四国広域連合が発足へ。
報道によると、政府の地域主権戦略会議が、経済産業局など3機関を地方移管すると決定したことを受けて、四国4県の知事が、2013年秋を目指して「四国広域連合(仮称)」を発足させることで一致したそうです。
広域連合は、国の出先機関移管などの受け皿となって、広域行政を実施したり、特に救急医療や防災面では連携・協力を強めるものです。
実現すれば「関西広域連合」に続く2番目の設立となり、各県は2012年2月議会に合意を求めるとの由。
*四国広域連合の発足目指す 4県で一致、13年秋に(2012.2/4 47NEWS/共同通信)
救急医療や防災面の連携を考えれば、広域連携は非常に有効ではないかと思われますし、自治や経済面から見ると、将来の道州制への布石にもなるかもしれません。
もっとも、「関西広域連合」に、福井・三重・奈良の3県が入っていない一方で(3県は知事がオブザーバー参加)、中四国地方の鳥取・徳島の2県が加盟しており、「四国広域連合」が出来ると、徳島県は両方に加盟という形になって、ちょっと事情が複雑そうです。
いまだ強い国の中央統制。地域主権の実現には、まだまだ試行錯誤・紆余曲折がありそうな気がします。
*以下にも参加しています。
| 固定リンク
「日々雑感」カテゴリの記事
- 今日から新紙幣。詐欺に注意!(2024.07.03)
- 今年もサンタは追跡される…。(2023.12.14)
- 攻める広報紙。千代田区広報表紙にドラえもん!(2023.10.05)
- 緊張感ただよう今年のサンタ追跡。(2022.12.10)
- 終戦当時の労苦を偲ぶ夏(2022.08.01)
コメント