熱中症を予防しませう。
すでに立秋も過ぎましたが、猛暑日続きです。そういうわけで、熱中症予防について、いろいろ再掲です。
************************
※環境省の「熱中症予防情報」サイト。
● 水だけじゃダメです。塩分も補給しましょう。
上の写真は100円ショップ(ダイソー)で買ってきた熱中症対策グッズの一例。左がペットボトルホルダーにジョイントホルダー(アウトドア用品店ではないので、カラビナといっても分かってもらえないことがある)を付けてベルトなどで携帯できるようにしたもの。見栄えはよくないですが、安上がりなのが魅力。右が大阪のおばちゃんも大好き(かもしれない)、暑さ対策用あめちゃん、”塩あめ”です。写真のもののほか”伯方の塩飴”とかいろんな種類がありました。
暑い中では、水分補給はこまめにしないといけないが、、水(や、お茶)だけ補給してると、汗とともに体内の塩分やミネラルも出てしまうので、塩分などの補給がないとバテます。
だから、刀鍛冶職人さんが鉄火場で作業するときは、大量に汗をかくので「(水を飲んで)塩をなめながら鉄を打つ」し、熱帯地方で活動する兵隊さんは水筒の他に、塩の錠剤(や浄水剤)を携行したりします。
(とはいえ、いうまでもなく濃い塩水や海水を飲んだら内臓に障害が出ます!)
そういうわけで、猛暑で汗がどんどん出てくる日は、塩分・ミネラルも含んだスポーツドリンクや夏用の「経口補水液(飲料)」を適度に飲むようにした方がよいです。あるいは、水を飲む合間に写真のような塩あめをなめるとか(糖尿病などの持病がある方は医者と相談してください。健常者でも糖分の多いジュースなどを一度に大量に飲むと急性糖尿病になるそうです。普通はその前にお腹をこわす様な気がしますが)。
もっとも、1日中エアコン完備のところにいて、運動不足で汗をかくこともなく、カロリーや塩分の摂取が過剰で生活習慣病や高血圧の心配のある人はこ の限りではありません(だからテレビなどでは”塩分”のことをあまりいわないのでしょう)。逆に、普段からダイエットをしている女性などは特に気をつけた 方がいいです。
また、塩分が足りないと、筋肉が痙攣を起こしたりするそうで、特に外で働いている人は注意した方がいいです。
*政府インターネットテレビ・健康ch(花粉症のビデオもある)
「熱中症から身を守る 予防法と対処法」
*それから、最近聞いたところでは、夏バテ予防には牛乳や甘酒がよいそうです。調べてみよう!(手抜きですみません。私も暑さでバテ気味です… m(__)m )
あと、オゾン層の破壊のせいで、昔に比べると紫外線の量も増えているそうなので、UVカットの帽子やメガネもした方がよいでしょう。
日焼けすると後で皮がむけてくるし(モンゴロイドだけらしいですが)、首筋が焼けたり、紫外線を頭に浴び続けると、頭痛や吐き気もしてきます。ま た、目の保護も大切です。まあ、あまり完全装備になると、まるで農作業着か昔の南方の兵隊さんのような格好になってしまうかもしれませんが。
しかし、日本は湿度も高いから蒸し暑いですね~。部屋も服も風通しが重要ですね。防犯に気をつけて、いろいろ工夫しましょう・・・。
参考記事 :
・”便利な節電アイデアhandbook” by 品川区(2012.5/1)
・夏の究極の節電! うちわ…。(2011.5/15)
※以下、熱中症予防の参考リンクです。
*(財)日本体育協会「スポーツ医・科学 熱中症を防ごう」のページ。
※ちなみに、塩はうどん県・香川の特産品の一つで、昔は塩田がたくさんあったし、讃岐三白の一つでした。今ではイオン交換膜製塩法などで海水から工場で大量生産できるようになり、また、日本の塩の品質は世界最高らしいです(外国は岩塩が多いんじゃないかと思う)。
2002年に自由化されるまで塩は専売制度が続いていましたが、これは日露戦争の財源確保のために明治時代に始まったものが、ずっと続いておりました。ついでに言うと、今も続く給与所得者の源泉徴収は太平洋戦争の時に”戦時特例”(国家総動員体制だったので)で始まったものだとか。
すごいでしょう。これが税金というものです。※
*以下にも参加しています。
| 固定リンク
「・防災ボランティア」カテゴリの記事
- 地震の備えは日頃から。(2024.08.08)
- 夏です。水難事故に注意!!(2024.08.01)
- 改訂版の「東京くらし防災」は生活者視点強化。(2024.03.14)
- 関東大震災100周年。9月1日は防災の日です。(2023.09.01)
- 豪雨災害の季節です。備えましょう。常に。(2023.07.01)
「日々雑感」カテゴリの記事
- 今日から新紙幣。詐欺に注意!(2024.07.03)
- 今年もサンタは追跡される…。(2023.12.14)
- 攻める広報紙。千代田区広報表紙にドラえもん!(2023.10.05)
- 緊張感ただよう今年のサンタ追跡。(2022.12.10)
- 終戦当時の労苦を偲ぶ夏(2022.08.01)
コメント