夏です。水難事故や熱中症、災害に備えましょう。
夏です。水に親しむ季節ですが、水辺には危険もつきものです。海はもちろん注意が必要ですが、身近に感じる川や池は、夏場の海水浴場のように監視している人がいないし、土手や堤は人間用でないから落ちたら登れないし、いきなり深みがあったり増水したりするので、かえって危険がいっぱいです。そのうえ、自然が豊かなところ=ハブとかスズメバチとかムカデとか危険生物もいるところ、です。最近は過疎が進み、耕作放棄地の増加や里山の荒廃で熊やイノシシ、野犬などが里にまで出没するようになりました。
自然は人間用にできていません。都会から離れたところで遊ぶときは、現地の地形や危険性などをよく観察し、ライフジャケットなどを着用するなどして安全に配慮しましょう。服装も(大人が本格的なバードウォッチングやサバイバルゲームでもするなら別ですが)、暗い色は避け(黒色などはスズメバチを興奮させる色だし、迷子になった時や夜間は大変危険です)、特に子どもは明るい色(黄色やオレンジなど)の派手なくらいの目立つ服装にして、音がよく通る呼子の笛や防犯ブザーをもたせましょう。
また、今年(2025年)は東京地方など梅雨入りしても雨がふらず、6月から30度超えの猛暑が続いていますが、7~8月はますます暑くなりそうで、熱中症にも注意が必要です。
*水の事故を防ごう!海や川でレジャーを楽しむために知っておきたい安全対策(政府広報オンライン)
*水の事故⁉ こんなとき、あなたならどうする?(日本赤十字社)
さらに、地震や台風、集中豪雨などもいつあるかわかりません。そういうわけで、災害には日頃から備えましょう。
*災害時に命を守る一人ひとりの防災対策(政府広報オンライン)
*防災の手引き ~いのちとくらしをまもるために~(首相官邸のHP)
ちなみに、事件・事故は「110」(警察)、消防・救急は「119」(消防署)、海のもしもは「118」(海上保安庁)です。
また、緊急通報かどうか迷う時は、相談ダイヤル:#9110(警察)、#7119(消防)へ。
なお、災害時の情報収集にスマホは便利で、必要なものですが、電池や通信料(データ量)の問題があります。比較的長時間つけたままにしておける小型ラジオ(と電池)を別に用意しておくと便利です。照明も、ろうそくなどは火事の恐れがあり危険です。LEDライトと電池を常備しときましょう。なお、単3・単4電池だとアルカリ電池使用が一般的ですが、長く保存すると液漏れが結構起きます。あまり一般的でなく、やや値段が高いですが、単3・単4型のリチウム電池があり、これだと数年以上長期保存がききます。特に小型LEDライト用にはいいのではと思います。
(我が家のLED懐中電灯では使用推奨期限が2005年2月のエナジャイザー/富士フイルム製・単3リチウムが2025年の今現役です。もちろん、液漏れと自然放電がほぼ無しで保存がきくということで、使用頻度が多ければ消耗します)
*以下にも参加しています。
| 固定リンク
「・防災ボランティア」カテゴリの記事
- 置き去りなし!「だれでも防災」(2025.10.10)
- 夏です。水難事故や熱中症、災害に備えましょう。(2025.07.01)
- 地震の備えは日頃から。(2024.08.08)
- 夏です。水難事故に注意!!(2024.08.01)
- 改訂版の「東京くらし防災」は生活者視点強化。(2024.03.14)











コメント