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2025年1月の5件の記事

2025年1月21日 (火)

同じ家庭用ロボットの話なのに…ミーガンとミーナ

"ミーガン"(アメリカ)も“ミーナ"(日本)も映画やコミック・アニメに出てくる家庭向け女性型ロボット。

M3GAN ミーガン DVD アリソン・ウィリアムズ 僕の妻は感情がない 01 MFコミックス フラッパーシリーズ 杉浦

昨日(2025.1/20)の漫画ネタの話の続きです。

ロボットについて(この場合、等身大の人型で自律型のもの。ガンダムパトレイバーのような巨大な人間搭乗型は人型というだけで、結局はクレーン車などと同じ。だからガンダムも本来はモビル・スーツ=パワード・スーツで、戦闘用宇宙服の一種)、「欧米では反乱を起こすもので、日本では人間のお友達」と受け止められているとはよく言われることですが、これはアチラのロボットの話で特に有名なのが、ロボットと言う語が初めて使われた(造語された)カレル・チャペック氏の戯曲「R.U.R.」で、この小説でロボットが反乱を起こしてしまうのに対し、日本では手塚治虫氏原作の「鉄腕アトム」藤子・F・不二雄氏原作の「ドラえもん」(耳なしの猫型だが)がロボットの話が広まる最初だったということの影響が大きいようです。

また、「R.U.R.」でのロボットは機械式アンドロイドではなく、「ブレード・ランナー」にでてきたレプリカントのようなバイオロイドで、こちらが欧米ではロボットの本来の姿とされているようで、要するに人工奴隷。これでは親しみがわく以前に不気味さを感じてしまうのも無理ないかも知れません。また、アンドロイドにしてもすぐに「軍事転用」などが図られるのがアチラ、特にアメリカ。「ロボコップ」(ロボコップ自体はサイボーグだが)に出てきた暴走ロボットや反乱AIが人間狩りのためにつくった「ターミネーター」など、とにかく攻撃的です。

この流れは現在でも顕著に続いていて、2023年に公開されたアメリカ映画「M3GAN ミーガン」にでてきた"お友達AI人形・ミーガン"が結局は人間を襲いまくるのに対し、2024年の日本アニメ「僕の妻は感情がない」(原作は杉浦次郎氏のコミック)の"家事ロボット・ミーナ"シリーズは、あくまで人間の役に立つことだけが存在理由だとして行動します。

 ※映画『M3GAN/ミーガン』本予告

 ※TVアニメ『僕の妻は感情がない』本PV/My Wife Has No Emotion | Official Main Trailer

SF作家の大家のアイザック・アシモフ氏が、1950年代に発表した「われはロボット」(ウィル・スミス氏主演で映画にもなった)等で「ロボット工学三原則」=「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」というのを提唱していたし、「鉄腕アトム」をもとに作られた「PLUTO」でも「ロボットは絶対に人間に危害を加えない」のが原則となっていましたが(作中では例外の個体がいて大問題になる)、やはりロボットは兵器メインでなく、人間の仲間であるように製造・発展していってもらいたいものです。

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2025年1月20日 (月)

最近気に入った漫画とちょっと前に気に入っていた漫画

特に脈絡はないけれど全く個人的に最近ハマっていて完結した漫画と、ちょっと前にハマっていて、既に完結していたけどいまもときどき番外編が元の連載雑誌に掲載されたりしている漫画とほか+アルファー作品をご紹介。いずれも主に地方で生活する庶民の人の話です(最後のだけちょっと違うけど)。

(1)「この子知りませんか?」(作:てぃーろんたん氏)

ネットの無料連載から格上げされて、内容も絵の方も緻密に描き込まれた有料紙コミック版がでたホラーでヒューマンなサスペンス。ロードストーリー的なところもあって、コマ割りもそのまま映画の絵コンテに使えそうな感じ。主人公はオジサンと少女ですが、「この子」とは誰か、物語の鍵を握る「死神」とは何者か、最後まで謎のままです。また、自分では何も決められないような性格でも、どんなに人生行き詰まっても、なんとかやり直そうという気にもなるお話で、視点を変えれば、戦争や大災害でもないのに「からかい上手の高木さん」の高木&西片コンビや普通のラブコメものにでてくる登場人物たちが過ごすような平和な日常を送るという、ささやかな幸せすら享受できなかった二人の魂の再生の物語でもあると思います(特に「魂」の再生という点がミソ)。探偵物ではありませんが、地方のドロドロした社会で起きた凄惨な事件が解決した後の穏やかな空気感は金田一耕助シリーズに通じるところがあるかも(テレビドラマ・映画の「トリック」だと事件は凄惨というほどではなくて全体的にはコメディだが、結末はあんまり後味良くない。ただ話運びとカメラワークは秀逸だと思う)。

この子知りませんか? 7 完 ニチブンコミックス てぃーろんたろん

この子知りませんか? 7 完 ニチブンコミックス てぃーろんたろん

ジャンプルーキー:「この子知りませんか?」ネット上の無料版(一応完結してますが、絵はラフで分量はコミック版の半分くらい。内容も一部微妙に違います)。

(2)「ちひろさん」(作:安田弘之氏)

元風俗嬢で今は弁当屋で働くちひろさんとその周囲の人たちの人間模様。有村架純さん主演で映画にもなったのでご存じの方も多いかと。元の掲載漫画雑誌での連載は終了していますが、今もたまに番外編が載ったりしています。

ちひろさん 9 L C DX 安田弘之

ちひろさん 9 L C DX 安田弘之

ピッコマ:「ちひろさん」(ネット掲載分・一部無料)

ちひろさん DVD 有村架純

ちひろさん DVD 有村架純

※映画『ちひろさん』本予告編 (Netflix Japan/2022)

(3)「前科者」(作:香川まさひと氏 画:月島冬二氏)

最近色々と話題になり、今後の担い手不足が深刻に懸念されている”前科者”の更生を支援する若い女性保護司さんの物語。こちらも有村架純さん主演でネット配信ドラマ・映画になりました。原作では主人公と仲間が読書家なのも興味深いところ。また、主人公はアルバイトで新聞配達とコンビニの店員もする苦労人。昨年(2024年)に連載が終了しましたが、その頃と前後して大津市で保護司さんが犠牲になる事件があり、保護司への社会の注目は集まりましたが残念な形になってしまいました。

 前科者 17 ビッグコミックス 香川 まさひと

前科者 17 ビッグコミックス 香川 まさひと

LINEマンガ:「前科者」(ネット掲載分・一部無料)

映画「前科者」DVD 有村架純

映画「前科者」DVD 有村架純

※映画『前科者』本予告(WOWOW official/2022)

 (4)「ふしぎの国のバード」(作:佐々大河氏)

こちらは明治時代の日本を調査して回った英国の世界的女性旅行家のイザベラ・バードの日本旅行記のコミック化。資料や写真で見るバードさんとはだいぶイメージが違いますが、彼女の日本紀行の様子がドラマチックに堪能できます。話は終盤に向かっていますが、2025年の初め現在、こちらは連載中。連載が月刊誌なのでコミック版が1年に1巻のペースです。また、2020東京五輪を控えた2018年にはバイリンガル版も出ていました。

 ふしぎの国のバード 12巻 ハルタコミックス 佐々 大河

ふしぎの国のバード 12巻 ハルタコミックス 佐々 大河

まんが王国:「ふしぎの国のバード」(ネット上の試し読みあり)

以上です。ほかに、最近アニメ化された「僕の妻は感情がない」「PLUTO」(AI搭載ロボットが家族になったり、更に進んで強力な破壊力を持った際に起きる社会的問題のお話)もロボットのアイデンティティなど解答の出づらいテーマも絡んできて興味深く読んでます。

また、原作はあまり見てないが、「ダンダダン」「葬送のフリーレン」「SPY×FAMILY」「怪獣8号」、放送中の「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる(沖ツラ)」(沖縄の文化と青春ラブコメが絡んだお話。アニメの方は史上初の沖縄県民放3局でTV放送中とのこと)などなどの話題作もアニメでは楽しんでます。

もちろん、世間で大いに話題になった「ゴールデン・カムイ」とか「鬼滅の刃」「進撃の巨人」とかも読んだりするし(特に金カムはよかった。昔の、昭和よりも前に生まれた大人というのは本当にあんな感じで恐ろしかった気がします。何しろ帝国主義と戦争の時代の大人だったので)、昔は「マスター・キートン」とか「AKIRA」、他、浦沢直樹先生や大友克洋先生、高橋留美子先生、松本零士先生、手塚治虫先生などなど(モンキー・パンチ先生の「ルパン三世」や、さいとう・たかお先生の「ゴルゴ13」は原作よりアニメ視聴の方がメインだったかも。宮崎駿先生の「風の谷のナウシカ」はアニメより原作の方が内容壮大)、昭和から続く大御所漫画家などの作品もよく読みましたが(今も読むが)、有名作品は誰でも知っているのでまた別の機会ということで、ちょっとマイナー系(失礼!)を挙げました。

前述のとおり、単に最近自分が印象に強く残った内容の作品群というだけですが、いずれもオススメ作品でもあります。コミック選びのご参考まで。

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2025年1月 6日 (月)

仕事始めに「あん餅雑煮うどん」

年末年始休9連休あけの本日2025年1月6日は仕事始め。東京は午後から雨模様で大変に肌寒い気候だったので、元気づけも兼ねて、夜は正月恒例の「あん餅雑煮入り年明けうどん」をいただいてきました。

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あん餅雑煮は香川の名物雑煮。うどんはもちろん讃岐うどん。白味噌仕立てて両方合体。「寿」文字入りかまぼこはじめ、人参、大根、しいたけ、豚肉、ねぎなど具も豊富でボリューム満点です。

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お店は、東京に進出した讃岐うどん「野らぼー」さん。写真は「大手町カンファレンスセンター店」で。たぶんなくなり次第終了です(近くの大手町ビルの「大手町店」では既に完売の張り紙が)。

年越しそばに続いて、普及を頑張っている「年明けうどん」。いまいち知名度が上がってないみたいですが、今後も応援しています。

Norabou

Menu

*関連記事 : あん餅入りの讃岐うどん「雑煮うどん」、いただいてきました!(2024.1/6)

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2025年1月 2日 (木)

令和7年のお正月。初詣と箱根駅伝応援

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令和7年(2025年)のお正月。東京地方の天気は快晴で、寒さもそれほどではなく絶好のお出かけ日和。今年は遠出もしなかったので、元日と2日は大田区の池上本門寺や近所の神社に初詣に出かけ、また、箱根駅伝の応援に行ってきました。

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※↓ 1月2日、箱根駅伝1区・しながわ水族館前付近を通過する選手たち。今年は各区で激しく順位が入れ替わり、混戦模様でした。

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Zentai

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2025年1月 1日 (水)

謹賀新年。次の年末年始も公休9連休です。(^^;)

新年おめでとうございます。

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今年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。by cocobravo 拝

で、今年(2025・令和7年)は「巳年」。蛇といえば金運だろう(?)ということで、東京は品川区に鎮座されている「東京の白蛇さま・蛇窪神社」の写真などご紹介。

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財運や心願成就などのご利益があるそうで、参拝したのは昨年末だったのですが、巳年が間近なのと、おそらく年末ジャンボなど宝くじや受験関係などでお参りする方が多いようで、既に初詣なみの混雑でした。

ちなみに、最寄り駅の東急大井町線の戸越公園駅は昔は蛇窪駅だったそうです。また、蛇窪神社の主祭神は天照大御神なのであります。

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「神社ソムリエ」の佐々木優太さんによると、当神社内にある「蛇窪龍神社」は、昨年の辰年から今年の巳年に変わったこともあり、今年大変縁起の良いパワースポットとのことで、ここの扁額を待ち受けにすると幸運なことがあるかも、というわけで、扁額のお写真を。

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巳年は開運神社で金運UP?神社ソムリエが厳選!開運パワースポット【Nスタ解説】(TBS NEWS DIG 2024.12/27)

二宮ん家(フジテレビ 2025.1/3放送分)

それから、この年末年始は日本で一般的な土日と12/28~1/3が休みの職場だと、公休で9連休となっていますが、実は次の年末年始もやはり同様に公休で9連休です。ご旅行などの計画はお早めに。

2025年の祝日は?知ってそうで知らない「国民の祝日」とその趣旨や経緯(政府広報オンライン)

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なお、私は金運に恵まれてないのでこのお休みは文字通りただお休みしております…(-_-)。

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