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2017年2月の2件の記事

2017年2月26日 (日)

うどん県の“おいでまい”が特Aの米に。

久しぶりの更新です。もうすぐ(2017年4月)でサポートの終わるWindows VISTAのポンコツパソコンを多少まだサポート期間のあるWindows7マシンに乗り換えるために格闘しておりました。

     *     *     *     *

さて、先日職場近くの、大手町JAビルの農業ギャラリーを昼休みに覗いたところ(弁当コーナーや「日本農業新聞」や「家の光」の閲覧コーナーなどがある)、ちょうど、(私の地元の)香川県の農産物のアンテナ販売をやっていました(ときどき各地のJAさんが出張販売に来ているようです)。

「おいでまい」のご飯パック。右は、おまけにもらったオリーブオイルハンドクリームとお茶の試供品。
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香川は、なんといっても、讃岐うどんが有名ですが、他にも小豆島のオリーブや牛、養殖ハマチなども美味しく、米に関しても、ブランド米の「おいで米(まい)」(=讃岐弁で「来てください」)が、2年ぶりに特Aランクに帰り咲いたとかで、せっかくなので(比較的安かったので・・・)、「おいでまい」のパックごはんを買ってみました。

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*16年産米食味ランキング おいでまい「特A」奪回 2年ぶり、土壌改良など奏功(四国新聞 2017.2/24)

*日本穀物検定協会―米の食味ランキング

※おいでまいCM動画

少子高齢化社会で老人や子供の見守り、災害時の実情把握、過疎地の金融や宅配機関の維持などのためにもっとも効果的な組織である郵便局を強引に民営化したのが大いに「?」なのと同じように(アメリカですら郵便事業は「公社」)、協同組合である農協を攻撃することが、食料自給率が低く、過疎による人手不足で、すでに超高齢化産業となっている農業の活性化につながるとは思えませんが、旧態依然で効率化無視の姿勢のままであっては、今後立ち行かなくなることも確か。

日本の農業は、水資源や森林、土壌など環境保全、防災も兼ねているし、食料自給率も高くないので、関係者の皆さんには、ぜひ、業務・営業の「カイゼン」に励んでいただきたいものです。

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・・・で、8年も使った(まだ使っているが)「VISTA」パソコンは、カタツムリのように処理が遅くなっていたので、バック・アップとった後は工場出荷状態にリカバリしてやったぜ。フッフッフッ。「7」はサクサクよく動くのでうれしいです。現在はWindows「10」の時代だけど。(-_-);

ちなみに、昔、Windows「98→me(アップグレードした)」マシンは10年近く使った。いやはや、なんとHDDは8G、RAMは64Mだったのだ。これを使い終わる頃、世間では「XP」の時代が既に終わろうとしていたのだった・・・。

*Windows OSの主なバージョンの歴史は・・・
・Windows3.1(1992年)→95→98→me/2000→XP→Vista→7→8.1→10(現行)

・GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース:マウスで操作できる画面。ただしMacは最初からこれ)が使えるWindows以前は、真っ黒画面にコマンドを直接キーボードから打ち込むMS-DOS/DOS-Vで、ハードディスクにインストールしたソフトを、HDD管理ソフトに登録して使っていました(画面だけ見ると、スマホを意識した今のWindows8や10は、この時代に先祖返りした感じ。もちろん昔はタッチパネルはありませんが)。

さらにその前はBASICとか、更に昔からのマニアは2進法の機械語とか、プログラマーやSEが使うC言語とかFORTRANとか、リナックスとか、ホームページをつくるHTMLとかになると、一般人には、かなり高度な話になってきます。

有り金はたいて初めて買ったパソコンはNEC PC-6001でした(高校生だったが、自腹だ!)。いや〜記憶媒体はカセットテープでしたよ。

               みんながコレで燃えた!NEC8ビットパソコン PC-8001・PC-6001 CD-ROM1枚(Windows 2000、XP対応)

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2017年2月 1日 (水)

方言アニメが花盛り。

早いもので今年ももう2月。年末まであと333日です。\(^o^;)/

さて、昨年(2016年)は、「君の名は。」「この世界の片隅に」「聲の形」「ズートピア」など、アニメ映画、それもロボット系やSF系以外の生活ドラマ系アニメが豊作な年でしたが、特に日本映画の「君の名は。」(岐阜県飛騨市など)・「この世界の片隅に」(広島県呉市)では、舞台となった地元の方言が効果的に使用されていたのが印象的でした。

で、先日、YouTubeで動画CMを見ていると、(香川県出身の私にとって)なにやら見慣れた風景と聞いたことがあるような方言が使われたアニメがあり、よくよく見ると「ひるね姫」という、備讃瀬戸大橋のたもと、岡山県倉敷市児島(瀬戸内海を挟んで香川の対岸。ちなみに、両県のTV局は双方の県を放送サービスエリアにしているので、地方ながらNHKと民放地上波5局が全て見られます)と東京を舞台にしたお話のようで、瀬戸大橋の風景と瀬戸内地方の方言(本作では岡山弁)が頻繁に出てくるらしいです。

※映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』本予告

公開は今年(2017年)の3月18日の予定だそうで、予告編を見る分では、こちらもなかなかおもしろそう。期待したいです(ちょっと「サマーウォーズ 」と「ももへの手紙 」のような雰囲気があるかな。監督の神山健治氏が演出したこともある攻殻機動隊シリーズのタチコマみたいな動きでサイドカーが登場する場面もある)。

また、うどん県高松市の方言(讃岐弁)が使われていた最近のアニメでは、TVシリーズの「うどんの国の金色毛鞠」がありました。

※「君の名は。」予告編

※「この世界の片隅に」予告編

※「うどんの国の金色毛鞠」PV(プロモーション・ビデオには方言でてこんけど。)

(アクセントが“ちょっと違う”のは目をつぶりましょう…^_^;)

*方言が特徴的な過去のアニメ作品はこちら
  →  ・おすすめ方言アニメランキング(あにこれ)
        (あ、こんなにあったか…)

もっとも、私の場合(高松市育ち)、地元の方言で話されて苦労なく理解できるのは、瀬戸内地方~関西~南関東の間と北海道ぐらいで、沖縄と言わず、九州・北関東・東北地方の方言でも、知らない単語がしばしば出てきて戸惑ったことがあるので、あんまりディープな方言が使われた内容だと、そのうち字幕がないと分からない作品が出てきたりするかもと、心配ではあります。

とは言え、言葉は地元文化と密接に関係していますし、“聖地巡礼”もやりがいが出てきそうですから、今後も、方言や地域色豊かな作品がいろいろ製作されればいいですね。

なお、方言に対して、日本全国共通で使われる言葉のことをよく「標準語」と言いますが、私は「何が“標準”なんや。勝手に決めんな」という気がするので、「共通語」と言ってます。

ちなみに「聲の形」では、舞台のモデルとなった岐阜県大垣市の方言はほとんど出てこないようですが、手話が出てきます。

※「聲の形」ロングPV

参考記事 :
・映画のアニメ・特撮モノの当たり年だった2016年。(2016.12/27)
・アニメの聖地巡礼と町おこし。(2012.3/8)
・綱引きの掛け声は?…当たる方言チャート(2014.6/1)

↓こちらは「ひるね姫」にちなんで、“夢見るお姫様”系の古典的(?)作品と、東京-地方を結んだ人情話の名作映画・小津安二郎監督の「東京物語」。それと、“四国の玄関口”である、香川県(讃岐・うどん県)を舞台に、地元方言(讃岐弁)と関西弁、東京言葉などが入り乱れる映画「UDON」と、その他参考作品。一番下の蜘蛛みたいなのが、「攻殻機動隊」に出てくる「タチコマ(多脚戦車)」(のプラモデル)。

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