防災をめぐる動きいろいろ。
文科省のプロジェクトチームによると、今後予想される首都直下型の「東京湾北部地震」が発生すると、今まで想定されていた震度6強よりも強い、震度7の揺れが発生する可能性があるそうです。
※文科省チームが調査 首都直下で震度7も 震源想定よりも浅く(東京MXTVニュース 2012.2/21)
*首都直下地震で「震度7」も 震源、想定より浅く(47NEWS/共同通信 2012.2/21)
一方、災害が発生した場合、通信が集中して電話がつながりにくくなりますが、その際も比較的つながりやすいメール(データ・パケット通信)を利用して、音声メッセージで安否情報などを伝えられる「災害用音声お届けサービス」を、ドコモが2012年3月1日から提供する予定とのこと(他の各社も年内には同様のサービスを開始するようです)。また、エリアメールで、気象庁の津波警報を2月24日から配信するそうです。
*ドコモ、「災害用音声お届けサービス」と「エリアメール」(津波警報)を開始(ITメディア・ニュース 2012.2/23)
※NTTドコモの災害用音声お届けサービスのイメージ図(NTT Docomo 報道発表資料より2012.2/23)
*NTTドコモ 報道発表資料:「災害用音声お届けサービス」を提供開始(2012年2月23日)
私の場合、地震体験装置で震度6(強・弱が制定される前)を体験したことがありますが、座っていたイスから振り落とされそうでした。震度7では立っていることすら無理なのは確実。建物の方も、耐震建築が普及している日本でも、震度6を超えると必ず被害が出ています。
だから何が出来るのか? といえば難しい話ですが、個人レベルではとりあえず「心構え」をしておきませう。
いろいろと公共の防災体験施設がありますので、休日などに一度は家族や職場の仲間行ってみることをお勧めします(消火器の使い方も練習できます→洗剤などのスプレーボトルは手の指でレバーを手前に引きますが、重さのある消火器のレバーは指をかける下側が運搬用に固定されていて、ピンを抜いた後、上側にあるレバーを手のひらで押す形になり、初めて使う時にちょっと戸惑います。なお、消火液は炎の根元部分を狙って噴射しましょう)。
※「市民防災ラボ」さんの”防災体験館・体験レポート”のページ。
※防災教育リンク集(「防災教育チャレンジプラン」のサイト内)
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