コミック「PLUTO」がアニメに。
手塚治虫先生の「鉄腕アトム」の「地上最大のロボット」を、浦沢直樹先生がリメイクしたコミック「PLUTO(プルートゥ)」がNETFLIXでアニメ化され、2023年中に配信されるそうです。
※『PLUTO』 制作決定PV - Netflix
鉄腕アトムではもちろん、アトムが主人公で、ロボット同士のバトルがメインではありましたが、そこはやはり戦争を体験した手塚先生の作品で、戦争への批判が込められていたようです(この回の全編は読んだことないので)。
そして、この作品を、浦沢先生が、主人公をアトムよりも「ロボット刑事のゲジヒト」として、国際紛争がいまだ絶えない未来社会で、国際政治や犯罪、人権や知能を持ったロボットたちの権利問題が絡んだ重厚なサスペンス作品にリメイクしたのが「PLUTO」(こっちは全部読んだ)。
現実の世界でも紛争や民族問題、移民の人権問題など解決の難しい問題が山積していますが、現実のニュースを見るのがつらすぎる人も、こういう国際政治の問題に巻き込まれた人たちのシミュレーションの群像劇として、この作品を見るのも一つの方法かな、と思います。
もちろん、社会派エンターテインメントとしての仕上がりも期待したいところです。ネトフリで好評ならば、いずれテレビの地上波などでもオンエアされることもあるでしょうから、そちらも期待したいです。
参考記事 :
*「浦沢直樹展」(世田谷文学館)観てきました。(2016.1/16)
*鬼界カルデラ爆発は「破局噴火」に。「地球科学」振興で国際協調を。(2018.3/4)
*以下にも参加しています。
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