カテゴリー「映画・テレビ」の125件の記事

2025年6月26日 (木)

「フォース」の使い方、日米SFの違い。ロボットとは逆。

フォース」は直訳すれば「力」ですが、アメリカ映画の「スター・ウォーズ」シリーズでは、銀河共和国を守るジェダイの騎士たちが操る超常の力(すべての生命をつなぐ力)。平たく言えば超能力。これは、人々を守るために使うのが原則で、一般人に敵対するのはダーク・サイドに堕ちて力を乱用する者だけでした。

また、他のアメリカのヒーローものでも、「スーパーマン」とか「アベンジャーズ」とか「X-MEN」とか、超常の力を持つ者は、大概は「正義を守って世界を救う」側にいるのが原則です(もっとも、最近はヒーローもいろいろ悩み事が多いようで、スーパーマンはじめ正義の味方の皆さんも、やさぐれたりする作品が増えてきましたが。なお、「バットマン」は富豪ではあるが、中身は普通の人間で、活動前から心に傷を抱えています)。

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逆に日本では「機動戦士ガンダム」シリーズの「ニュー・タイプ」とか(特に2025年春アニメの「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」のジオンのおニューな人たち)、懐かしの「イナズマン」の「悪魔の帝国・新人類」とか、超能力を持つ者は「進化した新人類」を自称し、「仮面ライダー」とか「サイボーグ009」の改造人間や怪人を擁する秘密組織など、とにかくスーパーパワーを持つ集団は、一般の現生人類=旧人類を滅ぼそうとする側にいることが多いです。

個人のスーパーパワーとはちょっとちがうが、「新世紀エヴァンゲリオン」(ちなみに”エヴァンゲリオン”とはギリシャ語で「福音」の意味だそうです。”シト”ももちろんキリスト教の使徒から)でも「人類補完計画」によって、なんだか全人類が一体にされてしまい、個々人が消されてしまう感じで、一般人から見ると滅ぼされたのとかわりません(「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」においては、製作がガンダムの「サンライズ」と、エヴァの「スタジオカラー」が組んでいたので、両方合わさったような雰囲気でした)。

私のようなバリバリの古い人類には恐ろしい話です。もっとも、私については舌も丸められるし耳も動かせるという、できない人に比べて旧タイプ?の人間だと学校で言われたような記憶があるが、してみると、「いろいろできる」方が「古い」のであって、文明生活に慣れて「できないことが増える」方が新人類のはずなのです。旧人類を滅ぼすのはやはり良くないですね。(^^;)

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※米津玄師「Plazma」×『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』 Kenshi Yonezu - Plazma × Mobile Suit Gundam GQuuuuuuX(2025.6/25)

これがロボットの場合は、アメリカSFだと人類を滅ぼしに来るが、日本SFだと原則お友達で、全然逆になります。

なかなか興味深い現象です。

関連記事 :  アンドロイドT800とT8000。(2025.6/22)

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2025年6月22日 (日)

アンドロイドT800とT8000。

型番がよく似た日米のSFに出てくる2種のアンドロイドのお話。

まず、T800は言わずと知れたアメリカ映画「ターミネーター」シリーズに出てくるアーノルド・シュワルツェネッガー氏が演じる未来の男性型人間抹殺用アンドロイド。正式型番は「サイバーダインシステムズ・モデル101シリーズ800/T-800 モデル101 サイバネティック生命体」。

 ターミネーター DVD アーノルド・シュワルツェネッガー

※THE TERMINATOR (1984) | Official Trailer | MGM
 

一方、T8000は、2025年春の日本のTVアニメ「アポカリプスホテル」に出てくる女性型ホテリエ・アンドロイド。正式型番は「亀丸技研製ホテリエ専用アンドロイドKGHO-T8000型」。8000番なので愛称はヤチヨ(八千代)さん。

アポカリプスホテル Blu ray 第1巻(特装限定版) 白砂沙帆

※TVアニメ「アポカリプスホテル」第1話 Web予告|2025年4月8日より日本テレビ他にて放送/CyberAgent ANIME

やはり、日本式の方が平和的でいいです。両方とも楽しく見てますが。(^^)

参考記事 : 同じ家庭用ロボットの話なのに…ミーガンとミーナ(2025.1/21)

ちなみに(?)丸と亀以外は全然関係ないけど、下の動画はうどんチェーンで有名な丸亀製麺さんのCM。いつもおいしくいただいています。

※丸亀製麺「おいしいうどんをなぜ揚げた?丸亀シェイクぴっぴ」篇(2025.6/17)
 

なお、「ぴっぴ」は讃岐の子どもの方言で「うどん」のことです。

さすがうどん県? 香川県の方言「ぴっぴ」の意味(ITmedia NEWS 2016.4/7)

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2025年4月 1日 (火)

「坂の上の雲」の次は「アストリッドとラファエル」@NHK

昨年(2024)秋から今年(2025)3月まで、半年にわたってNHKの日曜23時から(再)放送されていた松山出身の明治の三偉人を描いたスペシャルドラマ「坂の上の雲」。日露戦争終結を迎えてめでたく(?)放送も終了しました。そして、ここ数年のこの時間帯はもともと主に海外ドラマが放映されていたので、4月6日(日)からは海外のミステリードラマが復活。

アストリッドとラファエル 文書係の事件録 DVDBOX サラ・モーテンセン

※アストリッドとラファエル 文書係の事件録 DVDBOX サラ・モーテンセン

 フランスの大人気ドラマ「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」のシーズン5が放送されるとのことです(衛星放送のミステリーチャンネルなどでも放送・配信)。自閉症で驚異的な記憶力と観察力を持つ犯罪記録文書係のアストリッドと猪突猛進型のラファエル。この女性警察官コンビが数々の難事件を解決していきますが、それ以上に二人にまつわる人間関係ドラマが面白くて、世界134カ国で放送・配信、イギリス・ベルギー合作でリメイク版も作られました。

また、アストリッドの恋人が日本人だったり囲碁や日本食が登場したりと、日本関連のことが色々出てくるので日本人には親しみやすいシリーズでもあります(食事シーンでもよく箸を使っています)。

※アストリッドとラファエル 文書係の事件録 PR動画(NHKエンタープライズ ファミリー倶楽部 2024.5/1)

↓ この3月には日本でファンミーティングもありました。

『アストリッドとラファエル』キャストがフランスから来日:ファンミーティングレポート(2025.3/21 オリコンニュース)

(アストリッド役のサラ・モーテンセン氏が役と全く違う雰囲気で、「さすが女優(役者だ)!」と驚かされます)

映画の方は、最近日本では洋画の興行成績が振るわないようですが(主にアメリカ映画。最近は莫大な製作費の未回収リスクを避けるための計算ずくなシナリオや昔の名作のリメイク、CG合成ものばかりが多くなって、これでは飽きられるのも仕方がない。もっとも、アカデミー賞を獲得する作品は2025年には「ANORA アノーラ」が作品賞はじめ5冠となるなど、また別の傾向のようですが)、海外ドラマはけっこう名作が存在しそうです。NHKには今後も海外の良質ドラマの発掘を期待したいです。

ちなみに、イギリスで放送されたリメイク版が「ペイシェンスとビー ヨーク警察文書係の事件録」で、こちらはミステリーチャンネルで5月に放送されるそうです。

関連記事 : 「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」は続く…。(2024.3/4)

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2025年2月 2日 (日)

映画「ロボット・ドリームズ」観てきました。

最近ロボットづいてますが…アニメ映画「ロボット・ドリームズ」を(いまさらですが)観てきました。

※↓ チラシとパンフレット
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ロボットの見る数々の切ない夢のお話です。

※『ロボット・ドリームズ』|本予告

舞台はニューヨーク。アメリカ映画では「ターミネーター」とか「ミーガン」「アイ・ロボット」など、人間を襲うロボットの話がやたら多いですが(「A.i.」とか「アンドリューNDR114」のような例外もある)、こちらは人間(主人公は犬だが。ニューヨーカーも動物。「ズートピア」の未来かな?もっとも舞台設定は1984年だそうですが…。なつかしのダブルラジカセやゲイラカイト、今はなき世界貿易センタービルのツインタワーなどが出てきます)とロボットの友情のお話。なお、原作はアメリカで発行されたグラフィック・ノベルで、アニメ製作はスペイン・フランスの合作とのこと。

ロボットの話というよりは「パートナー」同士の出会いと別れがテーマの物語(少しだけ"恋人未満"のお友達も出てくる)。一方で、AI搭載の家庭用ロボットが普及する時代の都会の一人暮らしの生き方の見本のようでもありました。

また、アース・ウインド&ファイアーの「セプテンバー」(1978年)はじめ挿入曲がものすごく効果的。セリフ無しで進む内容と相まって情感あふれるBGMになってました。

「ロボット・ドリームス」(Wikiの解説。ネタバレあり)

※Earth, Wind & Fire - September (Official HD Video)

アース・ウインド&ファイアーは今年・2025年4月に日本公演をするそうで、こちらの息の長さにも驚きです。

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2025年1月21日 (火)

同じ家庭用ロボットの話なのに…ミーガンとミーナ

"ミーガン"(アメリカ)も“ミーナ"(日本)も映画やコミック・アニメに出てくる家庭向け女性型ロボット。

M3GAN ミーガン DVD アリソン・ウィリアムズ 僕の妻は感情がない 01 MFコミックス フラッパーシリーズ 杉浦

昨日(2025.1/20)の漫画ネタの話の続きです。

ロボットについて(この場合、等身大の人型で自律型のもの。ガンダムパトレイバーのような巨大な人間搭乗型は人型というだけで、結局はクレーン車などと同じ。だからガンダムも本来はモビル・スーツ=パワード・スーツで、戦闘用宇宙服の一種)、「欧米では反乱を起こすもので、日本では人間のお友達」と受け止められているとはよく言われることですが、これはアチラのロボットの話で特に有名なのが、ロボットと言う語が初めて使われた(造語された)カレル・チャペック氏の戯曲「R.U.R.」で、この小説でロボットが反乱を起こしてしまうのに対し、日本では手塚治虫氏原作の「鉄腕アトム」藤子・F・不二雄氏原作の「ドラえもん」(耳なしの猫型だが)がロボットの話が広まる最初だったということの影響が大きいようです。

また、「R.U.R.」でのロボットは機械式アンドロイドではなく、「ブレード・ランナー」にでてきたレプリカントのようなバイオロイドで、こちらが欧米ではロボットの本来の姿とされているようで、要するに人工奴隷。これでは親しみがわく以前に不気味さを感じてしまうのも無理ないかも知れません。また、アンドロイドにしてもすぐに「軍事転用」などが図られるのがアチラ、特にアメリカ。「ロボコップ」(ロボコップ自体はサイボーグだが)に出てきた暴走ロボットや反乱AIが人間狩りのためにつくった「ターミネーター」など、とにかく攻撃的です。

この流れは現在でも顕著に続いていて、2023年に公開されたアメリカ映画「M3GAN ミーガン」にでてきた"お友達AI人形・ミーガン"が結局は人間を襲いまくるのに対し、2024年の日本アニメ「僕の妻は感情がない」(原作は杉浦次郎氏のコミック)の"家事ロボット・ミーナ"シリーズは、あくまで人間の役に立つことだけが存在理由だとして行動します。

 ※映画『M3GAN/ミーガン』本予告

 ※TVアニメ『僕の妻は感情がない』本PV/My Wife Has No Emotion | Official Main Trailer

SF作家の大家のアイザック・アシモフ氏が、1950年代に発表した「われはロボット」(ウィル・スミス氏主演で映画にもなった)等で「ロボット工学三原則」=「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」というのを提唱していたし、「鉄腕アトム」をもとに作られた「PLUTO」でも「ロボットは絶対に人間に危害を加えない」のが原則となっていましたが(作中では例外の個体がいて大問題になる)、やはりロボットは兵器メインでなく、人間の仲間であるように製造・発展していってもらいたいものです。

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2025年1月20日 (月)

最近気に入った漫画とちょっと前に気に入っていた漫画

特に脈絡はないけれど全く個人的に最近ハマっていて完結した漫画と、ちょっと前にハマっていて、既に完結していたけどいまもときどき番外編が元の連載雑誌に掲載されたりしている漫画とほか+アルファー作品をご紹介。いずれも主に地方で生活する庶民の人の話です(最後のだけちょっと違うけど)。

(1)「この子知りませんか?」(作:てぃーろんたん氏)

ネットの無料連載から格上げされて、内容も絵の方も緻密に描き込まれた有料紙コミック版がでたホラーでヒューマンなサスペンス。ロードストーリー的なところもあって、コマ割りもそのまま映画の絵コンテに使えそうな感じ。主人公はオジサンと少女ですが、「この子」とは誰か、物語の鍵を握る「死神」とは何者か、最後まで謎のままです。また、自分では何も決められないような性格でも、どんなに人生行き詰まっても、なんとかやり直そうという気にもなるお話で、視点を変えれば、戦争や大災害でもないのに「からかい上手の高木さん」の高木&西片コンビや普通のラブコメものにでてくる登場人物たちが過ごすような平和な日常を送るという、ささやかな幸せすら享受できなかった二人の魂の再生の物語でもあると思います(特に「魂」の再生という点がミソ)。探偵物ではありませんが、地方のドロドロした社会で起きた凄惨な事件が解決した後の穏やかな空気感は金田一耕助シリーズに通じるところがあるかも(テレビドラマ・映画の「トリック」だと事件は凄惨というほどではなくて全体的にはコメディだが、結末はあんまり後味良くない。ただ話運びとカメラワークは秀逸だと思う)。

この子知りませんか? 7 完 ニチブンコミックス てぃーろんたろん

この子知りませんか? 7 完 ニチブンコミックス てぃーろんたろん

ジャンプルーキー:「この子知りませんか?」ネット上の無料版(一応完結してますが、絵はラフで分量はコミック版の半分くらい。内容も一部微妙に違います)。

(2)「ちひろさん」(作:安田弘之氏)

元風俗嬢で今は弁当屋で働くちひろさんとその周囲の人たちの人間模様。有村架純さん主演で映画にもなったのでご存じの方も多いかと。元の掲載漫画雑誌での連載は終了していますが、今もたまに番外編が載ったりしています。

ちひろさん 9 L C DX 安田弘之

ちひろさん 9 L C DX 安田弘之

ピッコマ:「ちひろさん」(ネット掲載分・一部無料)

ちひろさん DVD 有村架純

ちひろさん DVD 有村架純

※映画『ちひろさん』本予告編 (Netflix Japan/2022)

(3)「前科者」(作:香川まさひと氏 画:月島冬二氏)

最近色々と話題になり、今後の担い手不足が深刻に懸念されている”前科者”の更生を支援する若い女性保護司さんの物語。こちらも有村架純さん主演でネット配信ドラマ・映画になりました。原作では主人公と仲間が読書家なのも興味深いところ。また、主人公はアルバイトで新聞配達とコンビニの店員もする苦労人。昨年(2024年)に連載が終了しましたが、その頃と前後して大津市で保護司さんが犠牲になる事件があり、保護司への社会の注目は集まりましたが残念な形になってしまいました。

 前科者 17 ビッグコミックス 香川 まさひと

前科者 17 ビッグコミックス 香川 まさひと

LINEマンガ:「前科者」(ネット掲載分・一部無料)

映画「前科者」DVD 有村架純

映画「前科者」DVD 有村架純

※映画『前科者』本予告(WOWOW official/2022)

 (4)「ふしぎの国のバード」(作:佐々大河氏)

こちらは明治時代の日本を調査して回った英国の世界的女性旅行家のイザベラ・バードの日本旅行記のコミック化。資料や写真で見るバードさんとはだいぶイメージが違いますが、彼女の日本紀行の様子がドラマチックに堪能できます。話は終盤に向かっていますが、2025年の初め現在、こちらは連載中。連載が月刊誌なのでコミック版が1年に1巻のペースです。また、2020東京五輪を控えた2018年にはバイリンガル版も出ていました。

 ふしぎの国のバード 12巻 ハルタコミックス 佐々 大河

ふしぎの国のバード 12巻 ハルタコミックス 佐々 大河

まんが王国:「ふしぎの国のバード」(ネット上の試し読みあり)

以上です。ほかに、最近アニメ化された「僕の妻は感情がない」「PLUTO」(AI搭載ロボットが家族になったり、更に進んで強力な破壊力を持った際に起きる社会的問題のお話)もロボットのアイデンティティなど解答の出づらいテーマも絡んできて興味深く読んでます。

また、原作はあまり見てないが、「ダンダダン」「葬送のフリーレン」「SPY×FAMILY」「怪獣8号」、放送中の「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる(沖ツラ)」(沖縄の文化と青春ラブコメが絡んだお話。アニメの方は史上初の沖縄県民放3局でTV放送中とのこと)などなどの話題作もアニメでは楽しんでます。

もちろん、世間で大いに話題になった「ゴールデン・カムイ」とか「鬼滅の刃」「進撃の巨人」とかも読んだりするし(特に金カムはよかった。昔の、昭和よりも前に生まれた大人というのは本当にあんな感じで恐ろしかった気がします。何しろ帝国主義と戦争の時代の大人だったので)、昔は「マスター・キートン」とか「AKIRA」、他、浦沢直樹先生や大友克洋先生、高橋留美子先生、松本零士先生、手塚治虫先生などなど(モンキー・パンチ先生の「ルパン三世」や、さいとう・たかお先生の「ゴルゴ13」は原作よりアニメ視聴の方がメインだったかも。宮崎駿先生の「風の谷のナウシカ」はアニメより原作の方が内容壮大)、昭和から続く大御所漫画家などの作品もよく読みましたが(今も読むが)、有名作品は誰でも知っているのでまた別の機会ということで、ちょっとマイナー系(失礼!)を挙げました。

前述のとおり、単に最近自分が印象に強く残った内容の作品群というだけですが、いずれもオススメ作品でもあります。コミック選びのご参考まで。

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2024年12月 1日 (日)

12月1日は映画の日

今日(2024年12月1日)は日曜日です。そして、映画の日です。多くの映画館で映画料金が一律1000円か1100円あたりの割引となる日です。

14歳からの映画ガイド 世界の見え方が変わる100本 14歳の世渡り術 朝井リョウ

昨今は映画の大人の通常料金は2000円が相場となってしまいましたが、一方で、毎月1日(ファーストデー)やレディースデー、シニア割引、携帯キャリア関係、映画館独自の割引など、いろいろオトクな割引制度が増えてきました。12月1日の映画の日は1990年代ごろから始まっていた、その先駆けのサービスデーです。

最近はDVD・Blue-rayはじめ、専用映画チャンネルやネット配信など映画の鑑賞方法も多様になりましたが、映画館については、入れ替え制なし、ヒット映画は立ち見客がいて当たり前だった昭和のころとちがって、今は座席は指定制で音響効果機器も進化して小さい規模の映画館でも「劇場」としての鑑賞快適性がかなり向上しています。

映画料金2000円というのは、現状、博物館の企画展の方が安い場合が多いという価格になってしまいましたが、映画の日のようなお得な日も活用して劇場での映画体験をこれからも楽しんでいきたいものです。

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2024年6月 2日 (日)

「映画・からかい上手の高木さん」観てきました。

5月末(2024.5/31)から公開中のオール小豆島ロケ「映画・からかい上手の高木さん」を見てきました。

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TBSテレビで2024年4~5月に放映された実写版深夜ドラマの10年後のお話。高木さんが西片と中学生までを過ごした島から、父親の転勤に伴ってフランス・パリへ旅立ち、後、帰国して現在、東京の大学に通学中。そして、体育教師となった西片が勤めている二人の母校に、高木さんが美術の教育実習生としてやってくるところから始まる、原作にはないオリジナルストーリーです。

高木・西片コンビはじめ、かつてのクラスメイトや現在の中学生の教え子たちなど、登場人物の心には常にさざ波がたっているようでしたが、全体として西片の住む島は今日も平和。お日柄もよく、島は風光明媚で、周囲の海の波も静かなのでした。アニメの「日常」と違って、ほんとに穏やかな時間が流れる島の日常。当たり前のようでいて、実はそうとは言い切れない大切なことです。

まあ、本作に関しては、「からかい上手の高木さん」の話より意思や感情の表現が不器用すぎる高校生たちの話「君に届け」を見ているような感じがしなくもありませんでしたが・・・。舞台の島を小豆島だと仮定した場合、思うに、うどん(香川)県本土の人はあんなにナイーブじゃない気がする、のは自分だけかな? 高松市出身ですが。それとも昭和と平成・令和の世代の差かな。

(今年(2024年)7月11日から、「高木さん」の原作者(山本崇一朗さん)と同じ香川出身の作家・爪切男さんの原作小説「クラスメイトの女子、全員好きでした」が読売テレビ(日テレ系列)でドラマ化されて放映されるそうですが、こちらはウルトラ個性派の人々が登場する模様。これほどではないにしても、昭和の讃岐の地場育ちの感覚ではこっちの方が実態にち・・・以下略。(^_^;))

ちなみに、小豆島はよく小説や映画などの舞台になるところで、主なところでは「二十四の瞳」や「八日目の蝉」、ロケ地だけでは実写版・魔女の宅急便があります。小豆島は瀬戸内海で淡路島に次いで大きく、オリーブや醤油にそうめん、農村歌舞伎、寒霞渓やエンジェルロード(干潮時だけ現れる海の砂洲の道)などでも有名で、観光地としてもおすすめのスポットです。また、島内の千枚田で夏に行われる「虫送り」の行事は、一時期途絶えていましたが「八日目の蝉」の映画のヒットが契機となって復活しています。

「からかい上手の高木さん」では、作中の舞台が小豆島だと明示されているわけではありませんが、西片も高木さんも教師となったことだし、今後の作品(「からかい上手の(元)高木さん」のスピンオフ?)で、困難な時代を生きた「二十四の瞳」の大石先生やその教え子たちに思いを馳せるような話が展開すれば、興味深いかもしれません。

※映画『からかい上手の高木さん』主題歌スペシャルMV(東宝MOVIEチャンネル 2024.5/30)

※こちらはアニメの劇場版:劇場版「からかい上手の高木さん」予告編(TOHO animation チャンネル 2022.5/9)

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2024年6月 1日 (土)

明大博物館の「虎に翼」展を見てきました。

現在放送中の2024年度前半期(4~9月)のNHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」。

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主人公のモデルとなった日本初の女性弁護士・裁判官である三淵嘉子氏が明治大学法学部卒ということで、東京・JRお茶の水駅近くにある明治大学博物館(明大アカデミーコモンビル・地下一階)の特別展示室で連続テレビ小説「虎に翼」展(2024.3/25~10/28)が開かれているので見てきました。

撮影で使われたセットや”明律大学”の表札、戦前の裁判時に出廷した判事や弁護士らが着用した法衣を再現したもの、ドラマ内の登場人物相関図や三淵さんに関する関連資料など、なかなか興味深い展示が多数ありました。

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また、同博物館は通常展示でも刑事司法関連展示や考古学、商品に関する展示が充実しており、さらに同大OBで有名な作詞家・作家の阿久悠氏の展示室(記念館)もあり、入場無料だし、明大関係者でなくとも、近所の神保町古書店街や楽器店、アウトドア用品店などを訪れた際にでも見学してみると、なかなか興味深いものがあると思います(なお、日曜日等は休館です。詳細はHPで)。

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↓ ※ギロチン台と”鉄の処女”のレプリカも。

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ちなみに、同博物館の入る明大アカデミーコモンのビルの脇の通りの坂を上がると、現在老朽化で改築休館中の有名な山の上ホテルがあります。

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※明大博物館はここ。

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2024年4月 2日 (火)

「虎に翼」…虎だ!おまえは虎になるのだ!…ん?いやそれは「タイガーマスク」(^^;)

2024年4月1日から始まったNHKの朝の新連続テレビ小説「虎に翼」。日本初の女性弁護士・裁判官の三淵嘉子さんをモデルにした話で、「虎に翼」とは中国の「韓非子」にある言葉で、強い者に更に強いものが加わる「鬼に金棒」と同様の意味だそうです。

連続テレビ小説 虎に翼 Part1 1 NHKドラマ・ガイド
※連続テレビ小説 虎に翼 Part1 1 NHKドラマ・ガイド

*(動画リンク)[虎に翼] 伊藤沙莉 4/1(月)放送スタート!予告(2分Ver) | 朝ドラ | 連続テレビ小説 | NHK

第1話の放送では主人公の猪爪寅子(いのつめ・ともこ)が、東京の自宅から大阪の「梅丸少女歌劇団」に入団するために見合いの前日の夜に家出しようとして失敗するシーンがありましたが、この歌劇団は、前作の、香川生まれ大阪育ちの笠置シヅ子さんがモデルの「ブギウギ」の主人公・福来スズ子が最初に所属していた歌劇団。両作品とも時代背景がほぼ同じで、主人公のモデルになった実在の二人も同じ年生まれ(大正3・1914年)ということもあり、なかなか心憎い演出でした。

ちなみに、笠置シヅ子さんは香川(今の東かがわ市)生まれ大阪育ちで、三淵嘉子さんはご両親が香川県丸亀市出身でご本人も一時丸亀市に住んでいたことがあるとのこと。NHKが敢えてしたのかどうかわかりませんが、朝ドラの主人公のモデルが2人続けて香川にご縁のある人なのは興味深いです。

*「虎に翼」初回 梅丸少女歌劇団が“登場”前作「ブギウギ」ネタ・つながりネット話題「同じ世界線?」(スポニチ・アネックス 2024.4/1)

*(動画リンク)[ブギウギ]【趣里】初公開のメイキング映像!出演者のインタビューも! | 朝ドラ | 連続テレビ小説 | NHK

ところで、翼のある虎と言えば…どこかで見たような…軟膏のタイガーバームの商標の虎には羽根はないし…何だったかなあと思っていたら、思い出しました!

懐かしの昭和アニメ「タイガーマスク」の「虎の穴」!これは強そう。

タイガーマスク DVD‐COLLECTION VOL 1 富山敬
※タイガーマスク DVD‐COLLECTION VOL 1 富山敬

*(動画リンク)【公式】タイガーマスク 第1話「黄色い悪魔」(東映アニメーションミュージアムチャンネル)

法曹界も、その職につくには虎の穴のように厳しい教育や試験、研修があるのでしょう。ご苦労さまです。

 アニメのタイガーマスク=伊達直人は孤児の支援をしていましたが、法の条文の趣旨を理解するときも「誰を保護しているか」を考えながら読むと理解しやすいと、どこかで読んだので、朝ドラ「虎に翼」とアニメ「タイガーマスク」には相通じるところがあるかもしれません。もっとも、翼つき虎の像がある悪役プロレスラー養成機関「虎の穴」はちょっと…だいぶ違う気もしますが。(^^;) また、「タイガーマスク」の「虎の穴」の由来のひとつは、「韓非子」ではなく、「後漢書」の「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の方だそうです。

(コミック・アニメグッズ販売等のお店「とらのあな」はもちろん別です)

ちなみに、三淵さんは明治大学の法律の専門部女子部を卒業後、女性初の弁護士・裁判官になられましたが、日本初の女子大生が(女子大以外で)誕生したのは国立では旧東北帝大、私大では東洋大学なのであります(もっとも、いずれも文学部。戦後しばらくまで、文学部生は就職に苦労するので人気がありませんでしたが、戦前女子に限れば法学部の方が不人気だったそうです)。

悪意(事情を知っていること)・善意(知らないこと)をはじめ一般的意味と大きく違う法律用語の数々。おまけに20世紀中は民法も刑法も文語体だったし、無能力者(制限行為能力者)とか禁治産者(被後見人)とか、つい最近言い換えの用語ができるまではギョッとするような表現も存在。さらに日本が法律の手本にした欧米でもキリスト教(というより教会か?)の影響で以前は女性の地位はかなり低かった。戦前に一般女性が法律を学ぶのはほんとに大変だっただろうと推察されます。

なお、女だけでなくやはり男もつらいのです。こちらはお馴染みの「寅さん」。(^^;)

※ 映画『男はつらいよ』(第1作)予告編映像/4Kデジタル修復版ブルーレイ(松竹チャンネル/SHOCHIKUch)

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