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2011年10月の15件の記事

2011年10月30日 (日)

Happy Halloween !

最近は日本(のスーパーとか)でも、ハロウィーンのグッズが売られているのをよく見るようになりました。

ハッピーハロウィンパーティー

ハロウイーンは、キリスト教の11月1日の「諸聖人の日(万聖節)」の前日、10月31日に祝われるものだそうで、元々はキリスト教が伝わる前の、今のイギリスやヨーロッパに古くから住んでいるケルト人の収穫に感謝するお祭りなどが変化したものだそうです。

で、この日は死んだ人の霊が帰ってきてイタズラをするので、その魔除けにカボチャのジャック・ランタンを玄関に飾り、子供たちはお化けや魔女の格好をして、お菓子を分けてもらいに各家庭を回ったりするのが、現在のアングロサクソン系の国で行われる風習。

※ハロウインの”カボチャ王・ジャック”がクリスマスをやろうとして大騒動を巻き起こすティム・バートン製作の映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の予告編(YouTube)

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス コレクターズ・エディション(デジタルリマスター版) [Blu-ray]

しかし、日本で「霊が帰って来る」といえば、夏のお盆に「先祖の霊が帰ってくる」ことになっていて、日本の夏祭りのほとんど全てが、このお盆に由来しているし(盆踊りとか精霊流しとか)、米などの収穫を祝う秋祭りや春秋の彼岸の行事も盛んなので、冬の長い亜寒帯地域に住む欧州人の冬至のお祭りなど(他の要素もいろいろあるらしいので)から変化してきたクリスマスのようには、ハロウィンの方は、日本にはあまり定着しないんじゃないかな~という気がします(日本では12月は祭りの空白期間だったし)。ディズニーランドは別にして。

もっとも、クリスマスもハロウィーンも、元をたどればキリスト教以前のお祭りにたどり着くのも興味深い話で、ヨーロッパも、ギリシャ・ローマ・ケルト・ゲルマン・北欧など、どの神話をとっても日本同様の多神教の世界。キリスト教は、布教の際に地元の民俗行事を取り込むことがよくあって、古代の行事が形を変えて残っているようです。

ヴィジュアル版 世界の神話百科―ギリシア・ローマ ケルト 北欧 日本の民俗〈上〉祭りと芸能 三六五日お祭り歳時記 (小学館文庫)

スイスには日本のナマハゲそっくりの”チェゲッテ”という祭りもある(時期も年末から2月ごろとかなり近い時期)し、日本人がキリスト教国ばかりのヨーロッパの文化に妙に親しみを感じるのは、故のないことではないでしょう。

Valais Wallis - LötschentalerTschäggättä(スイスの”チェゲッテ”-YouTube)

と、いいつつ、もう年末の足音が。いやはや光陰矢のごとし…。

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2011年10月29日 (土)

映画料金値下げ取りやめのニュース

シネマコンプレックス最大手のTOHOシネマズが来春から予定していた映画料金値下げをやめるそうです。

*映画の入場料値下げ取りやめ TOHOシネマズ(47NEWS・共同通信 2011.10/28)

参考記事:
・映画料金値下げのニュース(2011.1/20)
・12月1日は映画の日(2010.11/27)

試験的にいくつかの施設で試していたそうですが、かわりにシニアやレディース割引をやめたので逆効果となって、客が減少したとのこと。          

           映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?

料金設定はなかなか難しいですね。    

    

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2011年10月26日 (水)

南極に行ったタロとジロは樺太犬。

”働く犬”が注目される昨今、映画では「DOG☓POLICE」が上映中、テレビでは久々の民放の大河ドラマ「南極大陸」TBS)が放映中ですが、南極で犬といえば「タロとジロ」

      南極物語 [DVD] プロジェクトX 挑戦者たち Vol.19 極寒南極越冬隊の奇跡 2~南極観測・11人の男たち [DVD]

NHKの”プロジェクトX”でも取り上げられた戦後日本初の南極観測(1956年~)でソリ引きをしていた犬です。越冬隊が帰国するときに犬たちを連れて帰ることができず、1年後に再度越冬隊が南極を訪れると、この2匹だけが生存していて一躍有名になり、「南極物語」という映画(1983年公開。2012年秋公開予定の映画「あなたへ」で6年ぶり銀幕に復帰する高倉健さんが主演)も作られて大ヒットしました。

  タロとジロ 南極で生きぬいた犬 (講談社青い鳥文庫) 南極越冬隊 タロジロの真実 (小学館文庫) タロ~!ジロ~!南極物語: 信じるキモチ。 (一歩一歩) タロ・ジロは生きていた―南極・カラフト犬物語 (ジュニア・ノンフィクションシリーズ)

現在、タロの剥製は北海道・札幌の北海道大学北方生物圏フィールド科学センターに、ジロの剥製は東京・上野の国立科学博物館に展示されているそうですが、この2匹は樺太犬(からふとけん=サハリン・ハスキー)とのこと。アイヌの人たちなど北方の民族で猟犬やソリ引き犬として使われてきた犬種なので、寒さや使役に極めて強い犬です。

※南極から北大に タロとジロ〜北海道大学〜(YouTube:Hokudai Only One!)

*「南極犬物語」(ハート出版・ハンカチ文庫)
※南極犬物語―南極大陸に残されたタロ、ジロたちは...(youTube:810cojp)

*樺太犬タロ・ジロの一生 (稚内市青少年科学館)

また、南極調査のために働いた樺太犬をたたえて、東京タワーの足元に記念の石像があるほか、各地に銅像も建てられています(タロやジロに食べられたかもしれないペンギンさんにも合掌)。

山岳救助犬のセントバーナード、警察犬・警備犬、盲導犬や聴導犬のシェパードやレトリバーなど、人間のために働いてくれる犬は数多く、元は狼だというのに、本当に犬は人間の一番の仲間(の動物)として現在も活躍中。その能力は訓練次第でまだまだ伸びるかもしれません。

参考記事:
・”警備犬”&救出ロボットのデモンストレーション(2011.10/22)
・映画「DOG×POLICE(ドッグポリス)」レビュー(2011.10/1)
・働く犬たち-警備犬・警察犬などなど(2011.3/8)

・新旧「しらせ」が船橋港で対面。(2011.10/1)

    デズモンド・モリスの犬種事典―1000種類を越える犬たちが勢揃いした究極の研究書 働く犬大全―選ばれた犬たちの魅力を探る (イカロス・ムック)

*国立極地研究所(南北両極地の研究成果や昭和基地のライブ・カメラ”南極・北極科学館”の紹介があります。所在地は”高松駅”前です! 多摩モノレールの。^_^;

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2011年10月25日 (火)

商店街発のアニメイベント”キャラ★フェス”(香川)

四国は讃岐”うどん県”では、丸亀市中央商店街高松市常磐町商店街を会場に、アニメや萌えのキャラをテーマにした”キャラ★フェス”というイベントで町おこしが図られているそうです(「常町」は”盤”でなく”磐”。また「丸亀」と高松市の「丸亀」の混同に注意!)

※キャラ★フェス公式HP

Cf5_2

年2回のペースの開催で、この2011年10月29、30日で5回目、前回の4は、5月に「こんぴらエンタメフェスティバル」と共同で開催されたとのこと。

*コスプレで集合/琴平でエンタメフェス(四国新聞2011.5/23)

となりの徳島でも”マチ★アソビ” というアニメのイベントをやっているし、四国はアニメや萌えキャラでイベントを実行するのが上手(好き)なようです。

追記:”マチ★アソビ”がついに準メジャーテレビで特集・放映されました。
*BSフジ→徳島から世界へ~コンテンツ産業の未来 マチ☆アソビSP byジャパコンTV(2011.10/29(土曜深夜)25:30~26:25)
*ジャパコンTV~コンテンツビジネス最前線~のサイト

高松の商店街はアーケードの合計総延長が日本一の長さを誇り、高松市丸亀町商店街などは再開発計画が軌道に乗ってテレビでも取り上げられたりしていますが、皮肉なことに、私鉄のターミナル駅(ことでん・瓦町駅)の正面にある常磐町商店街の方は、かつては商店街の中に隣接して立地していた大型スーパーのダイエーとジャスコの高松店が他所に移転してからは、かなり寂しくなってしまってました(これが瓦町駅にそごう→天満屋が完成するかなり前の話ですから、経済情勢の厳しさが分かります)。また、丸亀市の商店街もシャッター街化し、厳しい状況が続いているようです。

*トキワ街(高松常磐町商店街)公式ブログ
*丸亀市観光協会 まるがめ婆娑羅マップ

それが、ここに来てこのようなイベントが実行され、持続していることは、全国の商店街活性化や町おこし、文化イベントの参考になるかもしれません。

*支局長からの手紙:うねりをつくる/香川(キャラ★フェス開催の背景について:毎日新聞・地方版 2011.10/17)

*四国がアツイ!今度は香川で「キャラ☆フェス」開催(昨年のキャラ★フェスのレポート。マチ★アソビ・レポートへのリンクも。ASCII.jp 2010.11/8

※高松市常磐町商店街周辺

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※丸亀市中央商店街周辺

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この10月22、23日に滋賀・彦根市で行われた第4回「ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと2011」では、全国から210の”ゆるキャラ”が参加し、史上最高の約7万8千人が来場、経済効果は4億3千万円に上ったとのこと。

*<ゆるキャラまつり>経済効果、4億3000万円--彦根・滋賀(毎日新聞 2011.10/25)

※2011 ゆるキャラまつりin彦根開幕、手をつないで被災地へ元気を。(YouTube:HikoneNEWS 2011.10/21)

7月には高松でも「第1回ゆるキャラフェスティバルin香川」があって、盛況だったようです。

*“ゆるい”動きに大喜び/高松でキャラフェス(四国新聞 2011.7/3)

おりしも香川県の今年のプロモーションは「うどんだけじゃない香川県」ですし、”キャラ★フェス”の方も頑張って欲しいです。

参考記事:
・四国は萌えている・のか? 瀬戸大橋PAに新キャラ登場-「四国萌え隊」(2011.8/18)
・高松が”ゴルゴ13”の舞台に!(2011.4/26)
・香川県が改名、「 うどん県 」に !?(2011.10/12)

*中小企業庁:がんばる商店街77選:高松丸亀町商店街

*高松中央商店街(Wikipedia)

*高松観光コンベンション・ビューロー

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”Mr.Brain” と” Lie to me”

先日、TBS開局60周年記念ドラマの「南極大陸」(2011年・放送中)の番組宣伝の一環で、出演者の木村拓哉さんと香川照之さんが以前共演していた同局のドラマ「Mr.Brain」(2009年・全8話)が再放送されていました。

「Mr.Brain」は主人公の脳科学者・九十九(つくも・キムタク)が、容疑者や関係者の脳の働きから犯罪捜査を行うもので、キャストがバラエティに富んでいるのと、脚本がなかなかよく練られていて見応えがありました。

  ※[CM] MR.BRAIN (30s)
  
  

MR.BRAIN DVD-BOX

一方、CSのFOXチャンネルTV東京(土曜深夜=日曜早朝)などで、「Lie to me 嘘は真実を語る」(邦題が「嘘の瞬間」の場合もあり)という、主人公の心理学者が、証言者の微表情(表情や仕草など)から嘘を見破って、犯罪捜査を行うというアメリカのドラマ(製作は2009~2011年・全3シーズン48話)が、現在放映されていて、こちらも見応えがあります。

※FOX TVシリーズ『Lie to me 嘘の瞬間』予告編

特に、「Lie to me」の方は、人間が見せる感情の実例を、いちいちニュースに登場した実際の有名人の表情写真で多数紹介するので、主人公の心理学者・ライトマン博士(ティム・ロス)の話に妙に納得してしまいます。

ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間 ファイナル・シーズン DVDコレクターズBOX

「Lie to me」はまだあまり見ていないのですが、日米の2つのドラマとも型破りな科学者の犯罪捜査の話がユニークで面白いのと(まあ、現実はこうはいかないでしょうが)、実際の映像ニュースの記者会見を見るときや、直接に人間としゃべっている時などにも、ちょっと参考にできそうで、興味をひかれる作品です。

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2011年10月22日 (土)

”警備犬”&救出ロボットのデモンストレーション

最近映画でも話題の働く犬、警視庁の”警備犬”と、東日本大震災でも使われた東京消防庁の救出ロボット(ロボキュー)&検知型ロボットの訓練展示を撮って来ました。
(写真はクリックで拡大表示します。下の方に動画もあります)

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※これは警備犬では初のラブラドールレトリバー「スモーキー号」。警備犬は今まで(ジャーマン)シェパードばかりでしたが(警察犬の方は既にいろいろいな犬種がいます)、災害救助の場合、シェパードだと「噛まれそうで怖い」という人がいるので、新たに採用になったとのこと。災害救助任務(の訓練展示)なのでベルの付いた首輪をしています。

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※東京消防庁(第三消防方面本部消防救助機動部隊)の救出ロボット・ロボキュー(奥)と検知型ロボット(遠隔操作により可燃性ガスや生物剤、放射線等の検知を行うロボット・手前右)、作業用防護衣(手前左)。

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※警視庁警備犬ハンドラー(警視庁警備部警備二課警備装備第三係所属の警官)の制服のワッペン(左・”Metropolitan Police Department Security Dog”)と、東京消防庁レスキュー隊員の制服のワッペン(右・”Tokyo Rescue”)。消防庁レスキュー隊の方も犬(スイスで昔から山岳救助に使われているセントバーナード犬)があしらわれています。

”警備犬”とは、匂いによって犯人等の追跡を行う”警察犬”とは別に、災害救助や犯人を襲撃して制圧するなど、複数の任務を一頭でこなせるように訓練された犬です。任務によってハーネスや首輪を付け替えて活動します(”任務”といってもワンちゃんにとっては”遊び”なわけですが…)。

この警備犬の訓練と東京消防庁の救出ロボットのデモンストレーションの撮影ができたのでご紹介です(2011年10月20日・東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展2011」にて)。

■警視庁・警備犬のデモンストレーション

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※必ずハンドラーの左側で歩速を合わせて歩く訓練(左)と、モノをくわえて障害物をジャンプする様子(右)。

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※目的物目指してハードルをジャンプするところ(左)と、爆発物捜索(右)の様子。

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※車両に仕掛けられた爆発物を捜索するところ(左・首ヒモをはずしての捜索)と、爆発物発見の合図(右)。

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※災害救助訓練で要救助者捜索の様子(両方とも)。

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※要救助者発見の合図(左)と、要救助者役の隊員にもほめられているところ(右)。

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※女性ハンドラーと警備犬。右は車両逃走犯制圧訓練で待機しているところ。襲撃・制圧任務の時は皮の首輪を付けます。

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警備犬犯人制圧訓練展示体当たり襲撃・アトラス号)の動画。下はキャプチャ画像。
Taiatarid

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※警備犬犯人制圧訓練展示(噛み付き襲撃・ヤーゴ号 他)の動画。下はキャプチャ画像。
Kamitsuki

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※警備犬犯人制圧訓練展示(車両逃走犯人の制圧・ファント号とアトラス号)の動画。下はキャプチャ画像。
Syaryou

■東京消防庁の救出ロボットと検知型ロボットの実演


※東京消防庁の救出ロボット・ロボキューのデモンストレーションです。

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ロボキューの遠隔操作用操作台(左)と、検知型ロボット(検知型遠隔探査装置)、及び、遠隔操縦用のパソコン・セット(右)。検知型ロボットは、中継用ロボットと検知ロボットの2機構成になっています。

参考記事:
・映画「DOG×POLICE(ドッグポリス)」レビュー(2011.10/1)
・働く犬たち-警備犬・警察犬などなど(2011.3/8)

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2011年10月18日 (火)

都営交通100周年「都電・花電車」を見てきました。

今年(2011・平成23年)は、都営交通開業100周年にあたり、それを記念して、東京で唯一残っている路面電車の都電・荒川線で、33年ぶりに「花電車」が運行されるとのことで、見に行って来ました。

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※都電・荒川車庫で出発を待つ「花電車」(右)と「レトロ電車」(左)。

「花電車」とは、車両を改造して装飾し、祝賀行事や祭りなどで運行する路面電車のことです(今回の車両では乗客は乗れません)。都営交通は8月1日をもって開業100周年なので、元々は6月に運行する予定だったものが東日本大震災の影響で延期され、10月になったらしいです。車体にも「がんばろう日本!」の文字が”100th”の上にはっきり書かれていました。

「花電車」の運行は10月の1日(土)、10日(月・祝)、16日(日)、23日(日)、30日(日)の5日間(だけ)で、撮影したのは16日です。「花電車」は、各運行日に、荒川車庫を出て、始点・終点の三ノ輪橋駅と早稲田駅をそれぞれ2往復(計4往復)するだけで、16日は天気も良かったので、荒川車庫の前と路線沿いには年齢性別を問わず、カメラをもったギャラリーが大勢スタンバイしていました。


※「花電車」が荒川車庫から出るところ。


※荒川車庫前駅から出発して走行するところ。


※豊島区の雑司が谷・目白を結ぶ千登世橋の上から(鬼子母神前駅→学習院下駅の間)。千登世橋は戦前の架橋で、東京都の歴史的建造物の一つ。すぐ近くには学習院大学や鬼子母神があり、橋の上からは池袋のサンシャイン60ビルを望むことができます。

*都営交通100周年記念WEBサイト
(*「花電車」の運行予定ダイヤ)
*東京都交通局のHP
*東京新聞・都電荒川線100周年記念サイト

(都電・荒川線の路線図)
Arakawa_line

ちなみに、前回33年前(1978・昭和53年)の花電車は、ワンマン運転の完全移行や停留場などの施設改善を記念して行われ、今回の1両だけと違い、5両も走ったとのことです。

なお、荒川車庫の営業所では、記念一日乗車券(400円)など100周年関連の商品がいろいろ販売されていました。他の都営線の営業所でも販売していると思います。

それから、10月は学園祭のシーズンで、16日には早大でも稲門祭が行われていたので、早稲田のエンジ色の法被を着た学生や手提げ袋を持った来場者、紙製の角帽をかぶったOBらしきおじさんたちが、早稲田駅の界隈にあふれておりました。また、鬼子母神(きしもじん)では10月16~18日の御会式(おえしき)の縁日が開かれていて、たいへんな賑わいでした。

*鬼子母神のHP

Kishimojin
※鬼子母神の縁日の様子(10月16日)。

そういえば、都電沿線には2回住んだことがあります。豊島区と荒川区。懐かしくもあり、久しぶりで嬉しいような悲しいような…。

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2011年10月16日 (日)

JR大森駅東口広場で”ウータンフェスタ”

秋は学園祭のシーズンですが、ここ大森では今日(2011.10/16 日曜日)、秋晴れで天候にも恵まれ、JR大森駅の東口広場で、大森駅東口商店会主催で”ウータンフェスタ2011”が開催されていました。

Utan1

Utan2

出店などの他、イベントの目玉はプロレス団体の”DDTプロレスリング”による実演で、リングの上で熱いファイトが繰り広げられていました。近くの池上本門寺力道山のお墓があるので、池上本門寺やここ大森は、プロレス関係者には馴染みの土地柄のようです。

Utan2011 Utan_map

*大森駅東口商店会ニュース
*DDTプロレスリング公式サイト

いろいろと、いろんなイベントの多い大森なのでした。

参考記事:大森周辺のいろいろな呼びかけ(2011.9/19)

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事件で事故!

20111016jiko
※事故現場の様子。マンションにぶつかっている軽ワゴン車が盗難車で、右が追突された乗用車です。

今日(2011.10/16)は、日曜日だというのに、朝から近所でパトカーのサイレンがワンワンと鳴り響き、あげくに「ドッカーン」と衝突音。サイレンの音は更にうるさくなり、外に出て衝突音がした方に行ってみると、黒山の人だかりができていました。

事故現場の交差点では、衝突で壊れた自動車が2台止まっていて、既に警察の規制線がはられ、調査が始まっていました。

後でニュースを調べてみると、盗難車がパトカーに発見されて追い回されたあげく、交差点に信号無視をして侵入、他の乗用車とマンションの階段に追突してようやく停止したらしいです。

*盗難車両が信号無視して衝突事故、男を逮捕(日テレNEWS24 ・2011.10/16)

私が行ったときは、既に逃走車のドライバーは逮捕され、乗用車のドライバーも救急車で運ばれた後でしたが(幸い軽傷だったそうです)、近所は2時間ぐらいは騒然としたままでした。

車の盗難も、事故も困ったもんです。

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2011年10月12日 (水)

香川県が改名、「 うどん県 」に !?

2011年秋、要潤”うどん県副知事が発表!

Udonken

…だ、そうです。

*「うどん県」のサイト

*”Myトリップかがわ”(香川県観光協会)のHP(Top)

※うどん県 副知事 要潤さん (YouTube)

*「うどん県に改名しました」 香川県観光協会の特設ページがうどん推しすぎですごい(ITmediaニュース 2011.10/11)

今日(2011年10月12日)の@niftyやYahooトップページのニュース・トピックスにも出ていたので、一時「うどん県」のサイト(香川県観光協会)がつながりにくくなってました。

Niftyudonken

※うどん県。それだけじゃない 香川県 (YouTube)

※「うどん県」サイト・トップページにあるCMビデオの各編。

ここまで開き直るのも清々しい。ちなみに、上の県出身タレントが多数出演しているプロモーション動画を見ると、うまい具合に県内の観光名所や他の特産品がさりげなく紹介されています(最期まで見てね)。CMも各種あるようで、県人としては、ぜひ全国で流してもらいたいものです。

Udonkennews

県のPRとしては、なかなかの力作。ヒットの予感です。

追記:反響は上々のようです。
*「うどん県」が大反響 アクセス1日で17万件 (47NEWS・四国新聞 2011.10/14)

*関連カテゴリー:食べ物・うどん

※こちらは映画の「UDON」 (^_^)
UDON プレミアム・エディション [DVD]

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2011年10月11日 (火)

津波被害の宮城・南三陸町の古民家が高松の「四国村」へ。

新聞やテレビなどの報道によると、3月の東日本大震災の津波で被害を受けた、宮城県南三陸町にある一部損壊した築309年の古民家が、香川県高松市の四国民家博物館、通称「四国村」移築されるとのことです。

        

(四国村は、源平合戦で有名な屋島の麓にあり、江戸時代の古民家や農村歌舞伎台、祖谷のかずら橋、明治時代の燈台などが、移築・再現されている建物博物館で、愛知・犬山市の「明治村」の古民家版といった感じです。また「わら家」といううどん屋や神戸から移築した「異人館」を利用したティールームもあります。日本人にとっては非常に郷愁を感じる造りになっていて、高松観光ではお勧めの場所です)

※高松市の「四国村」周辺地図

大きな地図で見る

*古民家の暮らし残った 南三陸の築300年住宅 高松に移築(47NEWS/河北新報 2011.9/22)

*文化遺産に命再び…/被災古民家移築へ(四国新聞 2011.9/22)

*南三陸町の築309年「古民家」高松に移築(日刊スポーツ 2011.10/11のニュース。リンクはトップページ)
*直リンク→ http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20111011-848241.html

元禄時代・忠臣蔵の年(1702年)に建てられたこの茅葺き古民家は、今回の津波では約20メートルも押し流されながらも、今まで何回もあった地震や津波に耐えてきただけあって、一部損壊の状態で残ったとの由。


※移築される半壊状態の南三陸町の古民家(四国新聞HPより)

震災当日まで住んでいた家主の遠藤氏(13代目)が保存先を探していたところ、四国村の関係者が話を聞いて引き取りを申し出、年内には分解・移築されるとのことです。

家主さんは、またいつか南三陸が復興したら、元の場所に戻して再建したいという夢を持っているとのことで、今回の移築も、復興支援の一つの形かもしれません。

今後はこれを機会に、従来は互いに遠く感じていたと思われる、四国村のある香川・高松と宮城・南三陸の、交流活発化が期待できるのではないかとも思います。

※南三陸町周辺地図

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*南三陸町役場のHP

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2011年10月 7日 (金)

移り変わるパソコンとネットの世界。

☆米・アップル(Apple)社の前CEO、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなったショックは世界中をかけめぐっているようです。

*アップル・ジャパンのHP

*スティーブ・ジョブズ氏(Wikipedia)

アップルといえば、今では、iPodやiPhone、iPadが一番に連想されますが、私のようなおじさん世代だと、”パーソナル”なコンピュータの元祖のAppleⅠやⅡ、マウスを使うGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)を実現したMacintoshが登場した時のことを思い出します。

スティーブ・ジョブズ I The History of Jobs & Apple  1976〜20XX【ジョブズとアップル奇蹟の軌跡】 (100%ムックシリーズ) アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝

アップル社をジョブス氏と共同設立したスティーブ・ウォズニアック氏とともに創った「ガレージから生まれたコンピュータ」ということで、アメリカン・ドリームと言うか、コンピューターの大衆化革命と言うか、特にアメリカではビジカルクという表計算ソフトの元祖がビジネスマンに大受けしたこともあって、1970~80年代にかけて、当時はこれだけで伝説的。今と違ってカラフルだった”かじられたリンゴマーク”はその象徴でした。

それまではコンピューターといえば、大企業や研究所が使うIBM製の大型のもので、GUIもマウスもなし、キーボードから真っ黒画面にアルファベットと数字のコマンドを打ち込んで使うのが普通だったのです。

 
※Apple社の昔のロゴ(1976~96年)・AppleⅡ(1977年頃)・Macintosh 128K(1988年頃)(Wikipediaより)

このアップルの技術革新のお陰で、現在のようにパーソナルなコンピュータ(当時はマイクロ・チップとmyをかけてマイ・カーならぬマイ・コンともよく言った)が爆発的に普及したといっても過言ではないでしょう。

また、ビル・ゲイツ氏考案のDOSを使うマシンの方は長らくハード上で割り当てたアルファベット・数字・カタカナぐらいしか使えなかったのが、Macが早くからソフト上のフォントで多言語を扱えるようにしたので、今でもデザインや印刷の世界ではMacが多数派になっています。

もっとも、個人的にはMacは高くてとても手が出ませんでしたが(昔のMacは”パソコンのポルシェ”と言われていて、ユーザーというよりオーナーになるだけでも大変だった)。

※YouTube投稿動画から。
・Apple 1976-2010(主にジョブズ氏や会社の歴史)

・The Full History of Apple 1976-2011(アップル社の製品の歴史)

マイクロソフトのWindowsが登場してDOS機でもGUIが使えるようになったのも、Macの先進性があればこそで、市場のシェアは別にしても、大企業や専門家だけのものだったコンピューターを一般個人にまで解放し、今のiPadなどにも続く、ユーザー・フレンドリーの精神(それまでのパソコンは、パーソナル・ユースの製品では自動車に次ぐくらい勉強や学習が必要で、あまり”フレンドリー”じゃなかったです)で、パソコンや情報技術(IT)の普及・発展に果たしたジョブス氏の役割は計り知れないと思います。

※NHKクローズアップ現代「世界を変えた男 スティーブ・ジョブズの素顔」(NHKonlineCH)

Macの一番最初のCM(1984年)は、映画「ブレード・ランナー」や「ブラックレイン」、「グラディエイター」などを撮ったリドリー・スコット監督の制作で、全体主義社会の恐怖を描いたジョージ・オーウェル氏のSF小説「1984」をモチーフにし、最後のシーンで、独裁者が映し出された画面が女性の投げたハンマーによって破壊されるのですが、このCMがジョブズ氏の生き方を象徴しているのかもしれません。

※これもYoutubeより。”アップル社CM 『1984』 リドリースコット監督"

ご冥福をお祈りする次第です。

*ジョブズ氏死去:ITのカリスマ悼む 全世界に衝撃(47NEWS 2011.10/6)

ブレードランナー ファイナル・カット 製作25周年記念エディション [Blu-ray] 一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫) 1984 [DVD]

それにしても、ジョブズ氏やゲイツ氏は(単に経営者と言うより)確かに素晴らしい「起業家・実業家」ですが、事業の本拠地がアメリカ以外だったら、これほどの世界的大企業家になれたかどうか。逆に二股ソケットの松下幸之助翁や、初の薄型電卓や100ポンド・パソコン(日本での販売価格は4~3万円。当時パソコンといえば、ん十万円が相場)を開発したイギリスのサー・シンクレアがアメリカを本拠地に活躍していたら、もっと凄い世界的大企業を作っていたかもしれない、などと思ったりします。

★それから、話変わって、ここのブログ、cocolog を運営しているニフティは今年で25周年だそうです。

アット・ニフティ

                   

その昔は、インターネットが登場する前で、”パソコン通信”の時代でしたが、私もその頃からの利用なので感慨深いです。

ニフティのサイトに25周年特設サイトがあって、パソコン通信「NIFTY-Serve(ニフティサーブ)」の画面が再現されています。興味のある方は、ぜひ。

     

パソコン通信も、真っ黒画面に文字が表示されるだけのものでしたが、当時はカーソルが点滅しながら画面を移動して、その後に続いて文字が表示されただけでも”ハイテク”を感じました。もっとも、ADSLもない時代に、通信は固定電話の回線を使っていたので、パソ通と電話の双方の利用に支障が出て、当時は困ったものです。

今やインターネットの時代ですが、核戦争に備えて作られたネット・システムが、実際の戦争のないまま、一般民間に開放されて誰でも使える時代になったのは有難い事です。

※これもYouTubeから。”懐かしのNIFTY-Serve (パソコン・ワープロ通信)25周年記念”(ニフティ・サーブの再現画面の様子です)

パソコンと全然関係ないですが、他に、私の地元の高松本社の地元スーパーの大手「マルナカ」が「イオン」に買収されたり、アメリカのウォール街で大きなデモがあったりと、ここ2、3日、いろいろ考えさせられるニュースが続く秋です。

 みんながコレで燃えた!NEC8ビットパソコン PC-8001・PC-6001 CD-ROM1枚(Windows 2000、XP対応)
※写真は、私が高校の頃、懸賞論文でもらった賞金やら貯めた小遣いやらをかき集めて、有り金はたいて初めて買ったパソコンNEC・PC-6001(パピコン…の本)。本体だけで7万円くらいでした。OSはBASIC。フルセットは望むべくもなく、ディスプレイはテレビ、データ保存はカセットテープを使ってました…(接続できたのがすごいでしょ?当時使ってたSONYのラジカセ:Studio 1980 Mark IIは、モノラルスピーカーだけど3バンド対応で短波も聞けたし、リモコン端子もあった)。でも、この価格で8色カラーが使えて、”音が出た”だけでも当時は驚きだったのです!

ちなみにパソコン通信を始めた時の使用機種はNECのノートパソコンPC-9801NS-Eでした。ディスプレイの液晶はモノクロ(カラー液晶は最初のうちものすごく高く、多分本体よりカラー液晶のディスプレイの方が価格の大部分を占めていた)。OSはMS-DOS。Windowsが出る前で、当時はHDD管理ソフトをインストールして、簡易GUIでアプリケーションを表示画面にいちいち登録して使うのが一般的でした。※

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2011年10月 3日 (月)

京都国際マンガミュージアムのドイツ・マンガ展

今年2011年は日独交流150周年の年です。また、本日10月3日は、東西に分断されていた戦後ドイツの統一記念日です。

Nichidoku1 Nichidoku2
※京都国際マンガミュージアム企画展 : 「13人のドイツ・コミック作家展―オルタナティブからMANGAまで」(2011年9月10日~10月16日)のチラシ。

そういうわけで、2010年10月~2011年10月は「日独交流150周年」でいろいろな催しが行われています。

また、先日京都に行った際(京都御所の見学で。9月24日)に京都精華大学が運営する京都国際マンガミュージアムを訪問してきましたが、こちらでもドイツとの交流を記念して、ドイツのマンガを集めた企画展示をしていました。

ドイツの漫画は、登場人物が”都市生活者”が多く、内容がどうも”哲学的・自省的”な感じで、日本のものとはかなり違ったテイストでした。

全く勝手に個人的な私の意見で映画に例えると「ブリキの太鼓」とか「グッバイ・レーニン」「ラン・ローラ・ラン」「善き人のためのソナタ」みたいな雰囲気。日本のマンガやアメコミのような、ヒーローが活躍するパワフル系やキュートな動物が出てくるほのぼの系は、展示してあるものの中には見られなかったです(なお、ドイツ映画関連の展示は全然ありません)。

エーリッヒ・ケストナー原作の「点子ちゃんとアントン」のコミック化作品があって、ちょっとホッとした感じです。

ブリキの太鼓 (スマイルBEST HDニューマスター版 スタンダード・エディション) [DVD] グッバイ、レーニン! [DVD] ラン・ローラ・ラン [DVD] 善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]

       点子ちゃんとアントン (ケストナー少年文学全集 (3)) 点子ちゃんとアントン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

もっとも、日独交流事業の公式マスコットに使われている”Maus”(ドイツ語のネズミ)など、かわいいキャラクターもあるので、本国にはもっといろいろなマンガがあるのだろうと思います。

       Die_maus

※日独交流150周年を記念するマンガ(日マン独)のサイト

※ドイツ文化センター(東京)のHP(日独交流イベントの案内一覧など。”日マン独”のサイトもここ)

※京都国際マンガミュージアムのHP

同ミュージアムでは他にも「赤塚不二夫マンガ大学展」(2011年10月29日~11月6日)などいろいろな企画展が予定・実施されている他、コミック雑誌・アニメ・キャラクター商品などの発展の歴史、高知県や鳥取県、北九州市など各地のマンガ関連イベント紹介など、常設展もバラエティに富んでいます。

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※京都国際マンガミュージアムの入り口。

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※入場料金案内(左)と館内でマンガを読む人たち(右)。年齢性別国籍を問わず、幅広い層が来館しています。

京都国際マンガミュージアムは、元小学校だった校舎を改築したもので、マンガ図書館・資料館でもあり、膨大な数のマンガを直接手にとって読めるほか、外国語に翻訳された日本の漫画や外国の漫画の本、アニメやマンガの各種関連展示もあり、充実した内容です。今では京都の名所の一つとも言えると思います。

(写真は係の人に断ってOKだったところだけ撮っています。一般の展示物や蔵書の撮影はできません)

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※2階のサン・テラスに飾られている手塚治虫さんの「火の鳥」

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※この日は屋外広場でコスプレ大会をやっていました。

場所は京都市内、地下鉄・烏丸御池駅すぐでアクセスは便利です(京都市交通局のHP)。

入館料は大人800円、中高生300円、小学生100円です(休館日は年末年始の他、通常水曜日ですが、変動するので要確認)。

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※入り口脇にあるミュージアム・カフェ「えむえむ」。左はメニュー。

国内外のマンガ・アニメの歴史と現状を知る上でも、懐かしいマンガを読むにも、お勧めのスポットです。

そういえば、先月(9月)3日には、神奈川県で川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム(完全予約制!)がオープンして話題になりました。

アニメ関連会社(東京ムービーなど)の多い東京・杉並区にも、アニメのミュージアムがあります。東映アニメーションなどがある練馬区や”中野ブロードウェイ”のある中野区もアニメによる町おこしに力を入れています。

参考カテゴリー :アニメ・コミック

参考記事 : ドイツが徴兵制をようやく廃止(2011.5/8)

※ちょっと古い本(2004年)ですが、こんな本も。全国のマンガ関連ミュージアムやマンガ・ロードなどを紹介。
CDジャーナルムック 全国まんがMAP
(注:宮城県石巻市の石ノ森章太郎さんの記念施設など、この度の東日本大震災で被害を受けるなどして、休館しているところもあります→”石ノ森章太郎ワールド・Mangattan.net”

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2011年10月 2日 (日)

映画「DOG×POLICE(ドッグポリス)」レビュー

Dogpolice
※映画「ドッグポリス 純白の絆」パンフレット(税込み600円)
■製作:2011「DOG×POLICE」FILM PARTNERS 監督:七髙剛 出演:市原隼人・戸田梨香・時任三郎・カンニング竹山・他&警備犬 上映時間:104分

*映画『DOG×POLICE ドッグポリス 純白の絆』公式サイト


※「DOG×POLICE」の予告編。

最近は災害救助犬など働く犬への世間の関心が高まっていて、私のブログでも働く犬の記事を見てくれる人が多く、公開初日(2011年10月1日・土曜日)が例によって1,000円均一の映画の日でもあったので、話題の映画「DOG×POLICE」を観てきました。Kiji20110930

この映画の原案が、海上保安庁潜水士の活躍を描いた「海猿」の原案者・小森陽一氏で、両方の映画に、”現場指揮官”役で時任三郎氏が出ているので、やはり「海猿」の「警備犬ハンドラー」版という印象が強いです。

本作でも、若いチームのメンバーが、葛藤を抱えつつ一丸となって現場で奮闘します。やや荒削りな話運びですが、爽快な作品です。

見習いハンドラーと出来の悪いバディ犬の成長を描く点では「きな子~見習い警察犬の物語~」と、また、熱血警官が犯人を追い詰めていくところ(と、警察組織内部の軋轢)は「踊る大捜査線」とも共通する雰囲気。

海猿 UMIZARU EVOLUTION DVD-BOX きな子~見習い警察犬の物語~ [DVD] 踊る大捜査線 THE MOVIE [DVD]

ストーリー展開は、警察組織の「刑事部」「警備部」の違いや、「警察犬」「警備犬」の違いが一般にはあまり知られてないので、台詞がやや説明的ではありましたが、展開のテンポがはやいので飽きが来ることはありませんでした。

なお、それぞれの違いを簡単にまとめると…
刑事部:刑法犯犯罪を捜査するところ。いわゆる”刑事”がいるのがここ。
警備部:暴動鎮圧、テロ警備など警備活動をするところ。要人警護のSP機動隊はこちらに所属(外国は暴動専門の警察部隊はあまりないので、いきなり軍隊や憲兵隊が治安出動したりします。戦前の日本もそうです)。
警察犬:犯罪者の追跡や人の捜索をする犬。
警備犬:一頭で爆発物捜索や犯人襲撃と制圧、災害救助など複数の任務をこなせるように訓練された犬。
・・・といった感じです。

参考記事:
・働く犬たち―警察犬・警備犬などなど(2011.3/8)
・原作→NHKで映像化→映画化の作品まとめ(2011.5/1)
・12月1日は映画の日(2010.11/27)
追加参考記事:
・”警備犬”&救出ロボットのデモンストレーション(2011.10/22)

警察のしくみ (図解雑学) 平成23年版 警察白書

警察警備最前線 (JPOLICE特選ムック) 働く犬大全―選ばれた犬たちの魅力を探る (イカロス・ムック)

※警察の活動を紹介する「ポリス・チャンネル」のサイト

「踊る大捜査線」でもそうでしたが、犯人が若造の変質者で(CM 程度のネタバレ。トリックの謎解きはあまりありません)、用意周到で計画的な重大事件を引き起こす割には動機がイマイチで、主役の警官も若くて体力勝負の面があり、両者か、あるいは片方にでも、もう少し”貫禄”があって、話に深みが欲しかったかなという気はします(”貫禄”は今の日本の政治家にも欲しいものの一つですが…)。「ダーティーハリー」とか「スピード」とかみたいに。

ダーティハリー 特別版 [DVD] スピード [DVD] ダイ・ハード3 [DVD] サブウェイ123 激突 コレクターズ・エディション [DVD]

当然ですが「コロンボ」とか「古畑任三郎」とは雰囲気は全然違います。犯人を必死で追いかけるところは「太陽にほえろ」と、爆発シーンの多いところや犯人との駆け引き「ダイ・ハード3」「サブウェイ123」とちょっと通じるものがあるかと思います。

「警備部」が活躍する話としては、コミック・アニメの「機動警察パトレイバー」があって、「ドッグポリス」の映画の登場人物中、ITが得意な警官の机の上に「レイバー(作中では”汎用作業用ロボット”のこと)」のフィギュアが飾ってあります。「パトレイバー」とはパトロール・レイバーのことで、「警視庁警備部特科車両二課中隊」、通称「特車二課」で装備されていることになってます。ちなみに「特車」とは、その昔、自衛隊創設のころ(当時は警察予備隊→保安隊)、まだ戦時中の記憶が生々しく、軍隊用語がほとんど使えなかったので「戦車」を言い換えていた名称です。

追記:日テレの宣伝特番(10/4深夜)を見て思い出しましたが、TV・映画の「SP 警視庁警備部警護課第四係」「警備部」の話ですね。こちらはフジテレビですが (^_^)。同じフジ(関西テレビ)の「アンフェア」は警備部ではないです…。映画会社は「ドッグポリス」も「SP」も東宝「パトレイバー」は日テレ・松竹(コミックは小学館)で、「アンフェア」劇場版は東宝です。…それから、本作は人間と犬の”バディ(相棒)”の話ですが、刑事ドラマで人間同士の「相棒」とも違う雰囲気です (^_^;)。「相棒」はテレ朝(劇場版は東映)で、こうして見てみるとTV各局・映画各社を代表する刑事ドラマがそれぞれあるのが分かりました。

映画の中でハンドラー達が制服につけているワッペンには「K-9 UNIT」と表記されていますが(パンフレットの裏=右側の写真)、ずばり「K-9」という麻薬捜査犬のアメリカ映画がありました。…そういえばTVの「デカワンコ」というのもあったか。

図解 特殊警察 (F-Files No.020) SP エスピー 警視庁警備部警護課第四係 DVD-BOX EMOTION the Best 機動警察パトレイバー 劇場版 [DVD] K-9/友情に輝く星 【ベスト・ライブラリー 1500円:ファミリー映画特集】 [DVD]

なお、本作では、珍しい警備犬の訓練風景が何回も出てくるのと、SAT(警察の特殊急襲部隊)との合同訓練シーン液体窒素を利用した爆発物処理シーンがあったりして、こちらも興味深いです。

脚本をもう少し練ってもらいたかった気はしますが、悪くはない出来です。

やる気は満々、能力もあるが、我が強すぎて組織の中で浮いてしまい、なかなか希望通りの部署に行けないのが本作の主人公・早川。”やる気が空回りして、気持ちばかり焦る”ということで、宮仕え(サラリーマン)なら結構共感できる人事の悩みです。しかし、配属先で、めげずにバディ(の犬)や仲間とともに手探りで前進していく姿が力強く、後味の良い作品になっています。

下の写真は、イベントでの警備犬の訓練展示の様子です。

Photo_6

Seiatsu1 Seiastu2
※上写真三枚は警備犬の爆発物検索、犯人襲撃・制圧訓練の展示(東京ビッグサイトで行われた「危機管理産業展2010」で。2010.10/06。今年も10月に開催予定。警備犬のデモンストレーションも予定されています) 。下はこの訓練展示に来ていた警備犬ハンドラーの制服の腕についていた本物の方のワッペン。”Metropolitan Police Department Security Dog”(MPD=首都警察=警視庁/警備犬…直訳ですね (^_^) ) となってます。※
Wappen

※ちなみに、東京消防庁レスキュー隊のマークにはセントバーナード犬が描かれています(下の写真)。
          Tokyo_rescue

*危機管理産業展2011のHP
(RISCON TOKYO2011。東京ビッグサイトで10月19~21日警備犬のデモンストレーションは10月20日の予定。危機管理の関連産業各社が出展。自衛隊・消防等の装備品展示もあり。HPから”事前来場者登録”をすれば入場無料

作中の犬の主役「シロ」は、ジャーマンシェパードのアルビノ(劣性遺伝)で体力が弱いことになっていますが、実物は白い毛のスイスシェパードで健康に問題はないそうです。他の出演警備犬は全てジャーマンシェパードとのことです。


※警備犬誕生30周年を伝えるテレビ・ニュース ANN NEWS 2010.9/10

ちなみに、盲導犬などもそうですが、”働く犬”が飼い主やハンドラーといるときは通常「仕事中」なので、いくらかわいくても、ペット犬のように第三者がちょっかいを出してはいけないそうです。ご参考まで。

DOG×POLICE 警視庁警備部警備第二課装備第四係 (集英社文庫) ドッグポリス 奇跡の警備犬ものがたり (集英社みらい文庫)

※♪いぬのおまわりさん…本作品とは関係ありません。(^_^);
             「いぬのおまわりさん」こどものうた2~みんなのうた

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2011年10月 1日 (土)

新旧「しらせ」が船橋港で対面。

2011年11月の南極観測出発前に国内各地を巡航している砕氷艦「しらせ」(2代目・艦番号5003)が9月30日、千葉県・船橋港に入港。気象会社に引き取られて同港で保存されている先代の「しらせ」(現在は「SHIRASE」・艦番号5002)とのツーショットが実現しました。

※新旧しらせ そろい踏み (Youtube-アサヒ・コム動画 2011.9/30)

(YouTubeの説明書き→『南極観測船「しらせ」が9月30日、先代の「しらせ」が渓流されている千葉県船橋市の船橋港に入港した。』…”渓流”じゃなくて
”係留”ですね。ホントは。)

*いってらっしゃい、いってきます 新旧しらせ、ご対面(朝日新聞 2011.9/30)

これを記念して、両「しらせ」が10月2日まで一部一般公開されるそうです。

*WeatherNewsのお知らせ(2011.9/12) : 9月30日~10月2日、船橋港に南極観測船2隻が結集

※「しらせ」関連リンク
*(株)ウェザーニューズ 「SHIRASE」 Official Website
*名古屋港水族館・名古屋海洋博物館のHP(二代目の南極観測船「ふじ」を展示中)
*文部科学省”南極ワンダー”のページ 
*国立極地研究所のHP
*海上自衛隊のHP(南極観測船は海自の運用)

Shirase20100807
※二代目「しらせ」
(海自横須賀基地で係留中の様子)

ちなみに、9月30日は船の科学館の本館と旧青函連絡船の「羊蹄丸(ようていまる=ひつじのひづめ)」の展示が終了した日でもあり、「羊蹄丸」の譲渡先も10月には決まりそうということで、お別れのセレモニーがありました(本館は改装後に再度オープン予定。初代南極観測船「宗谷」の展示は継続)。

*羊蹄丸、展示終了「出航せよ!」=旧青函連絡船、譲渡へ-「船の科学館」休館(朝日新聞 2011.9/30)

「羊蹄丸」の中の、昭和30年代の国鉄青森駅の様子を再現した「青函ワールド」がどうなるのか、気になるところです。

Soyayoteimaru 
※宗谷(左)と羊蹄丸(右)。今年(2011年)8月、船の科学館で。

参考記事 :
・「船の科学館」の本館が9月いっぱいで休館に。(2011.8/7)
・昭和30年代の青森駅を再現「青函ワールド」(2011.8/14)
・横須賀 ・ 日米基地同時一般開放に行ってきました。(2011.8/7)

再びちなみに、TBSが開局60周年記念番組として10月16日から、日曜劇場で「南極大陸」という大河ドラマをキムタク主演で始めるそうです(”実写版ヤマト”か”GOOD LUCK!”か…)。

*TBS・日曜劇場「南極大陸」のサイト

参考記事:映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(実写版)レビュー(2010.12/1)

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