「しょこたん先生のネット選挙運動講座」…。
もうすぐ参議院選挙です。
今年はネットの選挙運動も解禁されました。
そういうわけで、総務省の選挙の広報動画に”しょこたん”が・・・。
※【2013.7.2】しょこたん先生のネット選挙運動講座
*NHK・クローズアップ現代 「ネット選挙解禁へ 政治はどう変わる」(2013.4/16)
選挙に行っても行かなくても何も変わらないというのは間違いです。簡単に「変わる」ことはよくあります。「悪い」方に。
そういうわけなので、「最低限」選挙くらいは行かないと。
政府や官公庁は、ほおっておいたら(悪意がなくても)「自分らの仕事がやりやすいように」「面倒なものは切り捨てる」のです(民間ですら、顧客側が相当文句をいわないと勝手放題するところがあるでしょ。ましてお役所というのは…)。
また、政治家というのは一般に”投票してくれる人”(支持者)のために行動します。それだけでは困りますが、現実はそうです。
何はともあれ、選挙権のある人は投票しましょう。
*以下にも参加しています。
…私としては、将来にわたって人間が「個人」として「自由」が尊重されるように願っています。日本国憲法で言えば13条です。
9条の平和主義も大事ですが、民主主義と人権、自由を保証する憲法のエッセンスは、この条文に集約されています。
別に外国と戦争しなくても、フランコのスペインみたいに独裁国家だった、あるいは今でも全体主義の国はいくらでもあります。某政党のガミラスかジオン公国みたいな秩序最優先憲法草案では、この精神がすっぽり抜け落ちていて、あれでは自衛隊は国防軍ではなくて、国内向けの治安軍と化すでしょう。警察予備隊に先祖返り。全くもって議論の価値すら無い劣化極まった駄作(元官僚だった権力亡者政治家の悪意をたっぷりと感じる)。某ソーリが口癖の「自由と民主主義と法の支配」は根底から破壊されてしまうことは確実な内容です。
自助・共助・公助という言葉がありますが、個人が尊重されない社会で自主自立とか自助の精神が根付く訳ありません。自助の苦労を知らなければ、共助・公助のありがたみも分からないでしょう。かくて、公の秩序を守るつもりで個人を無視した制度ばかりの社会では、役所の号令ばかりうるさい割に、自分勝手な人間ばかり増えるということになります。要するに完全に逆効果。実際、大陸中国の社会がそうでしょう。
例の某政党の憲法草案は、「日本を、憲法を国民に取り戻す」といいながら、出だしの前文から「日本国民は」ではなく「日本国は」で始まるシロモノ。国民ではなく、「国」の宣言で始まる憲法は、今現在、世界でも「中華人民共和国」だけだとか。しかも個人の単語は消えてやたらに「秩序秩序」。刑務所の規則か?
で、憲法に「家族は助け合え」などとのご命令。家族って何親等までをいうんですかねえ?身寄りのない人は国民じゃないのかしら?それに、行政や職場は「家族じゃない」ですから「国民を助ける」福祉の義務もないことになるのかな?屁理屈ではない。それが行政組織の「法律の解釈と運用の実際」です!その上、「裁量行政」が拡大されたら、”行政サービス”など全て消滅でしょうね。
いやはや。
国家権力が個人を尊重しない社会は、いかなる理屈や言い訳をこね回そうとも、必ず人権抑圧をやらかす「全体主義」。
軍人や国民に「国を守れ」とか「戦いに勝て」ではなく、「兵隊は死ね」とか「一億玉砕」とかいう社会。
部隊を玉砕させて、自分で味方の兵力を減らしてどうするのか? また「全国民全滅」で、国が滅んで王様だけ生きてるなんて滑稽。「天空の城ラピュタ」のシータちゃんの言うとおりですな。そんなことも分からない“エリート”軍人さん(軍事官僚)たちが、かつて日本で威張りくさっておりました。
普通、敵より味方が多く死んだ戦いは負けだし、国体(国民体育大会ではなく、昔は天皇制の政治体制のことを言った)を護持したいのに、「国民全部が玉砕したら天皇陛下はどうなるの?」などと疑問を呈しただけで「秩序を乱す政治犯」として逮捕されるような時代が、かつて日本でもありました(こんな特高警察みたいな思想を持ち、日常的に暴言を吐く官僚は未だに実際にいます。もちろん、役所でも嫌われていて、追い出されて天下り先に放り出された挙句、そこを破綻させるようなタイプ。威張りたがり屋には何をやらせてもダメですな)。
そりゃ戦争に勝てるはずがない、というかほとんど自滅したわけですが(自滅したのは旧ソ連も同じ)、こういう「必敗」の破滅型社会が好きだという変わった方も世の中にはいるようです。
経済も平和も大事ですが、自由に制限ばっかりかける国家(に限りませんが)組織は、必ずおかしな方向に暴走して誰もブレーキや方向転換できなくなり、あげくは国や集団を滅ぼしたうえに、偉そうに威張り散らしていた連中が責任逃れと証拠隠滅に終始することになります。古今東西どこでも同じです。
権力は腐敗する。絶対権力は絶対に腐敗する。人間は不完全なので。間違いのない真理があるとすれば、まさにこれ(政治学では必ず習う”常識以前の定理”。日本周辺にはライブでこの見本の国がありますな)。
そうでないという者は肩書きの如何にかかわらず、嘘つきか詐欺師。詐欺師はたいがい”頭がいい”ですからね(悪いのもいるが)。常に注意が必要です。
そもそも自由のない社会では経済も文化も発展・活性化しようがないですから、伝統だの秩序だのいろいろ理屈をつけて制限をかけようとしているのは、自分の支配欲を満たそうとして屁理屈をこねているに過ぎない。しかも、手中に収めたいのが自由社会で発展した豊かな社会というトンチンカンさ。せっかくの経済力もクール・ジャパンも、すぐにしぼんでしまいますわ。全く笑止千万。
日本人が集団主義というのも、普通に日本史を読んで、個性と自己主張あふれる面々を見ていると、これこそ神話の一種。チームを作るにしても、個性ある者が組むから意味があるんで、烏合の衆を檻に入れていてもしょうがない。
(もっとも、小心者の私などは、他人と同じことに安心感を覚える気持ちはよ~~くわかります。が、それと、脅迫による同質性の強制や、力による人間性の圧殺は全く別のこと)
現状の自由を目一杯満喫して、言いたい放題放言を繰り返しているのに、「言論には規制が必要」と言う大センセイには笑ってしまう。で、批判されるとすぐ「修正」して、しばらくするとまた「放言」と「失言」。学習能力ないんですかね。ペーパー試験ではイイ点とってたのに。
(口を開けば舌禍事件を起こす政治家が何人かいますが、なぜか年齢性別政党を問わず、特定の国立大学卒に大半が集中しています。どうなってんですかね?)
報道に問題がある場合もあるが、そもそも「完全なメディア」などあり得ないのだから、その対策ができてない時点でセンセイ失格。「言葉」が仕事道具なんだから、なおさらでしょう。
国内では「メディアが揚げ足とった~」とか開き直ればいいかもしれませんが、国際会議で失言したらどうするのか? いや、今迄も失言で何回も国益を損ねているが、非公開協議だった場合は隠しているだけの話でしょう。
まあ、「学校」では「安全」も「安心」も「管理」も「補給」も、全て「自分以外」の親や先生や職員など他の人がやってくれてますから、お受験生活にひたすら集中・過剰適応した世間知らずが社会不適応症状を示すのは不思議では無いかも知れんですが。
昔も今も。どこの国でも。
↓ あんな”舌禍センセイ”では、この映画の元になった心理学実験を行った高校教師にも遠く及びませんな(笑)。
※そして、自衛隊は「13条を奉ずる日本国」を守るための実力組織であるべきです。そうであればこそ、国防の任務をこなしつつ、民生協力や災害派遣、国際協力で実績を積み、日陰者の地位に甘んじつつも、「寛容と忍耐」の精神を維持し、国民から「愛される自衛隊」が現在、本当に実現しているのだと思います。
また、映画「図書館戦争」では、「メディア浄化隊(思想取締部隊)」ではなく、「図書隊(図書の自由を守る部隊)」の方の演技指導に協力したのでしょう? 「警察予備隊」に逆戻りして、「治安軍」モドキになられては困ります。
↑学歴自慢の国家統制秩序至上主義のウヌボレ政治家は、少しこの本でも読んでお勉強してくださいよ。“勉強”は好きでしょ?(笑)
ほんと、「個人を尊重しない者の個人的意見」なんて矛盾そのもの。集団主義者の考えは最初から破綻しているの。だから、いつも必ず最後には(それも短期間で)破滅(自滅)するんですよ。カルト宗教と同じ、あるいは、個人としての責任は絶対にとりたくないという、単なる“無責任主義者”の集合体に過ぎないですな(まさに”お役所”がそういうところだ)。
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