東京・城南”地元映画”…「シン・ゴジラ」観てきました。
---踊る大防衛線---
日本映画としては12年ぶりのゴジラ映画「シン・ゴジラ」を、「日本最初のシネ・コン」である東京は大森の「キネカ大森」で観てきました。
(パンフレット・税込み850円。「ネタバレ注意」の帯付き (^_^;) )
まさに地元、蒲田や梅屋敷、呑川(のみかわ)、品川神社に多摩川浅間神社をはじめ、大田区・品川区、「それ町」の歩鳥もビックリ、下丸子や多摩川沿い、その他、京急沿線、京浜東北線沿線、鎌倉市、川崎市武蔵小杉や目黒区、他、東京23区の城南地区に霞が関、東京駅周辺などなどが舞台となって、ゴジラは暴れ回り、自衛隊(&米軍機)が大活躍します。
*「シン・ゴジラ」と大田区・大田区商連・商店街タイアップ企画スタート(大田区商店街サイト・おーたふる/イベント情報)
*映画『シン・ゴジラ』の制作を支援いたしました!(東京ロケーションボックス 2016.5/2)
蒲田で撮影された時にエキストラに配布された演技指導文書も指示が具体的だと話題です。
*個性の集合体がリアリティを与える 「シン・ゴジラ」のエキストラに配られた説明紙の文面が熱い(ねとらぼ 2016.8/3)
内容の方は…やはり総監督が庵野秀明氏で、また、”超自然災害”であるゴジラに対処するのは政府や自治体の行政組織と、自衛隊や海保、消防・警察などの実動部隊であるということで、「エヴァンゲリオン」と、「踊る大捜査線」(「海猿」も少し)を掛け算したような感じの群像劇です(「パトレイバー」とか「AKIRA」もちょっと入ってるかな? 特に謎の学者とか、アメリカが関与してくる部分とか、高層ビルが次々に破壊されるところとかで)。
(政府関係者の対応は非常に具体的で細かく描写されているのですが、会議主義やお役所仕事を風刺しているようでもあり、また、突然日本が追い込まれた状況が悲壮なようでもあり、ちょっと、どっちつかずな印象も。個人的には、全編を予告編CMのように緊迫したトーンで通して欲しかったかな。BGMもエヴァもどきが時々でてくるのですが、それより、CMで使っていた曲をもっと効果的に使えたのでは?という気がします)
ゴジラ自身については「ナウシカ」の巨神兵と、今年テレビ放送開始から50周年を迎えた「ウルトラマン」の初期の怪獣たち、「エヴァ」のシトなどが混合・合体してできた”完全生物”であります。
全般的に「日本ガンバレ」的なトーンではありますが、子供より世間を知る大人の方が楽しめる映画だと思います。なお、登場人物全員が超早口なので、集中して観る必要があります。
(「国のため」とか「日本はアメリカの…」などのセリフは、肝心なところで1、2回使って決めればいいので、何回も出てくるとプロパガンダみたいでややしらけます。それと、出てくるアメリカ関係者がやや一昔前のステロタイプ。役人がチャラチャラしてるのは現代ではむしろ日本の方だと思う)
それから、CMでも垣間見られましたが、各種兵器の稼働状況はじめ、大胆なカメラワークと自衛隊の運用場面は大きな見どころの一つです。
※「シン・ゴジラ」予告編
・・・観た人には分かる印象的なセリフ : 「なんだこりゃ、ゴジラよりひどいじゃないか!!」
あれぇ〜〜!私の地元を壊さないで〜〜〜\(^o^)/
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