G.W.お出かけまとめ(奈良と小田原と京都・御金神社)。
ゴールデン・ウィークは例年も今年も、主に掃除をしていますが、どこにも行かないのも気が滅入るので、たまには出かけます。もっとも、大概は予算なしの「日帰り単独弾丸ツアー」&「撮影」なので大変疲れますが。
今年(2016)は、5月3日に、羽田空港―伊丹空港―奈良・法隆寺・中宮寺―奈良国立博物館(信貴山縁起絵巻展)・なら仏像館―平城宮跡歴史公園―京都・御金神社―伊丹空港―羽田空港(航空チケットは4月頭の予約)など…。当然日帰り。また、5月7日には、小田原城と隣接する報徳二宮神社(二宮尊徳の神社)などに行ってきました。
法隆寺では、自筆(墨汁)で名前を書いた「ひら瓦」を1枚寄進(千円)、熊本地震と東日本大震災の募金箱に募金させていただきました。
法隆寺に隣接する中宮寺では、菩薩半迦像を拝観してまいりました。
※JR法隆寺駅と、ちとさびしい駅前商店街。その下は商店街にいたツバメさん。
奈良国立博物館では「国宝・信貴山縁起絵巻展」を見ました。命蓮上人の法力で鉢や倉、俵が飛び、護法童子が空を駆け巡る奇想天外な国宝絵巻の全巻展示。絵巻の実物を全部見ようとすると行列用仕切りテープの内側で何十分も並ばないといけませんでしたが、高いところに全部の複製と解説を展示してあって、仕切りテープの後ろから、随時客が空いている箇所を見ることも出来たので、大変見やすく、分かりやすい展示でした。巡回展示はないそうなので、奈良まで見に行った甲斐がありました。また、この絵巻は日本最古の猫の絵があるとかでも話題です。
*日本最古の猫の絵、「信貴山縁起絵巻」展で話題(読売新聞 2016.5/7)
※国宝《信貴山縁起絵巻》山崎長者巻 奈良国立博物館「国宝 信貴山縁起絵巻 朝護孫子寺と毘沙門天王信仰の至宝」展 (Internet Museum)
「鳥獣戯画」などでよく知られる日本の絵巻物は、物語性が高く、ビジュアルも躍動的で、日本のアニメ文化の原点とも言われていて、非常に興味深いです。
平城宮跡も世界遺産で、ちょうど5/3~5/5は平城京天平祭というお祭りをしていました(こども行列など各種イベントや平城衣装体験コーナーなどがありました)。会場が広いのと駅から遠いので非常に疲れました。 (-_-);
※この日(5/3)最後の目的地、京都の御金神社!。おみくじには大大吉もあるそうで、縁起物もたくさんあります。
※御金神社由来。「おかね」ではありません。「みかね」神社です!
参考記事 : 大人の修学旅行。奈良国宝の旅とあべのハルカス(2015.5/8)
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小田原城は平成の大改修が終わったばかりで、外観も美しく、また、訪問した日(5/7)はそれほど混雑もしていなくて、観やすかったです。お城に隣接して、売店・食堂(本丸茶屋。大きな梅干し入り「北条うどん」を食べた)、おみやげ屋さん(武将コスプレサービス有り)、歴史見聞館、ミニ汽車が走る子供遊園地や郷土文化館、図書館、報徳二宮神社(境内には、報徳会館のほか、おしゃれな「きんじろうカフェ」などもある)、報徳博物館(二宮尊徳の業績を紹介する記念館)などの施設が所在。ちょうど半日くらいで、だいたいを見て回ることが出来ます。
小田原城の改修が耐震改修だったこともあり、リニューアル・オープン初日・5月1日の入場料収入は、4月の熊本地震で大被害を受けた熊本城修復のために寄付されるとのことです。
※JR小田原駅前(小田原城と反対側)にある小田原ゆかりの北条早雲公像
*以下にも参加しています。
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