「ジャコメッティ展」に行ってきました。
国立新美術館の開館10周年記念として行われている「ジャコメッティ展」(2017年6月14日~9月4日)に、先日、行ってきました。
ジャコメッティといえば、あの細い針金細工のような彫刻で有名ですが、写真好きの私としては、写真家のアンリ・カルティエ=ブレッソンが雨の日のパリでジャコメッティを捉えた、下の本の表紙の写真が何より思い出されます。
Giacometti Alberto et Diego (French Edition)
また、本展示会のテーマ曲「流星」を、我が母校の高校(高松一高)の偉大な先輩・・・ではなく、後輩のヴァイオリニストの川井郁子さんが作曲されたので、そちらの方も感慨深いです。
作品は、さすがにキュービズムやシュールレアリスムなどの作風が多いので、どう鑑賞すれば良いものやら、かなり悩むのですが、まあ、しかし、芸術は勉強と訓練を積めば、多少は理解できますが、プライドばかり高いコミュ障の大人の心のウチを「忖度」するのは、ほとんど困難で、こちらの心が疲れます。そうした時に心に潤いをもたらすのが芸術。
芸術は、ほんと人類の宝ですね。(^o^)
(※写真は、記念撮影可能作品です)
※国立新美術館10周年 ジャコメッティ展 1章「初期・キュビスム・シュルレアリスム」(InternetMuseum/Youtube)
ちなみに、下↓は、この6月はじめ、同じ国立新美術館に「ミュシャ展」を見に行ったときの様子。ほとんど最終日なので、非常に混んでました。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 「歴鉄~日本最大の私鉄「近鉄」110年の軌跡」を見てきました。(2024.09.15)
- 大人の夏休み。上野・博物館巡りの休日:東博・「神護寺展」、西美・中世欧州の「写本」などなど。(2024.09.01)
- ”世界一美しい帆船”イタリア海軍練習帆船「アメリゴ・ヴェスプッチ」号やドイツ連邦海軍の艦艇が東京の港に。(2024.08.26)
- 京都・奈良国立博物館歴訪。特別展「雪舟伝説-画聖の誕生-」と「空海 密教のルーツとマンダラ世界」観てきました。(2024.05.10)
- 川崎大師・大開帳奉修に行ってきました。(2024.05.02)
コメント
キュビズム、シューリレアリズムは私も理解できませんねぇ。まだまだ勉強不足なんですね。見ようとせず、感じようとしてるのですが・・・絵も彫刻も心に訴えてくるものがありますよねぇ。それを感じるのが好きです。
東京はたくさん美術館があって、いろいろ美術展も多く、羨ましいです。
投稿: けいつ〜 | 2017年7月14日 (金) 06時10分
コメントThanks!です。
東京の美術館・博物館など全80施設を対象にした割引チケット「ぐるっとパス2017」というサービスがあります。
次回東京での美術館巡りの際はぜひ。
投稿: cocobravo | 2017年7月14日 (金) 13時59分