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2017年11月の11件の記事

2017年11月26日 (日)

「ユージン・スミス写真展」に行ってきました。

今年生誕100年を迎えたアメリカのドキュメンタリー写真家・ユージン・スミス恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館でその写真展(2017.11/25~2018.1/28)が開かれていたので観てきました。

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ポスターやチラシに採用されている「楽園への歩み」をはじめ、「カントリー・ドクター」や「助産師」、太平洋戦争の戦場写真、シュバイツァーのアフリカでの活動の記録、高度成長期の日立製作所の様子、水俣公害訴訟問題など、世界的に有名なだけでなく、日本との関わりが非常に深い写真家です。

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アメリカの代表的なグラフ雑誌だった「ライフ」を主な舞台に活躍しましたが、何より被写体となった人物の感情や人間性がにじみ出てくるような撮り方が印象的でした。地味ですがお勧めの写真展です。

ユージン・スミス写真集

ユージン・スミス―楽園へのあゆみ ユージン・スミス写真集―1934-1975

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※↓こちらは恵比寿ガーデンプレイスの様子。

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2017年11月25日 (土)

「安藤忠雄展」(国立新美術館)観てきました。

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 香川県直島ベネッセ・ハウスの模型とビデオ等による紹介

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「光の教会」の実物大再現展示

国立新美術館の開館10周年記念として開催されている安藤忠雄展 ―挑戦―」(2017.9/27~12/18)を観てきました。

安藤忠雄氏は独学で建築学を学んだとのこと。

会場で展示されているのは、仕事場(事務所)と「光の教会」の実物大再現展示以外は、もちろん、模型や設計図面、コンセプト・デザイン案だけなわけですが、素人目にも、実績を積むごとに、建築作品が確実にセンスもスケールも(実用性もだと思います)アップしているのが見て取れ、この才能と世界を股にかけて活動するバイタリティには敬服するばかりです。

金曜日の美術館の開館時間延長に合わせて観に行きましたが、それでも非常に多くの来場者で混雑していて、みな熱心に展示品を鑑賞していたのが印象的でした。外国人来場者も多く見られました。

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Omote Ura

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※展示品を巡るスタンプラリー
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※↓「光の教会」の実物大再現展示施設
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※↓ベネッセ・ハウスなど、香川県直島の一連の企画に関するインスタレーション(ビデオ・模型・パネルなどを複合的に使用した総合空間展示)
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※記念品ショップに置かれていた「瀬戸内オリーブ基金」の募金箱。同基金は2000年に、安藤氏と豊島有害産業廃棄物不法投棄事件弁護団長・中坊公平氏の呼びかけで設立されたものです。
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※同じ期間で、「新海誠展」も開催中です。
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※おまけ。帰宅途中に有楽町のビックカメラにカメラを見に行ったときに地下の入り口においてあったビッカメ娘「有楽町たん」です…(^_^);
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2017年11月23日 (木)

映画「ボブという名の猫」観てきました。

キネカ大森で観てきました。日本のテレビでも取り上げられた、実話に基づくシンデレラ・ストーリーです。

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(劇場販売パンフレット・税込み720円)

猫が手助けした、ホームレスで薬物中毒だった若者の更生話ですが、更生をサポートしている周囲の人間も立派(忍耐強い)。

動物と子供はエンタメでは無敵。セラピーにもアニマルは有効。これからは更生支援にもいいかも。

それから、印象的だったのが主人公の青年・ジェームズがホームレスで苦労しているとき、見ず知らずの人の親切がかえって仇になってしまったことが何回もあったこと。世の中一筋縄ではいかないものです。

また、全体的にロンドンの庶民の暮らしが垣間見えたのも興味深かったです。

「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」オフィシャルサイト

奇跡体験!アンビリバボー(フジテレビ) 「奇跡を運ぶノラ猫★人生ドン底男とのキズナ」(2013.12/12放送)・「野良猫 ボブの素敵な魔法」(2017.08/31放送)

※映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』予告編

ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険 ボブという名のストリート・キャット

*2017年12月5日追記 : この映画の作中で、主人公がホームレス時代に販売していたのが「ビッグ・イシュー」。その日本版でボブ猫を特集していた号が、仕事帰りに有楽町に寄った時に売られていたので初めて買いました。1冊350円。販売の方によると、やはりボブ猫特集号はすぐに売れてしまうのだそうです。 なお、1号買うと350円のうち、180円が販売員の収入になるとのことです。

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2017年11月22日 (水)

国立公文書館で「江戸の花だより」展。

真冬ですが、東京・千代田区北の丸公園にある国立公文書館では企画展「江戸の花だより」が開催中です。

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主に江戸時代の名所案内や昔の本草学の本などが展示されていて、教科書にものっていた(と思う)平賀源内さんの「物類品隲(ぶつるいひんしつ)」もありました。

2017年11月18日から12月22日まで(日祝休み)。入場無料です。

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フラッシュを使わなければ、展示品の撮影も可能です。

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2017年11月20日 (月)

大森・山王小路飲食店街(地獄谷)が週刊現代の巻頭に。

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東京・JR大森駅徒歩一分の、山王側(山側)道路から線路側(海側)に階段を降りたところにある「山王小路飲食店街」(通称“地獄谷”らしい。NHK朝ドラ「ひよっこ」でもロケに使われたとか)。今週の「週刊現代」(2017.12/2号)の巻頭グラビア10ページを使って紹介されていました。

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気にはなっていながらも、一人で迷い込むにはちょと気が引けて未だ入ったことはないけれど、いかにも大森らしい飲み屋街。雑誌に紹介されてなんか親しみがわきました。

(表紙に表示がないのが残念ですが)

週刊現代 2017年 12/2 号 [雑誌]

週刊現代デジタル

※山王小路飲食店街はここ。

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2017年11月14日 (火)

映画「ゴッホ~最期の手紙~」観てきました。

“動く油絵”で迫る“ゴッホ最期の真実”

印象派のゴッホ・タッチの絵が動いてるだけでもすごいが、ドラマの方もなかなか見せてくれます。

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※映画「ゴッホ~最期の手紙~」劇場パンフレット(800円+税)

この映画でなんといっても“印象的”なのが、フィンセント・ファン・ゴッホ油絵の作品が、そのままアニメーションとなって動くこと。この動画を見ているだけでも画面に引き込まれてしまいます。

映画「ゴッホ ~最期の手紙~」のサイト

「Loving Vincent」(原題・英語)のサイト

※映画『ゴッホ ~最期の手紙~』日本版予告編

※全編が動く油絵!映画『ゴッホ 最期の手紙』特報

ストーリーは、ゴッホが最後に出そうとしたという「最期のときの手紙」を、友人だった郵便局長が持っており、手紙を託された息子のアルマン・ルーラン(ダグラス・ブース/この物語の主人公はこの人)が、その受取人を探し求めていくうちに、図らずも、一般に自殺とされているゴッホの死の謎に迫っていくというもの。

これがなかなか良くできていて、主人公もゴッホの周辺にいた人々も存在感があり、各登場人物の感情の動きも惹かれるものがあるし、展開に意外性もあって、ミステリーかサスペンスとしても良く出来ているように思いました(ゴッホ自身は回想にしか出てこないので、一番影が薄いかも)。

通常の実写映画であっても、十分楽しめる秀作だと思います。また、心理描写やセリフが印象的なので、舞台劇にも向いた脚本かもしれません。

あまり大々的に宣伝はされていませんが、ゴッホ展はしばしば開かれているし、ゴッホやアニメの表現技法、モーション・キャプチャーなどに興味のある人にはお勧めです。

※「Loving Vincent(原題)」Official Theatrical Trailer

※「Loving Vincent(原題)」 - Making Of (メイキング)

「Loving Vincent」のYoutubeのチャンネル

※なお、こちら↓は、ゴッホ自身の伝記映画の古典「炎の人ゴッホ(原題:Lust for Life) 」(1956)。ゴッホはカーク・ダグラス、一時同居した画家仲間のポール・ゴーギャンをアンソニー・クインが演じるという豪華な顔ぶれ。現在の一般のゴッホのイメージは、ほとんどこの映画が原点だろうと、どっかで読んだ気がします。

※「炎の人ゴッホ/Lust for Life」 - 予告編・Trailer(英語)

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2017年11月 7日 (火)

第99回東京香川県人会総会行ってきました。

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2017年11月6日(月)、夏の高校野球甲子園大会と毎年回数が同じな東京香川県人会総会に行ってまいりました。

今年の会場は東京プリンスホテルで、約360人が出席。 高校の同窓生や仕事の知り合いなど、各所で会話が弾み、讃岐うどんはもちろん、香川由来の素材で作られたものを多く含む美味しい料理もたくさん出されました。

アトラクションと抽選会も盛り上がり、帰りには全員がお土産をもらって、出席したみなさんは三々五々帰途についていました。

関連記事 : 今年で70周年。第98回東京香川県人会総会に行ってきました。(2016.11/4)

※総会議事での松平会長の挨拶。壇上後方は来賓各氏。
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※乾杯前の挨拶をする福家副会長。
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※乾杯後の懇親会の様子。
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※司会の橋詰尚子(ひさこ)さん。
Hashizume

※シャンソン歌手・別府葉子さんとピアニスト・鶴岡雅子さんによるアトラクション。お二人とも香川出身です。
Bepputsuruoka

※お楽しみ抽選会。
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・・・抽選では、私の前後の番号はなにがしか当選していたが、私の番だけ見事にスキップされていました・・・(-_-;)

※抽選会の景品。
Chyusen

※お料理各種。
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※香川産素材の料理・オリーブ牛。
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※オリーブハマチ。
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※オリーブハマチと海の幸の盛り合わせ。
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※キウィのさぬきゴールド。
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・・・今年は食べることに集中したので、メイン料理からフルーツ、デザートのスイーツまでひととおり食いました。いや~満足満足。\(^_^;)/

※香川物産の即売。
Bussan

※観光やふるさと納税などのパンフレット。
Kanko

※参加者全員に配られたお土産。昨年より種類が多かったです。^_^
Miyage

※会場の東京プリンスホテルと東京タワー。
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※おまけ。ビルのガラス面にうつった夜の東京タワー。
Mirrortower

いうまでもなく、来年は節目の第100回です。

(修正・追記) 総会は例年11月の第1月曜日でしたが、来年(平成30年)は、「うどん県 東京」さんのfacebookによると、東京プリンスホテルで、11月18日()だそうです。

香川ゆかりの東京周辺在住のみなさんは、ぜひ今から予定に入れて、ふるってご参加下さい。

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2017年11月 4日 (土)

“OTAふれあいフェスタ2017”に行ってきました。

東京・大田区の最大のイベントで、毎年区の人口の約半分の35万人以上が訪れるという“OTAふれあいフェスタ”。(OTAふれあいフェスタ2017広報誌(リンク先はPDF) (写真は全て11月4日)

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(※アルコール大好き大人女子ユニット「R★holics」のライブ。11月4日、水のエリア=ボートレース平和島・虹のステージで。4人組メンバーの内、今回は2人が出演。左が高知出身のWAKAさん、右が香川出身で高松一高の後輩にあたる水野らむねさん

※ボートレース平和島(水のエリア)の会場入り口
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今年(2017年)は11月4、5の両日(10時~16時・入場無料)に開催。10月の「大森・UTANフェスタ2017にも来演したアルコール大好き女子ユニットで高校の後輩がメンバーとして頑張っているR★holicsが出演するというので、地元近くの催しだし、ぜひ、応援しようと行ってまいりました。

会場は・平和島公園(太陽のエリア)・平和の森公園(緑のエリア)・大森ふるさとの浜辺公園(ふるさとの浜辺エリア)・ボートレース平和島(水のエリア)の4エリアにわたり、先週、先々週と台風に襲われましたが、今週は晴天にもめぐまれて、多くの家族連れで、どのエリアも大盛況でした。

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※開会式(水のステージ)で挨拶する大田区の松原区長(中央)
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※競艇場のガラス張り観覧席から見た水のステージと開会式
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※外から見た巨大な競艇場の観覧席施設
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※施設内の模擬店も大盛況
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※全国から名産品が集結
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※羽田空港を抱える大田区のお祭りなので、当然JAL・ANAも出展
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※水のエリア・虹のステージでは終日切れ目なく公演がありました。
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※虹のステージのプログラム(左)と、大田区の下町ボブスレーの展示
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※プリキュア・ショー(水のステージ)
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※競艇用大型時計と、ボートレースのデモンストレーション
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※これは、OTAフェスではなく、競艇の注意書き (^_^;)
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※平和の森公園(緑のエリア)会場も大混雑
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参考記事 :

今年も盛況 ”OTAふれあいフェスタ2012”。(2012.11/4)

雨天決行!寒いが熱かった「UTANフェスタ2017」見てきました。(2017.10/15)

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2017年11月 3日 (金)

「本300%活用術」…。

版元には申し訳ないが、図書館の除籍本で「読書法」のいい本を見つけました。

「本300%活用術」(日本能率協会マネジメントセンター・2011)です。

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目次をひととおり見るだけでも読書活用ノウハウが分かります。

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私も「読書アドバイザー」という資格を(一応)持ってはいますが、この本があれば、私のようなヘボアドバイザーはいらないな~とちょっと反省。なお、アマゾンでもこの本の「なか見!検索」で、目次部分が見られます。

本300%活用術

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2017年11月 1日 (水)

映画「ブレード・ランナー2049」観てきました。

“デッカードとレイチェル、30年後の真実”・・・。

あるいは21世紀の「R.U.R.」、またはSF版「ロング・グッドバイ」か?

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※「ブレード・ランナー2049」の劇場パンフレット(左・税込み820円)。右はTOHOシネマズの映画ガイド

ブレード・ランナー2049のお話の筋を要約すると、前作「ブレード・ランナー」(2019年が舞台/1982)で最後に逃亡(駆け落ち?)したブレード・ランナー=捜査官のデッカード(ハリソン・フォード)とレプリカント(女)のレイチェルの「その後」を、30年後に新型レプリカントでブレード・ランナーでもあるエージェント…いや捜査官Kが解き明かす、という流れですが、やや話の運びがスローな上に複雑で、集中して観ていないと訳が分からなくなりそうです。

また、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が寒い国のカナダ出身ということで、ブレード・ランナーの主要イメージ(?)のだけでなく、も印象的に使われていて、ラスト・シーンはちょっと、前作のロイ・バッティ(ルトガー・ハウアー)と同時に日本映画の鉄道員(ぽっぽや)」(1999)の佐藤乙松(高倉健)を連想する感じ(「八甲田山」(1977)の雪中行軍までは連想しませんが)。

(雪は関係ないが「スペース・カウボーイ」(2000)のラスト・シーンやTV「太陽にほえろ!」のジーパン刑事(松田優作)のこともちょっと連想。で、最後に捜査官Kは松田優作のジーパン刑事のように「なんじゃこりゃあ~!」と叫ぶ・・・というのはウソです。m(_ _)m )

もちろん、前作同様、映像のあちこちに日本テイストが散りばめられています。日本語の看板は前作よりも多いくらいです。うどん屋の看板もあったような。

また、捜査担当のクールな主人公が、周囲の状況に振り回されて苦悩する話の筋は、ちょっとエリオット・グールド主演のロング・グッド・バイ」(1973)みたいです。

※「ブレード・ランナー2049 日本版」予告編

前述のように、とにかく上映時間3時間弱(163分)で長いのと、話が複雑でもある割に、時代状況設定が作中であまり詳しく説明されていませんので、前作の「ブレード・ランナー」とYoutubeで公開されている「ブレード・ランナー2049」前日譚ミニ・ストーリー3本(ブラック・アウト:2022=アニメ/2036:ネクサス・ドーン2048:ノーウェア・トゥ・ランを見てから観に行った方がよいです。

特に「大停電(ブラック・アウト)」については予習しとかないと、お話全体がピンと来ないと思いますので。

*「ブレード・ランナー2049」公式サイト

*YoutubeのSonyPicturesJapanのチャンネル

※「ブレード・ランナー ファイナルカット」のBD予告編

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それから、一般論として、日本で「ロボット」というと、自律式に動く「鉄腕アトム」型にしろ、人間が搭乗・操作する「機動戦士ガンダム」型にしろ、「機械式」ですが、欧米で「ロボット」というと、この「ブレード・ランナー」に出てくるレプリカント(バイオノイド/バイオロイド)の方が、カレル・チャペックが書いた戯曲「R.U.R.」(1920)に初めて出てきた「人造人間=ロボット」に近くて“正統派ロボット”になるのだろうと思います。

で、ロボットが「人工生物の人間型」なので、かつての奴隷制なども連想され、結局は「ロボット=奴隷=反乱する」、となって暗〜い話になってしまうようです。

どこかで聞いた話(TBSラジオの「たまむすび」で産休前の赤江珠緒さんが生物学者が語った話として言っていたように思う)では、「支配欲」というのは生存のために活動する「生物」だけが持つものだそうで、とすると、生物型のロボットをあえて造るというのは厄介の種を増やすだけで、ロボットがアトムのように友達でいるには、機械式だけにしといた方がいいだろうなあ、という気がします。

*関連記事 : 次期東京五輪前年2019は名作SFの年(2016.8/13)

ブレードランナー ファイナル・カット 製作25周年記念エディション [Blu-ray] 【初回限定生産】『ブレードランナー』製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション(5枚組み) [DVD]

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は、映画「ブレード・ランナー」の原作です。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) ロボット (岩波文庫)

・・・Wikiで「R.U.R.」のあらすじを読んだところでは、映画の「ブレード・ランナー 」2作、特に「2049」は、ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか 」より、「R.U.R.」の方に、コンセプトがより近いような気がします。

※↓「雪」が印象的な日本映画2本。どちらも健さん主演。^_^;

鉄道員(ぽっぽや) [Blu-ray] 八甲田山 HDリマスター [Blu-ray]

※↓その他ご参考。

スペース カウボーイ [Blu-ray] ロング・グッドバイ(テレビ吹替音声収録版) [DVD]

※↓なお、こちらがメン・イン・ブラックの“エージェントK”(左/トミー・リー・ジョーンズ)さん。^_^;

メン・イン・ブラック 4K ULTRA HD&ブルーレイセット [4K ULTRA HD + Blu-ray]

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…きれいな女優さんたちのお肌とSONYのロゴがたくさん見られますよ (^_^);

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古代のペルシャと日本のつながり

今年(2017年)の10月28日(土)~11月13日(月)の間、奈良国立博物館で、毎年秋恒例の「正倉院展」が開かれていて、奈良時代の日本に大陸から伝わった数々の名宝の一部が公開されていますが、中国からのものとともに、西域のペルシャ地方から伝わったものも注目の的です。

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で、「正倉院展」はまだ行ったことがないのですが、職場の近くにある天理ギャラリーで「華麗なるササン王朝 ―正倉院宝物の源流―」(9/29~11/25)をやっていたので、こちらは見てきました。

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日本は大陸の東の端っこの島国なので、近代になるまでは東アジア以外との交流は少なかった印象ですが、古代からユーラシア大陸全体との交流があったのだと思うと、人間の交易や行動力はすごいものだなあと思った秋の日でした。

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