カテゴリー「映画・テレビ」の116件の記事

2024年4月 2日 (火)

「虎に翼」…虎だ!おまえは虎になるのだ!…ん?いやそれは「タイガーマスク」(^^;)

2024年4月1日から始まったNHKの朝の新連続テレビ小説「虎に翼」。日本初の女性弁護士・裁判官の三淵嘉子さんをモデルにした話で、「虎に翼」とは中国の「韓非子」にある言葉で、強い者に更に強いものが加わる「鬼に金棒」と同様の意味だそうです。

連続テレビ小説 虎に翼 Part1 1 NHKドラマ・ガイド
※連続テレビ小説 虎に翼 Part1 1 NHKドラマ・ガイド

*(動画リンク)[虎に翼] 伊藤沙莉 4/1(月)放送スタート!予告(2分Ver) | 朝ドラ | 連続テレビ小説 | NHK

第1話の放送では主人公の猪爪寅子(いのつめ・ともこ)が、東京の自宅から大阪の「梅丸少女歌劇団」に入団するために見合いの前日の夜に家出しようとして失敗するシーンがありましたが、この歌劇団は、前作の、香川生まれ大阪育ちの笠置シヅ子さんがモデルの「ブギウギ」の主人公・福来スズ子が最初に所属していた歌劇団。両作品とも時代背景がほぼ同じで、主人公のモデルになった実在の二人も同じ年生まれ(大正3・1914年)ということもあり、なかなか心憎い演出でした。

ちなみに、笠置シヅ子さんは香川(今の東かがわ市)生まれ大阪育ちで、三淵嘉子さんはご両親が香川県丸亀市出身でご本人も一時丸亀市に住んでいたことがあるとのこと。NHKが敢えてしたのかどうかわかりませんが、朝ドラの主人公のモデルが2人続けて香川にご縁のある人なのは興味深いです。

*「虎に翼」初回 梅丸少女歌劇団が“登場”前作「ブギウギ」ネタ・つながりネット話題「同じ世界線?」(スポニチ・アネックス 2024.4/1)

*(動画リンク)[ブギウギ]【趣里】初公開のメイキング映像!出演者のインタビューも! | 朝ドラ | 連続テレビ小説 | NHK

ところで、翼のある虎と言えば…どこかで見たような…軟膏のタイガーバームの商標の虎には羽根はないし…何だったかなあと思っていたら、思い出しました!

懐かしの昭和アニメ「タイガーマスク」の「虎の穴」!これは強そう。

タイガーマスク DVD‐COLLECTION VOL 1 富山敬
※タイガーマスク DVD‐COLLECTION VOL 1 富山敬

*(動画リンク)【公式】タイガーマスク 第1話「黄色い悪魔」(東映アニメーションミュージアムチャンネル)

法曹界も、その職につくには虎の穴のように厳しい教育や試験、研修があるのでしょう。ご苦労さまです。

 アニメのタイガーマスク=伊達直人は孤児の支援をしていましたが、法の条文の趣旨を理解するときも「誰を保護しているか」を考えながら読むと理解しやすいと、どこかで読んだので、朝ドラ「虎に翼」とアニメ「タイガーマスク」には相通じるところがあるかもしれません。もっとも、翼つき虎の像がある悪役プロレスラー養成機関「虎の穴」はちょっと…だいぶ違う気もしますが。(^^;) また、「タイガーマスク」の「虎の穴」の由来のひとつは、「韓非子」ではなく、「後漢書」の「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の方だそうです。

(コミック・アニメグッズ販売等のお店「とらのあな」はもちろん別です)

ちなみに、三淵さんは明治大学の法律の専門部女子部を卒業後、女性初の弁護士・裁判官になられましたが、日本初の女子大生が(女子大以外で)誕生したのは国立では旧東北帝大、私大では東洋大学なのであります(もっとも、いずれも文学部。戦後しばらくまで、文学部生は就職に苦労するので人気がありませんでしたが、戦前女子に限れば法学部の方が不人気だったそうです)。

悪意(事情を知っていること)・善意(知らないこと)をはじめ一般的意味と大きく違う法律用語の数々。おまけに20世紀中は民法も刑法も文語体だったし、無能力者(制限行為能力者)とか禁治産者(被後見人)とか、つい最近言い換えの用語ができるまではギョッとするような表現も存在。さらに日本が法律の手本にした欧米でもキリスト教(というより教会か?)の影響で以前は女性の地位はかなり低かった。戦前に一般女性が法律を学ぶのはほんとに大変だっただろうと推察されます。

なお、女だけでなくやはり男もつらいのです。こちらはお馴染みの「寅さん」。(^^;)

※ 映画『男はつらいよ』(第1作)予告編映像/4Kデジタル修復版ブルーレイ(松竹チャンネル/SHOCHIKUch)

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2024年3月 4日 (月)

「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」は続く…。

警察ネタが続きますが、フランスのTVシリーズで、世界的にも人気があり、日本でもNHKやWOWOW、ミステリーチャンネル、BS11などで放映されている自閉症の女性犯罪文書係アストリッドと熱血女刑事(という表現はよくないかな?)ラファエルの名コンビが数々の難事件を解決してく「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」。

(フランスでは「犯罪資料局」だけであんな巨大なビルがあるのか?と素朴な驚きですが)

※【特別プロモーション動画】『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』(シネフィルWOWOWプラス 2023.11/1 Youtube)

登場人物の情緒部分がなにやら日本人と良く似た感じがして妙に親近感を覚えることが多かったのですが、最新のシーズン4の最終回が2024年3月3に放映され、主人公・アストリッドの恋人で日本人のテツオが急遽パリから東京に帰ることになったり、相棒のラファエルの妊娠が判ったりと、これで終わりのはずがないと思っていたら、やはりシーズン5は既に撮影中のようです。

それだけでなく、リュック・ベッソン監督のフランス映画ニキータのように、アメリカでリメイク版も作られるようです(「ニキータ」のアメリカ版は「アサシン」)。

« Astrid et Raphaëlle ». On connaît le duo d’actrices du remake américain:「アストリッドとラファエル」アメリカ版リメイクの2人の俳優が判明(フランス語・ProgrammeTV Ouest France Petiet écrans 2024.3/3)

シーズン4の最終回の急展開からするにシーズン5は相当波乱に満ちた内容になりそうで、もしかしたらテツオに会いにアストリッドが東京まで来る展開もあるかもしれなくて期待が高まります。

【アストリッドとラファエル4】テツオ役 齊藤研吾(サイトウ・ケンゴ)さんインタビュー |(NHK 2024.1/30) Youtube

フランスは行政体制も連邦ではなくて自治体が「県」だし、ドイツやアメリカと並んで日本の法律体系のお手本の国ですから、人間ドラマと並んで警察の捜査方法や刑事司法制度なども興味深くて、次のシーズンが待ち遠しいです。

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2023年12月 5日 (火)

映画「ナポレオン」観てきました。

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↑「ナポレオン」のパンフレットの表紙(税込み880円)。

映画ナポレオン観てきました!

PG12!お子様には向きません。ギロチン(断頭台)の衝撃シーンとか、お世継ぎができなくて焦る皇帝ご夫妻の件とか、砲弾で吹き飛ばされる兵士とかのシーンがかなりあります。

主演のホアキン・フェニックスは、はまり役でした。ナポレオンの妻・ジョゼフィーヌへの執着心の強いところとか、冷酷なダークサイドがよく出ています。

それにしても、妙に豊臣秀吉の人生と重なるところがあって興味深い。

なお、ナポレオンが戦った18世紀末から19世紀初頭のヨーロッパの戦争シーン(アウステルリッツの戦い、エジプトでのピラミッドの戦い、ワーテルローの戦いなど)はすごい迫力。リドリー・スコット監督の演出の才能が遺憾なく発揮されていました。

※映画『ナポレオン』2023年12月、日本公開決定!(予告1)

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2023年12月 1日 (金)

「ゴジラ-1.0」観てきました。

ゴジラ誕生70周年記念映画「ゴジラ-1.0」、先日ようやく観てきました。

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※↑「ゴジラ-1.0」パンフレットの表紙。

なかなか味わい深いものがある映画でした。

いわゆる特撮やCGはもちろんよくできていて、特に海上で船がゴジラに追いかけられる様子は特大”ジョーズ”(サメの映画のあれ)的恐怖感で迫力ありました。

しかし、この映画の主役は、ゴジラではなくて、あくまで敗戦直後の社会で生きる日本人たち。戦争に人生を振り回された人々がさらにゴジラの襲来に脅かされながらも力強く生きる様が印象的でした。

また、時代設定が第2次大戦の終戦直後で、物語の背景に、機雷除去の話や、重巡洋艦・高雄とか、機体後方にプロペラがついた戦闘機・震電などなどが出てきて、歴史的にもレアな話がいろいろあって興味深かったです。

 ※【登場人物スペシャル映像】『ゴジラ-1.0』

今作ではゴジラ自体が原水爆で誕生したのでなくて昔からいた怪物ということになっている(ただし、おそらく水爆実験の影響で巨大怪獣に変貌したのでしょう)ので、1954年製作の「ゴジラ」第一作にくらべ、反核兵器のメッセージは弱まっていますが、戦争のトラウマを抱える人達がゴジラ打倒のために立ち上がる人間ドラマは見ごたえがありました。おすすめの作品だと思います。

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2023年7月16日 (日)

不思議の田舎(くに)の眞人くん…映画「君たちはどう生きるか」観てきました!!

宮﨑駿監督の10年ぶりの新作アニメ映画「君たちはどう生きるか観てきました!!

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第二次大戦中の疎開先の父の田舎の屋敷で、眞人(まひと)少年が経験する家族や親しい人たちを巡る時や次元を超えた不思議なお話。眞人少年を異世界へ誘うのは白ウサギさんではなくアオサギおじさん。

本作品は、公開前の宣伝も試写もパンフレット販売も当面なしという、製作のスタジオ・ジブリの徹底した秘密主義のおかげで、映画館でも関連グッズがポストカードかクリアファイルくらいしか置いてなかったので、パンフレットぐらいは後日早めに販売してもらいたいものです。いろいろ謎が多くて、一回見ただけではちょっとわからないところが多かったので。

しかし、キャラや背景の設定など、今までの「風の谷のナウシカ」からはじまり、その後に続く各ジブリ作品を思い出すところが随所に見られて、宮﨑監督作品の集大成的な意味合いもあるようで、新作というだけでなく、ジブリのおさらい的な面からも楽しむことができました。

ちなみにタイトルの「君たちはどう生きるか」は、作中に戦前戦後で何度もベストセラーになった同名小説が登場はしますが、直接的にはあんまり関係無い気がします。ジャンル的には、コペルくんよりはアリスちゃんのかな、という感じです。

ちょっとネタバレ的になりますが、眞人くんがこれからどう生きるか、というよりは、彼の周囲の大人が今までどう生きてきたか、の話の方がメインであった気がします(「主人公がどう生きるか」が主眼の作品と言えば、今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の方が近いかも)。

ざっくり言って「竜とそばかすの姫」が細田守監督版の「美女と野獣」で、「君たちはどう生きるか」は宮﨑駿監督版「不思議の国のアリス」、という感じです。

眞人少年が戦後成長したら「コクリコ坂から」的なお話が展開し、眞人父には「風立ちぬ」、眞人母”たち”には過去に「思い出のマーニー」のようなお話があったかもしれない、ファンタジー部分は、異世界に迷い込むシチュエーションは「千と千尋」で、異世界では「ナウシカ」や「もののけ姫」「ポニョ」「ハウル」などの世界を彷彿とさせる、そんな感じの作品でした。

なにはともあれ、「クシャナ軍団長…もとい、インコ大王に歓呼三声‼️ (^_^;)

参考:

映画「君たちはどう生きるか」レビュー(インプレス Game Watch 映画・特別企画)

「不思議の国のアリス」(Wiki)

君たちはどう生きるか 岩波文庫 吉野 源三郎

君たちはどう生きるか 岩波文庫 吉野 源三郎

 

不思議の国のアリス+鏡の国のアリス 2冊合本版 角川文庫 ルイス・キャロル ebook

不思議の国のアリス+鏡の国のアリス 2冊合本版 角川文庫 ルイス・キャロル ebook

 

風の谷のナウシカ 3 アニメージュコミックスワイド判 宮崎 駿

風の谷のナウシカ 3 アニメージュコミックスワイド判 宮崎 駿

 

コクリコ坂から DVD 宮崎吾朗

コクリコ坂から DVD 宮崎吾朗

 

宮崎駿監督作品集 Blu ray 宮崎駿

宮崎駿監督作品集 Blu ray 宮崎駿

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2023年7月 2日 (日)

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」観てきました!

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※ ↑「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」のパンフレットと劇場で配られていたフリーペーパー。パンフレットは通常版が税込み880円。3960円もする特別版はシリーズの過去4作品のパンフの復刻版がセットになっているそうです。

「インディ・ジョーンズと高齢者のリヴァイバル」…もとい、「運命のダイヤル」観てきました。

映画の中の設定(70歳くらい)よりも実際はさらに10歳も高齢のハリソン・フォードが007も驚く大活躍。少なくとも乗り物系はがんばります。

(高齢の俳優が自分から無理しているわけではなくて、大御所となった高齢俳優にゲストでなくて主役起用で頼ろうとする制作側の方がどうなんだろう?という気がします。もっとも、アメリカだと高齢になっても自己管理で身体能力を維持できる・すべきだ、との考え方もあるようで、スタローンやシュワちゃんも頑張ってますが)

お話の方は”歴史大スペクタル”。上映時間が2時間半もありますが、アクションの他、サスペンスもちょっとあって面白かったです(ドイツの人はやや複雑な気分になるのではないかという気がしますが)。一番最後の終わり方もいいまとめ方、という感じでした。

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 公式サイト

シリーズ全体で見るとどの作品が1番かというのは意見が分かれるかと思いますが、この映画単体で見た場合、アクションとサスペンス、謎解き、家族と友情と恋の話、世代や民族による意識の違い、歴史的なエピソードなどなどがバランス良く散りばめられていて、これはかなり名作の要素が詰まった作品じゃないかなと思います。

 ※ ↓「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」本予告編(ディズニー・スタジオ公式)

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冒頭には「ロンギヌスの槍」の件が登場!エヴァのファンはこれだけで前のめりになるでせう。

…ルーカス&スピルバーグ・コンビの2大シリーズ、「スター・ウォーズ」と「インディ・ジョーンズ」は、両方ともハリソン・フォードが出演していて、当初は「昔ながらのワクワクするような冒険活劇の復活」を謳い文句にしていたように思うのですが、このうち、「スター・ウォーズ」シリーズは親子の葛藤とダークサイドの件で、ギリシャ・ローマ神話のような感じでどんどん話が重くなり、やたら血縁者を巡る話にしてしまった結果、気づけばスカイウォーカー一族だけで銀河全部を振り回していたという話に収斂してしまったのに対し、「インディ」のシリーズは家族も出てくるし、背景に世界大戦や冷戦があるのだけれど、最後まで活劇シリーズの調子を保っているのがいいですね。

もっとも、「スター・ウォーズ」は登場人物が多くてスピン・オフ・シリーズがどんどん増えているのに対し、「インディ」は100%インディ・ジョーンズ=ハリソン・フォードという主役本人の属人的シリーズだから、スピン・オフや007のような主役の代替わり作品が難しいのがちょっと残念ではあります。日本で言えば「寅さん」シリーズみたいな感じでしょうか。

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2022年12月 1日 (木)

12月1日は映画の日。

現代では「映画」の鑑賞は、映画館だけでなく、DVDやテレビ放送、衛星放送の映画専門チャンネルにネット配信などなど、いろいろな視聴方法があります。

    

また、いまでは映画館での割引もいろいろな種類があって、あの手この手で劇場への観客動員が行われていますが、ほぼその一番最初が誰でも(なにかの会員とかでなくても)一律1000円(+αあったりとか、特別興行作品は別ですが)の料金で鑑賞できる12月1日の「映画の日」。

意外と知らない!?映画館のサービスデーまとめ【知っておきたい映画館のこと】(ScreenOnline スクリーン編集部 2020.7/30)

映画はやはり、基本スクリーンで見ることを前提に作られているし、音響効果を考えてもやはり劇場で鑑賞したいもの。12月だけでなく、毎月1日も一律割引料金サービスの映画館は多いですから、自分も含めて普段は劇場鑑賞から遠ざかっている人も、この機会にまた映画館にも行ってみるのも良いのでは、と思います。

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2022年11月17日 (木)

映画「すずめの戸締まり」観てきました。

映画「すずめの戸締まり」観てきました。

もし寅さんがドラッカーを読んだら…もとい、もし寅さんが女子高生で子どものときに大災害で家族を失った辛い記憶を持つ人だったら?

・・・秀逸なロードムービーです。

主人公の女子高生のすずめが災害をくい止めるためと、心の底に沈めてしまった悲しいが大切な記憶と自分を取り戻すために、日本を縦断して旅をするお話です。

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※↑ 左が映画のパンフレット、右が入場者プレゼントの「新海誠本」。

「すずめの戸締まり」入場者プレゼントは「新海誠本」、新海監督による企画書全文など掲載(コミックナタリー 2022.10/28)

寅さんのように時々笑わせてくれますが(それから懐メロが色々出てくる)、災害の記憶のある方はシーンによっては辛くなることがあるかも知れません。しかし、映画のメッセージとしては「あなたは独りではない」ということなのだと思います。作中では別れよりも出会いの方が多いのも救いがある気がします。

また、フェリーとか鉄道とか都会や田舎の両方の生活風景、日々の人々の生活の様子とか、新海誠監督の日常の描き方がいつものように素晴らしく印象的です。このような何気ない日常は、災害でいつ失われるかもしれないし、実際に失われてしまったこともあるわけで、このことが、しばしば"究極の選択"を迫られながら続く波乱万丈なすずめの大冒険の意味を一層際立たせます。

すずめが大人の世界に旅立つための大冒険。オススメです。

(ちなみに、すずめは行動力抜群なだけでなく、陸上選手かな?と思うほど脚力と運動神経が良いです)

※映画『すずめの戸締まり』【行ってきますPV】(東宝MOVIEチャンネル)
 

新海誠監督の作品は「君の名は。」でも「天気の子」でも災害が重要な要素となっていますが、本作では前記2作と違い、現実の東日本大震災が関係しているので、多くの日本人には胸に迫るものがあると思います。

*参考記事
・映画「天気の子」観てきました。(2019.8/12)

 

そういえば、アニメ「ひそねとまそたん」も、主人公が結果として災害をくい止めるというお話だったかな。

※TVアニメ『ひそねとまそたん』【HD】(予告編・ワーナーブラザース公式チャンネル)

それから、現在アニメ放送中で人気の「SPY×Family」は、疑似家族を作ってはいますが、戦争などにより元孤児だった人たちが世界大戦から世界を救おうというお話。天災と人災の違いはありますが、心に傷を負った人たちが、次の大災害から世界を救おうというシチュエーションの似た話が続くのは興味深いです。また、コミックス10巻では主人公ロイド・フォージャーの戦時中の過去が描かれていて衝撃的。

 

作品中にはスポンサー名があちこちにさりげなく見られます。

それと、災厄の元「ミミズ」がすずめたちに退治されて消滅する時の様子が、「シドニアの騎士」の奇居子(ガウナ)が撃破されて泡状分解するところみたいな感じです。

※「シドニアの騎士」テレビアニメ第1、2期まとめ映像(maidigitv)

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2022年8月 1日 (月)

終戦当時の労苦を偲ぶ夏

今年(2022年)は2月にロシアが隣国ウクライナに軍事侵攻するという衝撃的な事件があり、現在も戦争が継続中です。第二次大戦関係の書籍はコンスタントに発行され続けていますが、今年は期せずして旧ソ連・ロシア・ウクライナ関連の本や映画がいろいろ話題になりました。

戦争での夫婦生き別れの話の映画「ひまわり」とか、小説「同志少女よ、敵を撃て」(2022年本屋大賞受賞)、ドキュメント(コミックもあり)「戦争は女の顔をしていない」ノンフィクション&コミック「ラーゲリ 収容所からきた遺書コミック「国境のエミーリャ」などなどです。

*<ブルボン小林 月刊マンガホニャララ>(39)戦争がもたらす不条理な抑圧=「ラーゲリ 収容所からきた遺書」と「国境のエミーリャ」の紹介(東京新聞・本・東京ブックカフェ 2022.7/18)

  

 

このうち、ラーゲリ 収容所からきた遺書は、第2次大戦の終戦後、大陸でソ連軍に降伏した日本軍部隊がシベリアに連行され、ラーゲリ(捕虜の強制収容所)で強制労働させられた人々の物語で、テレビドラマや映画にもなりましたが、このシベリアに連行された捕虜の方々、および民間の大陸からの引揚者の労苦を偲ぶ施設として、東京・新宿に「平和祈念展示資料館」があり、また、東京・九段近くには昭和時代全般の庶民の生活を振り返る施設「昭和館」、傷痍軍人の労苦を偲ぶ「しょうけい館」など、戦争と平和を考える政府設置の施設があります。

毎年、夏休みの時期にはこの3館が共同でスタンプラリー(2022.7/16〜9/4)をしており、九段には靖国神社もありますから、コロナ感染症や熱中症には気をつけつつ、関連施設を巡って、改めて戦争に巻き込まれた人々の労苦を偲ぶことが、今年は例年にもまして重要かなと考える今日このごろです。

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平和祈念展示資料館

昭和館

しょうけい館

※追記:3館回ってきました。3館のスタンプ3つを集めると、今年は、昭和の大イラストレーター・小松崎茂さんのイラスト入クリアファイルやノート、グラフィックデザイナー・編集者・花森安治さんのイラスト入りミニクリアファイル、ボールペンなどのオリジナルグッズがもらえます。大人のほか、自由研究をしているらしい小学生も来ていました。夏休み期間中の企画展示もそれぞれ興味深いものでした。なお、昭和館としょうけい館は写真NGですが、平和祈念展示資料館は、シベリア抑留の強制収容所での兵士の生活や大陸からの引き上げ者の生活の様子などの再現ジオラマなどの展示資料がありますが、いずれも撮影OKです。

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Syoukeikan Heiwakinentenji

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2022年6月 2日 (木)

「シン・ウルトラマン」観てきました。

毎月1日は映画サービスデー。というわけで、昨日(2022年6月1日)夕方から「シン・ウルトラマン」観てきました。

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※「シン・ウルトラマン」パンフレット表紙(税込み990円)

お話は・・・

セクハラに怒った長澤まさみが巨大化して社会に復讐! 

じゃなくて、列強諸国に翻弄される非力な幕末日本! 

でもなくて、「われは裁定者なり」と宣言する「光の星」巨神兵(ナウシカ?)、そして、人類を滅ぼす天空に浮かぶ(◯シア軍?)の頭文字のシト!(エヴァ?)

いやいや、迫り来る全てがスーパーマン並みのパワーと科学力を持つ(だって宇宙船すら使用しないで恒星間航行を気軽にやってる)数多くの高等外星人種族に翻弄される原始的で非力な地球人。しかし、外星人から見ると最終生物兵器「人類」

というわけで、米軍に借りた兵器の請求書は「防災庁」のモンスター対策チームでなくて「防衛省にまわしといて」\(^o^)/。 

そして、「そんなに人間が好きになったのか“リピア”」。 

なお、ウルトラマンにカラータイマーありません。そして、自衛隊も(最初)怪獣(禍威獣)を何匹か倒します!

また、ザラブ星人はITに強く、メフィラス星人はことわざに詳しいです。

面白かったです。昭和の初代「ウルトラマン」シリーズや「ウルトラQ」を知る人も知らない人も楽しめます。

※映画『シン・ウルトラマン』TVCM②【大ヒット上映中】(ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.2022.5/17)

参考記事 : 東京・城南”地元映画”…「シン・ゴジラ」観てきました。(2016.7/29)

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ちょっとプロットが、キアヌ・リーブスの「地球が静止する日」とか、人類の立場が逆だけど「アバター」っぽかったかな。 こちらもこの冬、新作(「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」)があるそうです、劇場で予告編が流れてました。

ちなみに、昭和の初代ウルトラマンのTVシリーズの最終回にでてきたゼットンは、ウルトラマンを倒した唯一の怪獣にして、科特隊(科学特捜隊)に仕留められた唯一の怪獣でもある。どいうこと?

…で、まあ宇宙戦艦ヤマトやスター・ウォーズなどでも思ったが、いろんな派手にエネルギーを使う兵器でいろいろ大破壊をやるんだが、人工ブラック・ホールを発生させてしまえば大概は「最終的な結果」になってしまうと思うんだが。それじゃお話が組み立てられないかな。

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