「浦沢直樹展」(世田谷文学館)観てきました。
「パイナップルARMY」「YAWARA!」「Happy!」「MONSTER」「20世紀少年 / 21世紀少年」「PLUTO」「BILLY BAT」「MASTERキートン」などなど、話題作・問題作を次々と発表されている漫画家の浦沢直樹氏の初の本格的展覧会(個展)が、東京・世田谷文学館で開かれているので観てきました。
*「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる」(一般一人800円)2016年1月16日(土)~3月31日(木)
京王線・芦花公園(ろかこうえん)駅から徒歩数分。閑静な住宅街の中にある文学館で、1000点を超える作品の原画や、少年時代の作品、学生時代の練習画、連載漫画以外のイラスト等の作品、そして、音楽活動など、広範な展示内容でした。
デビュー前の修行時代では、手塚治虫氏の画風を強く意識したらしいものが多かったことや、1980年代などにアウトドア雑誌BE-PAL(小学館)に載っていた「ビーパル小僧のアウトドア教本」が浦沢氏の筆だったことに今さらながら気付かされて、興味深い展示でした。
ファンの方にはお勧めの企画展です。
(※以下の写真はロビーの様子と記念撮影スポットです)
※下は、「浦沢直樹展」特集の世田谷文学館ニュース(左/リンク先はPDF)と、「浦沢直樹展」の公式本(税込み2700円)
浦沢直樹 描いて描いて描きまくる (原画集・イラストブック)
※世田谷文学館 浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる(InternetMuseum)
※館内には喫茶店「どんぐり」があり、企画展専用メニューもあります。文学館付近はもとより、芦花公園駅付近もあまり飲食店がないので、休憩・軽食はここでするのがオススメです。
また、同展のチケットで、「戦後70年と作家たち」展も見ることが出来ます。坂口安吾氏や海野十三氏、三島由紀夫氏、映画監督の黒澤明氏などなどの直筆原稿や手紙などが展示されています。こちらも一見の価値ありです。
(*下の本は参考です。今回の世田谷文学館の展示とは関係ありません)
参考記事 : 文学の話題2題 ― 日本SF展とアンの花子さん(2014.7/21/「日本SF展」は世田谷文学館で開催されました)
追記 : 本展覧会開催の模様が、テレビ東京系の番組「クロスロード・スペシャル」(#119「漫画家 浦沢直樹」/2016年2月20日PM10:00~)で、放映されていました(初日の紹介場面のどこかに私がおります…(^_^;) )。
*以下にも参加しています。
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