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2024年11月の3件の記事

2024年11月10日 (日)

THE場外乱闘! 大森「UTANフェスタ2024/DDTプロレスリング」が開催されました。

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東京はJR大森駅東口広場・イーストテラスで、DDTプロレスが来場して盛り上がる毎年秋恒例の「UTANフェスタ(大森駅東口商店会主催)」が今年(2024年11月10日)も開催されたので観に行ってきました。

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気温が15~16度位でやや曇り、ときおり雨がぱらつく肌寒い気候でしたが、鮎の塩焼きや焼きそば、ちゃんこ、ドリンク類などリーズブルな値段の模擬店もでて、会場は来場者で一杯に。正午の開会宣言、交通安全や防犯呼びかけ、キックボクシング試合、チアダンス、DDTプロレス前半戦、歌唱・お笑いライブ、そしてDDTプロレス後半・ファイナル戦と続き、4時間余りのイベント中、終始会場は賑わっていました。また、プロレス選手のサイン会やグッズ販売もあり、こちらも長い行列ができていました。

特に、今年はDDTプロレスの試合で(キックボクシングでもでしたが)、場外乱闘シーンが続出。観客は一時避難(?)しながらも、選手らを間近で見ながら熱い声援を送り、楽しんでいました。

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*関連記事 : アジャコングさんも来場!「大森UTANフェスタ2023」が開催されました。(2023.10/29)

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2024年11月 4日 (月)

令和6年度・第106回東京香川県人会総会に参加してきました。会場隣の増上寺では浜祭も。

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2024年11月4日、東京は港区芝公園の東京プリンスホテルで、東京香川県人会(松平賴武会長)の第106回総会が開催されたので参加してきました。

今年は約270人超の方が参加とのことで、総合司会はテレビ・ラジオで広く活躍する西村奈歩(なお)さん。正午開始で、議事のある総会に先立って香川県出身のアーチスト3氏(上野由恵さん:フルート、谷原めぐみさん:ソプラノ、鐵百合奈さん:ピアノ)のコンサートがあり、国内でも最高レベルの歌唱と演奏を聴くことができました。

続いて、決算報告や新役員挨拶などの総会議事があり、松平会長からは、10月6日に高松市の玉藻公園で「香川県独立の父」中野武営翁の銅像の除幕式が無事行われたことの報告もありました。また、池田香川県知事・松原県議会議長の両氏をはじめ香川から遠路参加した地元自治体の首長さんや国会議員の来賓挨拶、祝電紹介も滞りなく進行。いよいよ懇親会に。乾杯の後、出席者は香川特産の農海産物を多く使用した料理を大いに楽しみ(瞬く間になくなってしまいましたが)、お互いに懇親を深めていました。

香川県独立の父 中野武営の銅像除幕式 玉藻公園(NHK NEWS WEB 香川ニュース 2024.10/6)

懇親会の間中には、お楽しみ抽選会があった他、地元スポーツチーム2団体、サッカーのカマタマーレ讃岐とバスケットの香川ファイブアローズの紹介があり、さらに、今年、2024年のミス・ジャパンのグランプリに選ばれた丸亀市出身で現役慶大生の都島涼香(つしま・すずか)さんが総会の応援に駆けつけ、会場は大いに盛り上がっていました。抽選会については、ちょうどうまい具合(?)に私の番号だけ飛ばして前後の番号の方が当選しているという状況でしたが、参加者にはもれなく地元企業から提供いただいたお土産があり、今年はずっしり約3Kgの内容量のものをいただきました。

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※↓ 香川県出身のアーチスト3氏(上野由恵さん:フルート、谷原めぐみさん:ソプラノ、鐵百合奈さん:ピアノ)によるコンサート

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※↓ お楽しみ抽選会

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※↓ 2024年のミス・ジャパンのグランプリに選ばれた丸亀市出身で現役慶大生の都島涼香(つしま・すずか)さん

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【写真特集】ミス・ジャパン香川県代表の都島涼香さんグランプリ 応募総数約4000人(日刊スポーツ 2024.9/9)

「2024ミス・ジャパン」に香川県代表・都島涼香さん アナウンサー目指す慶大2年生 「憧れは同じ丸亀市出身の中野美奈子さん」(サンスポ 2024.9/9)

※↓ 総合司会の西村奈歩さん

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※↓ カマタマーレ讃岐の紹介

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※↓ 香川ファイブアローズの紹介

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※↓ 香川産食材をふんだんに使った料理

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※↓ 席順表横に設置されたパリ五輪のレスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級金メダリストの高松市出身・日下尚選手(三恵海運、高松北高)の等身大パネル

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*こんな記事もある→ 試合前に“香川県人会” 巨人の浅野翔吾とレスリング・グレコローマン金の日下尚が談笑(日テレNEWS 2024.10/16)

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※↓ ”怪童”野球の故・中西太選手の銅像設立の呼びかけ

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※↓ 今年のパンフレットとメニュー一覧

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※↓ 今年のお土産。ずっしりたっぷり約3Kg

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※↓ 会場の東京プリンスホテルは今年開業60周年だそうで、いろいろと記念展示がされていました

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県人会の総会は午後2時半ごろにお開きになりましたが、会場の東京プリンスホテルの隣の増上寺周辺では、ラジオの文化放送(局舎が同じ港区内のJR浜松町駅のすぐ近くにあります)主催の「浜祭(はままつり)2024」が開かれていて、境内では「大竹まことのゴールデンラジオ」がゲストを招いてライブ放送中でした。通常の観光・参拝客とイベントの来場者が入り混じって大変な混雑でした。また、増上寺ゆかりの近くの廣度院というお寺で、同寺の周囲を囲む練塀の解体調査に伴う一般公開が行われていて、建物内では京都の平等院からきたお坊さんの講演もあったようでした。

天気もよく秋らしい気温で、心地よい一日でした。

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※↓ 練塀公開中の廣度院

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*関連記事 : 第105回東京香川県人会総会に参加してきました。(2023.11/12)

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選挙直後ということも当然あるでしょうが、今年は国会議員さんの出席が芳しくありませんでした。また、地元メディアは来賓で来るだけでほとんど、あるいは全く取材しないのも相変わらず。他の都道府県の地元メディアとは県内外への情報受発信の姿勢がだいぶ(全然)違うと感じます。昔も今も。特に中四国の周辺各県のメディアと比べて、その消極姿勢は際立った印象を受けますな。

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2024年11月 1日 (金)

法の世界史総まとめ「法の歴史大図鑑 世界を知る新しい教科書」

法律の世界史を知るのに面白い本「法の歴史大図鑑 世界を知る新しい教科書」(河出書房新社 4980円+税)という図鑑がでていました。

古代から中世、近代、現代まで世界の法律の態様と発展の様子が紹介されていて、世界の主要な法体系の発展がわかりやすくまとめられていてるので、世界の法制史を俯瞰するのに非常に適している気がします。

法の歴史大図鑑 世界を知る新しい教科書 ポール・ミッチェル

「法の歴史大図鑑 世界を知る新しい教科書 ポール・ミッチェル」

【「法」を知るための画期的な図鑑、誕生!】社会を生きる私たちに必須の「法」が分かりやすい入門図鑑に。『法の歴史大図鑑』、10月17日発売。(PR TIMES/河出書房新社 2024.10/9)

日本人にとって興味深いことに、日本の事例も載っているのですが、それは「法の支配の台頭」の章の明治天皇の「五箇条の御誓文。日本におけるアジア初の立憲政治とか議会政治はこの御誓文からはじまっていて、開明君主としての明治天皇の功績としてアメリカなど海外の教科書にのっているのもこれです。一部の懐古趣味の方々が好きな「教育勅語」の方じゃありません。

後者の方は、結局のところ人治主義であるところの儒教政治の教えなのであって、なにか「いいこと」がいくら書いてあっても、(人治を旨とするなら建前上当然「人としての徳目」が並ぶでしょう。ただし、これは国を治める権力側から見て都合の良い内容だけ。当然でしょう。そもそも単に「いいこと」なら大概の宗教書や古典には必ず書いてある。そのどれかを特別に国が採用して暗記を強制するなど、思想統制の最たるものです。ちなみに日本の一部の方も大好きな、団結と愛国がやたらに強調されるのが実は「アメリカ」。しかし、同時に連邦政府を暴走させないための市民の武装・抵抗権も保障されていて、それが銃の所持の権利。ガン・コントロールが簡単でないのはこういう理由です。アメリカは自由の国というより、団結と抵抗の国。この国のマネなんて日本人には無理でしょうね。ちなみに、大富豪が世界一多いのもアメリカだが、労組が世界一強い国もアメリカです。United Statesの国民・市民・職業人はUnionも大好きです)、立憲政治を(法の支配どころか単純な法治主義ですら)根本から破壊してしまう内容で、実際にそうなり、明治憲法の制度上の不備(内閣の規定もないし軍の統帥権が別立てだし国家は無答責。もっとも19世紀の政治制度はどこの国もそんなもの)も相まって大日本帝国の政治制度は機能不全に陥って、軍部官僚が国を乗っ取り(議会が大政翼賛会になり、臨時軍事費が無制限に支出できるようになって)、世界を敵に回して大戦争をやった挙げ句に破滅してしまいました(おかげで終戦直後はハイパーインフレになり、戦時国債は紙切れに)。

(※この敗戦によっても、他の敗戦を経験した国の皇帝や王家と違って、我が国の天皇は生き残り、今でも世界唯一の「エンペラー」なわけですが、そうは言っても海外のお金持ちな王族と違って、その財産は全て国会の管理下にあり、制度上、憲法8条と88条によって皇族が自分で自由にできるお金は原則1円もないのです。ご苦労様なことです。また事実上国に召し上げられた皇族や旧華族の土地が払い下げられて建っているのがプリンスホテル)

そもそも、儒教倫理そのままの教育勅語が好きだというのでは、「同志国」は「自由と民主主義と法の支配」を信ずる欧米ではなく、「東洋独自の政治文化」なるものを振り回す大陸中国になってしまいます(そのお隣の国で建前上採用されている共産主義は西欧発祥だし、国歌は西洋式マーチ、国号に使われている「人民」も「共和国」も、また、「共産」も「主義」も、明治の日本製漢語ですがね)。

明治維新を推進した武士たちはもともと朱子学などの教育を受けて育った攘夷派が主流。それが西欧列強の軍事力を目の当たりにして開国と欧米化に舵を切っただけだったので、制度は西洋式・心は儒教式になり、これでも19世紀当時は欧州でも君主国がたくさんあったから矛盾をあまり感じなかったのでしょうが、制度をうわべだけ真似るというのはもともと無理のある話だし、和魂洋才といっても、儒教は和魂じゃなくて中華魂ですしね。

あるいは、「教育勅語」制定当時の趣旨としては、いまだ「お殿様の家来・領民」意識の強い明治初期の全国の国民に「日本で唯一人の天子様の臣民」=「日本国民」だとの意識を植え付けたかったのかもしれません。これは軍隊も同様で「各藩の藩兵」が「天皇の軍隊」になったから「国軍」だという理屈だったようです。しかし、明治から大正・昭和ともなると世代も変わって「藩」意識は当初の目論見通り消えていきましたが、かわりに、なにかにつけ丸暗記式のエリートや国家主義者らが、天皇VS大名ではなく、天皇VS国民のごとく勘違いした解釈・思想を主張し始めて、また排外思想も強まり、一方では労働運動も激化して、左右の思想が激突して、今風に言えば社会は分断していました。

こういう状況で、やたらに政府や軍部から暗記を強制されてばかりで、つまるところは「天皇への忠誠のためなら法律も何も一切関係ない」ことばかりが強調されるに至った「教育勅語」が、戦後すぐに国会の全会一致で「廃止」決議されたのは当然の成り行きでしょう。ベトナム戦争帰還兵の「ランボー」同様「信じて戦って、無償の勤労奉仕もさんざんやったのに勝てなかった」。当時の国民自身がうんざりしていたということです。

NHKの朝ドラ虎に翼でも話題になった、戦後の新憲法下で違憲判決が出て刑法から削除された「尊属殺重罰規定」も、実のところ「道徳・倫理」が淵源ではなく、儒教の皇帝=親、臣民=子の思想が家庭に応用されて、親=皇帝、子=臣民だから、親殺しは国家反逆と同じ=刑罰は死刑か無期懲役のみで減刑なし、という理屈。こういう思想は、法の下の平等とは対極の考えでしょう。しかも、現実には、皮肉なことに肉親同士で相争う代表的事例といえば皇帝とか殿様とかも含むところの「王族」たちの権力争い。「道徳」などおよそ関係のない話ですね。

このほか、本書では1980年代以降顕著になってきた、いろいろな新しい権利(人権)に関する法律も紹介されていますが、人権といっても、だいたい20世紀末くらいまではどこの国でも(たとえ先進国であっても)、「国家権力(王様とか独裁者、行政機関)が国民の身体を勝手に拘束しないで、裁判を公正に行う(人身保護)」や「公的な言論の自由」ぐらいの話で、環境問題とか婚姻とかイジメとか、民間人同士の話なども人権問題と認識されて法制度に結びつき出したのはつい最近のこと。問題も複雑になってきたので、論点を整理・確認しておくにもこういう本は便利だと思います。

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