標準電波送信所が改修工事―原発事故と落雷に悩む
東日本地域向けに電波時計の標準電波を出している施設が落雷に悩まされているそうです。
※おおたかどや山標準電波送信所の局舎
(福島県田村市/同双葉郡川内村境界の大鷹鳥谷山=おおたかどややま・山頂付近)
時事通信の8月20日のニュースによると、福島県にある「おおたかどや山標準電波送信所」の施設が落雷の悪影響を受けているのですが(北関東地域に隣接する同地方は雷の多発地帯)、同施設は福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域にあり、職員が退避して今は無人状態。原発事故の前は職員が常駐していましたが、現在は天候悪化の度に職員が出向いて保守点検を行っているとの由。運営している(独)情報通信研究機構(NICT)は、落雷で送信機器が壊れるのを避けるため、遠隔操作で対応ができるように改修工事を行うとのことです。
*標準電波送信所の改修作業及び定期保守に伴う停波のお知らせ(NICTプレスリリース 2011.8/16)
(独)情報通信研究機構のHP
原発事故の直後は、職員が退避して標準電波の送信も止まってしまった「おおたかどや山送信所」。まだまだ受難が続いているようです。
参考記事:原発事故で電波時計に異変?&”戦車”が出動(2011.3/21)
・直接関係ないですが、参考リンク。
*東京アメッシュ(東京都下水道局:降水量のレーダー雨量計・リアル表示システム)
*以下にも参加しています。
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