉じ込められるとやっかい)。

電気ストーブ・ヒーター、電気毛布、こたつなど熱を出す、あるいはW数の大きい機器はスイッチを必ず切っておく(できればプラグを抜いておく。スイッチを入れたままだと、電気が復旧した時にショートや発熱して危険なことも)。

*再びちなみに、私は日ごろから節電用(というより、電源の切り忘れ防止に。電気”料金”の節約と防火のためですが)に、「タイマータップ」(コード付きとタップだけのがある)を使っています。” 時間がたてば 切 ”にプラグをさしておいて、使う時間分だけダイヤルを回しておく、と簡単なので。また、電気製品が多いとどうしてもタコ足配線になりがちですが、各コンセントにスイッチがついた「節電コンセント」も重宝しています。これらを使えば、コンセントからプラグを抜いたのと同様の効果なので、日常の家電品の待機電力の省エネにもなります。

パナソニック タイマータップ WH3211WP 雷ガード付6口節電コンセント ASW-017

ついでに、この機会に、電気コードが何かに踏んづけられてないか、コンセント周りにほこりがたまってないか、また、がかからないか、電気機器が経年劣化して(古くなりすぎて)ないか、などなど…といった点までチェックしておけばより安心です(断線箇所、電気の近くの水気・ほこり、古くなった部品など、いずれも発火の危険があります)

とにかく熱源体には注意が必要です※

東京でも流通網の混乱によって、スーパー・コンビニなどで商品未入荷となり、空になった棚があちこちの店で目立ってきました(特にパンやカップめんなど保存がきく食糧の棚は空っぽ。逆に生鮮食品は十分で、何か不思議な感じ)。子供のいる家庭では衛生用品を求める例も多いようです。

また、臨時休業の店もちらほら見かけます(なぜか牛丼チェーンでよく見るような・・・)。報道によれば、石油類は供給されているそうですが、念のために購入する人が多いので、各GSではガソリンが品薄とのことです。

計画停電の実施によって鉄道なども混乱していますが、被災地の困難に比べれば、ほとんど各人で対処可能です(健康に不安がある場合は医者と相談を)。原発のトラブルの方はかなり心配ですが。

西日本と東日本の電力周波数が(西60Hz・東50Hz)違うということも久しぶりに思い出しました(最近の家電はほとんど自動対応ですが、昔は特に時計などは周波数切り替えスイッチがついていたものです)。この周波数の違いによって、西日本地域からの電力融通には変電所を通す必要があって、東電管内では十分な電力を確保できないとの由。

皆さんも落ち着いてこの事態に対応しましょう。

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2011年3月13日 (日)

◎防災情報のサイトまとめ

NiftyやYahoo、googleなどポータルサイトをはじめ、今回の東日本大震災等に関連する主な防災情報サイトをまとめました。デマや噂やチェーンメールを安易に信じず、情報は出どころの確実なものから得るようにしましょう。各サイト・各ページにもリンク集があり、家庭での防災対策、防災グッズ、停電等ライフライン関係、募金(義援金)やボランティアに関する情報も得られるかと思います。

現地に駆けつける以外にも、募金や献血、節電、家庭の防災準備を再点検するなど被災地以外の人ができることはたくさんあります。ご参考まで。

★”募金詐欺”に気をつけよう!★

*Yahoo! 東北地方太平洋沖地震 震災関連情報

*Yahoo!カテゴリ 2011年東北地方太平洋沖地震
(震災・福島第一原発事故などに関連する情報全般)
*Yahoo!天気情報 地震・津波災害に関する情報
(地震・津波災害に関する最新情報。計画停電の最新情報あり。原発や避難情報等、天気だけでなく、関連情報はひととおり網羅されています)

*Yahoo!映像トピックス
(テレビの震災ニュース番組を同時配信中)

*Googleの災害関連情報のページ
(一般災害情報の他、安否情報、炊き出しマップ、放射線関連情報なども。こちらも関連情報はひととおり網羅されています)

rescuenow@nifty
(地震・災害・防災・交通情報のテーマサイト。計画停電情報も)

*市民防災ラボ(防災グッズ使用体験レポートなど)

*東京都葛飾福祉工場
(防災用品専門の製造事業所)

*47NEWS 東日本大震災 関連ニュース
(共同通信・地元新聞社のニュースなど。原発事故情報あり。募金情報のまとめ、ライフライン、安否情報、政府発表英文情報なども)

*「東北地方太平洋沖地震」特設サイト
(ライフラインの現状情報もあり)(「ウェザーニューズ」社)

*「ウェザーニューズ」のトップページ
3/13現在、ライブカメラChの、岩手県と宮城県のお天気カメラはほとんど見られない状況です。

*内閣府の防災情報(首相官邸対策室へのリンク・ボランティア情報も)

*内閣官房震災ボランティア連携室 連携プロジェクト

*国土交通省 防災情報提供センター
(防災情報の集約サイト)

*原子力安全・保安院のサイト
(原発緊急情報 他)

*首相官邸 H23東北地方太平洋沖地震への対応

各地の放射線モニタリングデータ官邸twitterリンクあり)

*文部科学省のサイト
(3/18以降、トップページで各都道府県別放射線モニタリング結果が公開されています)

*東京電力(計画停電情報・節電呼び掛け 他)

*Ustream (テレビニュースなどのライブ配信)

*radiko (東京・大阪のAM・FM民放ラジオのライブ配信)
(通常は地域限定配信ですが、大震災のため当面全国へ開放中:3/15現在)

*政府インターネットテレビ
(首相・官房長官記者会見動画など)

*みんなでつくる震災被災者支援情報サイト
(NPO”地域に飛び出す公務員ネットワーク”による支援情報リンクまとめ)

*Useful Information in Several Languages
(Information for foreigner:上記の支援情報サイトの内、外国人向け情報のまとめ)

IOM 国際移住機関(http://www.iomjapan.org/) のHPでも日本にいる外国人のための情報ページが開設されています。
・英語 English
2011 Japanese Earthquake and Tsunami Information for foreigners living in Japan.
・ポルトガル語 Português
Terremoto da Costa do Pacífico de Tohoku Informação para residentes estrangeiros no Japão.
http://www.iomjapan.org/news/press_237.cfm

*Twitter 公式ナビゲーター 地震情報アカウントのまとめ

*Twitter 東日本大震災 地震情報と関連ツイートまとめ

*防災システム研究所
(テレビでおなじみ防災・危機管理アドバイザーの山村武彦氏が主宰する研究所。ここの「★津波の知識と教訓」の項目を見ると、今回津波に襲われた岩手県の大船渡市や宮古市、南三陸町などには入念な津波対策があったことが分かります。特に現・宮古市の旧・田老町には高さ10m・総延長2.5Kmの対津波防潮堤がありますが、それでも大被害が出たのです)

*総務省消防庁リンク集
(防災学習のための「eカレッジ」(http://www.e-college.fdma.go.jp/)はじめ、全国の消防・防災組織、消防団などへのリンク)

*(独)防災科学技術研究所
(防災学習情報など)

*内閣官房 国民保護ポータルサイト

(メインは日本が武力攻撃を受けた場合の対策紹介ですが、今年1月30日、ちょうど(?)、茨城県で「放射性物質対策の国民保護実動訓練」(PDF)が実施されてました。なお、「国民保護に係る警報のサイレン音」も聞けます)

*災害救援ボランティア推進委員会

*日本赤十字社(http://www.jrc.or.jp/)-(災害救護・募金・献血情報など)

赤い羽根 中央共同募金会(http://www.akaihane.or.jp/)-募金情報

全国社会福祉協議会(http://www.shakyo.or.jp/)-被災地支援やボランティア情報など。

原発事故に関連して、環境放射線量について調べたい方は、”放射線 環境 モニタリング”などのワードで検索してみて下さい。または、(財)原子力安全技術センターのリンク集や、「環境防災Nネット」などのサイトが参考になります。ただし、つながりにくいことがあるのと、宮城・福島両県の測定値が不明だったりします。

とはいえ、「Nネット」の観測点を見ると、原発のあるところ以外に、横須賀(原子力空母が入港する)や岡山の人形峠(日本でウラン鉱石がとれるところ)などもあり、こういうところも、他の場所も数値に大きな違いは見られません(3/17現在、今は茨城がちょっと高いですが、3/15に見たときよりだいぶ下がってました)。

東電・福島第一原発周辺の避難指示が出ている地域以外で、心配のある数値はありません(3/15現在)。

避難指示の地域でも、地元町長がTVの電話インタビューに答えて、「原発のごく周辺部以外では十分安全な数値で、”汚染地帯”みたいな風評被害に困っている」(3/17・フジテレビ「とくダネ!」で桜井・南相馬市長)と言っていました。

レントゲン写真を撮ったり、高空を飛ぶ旅客機に乗っても、相当の放射線(宇宙線など)を浴びますが、心配ないのと同じです・・・と、専門家はTVで言ってます。もっとも、今後の予断は許されないような状況ですが。

*政府インターネットテレビ 51ch 防災チャンネル
     ・災害用伝言ダイヤル171の使い方
      

※日赤や東電なども、アクセスが集中してつながりにくくなっている場合があります。

文部科学省のHPでは、3/18以降、全国の放射線モニタリング結果が公開されました。

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2011年3月11日 (金)

東日本で大震災

2011年3月11日午後、東北・関東地域で大きな地震(東北地方太平洋沖地震)がありました。巨大な津波も発生しました。被害に遭われた皆様には衷心からお見舞い申し上げます。マグニチュードは国内観測史上最大のM8.8(アメリカの発表ではM8.9、13日の気象庁発表ではM9.0)、仙台では震度7を観測したとのことです。

*47NEWS 東日本大震災 関連ニュース

*「ウェザーニューズ」社の「東北地方太平洋沖地震」特設サイト

※屋外での災害情報収集はワンセグのテレビがなければ、ラジオが便利です。

携帯電話とそのネットはあくまで電話通信網を利用するので、災害時はインフラが被害を受けたり、通信量過多でつながりにくくなります。

音声通話は特に困難で安否情報は災害用伝言サービス(NTT 171 他)かEメールがよいです。

今では数も減ったので行列になりますが、公衆電話(回線が優先的に確保されている)が災害時は無料となります。

また、帰宅が困難になった場合、公共機関等が避難所を臨時開設したり、コンビニや自販機が水・簡易食料等を提供してくれる場合があります。イメージと違い、ガソリンスタンドは(建築基準が非常に厳しく、災害時の指導も受けているので)安全です。トイレを借りられたり、道を尋ねたりできるはずです(もちろん、ガスタンクや工場の近くは危険です)

ただ、放送でも言われているように、災害直後や夜間に無理に移動するのは危険です。

特に頭上(落下物、崩れそうな壁やブロック等)や足元(くぎやガラス、落下・転倒障害物、地盤陥没・液状化など)、火災や有毒ガス、海や川の近くなら津波、暴漢等には注意が必要です。※

東京では震度5強だったようで、揺れの時間が長く、私は乗り物酔いをした時の様な感覚を覚えました。我が家では、家電品などは固定していたので大丈夫でしたが、積んであっただけの書籍やDVDが散乱。崩れた本が戸に挟まってしばらく開かなくなった時は少しあせりましたし、ただこれだけのことでも片づけには数時間もかかりました。また、ガスのマイコンメーターが揺れを感知して自動停止していました。復旧操作は簡単でしたが、初めてなので最初は当惑しました。

20110311
近所のスーパーや商店、図書館も営業時間を短縮したり、臨時休館していました。また、営業していてもエレベーターが使えなかったり、ビルの外壁に異常が生じて、頭上注意の立ち入り禁止エリアが設定されているところもありました。

残念ながら、津波被害や火災、交通網・通信網の混乱、停電等、現在も被害は拡大している模様です。今後も大きな余震・津波・ダメージを受けた建物等の崩落、インフラや流通の障害による混乱、ケガ等、いろいろな危険があります。皆様もくれぐれもご用心ください。

*追記:3月12日には、新潟・長野地方でも震度6強の地震があり、断続的に余震が続いています(海外のニュースでは「冬季オリンピックがあった長野でも地震」と報じられていました)。豪雪が残っていて雪崩も発生した模様です。被害が最小にとどまることを祈るばかりです。

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2011年3月 8日 (火)

働く犬たち-警備犬・警察犬などなど

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先月(2011年2月22日)発生したニュージランド・クライストチャーチの地震災害に、日本からも国際緊急援助隊が政府専用機を使って派遣され、東京消防庁のハイパーレスキュー隊とともに警視庁の警備犬チームの姿もありました。

日本の緊急援助隊が現地到着 語学学校周辺で救出活動へ(47NEWS 2011.2/24)

※参考記事:日本国政府専用機 B747-400 (2011.2/22)

今回派遣された警備犬は3頭で、その中には2004年の新潟県中越地震でがけ崩れの現場から子供を発見し、2008年の中国の四川大地震でも活躍したレスター号(ジャーマンシェパード)という警備犬も含まれていました。昨日(3月7日)のテレビ朝日の夕方スーパーJチャンネルのニュースでも紹介されていたし、最近は各種報道でも時々目にするようになりました。

警備犬というのは、主に臭いで犯人追跡を行う警察犬とは違い、首輪をつけ替えることなどにより、犯人制圧や爆発物探知、災害救助活動を一頭で行えるように訓練された犬のことです。

昨年10月に東京ビッグサイト(国際展示場)で行われた危機管理産業展2010で、この警備犬の訓練展示があり、その時に撮った写真があったのでご紹介(写真をクリック!)

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※出動する警備犬。右が左耳に特徴のある”レスター号”です。

(2015年12月4日追記 : レスター号は2015年12月4日に老衰で死亡しました。合掌。 *中越地震、男児捜索の警備犬死ぬ 92時間ぶり救出 (2015.12/4 47NEWS/共同通信

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障害物ジャンプ犯人制圧の様子。襲撃・制圧時はの首輪をつけます。
(もちろんこれはデモンストレーション展示です)

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災害救助(被災者捜索)爆発物探知の様子。災害救助の時はベルのついた首輪をします。
*いずれの写真もカメラはEOS-Kiss X2です。


※警備犬誕生30周年を伝えるテレビ・ニュース ANN NEWS 2010.9/10


※(2011年8月追加リンク:レスター号引退のニュース)【地震】被災地で活躍 「伝説の警備犬」が引退 ANN NEWS 2011.04/15

(2011年11月追加参考記事 : ”警備犬”&救出ロボットのデモンストレーション 2011.10/22)

海外では有名なスイスのセントバーナード犬をはじめ、古くから救助活動に犬を使う事例は多かったようですが、阪神淡路大震災以来、日本でも災害救助犬への関心が高まり、民間でも日本各地で災害救助犬を育成する団体が活動しています。

もちろん、自衛隊等の警備犬(海自)・歩哨犬(空自)や各国の軍用犬も昔から現在に至るまで活躍しています。

*昨年末には、NHKスペシャルで「さよなら、アルマ ~赤紙をもらった犬~」という戦時中の軍犬の話をやってましたね。今年再放送もあったようです。ちなみに赤紙とは徴兵制があった時代の「召集令状」のこと。犬だから召集ではなくて徴発になるのかな。フィクションなので、正確な細かいところは史実とちょっと違うようですが。

「きな子」という”ずっこけ”見習い警察犬の映画も昨年公開され、税関で働く麻薬探知犬はじめ、盲導犬や聴導犬などの補助犬も日ごろから活躍しており、”働く犬”への関心が再び高まってきているようです。

※映画『きな子~見習い警察犬の物語~』予告編

きな子(ゴールデンレトリバー)は、昨年11月、ついに7度目の正直で警察犬試験に合格。今年度、平成23(2011)年度から正式に嘱託警察犬となったそうです。
*きな子の丸亀警察犬訓練所のHP

きな子、7度目で初優勝/県警察犬競技大会 (47NEWS 2010.11/4)

警察犬きな子、いよいよデビュー/県警が委嘱式 (47NEWS 2011.1/7)


※苦節6年・・・警察犬・きな子が初出勤 視閲式で行進 ANN NEWS 2011.1/6

映画では、新たに「DOG×POLICE(ドッグポリス)」という警備犬とハンドラー(訓練士)の活躍を描いた物語の撮影も進んでいるようです(今年10月1日公開予定・日テレ・東宝 製作)。

市民260人参加し映画ロケ *広島でのロケの模様のニュース 47NEWS 2011.3/5)

警備犬は仕事にストレスや危険が多く、一般のペット犬に比べて短命なのだそうですが(盲導犬などはそうでもないようです)、これからも元気で頑張ってほしいものです。

警察犬・麻薬犬・災害救助犬・爆発物そう査犬・地雷犬―出動する犬たち (はたらく犬) 災害救助犬がんばる (私の生き方文庫) 災害救助犬が行く (新潮文庫)
きな子〜見習い警察犬の物語〜 (小学館ジュニアシネマ文庫) きな子日和 きな子~見習い警察犬の物語~ [DVD]
働く犬たち 人と社会のためにはたらく犬たち〈2〉災害救助犬・警察犬・麻薬探知犬ほか (犬とくらす犬と生きるまるごと犬百科) 人と社会のためにはたらく犬たち〈1〉盲導犬・聴導犬・介助犬ほか (犬とくらす犬と生きる・まるごと犬百科)
災害救助犬ものがたり-がれきの中のレスキュードッグたち 災害救助犬トレーニングマニュアル―あなたの愛犬をレスキュードッグにする方法 働く犬大全―選ばれた犬たちの魅力を探る (イカロス・ムック)

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2011年3月 6日 (日)

馬込文士村

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東京のJR大森駅の西口(山王側出口)を出ると、道路を挟んで向かいに大森天祖神社への参道の石段があり、その脇に「馬込文士村散策のみち」というプレート(レリーフ)の付いた階段坂道があります。

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馬込文士村とは、大正から昭和初期、東京の馬込から山王にかけての一帯(現在の大田区南馬込、中央、山王あたり)に、多くの小説家や芸術家が住んでいたことからこう呼ばれます。

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住んでいたのは、尾崎士郎・川端康成・萩原朔太郎・室生犀星・北原白秋・宇野千代などなどで、芥川龍之介などが住んでいた田端文士村と並んで有名なところです。

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大田区立山王会館(大田区山王3-37-11) には「馬込文士村資料展示室」(無料)があって、作家の自筆原稿などが展示されているほか、他にも各作家の記念館が点在しており、近代日本文学に関心のある方は、休日の散歩か春の花見がてら散策するのにいいかもしれません。

Ootamagomebunshimuramap
馬込文士村散策ルートマップ大田区HP馬込文士村紹介ページより)

るるぶ大田区 (るるぶ情報版地域) 大田区・品川区観光ガイド

*方向はちと違いますが歴史の授業で習った「大森貝塚」も近くです。 (^_^)

          文士の私生活―昭和文壇交友録 (新潮新書) 田端文士村 (中公文庫)

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