看板の博物館に行ってきました。
広告の博物館といえば、東京・新橋のカレッタ汐留(電通本社ビルの隣)にある「アド・ミュージアム東京(ADMT)」(運営:吉田秀雄記念事業財団。吉田秀雄氏は電通第四代社長で”電通鬼十則”を書いた人)が有名ですが、そのほかにもユニークな博物館があって、東京・南品川には、昔の江戸時代から明治時代ころの商業看板や役所の高札などを集めた「昭和ネオン高村看板ミュージアム」というのがあるので、見てきました。
場所は京急本線・新馬場(しんばんば)駅から歩いて5分ほどの旧東海道沿いにある、ネオン制作で有名な「昭和ネオン」本社ビルの2階で、開館は 平日午前10:00~午後4:00、入場無料、予約不要ですが、土・日・祝日は休館です。近所には品川神社や品川図書館があります。
同社の先代の高村会長が集められたものを、ご子息の現社長が博物館として展示、2006年にオープンしたとのことです。
*(株)昭和ネオンのHP
*高村看板ミュージアムの紹介ページ
*電通「アド・ミュージアム東京(ADMT)」のHP
(広告関連図書を集めた広告図書館も併設されています)
それから、高松には、ちょっと詳細が分かりませんが、懐かしのホーロー看板を集めた「ホーロー看板博物館」が存在するらしいです(名古屋にもあるようだ)。興味のある方はネットで調べてみてください。
※追記:高松の「ホーロー看板博物館」について、いろいろ調べてみると、どうも高松市春日町にある”石の山谷産業”という会社がやっている”ホーローカンバン博物館・四国ほうろう村”というところらしいです。ちなみに、香川県は庵治石とか由良石、小豆島石、サヌカイト(カンカン石)とか、石の産地でもあり、石材加工業も盛んです。そのため、牟礼町にはかつて彫刻家のイサム・ノグチ氏がアトリエを構えていえて、現在は”イサム・ノグチ庭園美術館”があります。
*石のこころ・香川の銘石(石の紹介ページ)
日本の看板・広告文化は、世界的に見ても、発祥の時期も早いし、バラエティに富んでいて、なかなか興味深いものです。
*参考記事:
・ACのCM (旧・公共広告機構)(2011.3/15)
・「東海七福神めぐり」に行ってきました。(2011.1/3)
※この記事と直接は関係ありませんが、東京や関西では、いくつもの博物館・美術館が割引で利用できる「ぐるっとパス」というチケットブックがあります。ご参考まで。
*以下にも参加しています。
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