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2013年6月24日 (月)

救難飛行艇US-2はすごいんです。

このほど、ニュースキャスター・辛抱さんらが乗るヨット遭難で、悪天候の中、救助に活躍したのが、海上自衛隊救難飛行艇US-2新明和工業)。

救難飛行艇US-2海自HP装備品ギャラリーより)。
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*新明和工業 : US-2紹介のページ

*辛坊さんら遭難、救助(47NEWS・動画ニュース/共同通信 2013.6/21)

※US-2の活躍例 : 【災害派遣】 洋上救難 2011年1月12日 沖縄県南東沖 (Youtube・海自チャンネル)

なにしろ、日本は海洋国家。旧海軍の二式大艇の昔から、飛行艇の分野では世界最先端。US-2は長らく使われてきたUS-1の後継機ですが、その性能はとにかくすごい(らしい。詳細はWikiで)。

※鹿屋で屋外展示中の二式大艇鹿屋航空基地史料館の紹介ページより)。
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洋上救難だけでなく、山林火災消火などへの活用も検討されています(瀬戸内地方では山火事多いですし)。また、基本的に攻撃兵器ではないので、日本産業では少ない航空機分野の輸出例の実現に向け、海外への売り込みも図られている模様。

洋上救難でも山林火災(最近世界的に大規模なものが多い)消火でも、競合機種が少ないので少々高くても世界的に需要がありそうです(輸出先で水や消火剤の代わりにおかしなものを散布されると困りますが)。

第2次世界大戦の前には、懐かしのパンアメリカン航空旅客飛行艇による太平洋・大西洋路線もありましたし、費用対効果をクリア出来れば、US-2も離島などを結ぶ商用旅客便に使えるかも。

(客が運べるなら兵員も運べるからオスプレイみたいに兵器なのでは…?などといいだすとトラックもバスも兵器になってしまうので、まあ、武器を搭載してない場合の運送用機械までうるさく言うことはないのでは。それよりハイテク情報流出の方が心配かも)

関係各位の皆さんには、頑張っていただきたいです。

参考記事 : 「船の科学館」の本館が9月いっぱいで休館に。(の下の方。かつて船の科学館に香川の詫間航空基地で終戦を迎えた二式大艇の実機が展示されていた→今は海自鹿屋基地。 2011.7/12)

関連カテゴリー : 防衛関連・自衛隊

帰ってきた二式大艇―海上自衛隊飛行艇開発物語 (光人社NF文庫) US-2 海上自衛隊第71航空隊 [DVD]

日本の飛行艇 飛行艇時代―映画『紅の豚』原作

※世間一般で一番良く知られている”飛行艇”はこれかな…。
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(※懐かしのこういうコミックもある。私は二式大艇など、旧日本軍の装備は、子供の頃は松本零士さんの戦場まんがシリーズ から知ることが多かった)
・戦場コミックシリーズ松本零士 大艇再び還らず (My First Big)
戦場コミックシリーズ松本零士 大艇再び還らず (My First Big)

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