カテゴリー「アニメ・コミック」の73件の記事

2024年2月 1日 (木)

「PLUTO(アトム)」や「ガンダム」の世界に着実に近づくロボットたち。

個人的には昨年(2023年)のベストアニメじゃないかと思っているPLUTO

※『PLUTO』予告編 - Netflix
 

※「PLUTO」10倍楽しく観る方法~【不完全解説】地上最大のロボット~(手塚プロダクション公式)

「PLUTO」には、未来社会で、比較的単純な作業を行う家庭用・産業用ロボットから、高度な人工知能とスーパーパワーを持つ「鉄腕アトム」のような「大量破壊兵器になりうる」最先端自立型ロボットまで幅広く登場するのですが、現在開発されている各種ロボットも、Youtubeなどで紹介されているところをみると、アトムとか「人造人間キカイダー」などの世界に向け、着実に近づいているという印象を受けます(「機動戦士ガンダム」や「装甲騎兵ボトムズ」、「マジンガーZ」などのように人間が搭乗して操縦する、あるいは遠隔操縦するタイプの開発ももちろん進んでいます)。

※ロボット展に過去最多出展 半導体めぐる国際競争激化|TBS NEWS DIG(2023.11/30)

 ※All Most Advanced Next-Generation Humanoid Robots | BEST OF 2023(Carros Show)

もっとも、欧米でロボットというと、カレル・チャペックの「ロボット(R.U.R)」や映画「ブレード・ランナー」のレプリカントからして、機械型ではなく、生体型のバイオロイドが本来のイメージのようで、要するに人工奴隷。これではいずれは反乱するというマイナスイメージがついてまわるのは避けられないでしょう。それに、バイオロイドでは寿命も短いだろうし、いろいろな便利な機械装置はつけられないし(アトムのように飛ぶこともできないし、記憶を取り出すのも難しい)、倫理上も問題多いし、やはりロボットは機械型の方がよろしいんじゃないかと思います。

ロボットの開発も最近は世界的に競争が激しくなってきましたが、ここは日本の研究者たちに頑張ってもらいたいところです。

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2023年7月16日 (日)

不思議の田舎(くに)の眞人くん…映画「君たちはどう生きるか」観てきました!!

宮﨑駿監督の10年ぶりの新作アニメ映画「君たちはどう生きるか観てきました!!

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第二次大戦中の疎開先の父の田舎の屋敷で、眞人(まひと)少年が経験する家族や親しい人たちを巡る時や次元を超えた不思議なお話。眞人少年を異世界へ誘うのは白ウサギさんではなくアオサギおじさん。

本作品は、公開前の宣伝も試写もパンフレット販売も当面なしという、製作のスタジオ・ジブリの徹底した秘密主義のおかげで、映画館でも関連グッズがポストカードかクリアファイルくらいしか置いてなかったので、パンフレットぐらいは後日早めに販売してもらいたいものです。いろいろ謎が多くて、一回見ただけではちょっとわからないところが多かったので。

しかし、キャラや背景の設定など、今までの「風の谷のナウシカ」からはじまり、その後に続く各ジブリ作品を思い出すところが随所に見られて、宮﨑監督作品の集大成的な意味合いもあるようで、新作というだけでなく、ジブリのおさらい的な面からも楽しむことができました。

ちなみにタイトルの「君たちはどう生きるか」は、作中に戦前戦後で何度もベストセラーになった同名小説が登場はしますが、直接的にはあんまり関係無い気がします。ジャンル的には、コペルくんよりはアリスちゃんのかな、という感じです。

ちょっとネタバレ的になりますが、眞人くんがこれからどう生きるか、というよりは、彼の周囲の大人が今までどう生きてきたか、の話の方がメインであった気がします(「主人公がどう生きるか」が主眼の作品と言えば、今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の方が近いかも)。

ざっくり言って「竜とそばかすの姫」が細田守監督版の「美女と野獣」で、「君たちはどう生きるか」は宮﨑駿監督版「不思議の国のアリス」、という感じです。

眞人少年が戦後成長したら「コクリコ坂から」的なお話が展開し、眞人父には「風立ちぬ」、眞人母”たち”には過去に「思い出のマーニー」のようなお話があったかもしれない、ファンタジー部分は、異世界に迷い込むシチュエーションは「千と千尋」で、異世界では「ナウシカ」や「もののけ姫」「ポニョ」「ハウル」などの世界を彷彿とさせる、そんな感じの作品でした。

なにはともあれ、「クシャナ軍団長…もとい、インコ大王に歓呼三声‼️ (^_^;)

参考:

映画「君たちはどう生きるか」レビュー(インプレス Game Watch 映画・特別企画)

「不思議の国のアリス」(Wiki)

君たちはどう生きるか 岩波文庫 吉野 源三郎

君たちはどう生きるか 岩波文庫 吉野 源三郎

 

不思議の国のアリス+鏡の国のアリス 2冊合本版 角川文庫 ルイス・キャロル ebook

不思議の国のアリス+鏡の国のアリス 2冊合本版 角川文庫 ルイス・キャロル ebook

 

風の谷のナウシカ 3 アニメージュコミックスワイド判 宮崎 駿

風の谷のナウシカ 3 アニメージュコミックスワイド判 宮崎 駿

 

コクリコ坂から DVD 宮崎吾朗

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宮崎駿監督作品集 Blu ray 宮崎駿

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2023年6月 1日 (木)

JR稲城長沼駅のガンダム像を見てきました。

このほど、前々から気になっていたJR南武線・稲城長沼駅にある、「機動戦士ガンダム」のモビルスーツ・ガンダムとシャア・ザク、「装甲騎兵ボトムズ」のスコープドックの大型立体像を実地に見て参りました。

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これは、東京都稲城市在住のアニメのメカニックデザイナー・大河原邦男氏の業績を記念した地域振興策メカニックデザイナー大河原邦男プロジェクトの一環として、JR稲城長沼駅に、情報発信基地「ペアテラス」(稲城市の観光案内所兼物産販売所兼カフェ)を設け、ガンダムやボトムズの立像が置かれているものです

像の高さは4mほど(ボトムズのスコープドッグは実物大)で、それなりに迫力があり、また、駅周辺はたいへんのどかなので、像の見物はゆっくりできました。なお、駅にコンビニと大型薬局があるほかは周辺にはお店があんまりないので、お茶を飲んで休憩するなら「ペアテラス」で展示物を見ながらがおすすめです。

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余談ながら、ガンダムはアメリカのSF小説「宇宙の戦士」のパワード・スーツが元ネタで、「ロボット」ではなく、あくまで戦闘用宇宙服だから「モビル・スーツ」だという設定なのですが、実物大にすると高さ約25mもあって、(ドムなどを除いては)地上では原則足で歩いて移動するし、やっぱり「大型ロボット」。地上では浮上式で移動し、高さ約4mのボトムズのスコープドッグの方が、より本来のモビル・スーツに近いような気がします。

※JR稲城長沼駅はここ。

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2023年3月 1日 (水)

コミック「PLUTO」がアニメに。

手塚治虫先生の「鉄腕アトム」の「地上最大のロボット」を、浦沢直樹先生がリメイクしたコミック「PLUTO(プルートゥ)」がNETFLIXでアニメ化され、2023年中に配信されるそうです。

アニメ「PLUTO」公式サイト

※『PLUTO』 制作決定PV - Netflix

鉄腕アトムではもちろん、アトムが主人公で、ロボット同士のバトルがメインではありましたが、そこはやはり戦争を体験した手塚先生の作品で、戦争への批判が込められていたようです(この回の全編は読んだことないので)。

そして、この作品を、浦沢先生が、主人公をアトムよりも「ロボット刑事のゲジヒト」として、国際紛争がいまだ絶えない未来社会で、国際政治や犯罪、人権や知能を持ったロボットたちの権利問題が絡んだ重厚なサスペンス作品にリメイクしたのが「PLUTO」(こっちは全部読んだ)。

現実の世界でも紛争や民族問題、移民の人権問題など解決の難しい問題が山積していますが、現実のニュースを見るのがつらすぎる人も、こういう国際政治の問題に巻き込まれた人たちのシミュレーションの群像劇として、この作品を見るのも一つの方法かな、と思います。

もちろん、社会派エンターテインメントとしての仕上がりも期待したいところです。ネトフリで好評ならば、いずれテレビの地上波などでもオンエアされることもあるでしょうから、そちらも期待したいです。

PLUTO 豪華版 コミック 全8巻完結セット (ビッグコミックススペシャル)

鉄腕アトム 地上最大のロボット (講談社プラチナコミックス)

参考記事 : 

「浦沢直樹展」(世田谷文学館)観てきました。(2016.1/16)

鬼界カルデラ爆発は「破局噴火」に。「地球科学」振興で国際協調を。(2018.3/4)

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2022年11月17日 (木)

映画「すずめの戸締まり」観てきました。

映画「すずめの戸締まり」観てきました。

もし寅さんがドラッカーを読んだら…もとい、もし寅さんが女子高生で子どものときに大災害で家族を失った辛い記憶を持つ人だったら?

・・・秀逸なロードムービーです。

主人公の女子高生のすずめが災害をくい止めるためと、心の底に沈めてしまった悲しいが大切な記憶と自分を取り戻すために、日本を縦断して旅をするお話です。

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※↑ 左が映画のパンフレット、右が入場者プレゼントの「新海誠本」。

「すずめの戸締まり」入場者プレゼントは「新海誠本」、新海監督による企画書全文など掲載(コミックナタリー 2022.10/28)

寅さんのように時々笑わせてくれますが(それから懐メロが色々出てくる)、災害の記憶のある方はシーンによっては辛くなることがあるかも知れません。しかし、映画のメッセージとしては「あなたは独りではない」ということなのだと思います。作中では別れよりも出会いの方が多いのも救いがある気がします。

また、フェリーとか鉄道とか都会や田舎の両方の生活風景、日々の人々の生活の様子とか、新海誠監督の日常の描き方がいつものように素晴らしく印象的です。このような何気ない日常は、災害でいつ失われるかもしれないし、実際に失われてしまったこともあるわけで、このことが、しばしば"究極の選択"を迫られながら続く波乱万丈なすずめの大冒険の意味を一層際立たせます。

すずめが大人の世界に旅立つための大冒険。オススメです。

(ちなみに、すずめは行動力抜群なだけでなく、陸上選手かな?と思うほど脚力と運動神経が良いです)

※映画『すずめの戸締まり』【行ってきますPV】(東宝MOVIEチャンネル)
 

新海誠監督の作品は「君の名は。」でも「天気の子」でも災害が重要な要素となっていますが、本作では前記2作と違い、現実の東日本大震災が関係しているので、多くの日本人には胸に迫るものがあると思います。

*参考記事
・映画「天気の子」観てきました。(2019.8/12)

 

そういえば、アニメ「ひそねとまそたん」も、主人公が結果として災害をくい止めるというお話だったかな。

※TVアニメ『ひそねとまそたん』【HD】(予告編・ワーナーブラザース公式チャンネル)

それから、現在アニメ放送中で人気の「SPY×Family」は、疑似家族を作ってはいますが、戦争などにより元孤児だった人たちが世界大戦から世界を救おうというお話。天災と人災の違いはありますが、心に傷を負った人たちが、次の大災害から世界を救おうというシチュエーションの似た話が続くのは興味深いです。また、コミックス10巻では主人公ロイド・フォージャーの戦時中の過去が描かれていて衝撃的。

 

作品中にはスポンサー名があちこちにさりげなく見られます。

それと、災厄の元「ミミズ」がすずめたちに退治されて消滅する時の様子が、「シドニアの騎士」の奇居子(ガウナ)が撃破されて泡状分解するところみたいな感じです。

※「シドニアの騎士」テレビアニメ第1、2期まとめ映像(maidigitv)

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2022年10月 2日 (日)

36年ぶりアニメ化の「うる星やつら」は今月から放送。他にもビッグネームが。

小学館100周年を記念して36年ぶりにアニメ化される高橋留美子先生原作の「うる星やつら」が今月(2022年10月)13日から、いよいよ放送されるそうです。前回は1981年から4年半・全195話も放送されましたが(映画も6作、他OVAあり。後番組が「めぞん一刻」)、今回はエピソードを厳選してフジテレビのノイタミナ枠で4クール分の放送だとのことです。

若い女性と見れば電話番号(当時は自宅の固定電話)を聞きまくっていた主人公の諸星あたる。原作や昭和の放送当時は携帯電話もスマホもない時代でしたが、その辺りが新シリーズではどうなるのかもちょっと興味があるところです。ラムちゃんもスマホを持つのだろうか?しかし、電撃のたびに壊れてしまいそうですね。

 ※TVアニメ「うる星やつら」第2弾PV(【フジテレビ】アニメ公式チャンネル 2022.9/29)

TVアニメ「うる星やつら」公式サイト

「うる星やつら」新作アニメ10月放送開始!チェリー役に高木渉、サクラ役は沢城みゆき(コミック・ナタリー 2022.5/19)

「結局、キャラクターって…」高橋留美子と“ヒロインの笑顔の背景” 〈『うる星やつら』36年ぶり再アニメ化〉(文春オンライン 2022.7/24)

この他、この10月には「SPY×FAMILY」や「ゴールデン・カムイ」「不滅のあなたへ」「ポプテピピック」などなどビッグネームな作品が多いことでも話題になってるようです。

【アニメ新番組一覧】2022年10月期。「チェンソーマン」「うる星やつら」「ガンダム 水星の魔女」(AV Watch 2022.09/27)

「異世界おじさん」などコロナ禍のせいで製作が放送途中で延期になってしまったものもあり、日本のアニメを取り巻く状況もいろいろ厳しいようですが、コロナ禍もそろそろ落ち着いてきたので、経済状況もアニメ業界の状況も好転して、作品を心配なく楽しめるようになってほしいものです。

※原作・昭和のアニメはこんな感じ ↓ 

小学館コミックス 「うる星やつら」(新装版)(紹介ページ・試し読みあり)

 

*『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』発売告知CM(30秒)(TOHO animation チャンネル 2014.11/10)
(※「攻殻機動隊」の押井守監督の作品。映画公開は1984年)

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2022年8月 1日 (月)

終戦当時の労苦を偲ぶ夏

今年(2022年)は2月にロシアが隣国ウクライナに軍事侵攻するという衝撃的な事件があり、現在も戦争が継続中です。第二次大戦関係の書籍はコンスタントに発行され続けていますが、今年は期せずして旧ソ連・ロシア・ウクライナ関連の本や映画がいろいろ話題になりました。

戦争での夫婦生き別れの話の映画「ひまわり」とか、小説「同志少女よ、敵を撃て」(2022年本屋大賞受賞)、ドキュメント(コミックもあり)「戦争は女の顔をしていない」ノンフィクション&コミック「ラーゲリ 収容所からきた遺書コミック「国境のエミーリャ」などなどです。

*<ブルボン小林 月刊マンガホニャララ>(39)戦争がもたらす不条理な抑圧=「ラーゲリ 収容所からきた遺書」と「国境のエミーリャ」の紹介(東京新聞・本・東京ブックカフェ 2022.7/18)

  

 

このうち、ラーゲリ 収容所からきた遺書は、第2次大戦の終戦後、大陸でソ連軍に降伏した日本軍部隊がシベリアに連行され、ラーゲリ(捕虜の強制収容所)で強制労働させられた人々の物語で、テレビドラマや映画にもなりましたが、このシベリアに連行された捕虜の方々、および民間の大陸からの引揚者の労苦を偲ぶ施設として、東京・新宿に「平和祈念展示資料館」があり、また、東京・九段近くには昭和時代全般の庶民の生活を振り返る施設「昭和館」、傷痍軍人の労苦を偲ぶ「しょうけい館」など、戦争と平和を考える政府設置の施設があります。

毎年、夏休みの時期にはこの3館が共同でスタンプラリー(2022.7/16〜9/4)をしており、九段には靖国神社もありますから、コロナ感染症や熱中症には気をつけつつ、関連施設を巡って、改めて戦争に巻き込まれた人々の労苦を偲ぶことが、今年は例年にもまして重要かなと考える今日このごろです。

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平和祈念展示資料館

昭和館

しょうけい館

※追記:3館回ってきました。3館のスタンプ3つを集めると、今年は、昭和の大イラストレーター・小松崎茂さんのイラスト入クリアファイルやノート、グラフィックデザイナー・編集者・花森安治さんのイラスト入りミニクリアファイル、ボールペンなどのオリジナルグッズがもらえます。大人のほか、自由研究をしているらしい小学生も来ていました。夏休み期間中の企画展示もそれぞれ興味深いものでした。なお、昭和館としょうけい館は写真NGですが、平和祈念展示資料館は、シベリア抑留の強制収容所での兵士の生活や大陸からの引き上げ者の生活の様子などの再現ジオラマなどの展示資料がありますが、いずれも撮影OKです。

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2022年6月 1日 (水)

「ゴールデンカムイ展」に行ってきました。

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連載・アニメともに大人気で、先ごろ連載が完結し、実写映画化が発表されたコミック「ゴールデンカムイ」の展示会・「ゴールデンカムイ展」(東京ドームシティ・ギャラリーアーモ・2022年4/28~6/26)に行ってきました。

※Gallery AaMo「ゴールデンカムイ展」(Internet Museum)

休日の予約が取れず、行ってきたのが木曜の夕方でしたが、木曜夜は脱獄王の白石ナイト!ということで16時以降の来場者にはもれなく白石由竹のお面とミニ色紙がプレゼントされたので場内は白石だらけ。

展示は漫画の名シーンやアイヌの生活情報など充実した内容(スマホ・タブレットでは撮影も可)で、平日なのに入場45分ぐらい待ちで大変な盛況でしたが、意外なのか当然なのか、来場者の7割ぐらいは10~30代ぐらいの若い女性でした。

次期のアニメシリーズも楽しみですが、登場人物が曲者ぞろいで数も多い「ゴールデンカムイ」の実写版がどうなるのかも今から楽しみです。

 
 
 

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2021年9月15日 (水)

JR東京駅に「日本リベンジャーズ」。キャラの47都道府県の方言ポスターが勢揃い

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人気コミック「東京卍リベンジャーズ」(和久井健さん・講談社)の今年(2021年)の映像化(アニメと映画)を記念して、JR東京駅の中央通路からホームに上る階段などに登場キャラが47都道府県の方言を喋る「日本リベンジャーズ」シリーズのポスターが掲示されてました。9月13日から19日まで。主に若い女子があちこちで撮影してました。9月17日の朝日新聞には朝刊で地域限定広告も予定されてるようです。

日本リベンジャーズ・公式サイト

【画像集】東京リベンジャーズの都道府県別ポスター47種類が東京駅に出現! 全部見てみたら出身地のキャラが激アツだった / 日本リベンジャーズ(ロケットニュース 2021.9/13)

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2021年8月 2日 (月)

映画「竜とそばかすの姫」観てきました。

昨日は映画サービスデーだったのでキネカ大森で、「竜とそばかすの姫」観てきました。

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※↑ パンフレットの表紙。

ちょっとディズニーっぽい仮想世界の「美女と野獣」。高知の田舎の女子高生が、ネットに歌姫としてデビュー(現実世界では引っ込み思案で人前でなど歌えないが、仮想世界「U」の中でアバターが歌手になる)し、ネット内の試練にさらされつつも、周囲の仲間やご近所さんに助けられながら成長する物語。

細田守監督の「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「時をかける少女」はじめ、今までの作品のテイストも随所に見られます(「美女と野獣」に対するオマージュもかなり見られます)。また、声優陣についても歌手の中村佳穂さんが主役のすずを演じ、同時に素晴らしい歌声を披露しているほか、周囲の登場人物もベテラン俳優・歌手が揃い、豪華な顔ぶれです。

土佐の女子高生(はちきん)の行動力が、銭ボケマウントオヤジの偽の正義に鉄槌を下し、世間の片隅に隠れた家庭問題を解決します。「なめたらイカンぜよ!!」と叫んで一件落着、というのは嘘ですが(これは「鬼龍院花子の生涯」)。

…というわけで、登場人物中、大人の男性だけは頼りないのとか、ろくでなしばかりしかでてきませんでしたが。^_^; 方言は全然出てこないので、あんまり地方色は感じず、SNSの怖さや、過疎化、DVなど日本全国・世界にも共通する問題がいろいろ出てきます。

高知が舞台で竜が出てくるのに、坂本龍馬や四万十川が全然出てこないのは珍しかった感じ(かわりに、高知県内を流れる仁淀川鏡川が重要な場所として登場)。それと、土佐の女の子にあんな内気な子がいるのかしらん?とも思った同じ四国の讃岐人の私でした(偏見かな)。お遍路さんも出てきませんが、沈下橋やカツオのたたきはでてきました。(^o^)

もちろん、お約束の女の子が泣くシーンと、もくもく大きな入道雲はしっかり出てきます。それと、足が一本欠けた飼い犬のワンコくんが出てくるのですが、ちょっと位置づけが謎。

※舞台は大体この周辺。ポイントはJR四国土讃線の伊野駅。

※ローソンが本作を製作したスタジオ地図とコラボした企画商品(バナナアイスラテ)を展開しているが、JR伊野駅のすぐ近くに作中の映像にも映り込んでいるローソン伊野駅前店があります。

ストーリーの面においては、今までの細田作品では両親(片親でも)の愛情を目一杯受けている子どもたちが登場することがほとんどでしたが、本作ではそうではない子どもたちが登場する点には留意が必要でしょう。というより、実はここがポイントだと思います。

本作登場の子どもの中には、同じ現代の同じ日本でも、愛情あふれる家族が登場した細田監督の前作「未来のミライ」に出てくる子どもたちとは全然違う環境で生きている子どもたちがいるということです。

主人公・すずの両親にしても、母親は早くに亡くなっているし、父親も影が非常に薄い。女子高生・すずは親族より友人や周囲の人々の力を借りて運命を切り開いていきます。全くの想像ですが、もしかしたら新海誠監督の「天気の子」の設定に影響を受けたのかもしれません。もっとも、「美女と野獣」の美女さんも父親の身代わりで野獣のお城に入ったというお話ですが。

『竜とそばかすの姫』解説|細田守作品が賛否両論になる理由が改めてわかった(シネマズプラス 2021.7/21 ヒナタカ氏)
『天気の子』の深すぎる「10」の盲点(シネマズプラス 2021.1/3 ヒナタカ氏)

いずれにしろ、中村佳穂さん(主人公・すず=Belle)の歌声と美しい映像を映画館の大画面と専用音響設備で楽しむだけでも価値のある映画です。

※映画『竜とそばかすの姫』劇中歌/Belle【心のそばに】MV

※millennium parade - U

作中には仮想世界の他、現実世界では高知県越知町の美しい風景や高知市の繁華街JR四国の駅や車両、夜行バス(KOTOバス?)、その他都会の住宅地なども登場します。また、ミュージカルではありませんが、歌姫の物語だけあって、劇中歌・曲は非常に効果的に使われていて感動を誘います。観て損のないエンターテインメントです。なお、作中のみんなのアイドル・ルカが所属するブラスバンド部は、「オレンジデビルズ」として国内外で有名な京都橘高校の吹奏楽部がモデルとのことです。

『竜とそばかすの姫』ブラバンは京都橘高校吹奏楽部がモデル!(シネマトゥデイ 2021.7/30)

ちょっと話が急展開なところもあり(最後の方1/3くらいの部分の脚本を、時間が10~20分くらい伸びたとしても、もう少し練って欲しかったかな)、ネット画像による住所特定とか、命がけで行動する婦女子を傍観するだけの大人たちとか、少し首を傾げる部分もありますが、まじめに考えさせられる課題もあって、そのうえで面白かったです。ただ、竜さんのオリジンの叫びが大人の心にはグサグサと刺さりますが。社会の救いの手が届かない”コタロー”(「コタローは一人暮らし」)がここにも…。

*『竜とそばかすの姫』高知県スペシャルサイト

※『竜とそばかすの姫』予告2

※『竜とそばかすの姫』予告1

***ちなみに(?)私の一番のお気に入りのシーンは、本筋とはほとんど関係のない、すずが友人のヒロの部屋で頭を抱えて大慌てしているとこ ↓ (下のシーン。予告編2からのキャプチャ)。 あ、性格悪いのがバレてしまったかな。^_^; もっとも、他のシーンは結構深刻で気が滅入る話が多いんで、こういうギャグっぽい場面があると、見ている方はほっこりします。***

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※こちらはディズニーの「美女と野獣」(「Beauty and the Beast」)。「竜とそばかすの姫」の英語作品名は主人公のアバター(As)名「Belle」ですが、「美女と野獣」は元の話のフランス語では「La Belle et la Bête」で、Belleはフランス語で美女という意味だそうです。なお、Bell(最後のeなし)だと英語で鈴。

※こちらは”地元”のフランス制作の「美女と野獣」。

なお、夏真っ盛りですが、川や海、山など自然の近くや中で遊ぶときは、安全に十分に配慮しましょう。特に子供連れの場合は。天気は急変することがあります。安全管理と防災準備は念入りに。自然をなめたらイカンぜよ! です。

*子供の水辺サポートセンター

*安全管理マネージメント | ビビビ五感全開 高知体験学習ガイド

関連記事 : 
・映画 ”おおかみこどもの雨と雪” レビュー(2012.8/4)
映画「天気の子」観てきました。(2019.8/12)

↓ 全然関係ありませんが、こちらは昔、広島県呉市の方に住んでいたすずさんの話。

※すずさんのありがとう。「この世界の片隅に」PV

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重要なネタバレになるから詳しく書けないんだが、「美女と野獣」のうち、すず=Belleが、歌によって自分を解放していくのが美女の方のテーマの核心だとすると、竜のオリジンの叫びの方が野獣のテーマの核心だと思う。そして最後はハグで心を通じる。ハゲの話ではない…(^o^;)

…作中のアバターはAs(アズ)と呼ばれているが、asって、映画のテロップで役名紹介でよく使われているアレ。「俳優名 as 役名」という具合。昔々、景気が良かった頃「ジャパン・アズ・ナンバーワン」(1979)ってな本があったけど、日本では、ご立派な肩書の人ほど、as を is だと勘違いしているオジサンが当時も今も多いような気がします。困りますねえ。これでは景気回復も社会の改善も難しいかな。映画とは関係ない話ですが。

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