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2013年7月の4件の記事

2013年7月20日 (土)

政府専用機の後継機はB777? MRJ? 映画も影響?

もともと、日本の多すぎた対米貿易黒字減らしのために購入、現在2機体制で運用されている政府専用機B747ですが、そろそろ寿命なのと燃費が悪いので、後継機導入が検討されているそうです。

20061008b747400
※現在の政府専用機B747-400(羽田空港・2006年)

関連記事 : 日本国政府専用機 B747-400(2011.2/22)

*政府専用機の後継機導入検討 保有機数増やす可能性も(朝日新聞デジタル 2013.7/19
*政府専用機に国産小型機を検討 国内視察や近隣外交に(47NEWS/共同通信 2013.7/20)

2013年7月19日ごろの報道では、搭乗人数や積載量がB747とほぼ同じで燃費の良いボーイングB777が有力とか(787は難しいでしょうなあ… (^_^;) )。

また、中短距離用に三菱重工が開発中の、YS11(今年、ジブリのアニメ映画「風立ちぬ」で話題の零戦を作った堀越二郎氏設計。ちなみに小説「風立ちぬ」は堀辰雄氏の著作)以来の国産旅客機となるMRJも検討されているとか。ホンダ・ジェットは小さすぎるのかな?エアバス機も難しそう。 

そういえば、大昔(1989年以前)、高松空港がジェット化される前の旧高松”飛行場”のころは、YS11しか利用できなかったのだ…。

必要なものは導入してくれて結構ですが、例によって贈収賄事件や非効率運用がないようにして貰いたいもんです。何しろ飛行機は高額でメーカーが少ないから・・・。

日本のBoeing747-400 ボーイング777機長まるごと体験 成田/パリ線を完全密着ドキュメント (サイエンス・アイ新書)

国産旅客機MRJ飛翔 HONDA 明日への挑戦: ASIMOから小型ジェット機まで

風立ちぬ (THIS IS ANIMATION)

零戦 その誕生と栄光の記録 (角川文庫) 風立ちぬ

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図解・ボーイング787 vs. エアバスA380―新世代旅客機を徹底比較 (ブルーバックス) 名機YS‐11―零戦から生まれた国産旅客機 (だいわ文庫)

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2013年7月 7日 (日)

BR : 「空海」の著作入門三部作

空海「三教指帰」―ビギナーズ日本の思想 (角川ソフィア文庫) 空海「秘蔵宝鑰」  こころの底を知る手引き  ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫) 空海「般若心経秘鍵」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫)

<Book Review : ブック・レビュー>

讃岐の生んだウルトラ・スーパー・スターの弘法大師・空海ですが、“空海関連”の書籍は汗牛充棟、数知れずあれど、本人の著作をわかりやすく解説したものは、実はそれほど多くありません(もちろん専門書は別です)。

本人の生涯が波瀾万丈なので、足跡を追うだけで十分興味深いですし、そもそも密教というのは、お釈迦様の教えが明らかにされ、書物などで表現可能な顕教に対するものなのだから、その著作が難解なのは無理もないこと(理屈で考えるのではない、体感するのだ!という感じ。スター・ウォーズのジェダイみたい)。

とはいえ、やはり、一応地元出身者として、何か入門書ぐらいは読んでおきたいということで探しておりましたら、値段も手頃なものがありましたのでご紹介です。

いずれも加藤精一大正大学名誉教授の訳・編による角川ソフィア文庫・ビギナーズ日本の思想」から出ている本で、

書名・価格は、
・「空海 三教指帰」(くうかい さんごうしいき) 667円+税
・「空海 秘蔵宝鑰」(くうかい ひぞうほうやく) 819円+税
・「空海 般若心経秘鍵」(くうかい はんにゃしんぎょうひけん) 629円+税

…の3冊です。

現代語訳・解説と読み下し文が掲載され、ありがたいことに全文ルビ(読みがな)付きです。

※角川ソフィア文庫シリーズ↓。
Kadokawasb
(会社の住所は変わってます)

「三教指帰」は、空海が若いころ(24歳)に書いた処女作。儒教・道教・仏教を比較して、仏教が一番優れていると確信したことを戯曲形式で書いた書。三幕一場の日本最初の戯曲と言われているそうです。

「秘蔵宝鑰」は空海57歳ごろの書で、自らの思想体系をまとめたもの。序文にある「生れ生れ生れ生れて生(しょう)の始めに暗く、死に死に死に死に死んで死の終わりに冥(くら)し」は(映画のパンフレットでも紹介されていて)非常に有名です。

「般若心経秘鍵」は、一冊にまとまった「聖書」を持たない(大乗)仏教のエッセンスが集約されているといわれる「般若心経」を、密教の立場から空海が解説したもの(一般的な解釈と違う部分もあるので、他の解説書も併せて読んだ方がよいと、本の紹介ではよく言われています)。空海入定間近い61歳の書。冒頭近くの「それ仏法ははるかにあらず、心中にして即ち近し。(仏陀の悟りは各自の心の中にある)」に本書の精神が要約されているのかも知れません。

そういうわけで、お盆も近いですし、空海ファンは、夏休みにまとめて読んでおくのもいいかもしれません。

関連記事 : BR:「三教指帰」(さんごうしいき) (2011.1/25)

※併せて読みたい(?) 本も。

空海入門 (角川ソフィア文庫) 空海の風景〈上〉 (中公文庫) 空海の風景〈下〉 (中公文庫)

映画「空海」はこちら↓。
空海 [DVD]

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2013年7月 5日 (金)

「しょこたん先生のネット選挙運動講座」…。

もうすぐ参議院選挙です。
今年はネットの選挙運動も解禁されました。
そういうわけで、総務省の選挙の広報動画に”しょこたん”が・・・。

※【2013.7.2】しょこたん先生のネット選挙運動講座

*NHK・クローズアップ現代 「ネット選挙解禁へ 政治はどう変わる」(2013.4/16)

*@nifty インターネット選挙運動についての解説

選挙に行っても行かなくても何も変わらないというのは間違いです。簡単に「変わる」ことはよくあります。「悪い」方に。

そういうわけなので、「最低限」選挙くらいは行かないと。

政府や官公庁は、ほおっておいたら(悪意がなくても)「自分らの仕事がやりやすいように」「面倒なものは切り捨てる」のです(民間ですら、顧客側が相当文句をいわないと勝手放題するところがあるでしょ。ましてお役所というのは…)。

また、政治家というのは一般に”投票してくれる人”(支持者)のために行動します。それだけでは困りますが、現実はそうです。

何はともあれ、選挙権のある人は投票しましょう。

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…私としては、将来にわたって人間が「個人」として「自由」が尊重されるように願っています。日本国憲法で言えば13条です

9条の平和主義も大事ですが、民主主義と人権、自由を保証する憲法のエッセンスは、この条文に集約されています。

別に外国と戦争しなくても、フランコのスペインみたいに独裁国家だった、あるいは今でも全体主義の国はいくらでもあります。某政党のガミラスかジオン公国みたいな秩序最優先憲法草案では、この精神がすっぽり抜け落ちていて、あれでは自衛隊は国防軍ではなくて、国内向けの治安軍と化すでしょう。警察予備隊に先祖返り。全くもって議論の価値すら無い劣化極まった駄作(元官僚だった権力亡者政治家の悪意をたっぷりと感じる)。某ソーリが口癖の「自由と民主主義と法の支配」は根底から破壊されてしまうことは確実な内容です。

自助・共助・公助という言葉がありますが、個人が尊重されない社会で自主自立とか自助の精神が根付く訳ありません。自助の苦労を知らなければ、共助・公助のありがたみも分からないでしょう。かくて、公の秩序を守るつもりで個人を無視した制度ばかりの社会では、役所の号令ばかりうるさい割に、自分勝手な人間ばかり増えるということになります。要するに完全に逆効果。実際、大陸中国の社会がそうでしょう。

例の某政党の憲法草案は、「日本を、憲法を国民に取り戻す」といいながら、出だしの前文から「日本国民は」ではなく「日本国は」で始まるシロモノ。国民ではなく、「国」の宣言で始まる憲法は、今現在、世界でも「中華人民共和国」だけだとか。しかも個人の単語は消えてやたらに「秩序秩序」。刑務所の規則か?

で、憲法に「家族は助け合え」などとのご命令。家族って何親等までをいうんですかねえ?身寄りのない人は国民じゃないのかしら?それに、行政や職場は「家族じゃない」ですから「国民を助ける」福祉の義務もないことになるのかな?屁理屈ではない。それが行政組織の「法律の解釈と運用の実際」です!その上、「裁量行政」が拡大されたら、”行政サービス”など全て消滅でしょうね。

いやはや。

国家権力が個人を尊重しない社会は、いかなる理屈や言い訳をこね回そうとも、必ず人権抑圧をやらかす「全体主義」

軍人や国民に「国を守れ」とか「戦いに勝て」ではなく、「兵隊は死ね」とか「一億玉砕」とかいう社会。

部隊を玉砕させて、自分で味方の兵力を減らしてどうするのか? また「全国民全滅」で、国が滅んで王様だけ生きてるなんて滑稽。「天空の城ラピュタ」のシータちゃんの言うとおりですな。そんなことも分からない“エリート”軍人さん(軍事官僚)たちが、かつて日本で威張りくさっておりました。

普通、敵より味方が多く死んだ戦いは負けだし、国体(国民体育大会ではなく、昔は天皇制の政治体制のことを言った)を護持したいのに、「国民全部が玉砕したら天皇陛下はどうなるの?」などと疑問を呈しただけで「秩序を乱す政治犯」として逮捕されるような時代が、かつて日本でもありました(こんな特高警察みたいな思想を持ち、日常的に暴言を吐く官僚は未だに実際にいます。もちろん、役所でも嫌われていて、追い出されて天下り先に放り出された挙句、そこを破綻させるようなタイプ威張りたがり屋には何をやらせてもダメですな)。

そりゃ戦争に勝てるはずがない、というかほとんど自滅したわけですが(自滅したのは旧ソ連も同じ)、こういう「必敗」の破滅型社会が好きだという変わった方も世の中にはいるようです。

経済も平和も大事ですが、自由に制限ばっかりかける国家(に限りませんが)組織は、必ずおかしな方向に暴走して誰もブレーキや方向転換できなくなり、あげくは国や集団を滅ぼしたうえに、偉そうに威張り散らしていた連中が責任逃れと証拠隠滅に終始することになります。古今東西どこでも同じです。

権力は腐敗する。絶対権力は絶対に腐敗する。人間は不完全なので。間違いのない真理があるとすれば、まさにこれ(政治学では必ず習う”常識以前の定理”。日本周辺にはライブでこの見本の国がありますな)。

そうでないという者は肩書きの如何にかかわらず、嘘つきか詐欺師。詐欺師はたいがい”頭がいい”ですからね(悪いのもいるが)。常に注意が必要です。

そもそも自由のない社会では経済も文化も発展・活性化しようがないですから、伝統だの秩序だのいろいろ理屈をつけて制限をかけようとしているのは、自分の支配欲を満たそうとして屁理屈をこねているに過ぎない。しかも、手中に収めたいのが自由社会で発展した豊かな社会というトンチンカンさ。せっかくの経済力もクール・ジャパンも、すぐにしぼんでしまいますわ。全く笑止千万。

日本人が集団主義というのも、普通に日本史を読んで、個性と自己主張あふれる面々を見ていると、これこそ神話の一種。チームを作るにしても、個性ある者が組むから意味があるんで、烏合の衆を檻に入れていてもしょうがない。

(もっとも、小心者の私などは、他人と同じことに安心感を覚える気持ちはよ~~くわかります。が、それと、脅迫による同質性の強制や、力による人間性の圧殺は全く別のこと)

現状の自由を目一杯満喫して、言いたい放題放言を繰り返しているのに、「言論には規制が必要」と言う大センセイには笑ってしまう。で、批判されるとすぐ「修正」して、しばらくするとまた「放言」と「失言」。学習能力ないんですかね。ペーパー試験ではイイ点とってたのに。

(口を開けば舌禍事件を起こす政治家が何人かいますが、なぜか年齢性別政党を問わず、特定の国立大学卒に大半が集中しています。どうなってんですかね?)

報道に問題がある場合もあるが、そもそも「完全なメディア」などあり得ないのだから、その対策ができてない時点でセンセイ失格。「言葉」が仕事道具なんだから、なおさらでしょう。

国内では「メディアが揚げ足とった~」とか開き直ればいいかもしれませんが、国際会議で失言したらどうするのか? いや、今迄も失言で何回も国益を損ねているが、非公開協議だった場合は隠しているだけの話でしょう。

まあ、「学校」では「安全」も「安心」も「管理」も「補給」も、全て「自分以外」の親や先生や職員など他の人がやってくれてますから、お受験生活にひたすら集中・過剰適応した世間知らずが社会不適応症状を示すのは不思議では無いかも知れんですが。

昔も今も。どこの国でも。

↓ あんな”舌禍センセイ”では、この映画の元になった心理学実験を行った高校教師にも遠く及びませんな(笑)。

THE WAVE ウェイヴ [DVD]

※そして、自衛隊は「13条を奉ずる日本国」を守るための実力組織であるべきです。そうであればこそ、国防の任務をこなしつつ、民生協力や災害派遣、国際協力で実績を積み、日陰者の地位に甘んじつつも、「寛容と忍耐」の精神を維持し、国民から「愛される自衛隊」が現在、本当に実現しているのだと思います。 

また、映画「図書館戦争」では、「メディア浄化隊(思想取締部隊)」ではなく、「図書隊(図書の自由を守る部隊)」の方の演技指導に協力したのでしょう? 「警察予備隊」に逆戻りして、「治安軍」モドキになられては困ります

憲法とは国家権力への国民からの命令である

↑学歴自慢の国家統制秩序至上主義のウヌボレ政治家は、少しこの本でも読んでお勉強してくださいよ。“勉強”は好きでしょ?(笑)

ほんと、「個人を尊重しない者の個人的意見」なんて矛盾そのもの。集団主義者の考えは最初から破綻しているの。だから、いつも必ず最後には(それも短期間で)破滅(自滅)するんですよ。カルト宗教と同じ、あるいは、個人としての責任は絶対にとりたくないという、単なる“無責任主義者”の集合体に過ぎないですな(まさに”お役所”がそういうところだ)。

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2013年7月 1日 (月)

7月2日はうどんの日。

「うどん県」宣言をした香川県では、県生麺事業協同組合(本場讃岐うどん協同組合)を中心に、1980(昭和55)年以来、7月2日を「うどんの日」と定めています。

昔の農村で、田植えや麦刈りなどの作業が一段落する半夏生(はんげしょう)に、農作業を手伝ってくれた人にうどんを振る舞う習慣があり、半夏生が7月2日ごろに当たるので、この日を「うどんの日」としたとの由。

*うどん県。それだけじゃない香川県

※今年のうどん県PV : 要潤 ダバダ 「2013年のうどん県」 (YouTube)

…そういうわけで、うどんを食べた後はコーヒーにしましょうか。(^_^;)

香川では喫茶店でもうどんは定番メニューですし。

「ネスカフェ ゴールドブレンド ブランドサイト - ネスレアミューズ」のページ(ドリカムが歌う「目覚め―ネスカフェ・ゴールドブレンドのテーマ」=原題「めざめ」が流れます)

※30s ドリカム CM ネスカフェ ゴールドブレンド 45年目のダバダ篇 (YouTube)

そういえば、コーヒーは糖尿病予防にもいいんじゃなかったかな。

*”うどんの日”の紹介

*「さぬきの夢物語」

※「うどん県旅ネット」のHP

*参考カテゴリー : 食べ物・うどん

ちなみに、6月2日はカレーの日で、8月2日はカレーうどんの日だそうです。

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