ジブリ(熱風)吹くEXPO2025!日帰り観覧で行ってきました。
7月上旬、災害予言の影響で減少した観光需要を微力ながら盛り返すべく(学生たちの夏休み期間になる前に)、ジブリ(イタリア語で熱風の意味だそうです)が吹くよな猛暑の万博に行ってきました…。
と言っても愛知県の愛・地球博記念公園内にあるジブリ・パークではなく、もちろん「大阪・関西万博EXPO2025」の方。平日券(6000円)で東京から新幹線日帰りで見てきました。
往復の時間は思ったより結構タイト。特に、新大阪駅から地下鉄で会場の夢洲(ゆめしま)駅まで約40分かかり、このことを忘れてると予定が狂います。入場の際には飛行機搭乗の際と同じレベルの手荷物検査があり、これも行列で15分くらい時間がかかりました。会場にいたのは10時間くらいでした。フリーwifiは会場全体で使用可能です。
会場の公式マップはPDFデータ等で公開されてて、現地でも紙のMAPを200円で売ってますが、使い勝手はいまいち。私は有志の方が作ってくれた非公式のマップをA4とA3で印刷して持っていきました。パビリオン表示が公式地図のように番号割振りでなく直接名前を書いてあって、予約制か自由入場かも表示してくれてて大変便利でした。感謝。
https://lovetriplove.com/.../%e4%b8%87%e5%8d%9a%e3%81%a7.../
チケットの購入もパビリオン予約もスマホ必須ですが、専用アプリは使いにくいし、人気館の予約をするにしても相当前(少なくとも7日以上前)でないとほとんど取れない感じ(3日前や当日はほぼ取れるところなし。そもそもサーバが混んでて操作も待たされる)なので、自由入場パビリオン見学メインで「見れるとこだけ見よう」というスタンスだと、日帰り思いつき訪問でも、そこそこは楽しめます。
なお、入場日とゲート(東西2つあり、東ゲートは夢洲駅直通ですが、西ゲートは会場の反対側)の入場時間も予約が必要です。スマホ必須の万博ですが、チケットの入場予約QRコードなどは印刷して首からぶら下げておいた方が便利です。会場内バスのe-Mover(1回400円。1日券1000円)やパビリオンの係員はそれなりに親切だし、人間なのでハードコピー提示の方が話が早いのでした。
↓ 夢洲(ゆめしま)駅の出口。
↓ 会場内移動バスのe-Mover。
↓ ガンダムさん。パビリオンの方の予約はとてもとれませんでした。
↓ 空飛ぶクルマコーナーがある北西部(本会場から外れの)エリアにある「未来の都市」館。おかげですぐ入場。日立やKDDIなどの企業の共同展示ながら結構充実。
↓ たまたま予約の取れた飯田グループと大阪公立大の共同館。スマートシティの紹介。
会場はほどよい混み具合でしたが、これは平日だし、自分は、東アジア系の観光客と子どもを連れた家族客が少ない時期を見計らって行ったわけなので、休日とか8月以降とかどうなるかわかりません。広さ的には東京ディズニーランドの約3倍だそうで、当然ながら服装・靴は歩きやすいものにすることが重要です。
スタンプラリーをしている人をよく見かけましたが、この場合はかなり計画性が必要かも。東西ゲートには各々臨時郵便局があり、記念切手やスタンプほか、いろいろ趣向を凝らした催しをやっているので、パビリオンではありませんが大行列でした。
↓ 西ゲートの臨時郵便局。
↓ 大屋根リングと、その構造&通路の様子。パビリオンと休憩所以外でまとまった日陰のある地区はほぼこのリングのとこだけ。ベンチがそれなりにあったので良かったです。
↑↓ 大屋根リングの屋根部分からの眺め。大阪湾もよく見えます。取りあえず一周コンプリートしました。
↓ 大阪湾をいくIwataniさんの実験船。
また、とにかく暑くて(晴れた日中は35℃以上)暑さ対策は必須(雨がふらなくてまだ良かったが。あとスマホの予備電池もあった方が無難)。日傘の人も多数いたし、日焼け対策も必要かと。自販機と無料給水機、コンビニはそれなりにありますが、冷水・麦茶入りの水筒持参もありでしょう。ただ、埋立地で潮風がいつも吹いているので(べとつくけど)携帯扇風機は会場ではいらないかも。
私の場合は、こまめな水分補給の他に、帽子とネッククーラータオルに、一時間おきくらいに水を含ませて頭などに熱がたまらないように注意して行動しました。
移動の基本は大屋根リング内の日陰にして、そこからパビリオンに向かうという方法もあるでしょう。校外学習らしいジャージや夏用制服の中学生が大勢いましたが、帽子も被ってなくて大丈夫かいな?ってやや心配になりました。なお、一時問題になった小虫たちはあまりいなかったです(一応音波式の防虫グッズを持っていきました)。
食事に関しては、ラーメン1200円、シンプルカレー850円とちょっと高いし(並ぶと時間もかかる)、お土産などを買うにしても、会場内は全てキャッシュレスなので、電子マネーのSuica(大阪のどこでも問題なく使えます)やEdyを目一杯チャージしといたり、Paypayなどを準備しときましょう。もっとも、私のお昼はカロリーメイトだったので、お金は自販機の飲みものしか使いませんでしたが。(^^;)
↑↓ アメリカ館。意外にも自由入場(1時間ほど並びました)。国際フレンドシップ制度の紹介がメインで、アメリカ人の担当者がフレンドリーさをアピールする努力が伝わってきましたが、本国のトランプ大統領の態度があれでは、この先どうなることやら。
このほかサウジアラビア館やモナコ館も自由入場でしたが、人気で大行列。自由入場で行列の短いとこは、やはり寂しい展示。パビリオンの建物は結構凝っていて目を引くのにもったいないと感じました。営業のメインはお土産販売かお国料理の軽食店のようでした。そういう意味では、アフリカや南洋諸国など独立したパビリオンをつくらず各国が共同で出展している「コモンズ館」パビリオンが複数ありますが、こちらの方が狭いブース内でPR努力をしている感じがしました。
↓ コモンズAの内部の様子。結構混んでました。
↓ 建物がユニークなオーストリア館。入ってませんが。
↓ ASEANやITERなど、国際機関の展示館。
↓ 国際赤十字館。戦争や災害の時の活動が紹介される映像の内容が、結構シビアで事前に注意喚起されます。展示の赤十字旗は東日本大震災のときに石巻赤十字病院に掲げられていたものです。
↓ 海方面側の記念撮影スポット。
↓ 夜のフランス館。入ってませんが。
↓ 暗くなってくるとあちこちでプロジェクショマッピングが。
今回は(いつものことですが)弾丸行程だったのと、設備の新しい鉄道利用で万博会場と往復しただけなので、全然大阪に行った気がしませんでしたが、次に大阪に行く機会があれば、「太陽の塔」のある1970年の万博の記念公園など、もっとあちこち行ってみたいです。
ちなみに、「エスカレーターでは歩かないで」というのが公式のアナウンスですが、一般的には歩かない人は歩いて上がる人のためにどちらかに寄って並んでいることが多いです。歩かない人が寄るのは東京では左側ですが大阪では右側が一般的です。国際的には右側が多いようで、期せずしてこの万博は国際標準の地域で開催中です。
↓ こちらは帰り道に途中下車した大阪市地下鉄・梅田駅のホーム。アヴァンギャルドです。
↓ こちらは東京のお台場で大地に立っていた頃のガンダム。2009年8月ごろ。
*以下にも参加しています。
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