G.W.ご利益巡り(秩父・聖神社と成田山新勝寺)。
今年のゴールデン・ウィークは、旅行の予定はなかったのですが、東京から普通の電車で行けるところでご利益のありそうなところを巡ってまいりました。
☆まず、この(2018年)4月28日放送のTV「世界ふしぎ発見!/大英博物館に秘められた卑弥呼の謎!!」の中で紹介されていた埼玉県秩父の「聖神社」 。
ここは、西暦708年に日本で初めて銅の鉱床がみつかって和銅の露天掘りが行われて和同開珎が鋳造されたという、日本の銅銭(初の通貨)発祥の地に建つ神社。
そのため、銭の神様として大変ご利益があるというので、放送翌日の4月29日、早速お参りしてきました。(^_^;) 天気も良かったので他にも大勢の参拝者で行列になっていました。
最寄り駅はSuica等電子マネーの使えない秩父鉄道の和銅黒谷(わどうくろや)駅。遠くに秩父の武甲山が見え、そこで採掘されたセメント原料の石灰岩を載せた貨物列車が走る風景を間近に見て“秩父”を実感しました(自然も満載。坂もキツイ!)。
参拝後は近くの長瀞(ながとろ)渓谷を訪問。こちらは日本地質学発祥の地で、いろいろ興味深かったです。県立自然の博物館が時間切れで見られなかったのが残念でした。
ちなみに、「ふしぎ発見」で紹介された明治のお雇い外国人のウィリアム・ゴーランド(英国人)は、日本各地の古墳を調査し、日本考古学の父と呼ばれているそうですが、わが東京・大森もエドワード・モース博士が貝塚を発見した、日本考古学発祥の地であります。
☆もう一カ所は、千葉県の成田国際空港も近い、[成田山新勝寺」(御本尊の不動明王を弘法大師空海が自ら敬刻開眼されたという大師にゆかりの深いお寺)。
平成26(2014)年には10年に一度の川崎大師大開帳がありましたが、こちらは今年(平成30・2018年)は開山1080年祭を挙行中ということで、記念の大開帳(4月28日~5月28日)が催されていました。
開基1080年祭のおかげで、いろいろな資料が特別公開されていましたし、5月2日には「東日本大震災被災地復興総祈願 開運厄除柴灯大護摩供・護摩木祈願・火渡り修行(かいうんやくよけ さいとうおおごまく・ごまぎきがん・ひわたりしゅぎょう)」が行われていました。
また、醫王殿(医王殿・いおうでん)の建物が新築落成し、本堂とともに、こちらでも大塔婆(おおとうば)が建てられて、御手綱(おてづな)が用意され、多くの人が参拝していました。
※↓参道と観光案内所
新勝寺への参道途中にある成田市の観光案内所には、成田市のゆるキャラマスコットで、名物のうなぎと飛行機をモチーフにしたという「うなりくん」が展示されていましたが、しながわ水族館のしなフィン、ことでん(高松琴平電気鉄道)のことちゃん(こちらは両方ともイルカ)と、良く似ていましたね~^_^;。
参考記事 : 川崎大師大開帳に行ってきました。(2014年5月4日)
※↓おまけ。こちらは京急・品川駅構内に飾られた、京急120周年とコラボした今年15周年のゆるキャラ「リラックマ」。川崎大師の広告も見えます。
*以下にも参加しています。
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