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2019年6月10日 (月)

香川舞台の映画「いただきガール」観てきました。

「うどん県」として名を馳せる香川県。しかし、「うどんだけじゃない!」のです。

Omote Ura

※【特報】いただきガール

というわけで(?)、基本的に平地である香川・高松市の港周辺で、自転車付きリヤカーで魚の行商を行う「いただきさん」を題材にした、香川が舞台の映画「いただきガール」かまだともゆき監督作品・50分・2018)の東京上映会、その初日に行ってきました(2019年6月10日)。もっとも、映画の冒頭では主人公の女性・星南(せいな)が東京でうどんを食べますが。

6月10から14日は渋谷Loft9(東急Bunkamuraの近く)で、最終日15日は渋谷HUMAXシネマにて上映です。

渋谷Loft9の1F・Cafe9の予定(東急Bunkamura近く。上映はCafe9のスクリーン。 6/10~14) 
渋谷HUMAXシネマの予定(6/15) 

(ご参考)「いただきさん」についての新聞記事 → *ほっとニュースphoto「いただきさん」が行く ~讃岐のまちで~(NIKKEI STYLE 2010.12/5)

※作中で登場するお姫様の銅像(糸より姫像)がこちら→・高松訪ね歩記(「高松ムービー(動画)チャンネル」・平成31年3月1日)

同映画は、かがわ文化芸術祭2018「映画製作補助事業」製作作品、及び、さぬき映画祭第2回シナリオコンクール大賞受賞作品で、受賞シナリオを、かまだ監督が実写映画用に自らアレンジして作品として仕上げ、香川の上映会では500人席が埋まる満員御礼だったとの由。

主な舞台は高松市の港近く(の主に浜ノ町)と高松市中央卸売市場周辺。いただきさん(魚の行商)のおばあちゃん(サキ)と、東京からもどった孫娘(星南)、周囲の人々(幼馴染の男子やいただきさん仲間、魚市場の人々)が故郷で暮らす様子が、ある過去の秘密を軸にして情感ある映像で淡々と描かれます。

上映後は、監督のかまだ氏と香川ゆかりのゲスト監督とのトークショーがあり、初日の本日は銀行員にして香川を代表する監督の香西志帆氏(「猫と電車」「恋とオンチの方程式」など。海外で賞をとった高松市の「盆栽たいそう」PVビデオでも有名)が登場。

ロケの苦労話や東京と香川での映画製作環境の違い、お二人の実家同士の意外な接点などの話で盛り上がりました(本作中に香西監督も”一部”だけ出演しています)。また、出演者については、地元劇団員の方々の他、メインキャスト(向井花さん、岡田健太郎さん、ほか)はオーディションで決定。本作以外でもかなり活躍されているようです。

かまだ監督は、1作目の映画が5分の短編、2作目が50分中編の本作なので、次回作は長編を準備中とのこと。香西監督にも新たなオファーがあるようで、若手監督のお二人、今後が楽しみです。

※左がかまだ監督、右が香西監督
Dsc_4585

※上映前のかまだ監督の挨拶
Dsc_4587

※上映後のトークショー
Dsc_4593

※渋谷Loft9と1FのCafe9
Dsc_4595

Dsc_4596

Dsc_4584

ちなみに、来年(2020年)、明治以来の大改正となった民法の債権編が施行されますが、本作で関連のある親族編もこまごまとよく改正されるので、関心のある方は調べると面白いかも。

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