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2017年4月の4件の記事

2017年4月29日 (土)

文庫と新書で読むおカネの流れと歴史の関係。

「世の中カネや〜〜〜!!」…あ、いや失礼しました。え〜と、社会というのは経済抜きでは語れないものであって、その経済の血液、または、経済規模や信用力の指標として、おカネが存在します。で、そのおカネの流れから日本史と世界史を考察した本が、文庫判と新書判で最近それぞれ出ていましたので、ご紹介です。

お金の流れで読む日本の歴史 元国税調査官が「古代~現代史」にガサ入れ (中経の文庫) 「お金」で読み解く世界史 (SB新書)

(※こっちは単行本ですが、ご参考)
お金の流れでわかる世界の歴史  富、経済、権力・・・・・・はこう「動いた」 帳簿の世界史

おカネといっても、広い意味で使われていて、経済全般の通史として分かり易く解説されており、非常にInterest(面白いし興味深い)です。

私には「戦費調達」の分野など、いろいろと意外な事実の新発見がありましたが、そこはぜひご一読を。

「○○経済史」と言う本は数多くありますが、だいたいが分野限定で、大学の講義で使うような専門書が多くてとっつきにくいですが、こちらは価格も手頃で読みやすいです。

関連記事 :

栄枯盛衰は帳簿とともに…「帳簿の世界史」(2015.4/13)

「臨時軍事費特別会計」(2013.11/17)

「経済思想の巨人たち」(2013.12/15)

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まあ、私としては、経済・おカネとは「循環」するものであって、子どもに渡す小遣いみたいに「トリクル・ダウン(したたりおちる/下々の者はオコボレを待つ)」などということはありえないし、一部の大企業や金融機関、地主や富裕層におカネを集中しても、持ってる本人以外には「(社会的に)存在しないのも同じ」(塩漬け状態)、むしろ、(昔のように「労働者が搾取されている」というよりも)「消費者を含む庶民全般からおカネが吸い上げられるブラック・ホール」(まともな商売なら「薄利多売」だが、悪徳業者がやると「貧困ビジネス」。悪徳ではないにしても、経営者が「利益率の高い(ボロ儲け)」商売を強引にしているというのは、顧客や従業員にカネが回ってない→消費にも回らない)になってしまって、国民経済全体は衰弱の一途になるのではないかと思っていましたが、歴史上、似たようなことが何度もあったようです。

最近、不景気で、売上も上がってないのに「過去最高益」とか、未払いの残業代を改めて払ったら「利益が半減」したなどというニュースを聞きますが、これは本来払うべき人件費を帳簿上、利益の欄に書き込んだだけで、そもそも本来の企業利益とはいえないでしょう。こういうところは下請け企業にも厳しくて、支払いが渋いのでは?こんなことが社会に蔓延したら、社会のカネ回り=景気がよくなるわけがないですね。

(おまけにパナマ文書に見られるように、税金も払わず、社会インフラにタダ乗りして儲けるだけの多国籍企業が増えたのでは、世界経済全体に悪影響が出ます)

こういう情勢で、いくら金融緩和をしても、国内ではおカネは出回らず、デフレが収まることもないし、外国に流れて企業買収などに使われ、しかもそれが失敗続き(外国で日本企業がカモにされているのでは?)というのが、現在の日本の状況。

日本(どこでも同じですが)の景気浮揚には、一般消費者=勤労者の可処分所得が増えるような、雇用・労務政策が必要であって、日銀に頼み込んでマネタリズム政策を繰り返しても、効果は薄いと思います。

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2017年4月27日 (木)

「2億冊突破」続く少年サンデー。

今年(2017年)、小学館・少年サンデー(&他のコミック誌)に連載の「境界のRinne」「うる星やつら」など高橋留美子先生の作品群や「名探偵コナン」など青山剛昌先生の作品群のコミック発行部数が累計2億冊を超えたとのことです。

*「サンデーうぇぶり」の特設サイト

※小学館本社ビル前(東京・神保町)に展示された記念ディスプレイ。
Rt

Detective_conan

※小学館ビルに直結している地下鉄・神保町駅のビル入口にある展示。
S50

Chikatetsu

いや、すごいのひと言です。

週刊少年サンデー 2017年22・23合併号(2017年4月26日発売) [雑誌]

週刊少年サンデー 2017年17号(2017年3月22日発売) [雑誌]

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2017年4月16日 (日)

西友大森店が迷彩塗装に? いえいえ、絶賛改装中でした。

Seiyu201704
(西友大森店・2017年4月現在の様子)

数々の地元密着型イベントが行われる東京のJR大森駅東口広場に隣接し、5Fには「日本初のシネコン」キネカ大森を擁して、大森地域の生活と文化振興に大いに貢献する西友大森店

しかし、ミサイル実験を繰り返す隣国や強硬なアメリカ大統領の発言など、先の読めない国際情勢が続く昨今、ついに外壁に迷彩塗装を施すことに…などというはずはなく、現在、西友大森店は、営業を続けながら、全店改装工事中で、外壁の塗装も、西友の店舗の最近の統一デザインのようです。

Seiyu201604
(2016年4月の様子)

Seiyu201011
(2010年11月ごろ)

不景気の影響か、最近は垂れ幕広告なども、ほとんど掲示されなくなっていましたが、今回、店舗全体を一斉に改装するようで、近所のブックオフが移転して入ったり、その他のテナントも入る予定のようです(看板の枠があるので、多分そうでしょう)。

近所にイトーヨーカドーやオオゼキ、ドン・キホーテなどもあり、スーパーの激戦区である大森地域(他に、歯医者さんの激戦区でもある)。どちらさまもお仕事大変でしょうが、消費者としては、駅前の代表的スーパーが、どういう改装になるのか今から楽しみです。

それにしても、私がこのあたりに引っ越してきた約20年前、西友大森店は、水曜休みで夜8時までの営業だったのに、今では年中無休で、食品・雑貨売り場は24時間営業。他方、ファミレスなどは人手不足で24時間営業を見直す動きが。一消費者としても時代の流れを感じる昨今なのでした。

2017年5月7日追記 : 掲示やお知らせの「のぼり旗」などによると、リニューアル完成オープンは2017年5月18日の模様です。地下・1・2階は食品・雑貨、衣料品、薬局などで、3・4階フロアには新たに、ブックオフ、(100円ショップの)Seria、ヤマダ電機がテナントとして入る予定のようです。5階はキネカ大森とレストラン街、手芸ショップなどです。2階にあった無印良品はなくなりました。ちなみに、だいぶ前、前回(前々回だったかな?)の改装の前は、4階に書店のLibroが入っていました。

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2017年4月 1日 (土)

海自「艦めし」サイトと陸自「儀仗隊」制服がリニューアル。

最近、カレーをはじめ、食事の美味しいことが世間に知れ渡ってきた海上自衛隊。その料理紹介サイトが「艦めしと銘打ってリニューアルされ、一挙に100種の新レシピが公開されました(家庭的雰囲気の旧サイト=ファミリーページも見られます)。

Kanmeshi

*「艦めし」サイト(海自のサイト内)

*艦これじゃねーか! 海自のレシピサイト「艦めし」のロゴに熱い既視感  艦めし、始まります。(ねとらぼ 2017.3/29)

カロリー表記まではありませんが、旧サイトと併せ、250種のレシピがあるとのことで、ざっと見たところでは、一般家庭用としても大いに活用できそうなものばかりです。料理好きの方には参考になりそうです。

ちなみに、こちらは↓、「艦これ」のゲーム・アニメの公式サイト。 (^_^)

*「艦隊これくしょん-艦これ-」 DMM GAMES公式ページ

*アニメ「艦隊これくしょん」の公式サイト

ちなみに、東京都下水道局は、油をあまり流してほしくないので、環境にも身体にも優しい油の利用をひかえたダイエットレシピを公開しています。

*○ダイエットレシピ(東京都下水道局)

   *******************

それから、国賓等を迎えるときに儀仗を行う陸自の儀仗隊の制服が平成29年度(2017.4/1~)から、約50年ぶりに改正されるそうです。

*陸自のFacebookのお知らせページ

※新旧の制服(向かって右側3人が新制服/陸自Facebookから)
Gijyotai

デザインはコシノジュンコさん監修だとか…。東京五輪用には合っているような気がしますが、さて、一般的には、どうかな? 慣れかな? 従来の制服は凛々しかったのですが、新規のは、ちょっとアニメっぽいかな。私には微妙な感じ…。(・_・)

エイプリル・フール用のフェイク(うそ)・ニュースではありませんよ。念のため。(^o^);

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