最近話題の件での地元新聞見比べ
最近話題の件での地元新聞を見比べてみました。
沖縄県の米軍普天間基地の名護市辺野古移設に関する沖縄県の県民投票(2019.2/24)では、翌25日付の沖縄の地元新聞二紙(沖縄タイムスと琉球新報)朝刊は、1面の広告もなくしてもちろん最大級の扱い。
一方、同日付の他地域(私の出身地・香川)の四国新聞では、辺野古の件は1面トップですが、他にドナルド・キーンさんの訃報や、天皇陛下御在位30周年記念式典など、1面の構成は全国紙とあまりかわらない内容。
一方、ぶっ飛んだ紙面をつくってくれたのは映画「翔んで埼玉」公開日(2019.2/22)・同日付朝刊の埼玉新聞。埼玉愛に溢れています!
*埼玉新聞の「翔んで埼玉」特集がアツすぎる 「いまこそ『埼玉愛』を解放せよ!」(Jタウンネット 2019.2/22)
ちなみに、新聞はちゃんと購入してきましたよ〜(画像はぼかし入ってます)。(^^)
*以下にも参加しています。
まあ、基地移設反対が多いのは地元の“偏向”メディアが煽ったからとかいう評論家殿などもいるかもしれませんが、じゃあ、逆にメディアが賛成キャンペーンを張ったら、読者や住民もそのまま鵜呑みにして賛成多数になるのかな? そんなわけないでしょうね。それとこれとは別問題。
そもそも、日本の「主要地元紙」は戦争中の新聞統合や、戦後は大新聞への営業上の対抗の関係で一県一紙しかないのが普通。それが二つあるのに、どちらも似てくるのは県民の意識に大きな差がないから。
というか、日本人が新聞をとるのは世間の大まかな動きや当日のテレビ番組を知りたいから、あるいは折込チラシを見たいからで、各社の論調を勘案して購読してる人は、あまり(ほとんど)いないでしょう(社説とか読む人めったにいないでしょ?)。だからこそ普及率や部数が高いわけで。「新聞が〜メディアが〜」で飯食ってる人自体が「メディアの中の人(同じ穴のムジナ)」ですわ。
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