文学の話題2題 ― 日本SF展とアンの花子さん
本日は(2014年7月21日)は「海の日」でしたが、海には行かず内陸に向かって、東京は世田谷区の「世田谷文学館」で開かれている「日本SF展」を観てきました。
世田谷文学館は、京王線・芦花公園(ろかこうえん)駅から徒歩5分。閑静な住宅街(高級老人ホーム街?)の中にあり、SF展は2014.7/19~9/28です。
筒井康隆氏はじめ、手塚治虫氏、星新一氏、小松左京氏、戦前の海野十三氏など、現代日本を代表するSF作家の方々にまつわる品々が数多く展示され、なかなか気合が入っていました。「星新一賞」のトロフィー”金のホシヅル”の展示もありました。
また、ミュージアムショプでは関連作品書籍がひととおり揃えられ、販売されています。懐かしの「サンダーバード紹介ポスター」が付録についた図録も販売されています(1500円)。
入場料は大人800円ですが、SF展のチケットで、同時開催のコレクション展「人生の岐路に立つあなたへ」という展示(作家の宇野千代、寺山修司、芥川龍之介、石川達三、坂口安吾ほかの各氏の作品関連の展示)も観られます。
当文学館には喫茶店もあり、軽食と休憩も可能です。
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それから、現在NHKの朝の連続テレビ小説「花子とアン」のモデル、村岡花子さんは、かつて「馬込文士村」在住でしたので、JR大森駅の職員が、関連史跡の案内図を作成、駅に特設ブースを設置して案内図を配布しています。
JR大森駅の駅ビル・アトレ大森5Fのレストラン街にあるギャラリーでは、「赤毛のアンの翻訳家 村岡花子と大森」という展示をやってます(2014.7/18~8/17)。
いずれも関心がある方にはオススメです。
*以下にも参加しています。
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