PAC-3とP-3C
今年(2012年)、北朝鮮が人工衛星打ち上げと称して、信頼性が高いとは思いかねる弾道弾もどきを4月に発射すると宣言したため、世界中が大騒ぎになり、日本でも国内に間違って着弾したり、破片が落ちてくるのではないかと問題になっていますが、例によって防衛のトップあたりが頼りなくて、どうやら迎撃用のPAC3(地対空迎撃ミサイルシステム)とP3C(対潜哨戒機)の区別もよくついてないようで、国民の一人として大変心配です。
そういうわけで、両方を並べると…
※PAC3(地対空迎撃ミサイルシステム:航空自衛隊の装備品。2010年海自横須賀基地のサマーフェスタで展示されていたもの)
※パトリオットミサイル(PAC3)迎撃試験成功(YouTube・jijicom)
まあ、日本は冷戦時代から海上自衛隊の対潜水艦対処能力の強化には、特に力を入れてきたので、報道でもP3Cが登場することが多く(中東・ソマリア沖、アデン湾での海賊対処活動の国際協力にも派遣されています)、それに比べればPAC3はまだ新しい装備品ではあります。
※【海外派遣】 海賊から船舶を守れ!
JSDF counter piracy activity (YouTube・海上自衛隊ch)
参考記事 : 自衛隊初の海外拠点で開所式…ジブチ(2011.7/9)
で、何がしかの危険がある場合には、総務省消防庁が整備してきた”全国瞬時警報システム・J-ALERT”が使われるとのことです。
※内閣官房「国民保護ポータルサイト」
※国民保護の警報サイレン音紹介(上記のサイト内。すぐには鳴りません)
*首相官邸のHP(最近リニューアルしました。”ご意見募集”のページもある)
冷戦が終わって世界大戦の危機が遠のいたかわりに、テロや地域紛争が身近になってしまいました。自然災害も多いのに、困ったものです。
参考カテゴリー : 防衛関連・自衛隊
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