うどん県盆栽市(香川県高松市)
今日(2012年1月30日)のNHK「クローズアップ現代」で「“和の心”を輸出せよ ~世界に広がるBONSAI~」と題して、日本の盆栽文化が海外に広まっている様子が取り上げられていました。
現在、盆栽の売上は、国内ではどんどん減りつづけ、かつての数分の一の5億円ですが、EUや豪州、アメリカ、アジア各国など海外での売り上げは61億円に達し、今も増え続けているそうです。
高松市は国内松盆栽の8割を生産する土地(鬼無・国分寺地区)で、昨年11月には 「第11回アジア太平洋盆栽水石高松大会(ASPAC)」が開催されました。
同大会は、盆栽と水石(観賞用の自然石)の実演・展示を行う、盆栽界では世界最大の国際大会で、1991年にインドネシアバリ島で第1回大会が開催されて以来、2年に1回、アジア各国で開催されているものだそうです。
とはいえ、番組内でも触れられていましたが、盆栽がこれほど海外に浸透しているとは、日本国内ではあまり知られていないと思います。
※これは高松市の市章。高松の「高」と「松葉」の組み合わせ。松盆栽生産が特に多い国分寺地区は、以前は郡部の国分寺町だったのが高松市に合併したので、このマークはますますぴったりしたものになりました。高校の学章みたいな気がしなくもありませんが…。※
※高松市国分寺町盆栽集出荷場付近はここ。
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ちなみに、香川県の場合、うちわ生産では丸亀市が、手袋生産では東かがわ市が全国シェアの大半を占め、それぞれ、うちわ市・手袋市と言えそうです。
「うどん県」宣言も「それだけじゃない香川県」が後に続くわけで、香川としてはうどん以外に、日本としてはアニメ以外の、いろんな「COOL JAPAN」をもっとPRしたいものです。
参考記事 :
・「あら、monoで香川県特集やっとったがー!」(2012.1/9)
・香川県が改名、「 うどん県 」に !? (2011.10/12)
*以下にも参加しています。
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