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2013年5月の5件の記事

2013年5月25日 (土)

食べ過ぎ注意! うどんと肉。

うどん県(香川)では、いまや小学生から糖尿病予防検査をします。土佐(高知)では酒の飲み過ぎで体を壊す人が多いですが、讃岐では炭水化物の重ね食いで体を壊す人が多いのです(うどんだけじゃなくて、米もおいしい)。また、男性は牛肉や豚肉を食べ過ぎると糖尿病リスクが高まるとか。

*糖尿病検査、小学生から/県内全市町実施へ うどんも影響?(47NEWS/四国新聞 2013.5/11)

*牛豚肉摂取過多で糖尿病リスク増 男性のみ、6万人追跡調査(47NEWS/共同通信 2013.5/21)

何? 昔は今よりもっと食っていたって? そこが問題です。「昔」は仕事といえば「肉体労働」。それも、農業や塩田づくり、他の工場や建設現場の仕事も「重労働」が普通。塩分だって多少取り過ぎても汗で流れていました(逆に足りないと筋肉が痙攣を起こしたりする)

ところが、今では、地方ほど完全な車社会。大都市では、電車にのるにしても、とにかく自分の足で嫌というほど歩かされますが(足の筋肉を使うから新陳代謝が活発になる)、地方では、歩くのは建物の中と駐車場までぐらい。一度に30メートル歩くのも稀かも。ところが、車を運転すると神経は使う(脳がエネルギーを消費する)ので、やはり腹は減ります。ここで、うどんとご飯を重ね食いすると…良くありません。

※香川とはこんなとこです↓。

(日本一狭い。県面積は島の面積も含むので、県本体はもっと狭い。しかし、土地は平坦だし、たまに水不足になるが気候は温暖。道路舗装率は大阪と並んで全国2位。しかし、交通マナーは悪い。何しろ”バトル・ロワイアル”の土地なんで…)

主食がパンというより肉のアメリカ人も、昔は肉体労働が多かったでしょうが、今では違うでしょう(ストレスも多いでしょうし)。これで、開拓時代みたいに肉を食っていたら、心臓発作や糖尿病が多くなるのは仕方のない話(もっとも、赤ワインでポリフェノールをとるフランス人は肝硬変が多いとか)。

※これは「101歳現役」の医師・日野原重明さんと、院長を務める聖路加国際病院のオススメ健康レシピ本。
病気にならない15の食習慣 (青春新書インテリジェンス) 聖路加国際病院の 愛情健康レシピ

健康のためには、まず食事の最初に野菜サラダを食べるといいとか、オリーブオイルがいいとか、野菜や魚を食べようとか、ポリフェノールをココアやお茶でとろうとか、いろいろありますが、バランスのとれた食事と適度な運動が一番でしょう。野菜や魚も”汚染”されてたら意味ないですし。

※話題の、こんなのもある。
丸の内タニタ食堂 ~行列のできる500kcalのまんぷく定食とお弁当~

とにかく、予防が大事です。

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2013年5月13日 (月)

熱中症の季節です。

そろそろ夏が近づいて来ました。熱中症が心配なシーズンです。
で、その熱中症ですが、夏本番よりも、寒暖の差が激しく、体が暑さになれていない今頃の方が危険だそうです。

というわけで、早速、環境省が「熱中症予防情報」というサイトを作っています。
 

関連記事 : 熱中症に注意!(2012.6/1)

ちなみに、古来からの夏の定番グッズの”うちわ”といえば、本場は香川(うどん)県・丸亀市ですが、新潟県では、地元の金属加工業の技術の高さをアピールするため、今年デビュー35周年で新潟出身の漫画家・高橋留美子さんのキャラクターを使ったステンレス製「ラムちゃんうちわ」を製作したそうです。

*ラムちゃんうちわ、格別だっちゃ 地場メーカー集団が製作(47NEWS/新潟日報 2013.5/13)

*「るーみっくわーるど35」特別サイト

…ちょっと、あおぐのに使うと、かえって熱くなりそうですが。むしろ古代の”銅鏡”みたいなイメージかも。 (^o^)

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2013年5月 6日 (月)

60年に一度のお祭に行って来ました…鴨川市。

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今年(平成25年・2013年)は、伊勢神宮出雲大社60年ぶりに同じ年に式年遷宮する年で、縁結びを求める女性客に、東京―出雲間の夜行寝台列車「サンライズ出雲」(東京から岡山駅までは高松行きのサンライズ瀬戸と連結。うどん県にも寄って欲しいですね)が大人気だそうですが、60年ぶりの大祭が千葉県鴨川市の厳島神社(厳島弁財天巳年大祭本開帳)でもあるというので、5月5日の子どもの日に、「鴨川みなとまつり」の見物も兼ねて、お参りして来ました。

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(この祭りの模様は2013年6月8日午後7時から、チバテレビでダイドードリンコスペシャルとして放送される予定です)

JR浜松町駅・東京駅八重洲口から安房鴨川(あわかもがわ)駅行き直行バス(片道2400円。トイレ付き。概ね1時間に1便くらいの間隔で出ています)で、2~3時間。東京湾アクアラインを経由して房総半島を横断。複雑怪奇な高速道路の出入り口から、街灯すら一切ない細い田舎道(夜は真っ暗)まで、巧みに運転する大型バスのドライバーの技術には往復ともに感心しました。

南房総 千葉県鴨川市 / 鴨川ポータルサイト「かもナビ」


大きな地図で見る

天気が快晴だったので(海水もきれいで、トイレやシャワー施設も点在していました)、鴨川市の広々とした海岸(内浦海水浴場)では家族連れやサーファーが大勢繰り出し、「鴨川みなとまつり」も神輿(担ぎ手は女性が多かった)や山車(太鼓たたきなど地元氏子の子どもらが頑張っていた)、模擬店が多数出て、イベントなどもあり、盛況でした。私としては、久しぶりに水平線を見ました。

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厳島神社では2時間も並んで参拝したし、このあと、鴨川シーワールド(ちょっと駅から遠いです。送迎バスはあるけれど、通常のバスは本数少ないし)や、大学病院を除く民間病院としては日本最大規模の亀田総合病院(海岸に専用ヘリポートまである)の前を通りすぎつつ、長々と歩いたり、自然豊かな駅(安房天津・あわあまつ駅)から本数の非常に少ない列車に乗ったりして、安房鴨川駅から2駅隣り(安房小湊・あわこみなと駅)の、誕生寺にも20年ぶりにお参りしたので(前回は仕事の会合で来ました。その当時は「行川(なめかわ)アイランド」もまだ営業していて、フラミンゴ・ショーをやってました)、きっとご利益があるでしょう。

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※下3枚は上から順に、JRの安房鴨川、安房天津、安房小湊の各駅。周辺は自然が豊かでしたねえ・・・ホントに(しみじみ。足が痛いぞ (-_-) )。

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ちなみに、誕生寺は日蓮上人生誕の地で、一方、私が在住する大森の近くにある池上本門寺は、同上人終焉の地と言われています。なお、私は日蓮宗でも弘法大師の真言宗でもないですが(家は一向宗=浄土真宗)。

参考記事 :
*放映前から”アニメの聖地化”で町おこし。日産も協力!…鴨川市(2011.12/29)
*今年は日曜日。池上本門寺の節分豆まき。(2013.2/3)
*広島県はおいしい or おしい? あと島根県も。(2012.4/30)

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誕生寺では、ずらりと並ぶ石灯籠が新調されていました。

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時間に追われて、(数少ない)列車に飛び乗ると、なぜかドア付近に綺麗な女性が(電話か何かだったのでしょう)。どこかで見たような気が。知り合いのようなそうでもないような。この辺りにはほとんど知人はいないし。後で考えるとフリーの女性キャスターの方だったようです。たぶん。2、3回見なおしたりして失礼しました。

しかし、疲れました。海岸や海はきれいでしたが。時間がなくて地元名物の海産物を使った「おらが丼」も食べられなかったし、唯一の知り合いにも連絡取れなかったし。

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2013年5月 4日 (土)

本は焼かずに読むものです。

最近は「舟を編む」「図書館戦争」など、「本」にまつわる映画が続けて公開されていますが、自衛隊が撮影に全面協力したことでも話題になった「図書館戦争」「空飛ぶ広報室」でも協力してますが)の方では、本やメディアが検閲される世の中が舞台です。

図書館戦争 華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)

そういう国は今でもあります(特に日本の周辺には)。かつての日本もそうでした。しかし、こういう国はいつか破綻するものです。

※映画「舟を編む」予告編

※映画「図書館戦争」予告編

映画「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」では、ショーン・コネリー演ずる考古学者の大学教授がナチスの幹部に「(この本は)焼かずによく読めと書いてあるんだよ」というシーンがあるし、古代では中国の始皇帝が建国した「焚書坑儒」をしましたが、ここも長続きしませんでした。

また、ハインリヒ・ハイネは、戯曲『アルマンゾル("Almansor")』で、『本を焼く者は、やがて人間も焼くようになる』という警句を残しており、そのハイネの本もナチス焚書の対象にされています。予言通りになってしまいましたね。

舟を編む 空飛ぶ広報室

華氏451 [DVD] インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 [DVD]

SFでは「華氏451度」という、レイ・ブラッドベリの名作があります。華氏451度(摂氏233度)は、紙が燃え出す温度(引火点)で、書物が燃やされる暗黒の未来社会が舞台です。

※ Fahrenheit 451 (1966年の映画。監督はフランソワ・トリフォー

そういえば、、ショーン・コネリー主演の映画で「薔薇の名前」という中世の修道士会を舞台にしたミステリー・サスペンスがありましたが、これも、異端を嫌うキリスト教の教会関係者が知識や書物を隠しているお話でした。

薔薇の名前〈上〉 薔薇の名前〈下〉 薔薇の名前 The Name of the Rose [Blu-ray]

※The Name of the Rose Official Trailer #1 - Sean Connery Movie (1986) HD

世の中に少々アングラ本が出まわるからといって、権力を持つ役人や政治家に検閲させると、必ず社会はおかしな方向に進みます。そもそも”検閲大好き役人”の頭の方が大概は支配欲と虚栄心の塊、あるいはコチコチの単細胞で”おかしい”ものです。この場合は“まじめ”だとかえって手に負えないのです(本を読むことは読むが、「正典」「教科書」のオウム返し以外は一切認めない超単細胞な人たちなので。一種の”原理主義”ですな)。

宮武外骨伝 (河出文庫) 宮武外骨・滑稽新聞 第1冊

戦前の日本にも検閲に断固反抗した宮武外骨という、香川出身のジャーナリストがいましたが、特高警察や神がかり的なテロリスト(社会の矛盾が大きいのに発言の自由がなければ”実力”に訴える者が増えるのは論理的帰結。治安関係法をいくら作っても、そもそもが無法者なんだから減るわけがない。警察の捜査がでたらめになり、職権乱用が続発するだけ。特高もテロリストも同レベル)がうろつき、言論や表現の自由の無かった日本は結局、破滅へ向かってしまいました。

政府や軍部の戦争指導も実は絵に描いたような「お役所仕事」で、敗戦にむかって一直線でした(何しろ誰も批判できませんでしたから。敗戦は物量だけの問題ではないし、戦場の兵士がどんなに超人的に奮闘しても、戦争指導や補給システムの欠陥をカバーするのは無理です。逆に文字も読めず算数もできない兵隊だらけでも戦争に勝つ国は勝つ。戦争は”競技会”ではないからです。情報戦や陰謀戦、宣伝戦や経済戦でも最初から負けている訳。”美しい御旗”を振れば相手が畏まってくれるのは同じ日本人同士だけです)。

大本営報道部―言論統制と戦意昂揚の実際 (光人社NF文庫) 大本営発表という権力 (講談社文庫) 太平洋戦争と新聞 (講談社学術文庫)

KGB秘密警察(ナチス・ドイツで言えばゲシュタポ。旧東独ではシュタージ。北朝鮮なら国家保衛部。中国なら国家安全部 etc.)が幅をきかせ、トンチンカンな産業計画経済を国民に押し付けていたソ連(Union of Soviet Socialist Republics:ソビエト社会主義共和国組合…いや連邦。労働者が過保護だったから国が崩壊した訳じゃありません。名前と逆に国民が抑圧されていたから経済がうまく回らず自壊したのです)や東欧の独裁政権も崩壊したし、独裁者が威張り散らしていたアラブ諸国でも2010年からドミノ式にジャスミン(民主化)革命がおきましたし、中国寄りの軍事政権が長らく支配していたミャンマーも最近ようやく民主化しました(逆に中国では思想統制が強化されつつあります。戦前の日本みたいに)。

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) 日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)

憲法がどう改正されても、個人の基本的人権や言論の自由は譲れませんね。形式上「自由」でも政府や役所の一存でどうにでもなるというのでは、強権的な今の周辺各国と同じです(どこの国でも建前ではご立派な憲法や法律があるものです)。

検閲・メディア・文学―江戸から戦後まで 報道電報検閲秘史―丸亀郵便局の日露戦争 (朝日選書) 不許可写真―毎日新聞秘蔵 (1) (毎日ムック―シリーズ20世紀の記憶)

自由がない社会では報道だけでなく、ネットのこんなブログなんかも規制されるでしょうし(現実に中国ではそうです)。今は世界で大人気の「クール・ジャパン」も消滅でしょう。

現代日本の防衛力も、自由な日本国の主権と国民の生命財産を守るためにあるので、政治家や役人の権力維持のためにあるんじゃありません(対外国の「防衛出動」ではなく、国内向けの「治安出動」ってのは、自衛官が一番嫌がる仕事で、現在まで例はないし、日本では警察に機動隊があるので、今後も考えにくい任務です)。某”憲法草案”が成立すれば、自衛隊は「国防軍」か「自衛軍」に昇格かと思いきや、実質国内向けの「治安軍」に格下げでしょう。「警察予備軍」か「保安軍」ですかね。しゃれにもなりませんね。

現代法学入門 (有斐閣双書) 憲法入門 (有斐閣双書) 憲法を知ろう!日本と世界の憲法 日本

改憲議論は結構ですが、”草案”の条文は、9条問題以外も、隅々まで全部見ておく必要があります。特に個人を否定する考え方には注意が必要でしょう。個人なくして自由なし。世界的にも民主化が進むこの時代に、国家統制主義が大好きな方は、最近、見かけ上景気のおよろしい某隣国にでも移住することをオススメします。

憲法改正要件の緩和が提案されてますが、さて、全国に何百万人もいる公務員諸氏は試験の際に、例外なく絶対に憲法についても学習しているわけで、日々の仕事も法律に基づくから問題意識は嫌でも高い。すると、むしろ、改正手続きを提案している政党よりは、公務員の労組と関係が深い政党の方に有利になるかも。そうでなくても、政権が変わるたびに改憲発議されるのも、国民としてどうかと思います。

やたらに国家統制を強めたい”識者”がいるようですが、法律は「作る」のと「運用する」のは「別人」。できた途端に勝手に解釈されて独り歩きします(だから三権分立、特に司法を独立させているのです!なお、裁判も完全ではありませんが、明治の大津事件以来、司法の高い独立性は近代日本の誇りの一つです)。

自分で作った条文が、将来の自分の首を絞めることに気づいてない、お利口なお偉いさんが最近多いみたいですね。

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2013年5月 3日 (金)

社会科見学へ行こう。

先月「旅の手帖」を紹介したからというわけでもないですが、月刊「旅行読売」の今月号(2013年6月号)で、「おもしろ社会科見学」という特集をやってました。

全国の産業科学博物館や企業展示施設の紹介です。最近はテレビでも「社会科見学」的番組が増えましたが、連休に家族で出かけるにはちょうどいいかも。

旅行読売 2013年 06月号 [雑誌]

そういえば「さぬきうどん」の博物館はないなあ。「全国のうどん」とか醤油や酒のならあるが。

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