「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」観てきました!
※ ↑「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」のパンフレットと劇場で配られていたフリーペーパー。パンフレットは通常版が税込み880円。3960円もする特別版はシリーズの過去4作品のパンフの復刻版がセットになっているそうです。
「インディ・ジョーンズと高齢者のリヴァイバル」…もとい、「運命のダイヤル」観てきました。
映画の中の設定(70歳くらい)よりも実際はさらに10歳も高齢のハリソン・フォードが007も驚く大活躍。少なくとも乗り物系はがんばります。
(高齢の俳優が自分から無理しているわけではなくて、大御所となった高齢俳優にゲストでなくて主役起用で頼ろうとする制作側の方がどうなんだろう?という気がします。もっとも、アメリカだと高齢になっても自己管理で身体能力を維持できる・すべきだ、との考え方もあるようで、スタローンやシュワちゃんも頑張ってますが)
お話の方は”歴史大スペクタル”。上映時間が2時間半もありますが、アクションの他、サスペンスもちょっとあって面白かったです(ドイツの人はやや複雑な気分になるのではないかという気がしますが)。一番最後の終わり方もいいまとめ方、という感じでした。
シリーズ全体で見るとどの作品が1番かというのは意見が分かれるかと思いますが、この映画単体で見た場合、アクションとサスペンス、謎解き、家族と友情と恋の話、世代や民族による意識の違い、歴史的なエピソードなどなどがバランス良く散りばめられていて、これはかなり名作の要素が詰まった作品じゃないかなと思います。
※ ↓「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」本予告編(ディズニー・スタジオ公式)
*以下にも参加しています。
冒頭には「ロンギヌスの槍」の件が登場!エヴァのファンはこれだけで前のめりになるでせう。
…ルーカス&スピルバーグ・コンビの2大シリーズ、「スター・ウォーズ」と「インディ・ジョーンズ」は、両方ともハリソン・フォードが出演していて、当初は「昔ながらのワクワクするような冒険活劇の復活」を謳い文句にしていたように思うのですが、このうち、「スター・ウォーズ」シリーズは親子の葛藤とダークサイドの件で、ギリシャ・ローマ神話のような感じでどんどん話が重くなり、やたら血縁者を巡る話にしてしまった結果、気づけばスカイウォーカー一族だけで銀河全部を振り回していたという話に収斂してしまったのに対し、「インディ」のシリーズは家族も出てくるし、背景に世界大戦や冷戦があるのだけれど、最後まで活劇シリーズの調子を保っているのがいいですね。
もっとも、「スター・ウォーズ」は登場人物が多くてスピン・オフ・シリーズがどんどん増えているのに対し、「インディ」は100%インディ・ジョーンズ=ハリソン・フォードという主役本人の属人的シリーズだから、スピン・オフや007のような主役の代替わり作品が難しいのがちょっと残念ではあります。日本で言えば「寅さん」シリーズみたいな感じでしょうか。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 12月1日は映画の日(2024.12.01)
- 「映画・からかい上手の高木さん」観てきました。(2024.06.02)
- 明大博物館の「虎に翼」展を見てきました。(2024.06.01)
- 「虎に翼」…虎だ!おまえは虎になるのだ!…ん?いやそれは「タイガーマスク」(^^;)(2024.04.02)
- 「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」は続く…。(2024.03.04)
コメント