カテゴリー「書籍・雑誌」の46件の記事

2017年6月 2日 (金)

「点字毎日」が95周年。

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日本で唯一発行されている点字新聞「点字毎日」が、今年創刊95周年だそうで、その歩みを紹介する展示が、東京・千代田区のパレスサイドビル(毎日新聞東京本社ビル)のロビーで開かれていました(2017.5/31〜6/6)。

*「点字毎日」の紹介(毎日新聞会社案内)

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案内の人の説明によると、製作・発行は大阪本社で行われており、部数は約1万部、週刊で年間購読料は2万円とのことでした。

新聞製作の方は、もちろん電子化がかなり進んでいるとのことでしたが、会場では上の写真の機械式点字タイプライターで、点字プリントの体験ができました。

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こういう地道な福祉的活動はふだんあまり話題になりませんが、今後も途切れることなく続いていってほしいものです。

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2017年4月29日 (土)

文庫と新書で読むおカネの流れと歴史の関係。

「世の中カネや〜〜〜!!」…あ、いや失礼しました。え〜と、社会というのは経済抜きでは語れないものであって、その経済の血液、または、経済規模や信用力の指標として、おカネが存在します。で、そのおカネの流れから日本史と世界史を考察した本が、文庫判と新書判で最近それぞれ出ていましたので、ご紹介です。

お金の流れで読む日本の歴史 元国税調査官が「古代~現代史」にガサ入れ (中経の文庫) 「お金」で読み解く世界史 (SB新書)

(※こっちは単行本ですが、ご参考)
お金の流れでわかる世界の歴史  富、経済、権力・・・・・・はこう「動いた」 帳簿の世界史

おカネといっても、広い意味で使われていて、経済全般の通史として分かり易く解説されており、非常にInterest(面白いし興味深い)です。

私には「戦費調達」の分野など、いろいろと意外な事実の新発見がありましたが、そこはぜひご一読を。

「○○経済史」と言う本は数多くありますが、だいたいが分野限定で、大学の講義で使うような専門書が多くてとっつきにくいですが、こちらは価格も手頃で読みやすいです。

関連記事 :

栄枯盛衰は帳簿とともに…「帳簿の世界史」(2015.4/13)

「臨時軍事費特別会計」(2013.11/17)

「経済思想の巨人たち」(2013.12/15)

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まあ、私としては、経済・おカネとは「循環」するものであって、子どもに渡す小遣いみたいに「トリクル・ダウン(したたりおちる/下々の者はオコボレを待つ)」などということはありえないし、一部の大企業や金融機関、地主や富裕層におカネを集中しても、持ってる本人以外には「(社会的に)存在しないのも同じ」(塩漬け状態)、むしろ、(昔のように「労働者が搾取されている」というよりも)「消費者を含む庶民全般からおカネが吸い上げられるブラック・ホール」(まともな商売なら「薄利多売」だが、悪徳業者がやると「貧困ビジネス」。悪徳ではないにしても、経営者が「利益率の高い(ボロ儲け)」商売を強引にしているというのは、顧客や従業員にカネが回ってない→消費にも回らない)になってしまって、国民経済全体は衰弱の一途になるのではないかと思っていましたが、歴史上、似たようなことが何度もあったようです。

最近、不景気で、売上も上がってないのに「過去最高益」とか、未払いの残業代を改めて払ったら「利益が半減」したなどというニュースを聞きますが、これは本来払うべき人件費を帳簿上、利益の欄に書き込んだだけで、そもそも本来の企業利益とはいえないでしょう。こういうところは下請け企業にも厳しくて、支払いが渋いのでは?こんなことが社会に蔓延したら、社会のカネ回り=景気がよくなるわけがないですね。

(おまけにパナマ文書に見られるように、税金も払わず、社会インフラにタダ乗りして儲けるだけの多国籍企業が増えたのでは、世界経済全体に悪影響が出ます)

こういう情勢で、いくら金融緩和をしても、国内ではおカネは出回らず、デフレが収まることもないし、外国に流れて企業買収などに使われ、しかもそれが失敗続き(外国で日本企業がカモにされているのでは?)というのが、現在の日本の状況。

日本(どこでも同じですが)の景気浮揚には、一般消費者=勤労者の可処分所得が増えるような、雇用・労務政策が必要であって、日銀に頼み込んでマネタリズム政策を繰り返しても、効果は薄いと思います。

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2017年3月17日 (金)

ニュースを見る時、因果推論。

世の中の情勢というのはいろいろ複雑でしがらみも多く、何事も一刀両断というわけにはいきません。そこで、ニュースを見たり、情報を収集・分析するのに参考になりそうな本が、最近相次いで出ていたので紹介です。

「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法 僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

まずは、“「原因と結果」の経済学―データから真実を見抜く思考法”。

世の現象・事象には原因-結果がハッキリした「因果関係」にあるものと、関連はありそうだが原因-結果が直結したわけではなく「相関関係」にあるにすぎないものがあり、その違いを推測するのが「因果推論」、とのことで、最近多い、「○○人だから何々」「戦後は○○が駄目」みたいなポピュリズム政治家の好きな決めつけ議論に冷静に対処するのによい知識だと思います。レビューを見ると、統計学に詳しい人には物足りないところもあるようですが、一般人が統計の入門書や教養書として読む分には、参考になりそうです。

もう一つは、おなじみの池上彰さんと佐藤優さん共著の、“ 僕らが毎日やっている最強の読み方 新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意”。

大手メディアだけでなく、地方の新聞や雑誌、読書法、ネットを含めた各種情報の見方などなど、一般人には、とても真似はできそうにありませんが、ノウハウや心構えは大いに参考になりそうです。

社会問題が複雑化・長期化して、解決が困難になってくると、つい威勢のいい発言や「昔は良かった」論が幅を利かせ始めますが、それで社会が暴走すると、たいがいろくな結果にはなりません。

なにごとも冷静に、寛容と忍耐の精神であたりたいものです。

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…最近の単行本は、白っぽいか、明るい色の表紙で、書名の文字が大きいのが流行りかな?

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2017年1月15日 (日)

アメリカの大統領って…。

アメリカではこの(2017年)1月20日、いよいよ話題のドナルド・トランプ氏がアメリカの大統領に就任します。そういうわけで、アメリカ合衆国大統領の仕事や歴史についての、基本的な関連本・映画などを思いつくまま並べてみたいと思います(あまり最新なのは、センセーショナルなのが多いので、敢えて外してます。そこはご容赦を)。

大統領になったら―アメリカ大統領究極マニュアル

大統領でたどるアメリカの歴史 (岩波ジュニア新書) アメリカ大統領制の現在―権限の弱さをどう乗り越えるか (NHKブックス No.1241)

大統領の英語 (講談社学術文庫) 大統領の演説 (角川新書) 歴史が創られた瞬間のアメリカ大統領の英語(CD付) (CD BOOK)

使用人たちが見たホワイトハウス 世界一有名な「家」の知られざる裏側 アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書

すごい! 「アメリカの歴史」 (PHP文庫)  「アメリカ50州」の秘密 (PHP文庫)

アメリカ (図解雑学) 面白いほどよくわかるアメリカ―歴史から社会問題まで本当の姿が見えてくる (学校で教えない教科書)

アメリカの歴史―テーマで読む多文化社会の夢と現実 (有斐閣アルマ) そうだったのか!アメリカ (集英社文庫)

   ******************

13デイズ [DVD] 大統領の陰謀 [DVD]
(「13デイズ」はキューバ危機、「大統領の陰謀」はウォーターゲート事件のお話です)

ニクソン [DVD] ブッシュ [DVD]

リンカーン [DVD] JFK<ディレクターズ・カット/日本語吹替完声版> [DVD]
(「JFK」はケネディ大統領の「暗殺事件捜査」のお話です)

大統領の執事の涙 [DVD] デーヴ [DVD] ロビン・ウィリアムズのもしも私が大統領だったら・・・ [DVD]

ザ・ホワイトハウス―オフィシャル・ガイドブック ザ・ホワイトハウス  〈シーズン1-7〉 コンプリートDVD BOX(42枚組) [初回限定生産]

ハウス・オブ・カード 野望の階段 SEASON 1 DVD Complete Package (デヴィッド・フィンチャー完全監修パッケージ仕様) ザ・シークレット・サービス コレクターズ・エディション [DVD]    シークレットサービス 大統領を守る男たち [DVD]

ホワイトハウスの住人 歴代アメリカ大統領の軌跡 -PREDIDENTS of the UNITED STATES OF AMERICA-
ホワイトハウスの住人 歴代アメリカ大統領の軌跡 -PREDIDENTS of the UNITED STATES OF AMERICA-

トランプさんは世界をどこへ連れて行くのでしょうかねえ…。

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2016年11月19日 (土)

日本人は無宗教? いえいえ思考パターンはやっぱり仏教的…

欧米の映画を見ていたり、英語などを勉強していると、しばしば生活に密着したキリスト教由来の考え方や習慣、フレーズなどが出てきて、もはや彼の地の土着のものと混じりあって、文化的に定着していることが窺われますが、同様のことは、もちろん他の地域・他の宗教でもあるわけで、日本においては、それは神道+仏教だということになります(実は戦国時代以来だから、結構キリスト教も混じっているようですが)。

教養としての仏教入門 身近な17キーワードから学ぶ (幻冬舎新書)

キリスト教というのは、一神教ではあるものの、ユダヤ教やイスラム教と違って、聖職者以外の「一般人」の生活の戒律にあまりうるさくないので、概ね、元からあった土着宗教のお祭りや習俗を取り込んで、布教・定着している事が多いようです(クリスマスも元は冬至のお祭りらしいですし)。これが、日本の場合は、体系的教義(ドグマ)のない自然と祖先崇拝の神道的文化のところに、理屈の多い仏教が入ってきて、明治になるまでは、ずっと神仏習合の状態でした。

そういうわけで、日本人の文化・考え方には、「成仏」「悟る」「縁起」「因果応報」「他力本願」「輪廻転生」「煩悩」「中道」「四苦八苦」「諸行無常」などなど、当然ながら色濃く仏教的・仏教由来のものがありますが、もはや、それは意識すらしていない状態で、仏教と聞けばお寺しか連想しない人もいるのですが、そうではなく、日本人の思考パターンの原型となっている仏教について分かりやすく紹介してくれているのが、この本です。

宗教の学術専門書でも布教のための本でもなく、「教養知識入門書」なので、気軽に読め、お釈迦様のころから、現代の日本の仏教への変遷、仏教の主要な考え方、キリスト教・イスラム教との比較、さらに、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の中に見るキリスト教的部分と仏教的部分の考察など、なかなか興味深いです。

著者には他に、世界の主な宗教の概略を紹介した本も多く、いずれも、世界の宗教や、その社会・文化へ与えた影響の基礎知識を得るには適した内容だと思います。

画集 銀河鉄道の夜

教養としての宗教入門 - 基礎から学べる信仰と文化 (中公新書) 宗教学大図鑑

※↓こちらは、ご参考。

社会人のための英語百科 アメリカの小学生が学ぶ国語・算数・理科・社会教科書

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以下は、全くの私見ですが、「近代社会」というのは「脱・宗教化社会」ではなく、むしろ「全一般人僧侶化社会」じゃなかろうかと、最近思ってます。

つまり、それまで適当に即物的に生きていた一般人社会の隅々にまで共通の宗教的倫理観が浸透して、社会の構成員全員の個々人が、欧州ならキリスト教の修道僧、日本なら出家した仏教修行僧のような「まじめ」な生活態度になって、初めて近代社会ができるのではないだろうか、ということなのです(信仰心の全然ない人でも、行動様式や倫理観自体は僧侶の如くなっている)。

古代・中世では、「宗教」そのものに力があったわけではなく、力があったのは「神官・教会・寺院」などの、政治権力と結託した「宗教組織」に過ぎず、一般人は難しい教義も知らないし、仕事や労働は生活のために仕方なくやっていますが、何かの幸運で「長者」になれば、すぐにお屋敷に住み、人を雇って、仕事は下々の者にさせ、隠遁生活するのが普通(「竹取物語」の翁のように)。むしろ冨があるのに、さらに働くなんて「強欲」と言われかねない。楽ができるなら楽するのが当然で「困った時(だけ)の神頼み」こそ、「当たり前」の生活態度だったのでは(もちろん、庶民の現世利益のための免罪符や護符などの商売で教会・寺院は大儲け)。重要なのは正直さやまじめさ・律儀さよりも、要領の良さ。禁欲も「変わった人」のすることだったでしょう。

それが、中世・近世になり、キリスト教会(欧州:教区が細かく決まっている)や仏教寺院(日本:皮肉にもキリスト教の広がりを阻止するために江戸幕府が全住民をお寺の檀家に)の「支配」が完成すると、その地域では、もはや積極的な布教活動が無くなる代わりに、生死を扱う地元の教会・お寺が、初歩的な村役場と初等教育(寺子屋など)の役割を担うようになり(シャーロック・ホームズにも事件関係者の履歴を教会の記録で調べる場面がありました)、社会の隅々の地元民にまで宗教倫理が浸透

その結果、それまで聖職者だけだった倫理観や初歩的な読み書きの知識が普及して、一般人までもが、貧乏でも豊かでも、毎日決まった時間に起き、(お祈りして)勉強して、働いて、自律的・禁欲的に暮らし、事情にかかわらず、人間は平等であって互いに尊重し、正直と約束(契約)を守ることを大事にして…となって、こうして初めて、近代社会の素地・土台ができたんじゃなかろうか、という気がします。

もっとも、この段階まで来ると、逆に、真面目な一般人が、堕落したり世俗権力と結託した聖職者を強く非難する、といった現象も多発。ここまできて、ようやく政教分離が本格化して、いよいよ近代社会が誕生かなと。

(なお、庶民に浸透した元の宗教が違えば、当然、社会の雰囲気や考え方も違ってきますが、宗教が求める人間の基本的「徳目=勤勉・正直・禁欲・平等など」は概ね共通するので、似たような社会ができてくる。もっとも、儒教の場合は人治主義政治の上下関係の話ばかりなので、だいぶ違う気がするが。儒教は個人を救済する宗教ではなく、「古代の政治体制思想」なので、ここからは近代社会は絶対に出てこないだろう)

「制服」というのがありますが、これも、その発祥は軍隊よりも宗教組織で、近代以前の軍隊は、基本、服や武器は自弁の上、手柄を立てた時に誰だかわからないと困るので、服装はかなりばらばら。しかし、宗教教団は、早くから「お仕着せ」で同一の服を着せています。

(ここでユニークなのがイスラム教で、イスラム教は聖職者がいなくて、信者は全て、同じように戒律を守ることになってます。最初から全員に宗教倫理が浸透しているわけで、これが、中世にイスラム勢力が急拡大した理由なのではと思ったりします。もっとも、このことが、逆に、現代では「世俗や政治と宗教の分離」をどう理論付けるか困難にしていて、苦労が多いのだと思われます。といっても、最大イスラム人口をかかえるインドネシアは、かなり現代化が進んでいるので、これも地域によるのでしょうが…)

一方、このすっかり文化となった宗教部分を無理やり社会から分離しようとすると、副作用が出ることがあり、日本の場合、明治の廃仏毀釈や神仏分離令の結果、戦前の政府は「国家神道」は宗教ではないとかいってましたが、昭和になる頃には妙に「神国思想」が強まって政府や軍部からして神がかり的になってしまったし、ナチスドイツはキリスト教よりもゲルマン神話を持ちだしたり、やたらオカルトに凝っていたし、旧ソ連や中国は「宗教はアヘン」だとか言ったあげくに、「科学的共産主義」自体が宗教化して盲目的な信仰対象の如くなり、自慢の「計画経済」も全然回らなくなってしまいました。

なにごとも過激はよろしくないです。「寛容と忍耐」の精神が大事でしょう。

本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知るしたたかな日本人 (新潮文庫) 本当は怖い世界の童話

↑”昔”の社会というのは、生存競争が激しく、本質、厳しく怖いもんです。そこをなんとかしようとして、宗教や社会制度が発展してきたわけでありまして、長期的に見て、昔の方が良かったということは、そんなにはないものです。

↓こんな大学者らの向こうを張る気はもちろんありませんが、禁欲的なピューリタニズム(清教徒…清い教えの人たちですよ!)の倫理が資本主義の発展に寄与したというのは興味深い話です。といっても、勤勉に働く、無駄遣いしない、契約を守る、納期を守る、粉飾決算をしない、信用第一、などなどを、世の中の約束事として、現代の我々は当然の倫理・常識だと思っていますが、今の先進国でも昔(近代以前)は、今でも世界の国々の多くでは、そうではなく、何事も状況と力関係次第なのが、「普通」なんじゃないかと思います。

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫) 武士道 (講談社バイリンガル・ブックス)

***欧米人やイスラム教徒にかぎらず世界中の多くの人は、宗教なしで倫理をどうやったら持てるのかという問題意識があるようですが、日本人の場合、明治の神 仏分離以後、自分たちの倫理観・死生観・考え方を、教義自体がない神道ではあまり説明できないし、仏教のような「葬式以外関係のない古臭いものとは関係な い」という建て前で、だから「教育勅語」だとか、西洋の騎士道に対抗(?)して「武士道」である(といっても、そもそも日本人の大半は本来は武士ではないが、明治維新を推進したのが下級武士たちだったので、武士階級の行動様式が擬似的に広まったもの。ちなみに武士道には禅宗の影響が強いのはもちろんのことです)、などと考えて過ごし、戦後はさらに、「教育勅語(国会で無効決議)」や「武士道」とも宗教とも無縁の経済成長だけ考えて生きてきたので、「だから無宗教です(外国でこう主張すると、無神論者=倫理無用の危険人物扱いされかねません)」などと平気で言いますが、もちろん、 実際はそんなわけないのであって、1500年以上の長きにわたって生活に密着してきた、日本風にアレンジされた大乗仏教式&そこから派生したものが、良く も悪くも、考え方と倫理観の基層になっているのだと思います。”ルーツ”を忘れているだけでしょう。

日本人の大半が宗教的活動を全くしないからといって、 決して「無宗教」というわけではないのです(すでに「文化」や「慣習」、「民俗」や「風習」になってしまっている)。もちろん、この辺の事情は、現代の諸外国でも似たり寄ったりですが。

ちなみに、日本人が、神社とお寺の両方に参るから 「不誠実」なんてことはありません。そういう感覚自体が「唯一神」の宗教のものです。最近、何やら、本人も気づかずに「一神教的思考」に洗脳されてしまって 「日本人の心を取り戻したい」と主張する方々が一部にいるようですが、まさに「外来文化に寛容な日本の伝統」とは全く違う考え方ですな***

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2016年8月13日 (土)

次期東京五輪前年2019は名作SFの年

世間は日本の選手がメダル・ラッシュのリオデジャネイロ・オリンピックの話題でもちきりです。そして、次回の夏季オリンピックは、東京で2020年に開催です。

で、その2020東京五輪が決定した時、1980年代のコミック・アニメの「AKIRA」の中で「翌年に」開催される設定になっていて、「AKIRA」が「東京五輪を予言していた」と一部で話題になりました。

AKIRA コミック 全6巻完結セット (KCデラックス) AKIRA 〈Blu-ray〉

つまり、「AKIRA」の舞台は2019年なのですが、この年は、他にも小説・映画「ブレード・ランナー」(舞台はロスアンゼルスですが日本テイストの多い作品です)や「図書館戦争」の設定年(正化31年)でもあり、日本絡みのSFの名作が集中しています。

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(余談ながら、アメリカのアニメ「ザ・シンプソンズ」では、かつて「“トランプ大統領”のエピソードがあった」と話題になりました)

※「AKIRA」映画(1988)予告編

※Blade Runner 30th Anniversary Trailer

※「図書館戦争」映画・予告編

※THE SIMPSONS | Trumptastic Voyage | ANIMATION on FOX (”トランプ大統領”の登場シーン)

調べれば、もっといろいろあるかもしれませんが、オリンピック絡みで最近気づいたのでご紹介まで。 いずれもユートピアとは逆のディストピア的な未来ですが、現実がそうならんように祈りたいものです。 (^_^;)

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2016年7月15日 (金)

法律入門 きほんのき。

最近、世の中は憲法改正とか、天皇陛下の生前退位のためには皇室典範の改正が必要とか、その他、民法や刑法の大改正とか、しょっちゅう改正される商法とか、いろいろと法律に関するニュースが多いです。

しかし、なにしろ日本の法律は、難しく書かれているのに、数多い法律入門書は、基本的な用語解説自体をしてくれていない(初めから大学等で法律を勉強するような人を対象にしている)のが多くて、不親切な感じがするのが多いのですが、この本は、その「基本のき」のイロハから解説してくれていると評判の本(の改定最新版)です。リーガル・マインドとは何かから始まって、裁判の仕組みや裁判員制度についても解説されています。

憲法にしろ、その他の法律にしろ、興味がある方にはおすすめです。

---「元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術」 [改訂第3版] 吉田 利宏 著 ¥1,944(税込み)---

元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[改訂第3版]

ちなみに、「日本国憲法」が「翻訳調で日本語として気に入らない」とか、のたまっているセンセイ方を散見しますが、明治以来の日本の近代法体系は言うまでもありませんが、民法・刑法・民事訴訟法・刑事訴訟法などなど、ほとんどすべて欧米の法律を難しい漢語を使って翻訳したものからスタートして、平成の現代まで至っています

(だから分かりにくいし、明治に遡るほど民情とのズレが大きかったのです。弁護士の言うことも戦前〜戦後しばらくは一般人の感覚と大きくずれていたから「三百代言」とののしられる始末。日本国憲法は戦後生まれだし、帝国議会で激論によって審理されたものですから読みやすい方です)

で、日本の場合(英国のがコモン・ローで慣習法的で参考にしにくかったので)、仏独式(体系的)の大陸法系中心になりました。そこに、戦後は英米系列のものも多く入ってきただけであって、「敗戦によって日本の精神が失われた」なんてことは、全然ありません。三権の組織や税制、軍制と同じく、もともと欧州製です(中学校で習いませんでしたか?)

古代ローマ帝国の法律支配が2000年を経て、ついに極東にまで及んだということです。

(古代ローマ帝国の3度の世界征服=1回めは武力によって、2回めはキリスト教によって、3回めは法律によって。故に3回めの法律支配でローマの世界征服が完成した、といわれています)

(もっとも、日本はキリスト教国ではないから、「西洋の精神」支配は受けてないことになりますが、なぜか、「日本のこころの復興」を叫ぶ「保守論客」の人にはクリスチャンが多いです(ついでに言えば“ええとこ”のお坊ちゃま・お嬢様ばかり)。キリスト教的・西洋的宗教学の価値観で神道などの日本文化を勝手に再解釈して、あるいは、明治時代に西欧文化を日本風にアレンジして作られたものを、日本の伝統だと主張している。価値観がキリスト教的に変化しているのを本人が気づいてないとしたら、それを「洗脳」または「感化」というのですが。明治以前の日本は神仏習合だし、日本の伝統そのものみたいな「神前結婚式」も、実はほぼ「戦後」、「教会式」挙式を日本の神社でもやろうということで広まったもの。クリスチャンでなくても実際に教会で挙式するカップルもいますが、要するに、この「寛容」さこそ日本の標準でしょう。なお、欧米諸国の文化に、土着文化・プラス・キリスト教が深く根付いているのは当然ですが、日本の場合は神道的土着文化・プラス・仏教的価値観です。ことわざや落語や盆踊りなどの伝統芸能、その他習俗など、もはや意識すらしていない物が多い。廃仏毀釈まがいに、一神教的価値観で日本文化を好き勝手に再定義するのは百害あって一利なしだと思います)

そもそも、明治というのは「脱亜入欧」の時代で、その完成形が立憲体制である「明治憲法」です。「西洋とは違う東洋である日本の精神に回帰するための憲法改正」とか「明治憲法復活」とは、それ自体が論理矛盾です。

(ついでにいうと、「国家神道」も明治時代に「発明」されたものだから(それ以前は「民俗」的な「神社神道」のみ)、「日本の伝統」とは言い難い。最近は、氏子の減少で「収入」が減った神社界が、神社の運営を「税金」で面倒見てもらいたいという願望をお持ちのようですが、もしそうするなら、以後、宗教界は(他の宗教団体も含め)文化庁でなく、財務省の管轄ということにすべき。当然でしょう?「国有財産」なら。宮司の勝手も許されませんよ。もしかして「国の神官」となって「上級公務員」のような立場を夢見ている方もいるかもしれませんが、待っているのは「国有財産である宗教施設を管理する」小役人にいちいち指図を受ける薄給の「嘱託職員」の立場です。高級車は諦めてくださいね)

また、極端・乱暴にも「占領憲法だから現憲法無効」論を主張する方もいますが、昭和の時代ならともかく、平成の世でもこれを主張するということは、現憲法で即位された「今上天皇陛下の地位も無効だ」と主張しているのと同じです

当然ながら、現憲法の「基本的人権の尊重」の精神に基づいて制定・運用されている各種法律による自分自身への法的保護もいらないと宣言していることになります。過去の「自虐史観」が嫌いなのはまだ理解できますが、政府の役人にフリーハンドを与えて、現在・未来の自分個人が虐げられるのはお好きなようで、変わってますね。

(ついでにいえば、日本人にとって「東京裁判」は「昭和天皇に戦争責任なし」を確認したことに意味があるので、その他の件は2次的なこと。問題は敗戦そのものにあるのであって、拙劣な戦争指導だった軍部官僚に同情する人が少ないのは仕方のない事です。GHQの見え透いた宣伝に洗脳されているわけではないでしょうね)

それ以前に、「法の支配」とか「立憲主義」とは、国民が個人の「基本的人権」(人間であるということそのもの)を守るために政府(権力側)に突きつけたものだというのが基本です。

東洋だの西洋だの、日本の「美しい」こころだの、全く関係ありません「人身保護」が基本です。

なお、人権には「身体や言論・表現・信教の自由」だけでなく、「財産権」などもあります。政府が財政赤字だからといって、突然アナタの財産が没収されたら困るでしょう?「人権」というのは、ワガママな人を野放しにすることではないのです(苦労知らずのお坊ちゃんには「人権蹂躙」という状態が想像もできないのかもしれませんが)。

どちら様も、憲法(国家基本法=すべての法律を作る際の基本法)を考える際は、この点を十分に考えてください。

まあ、自衛隊を軍隊でないというのは無理があるという方は多いし、国家の個別的自衛権を否定する人もいないし、憲法9条の規定にもかかわらず、自衛隊が違憲でないのは、同13条によって個人の幸福追求権を政府が保護する義務があるから、というのが通説です(故に、当然自衛官も個人として尊重される。現憲法の最重要規定こそ13条。9条はともかく、13条を削除して国防軍作っても、「兵隊は人権なき消耗品」。志願制だと誰も入隊しないでしょう。徴兵制?そうなったら、国民の最大関心事が「徴兵逃れ」になってしまう。国防力は下がるばかりです)。

いずれにしろ、自称「保守」論客とか、憲法など読んだこともないであろう旧地主さんやマイナー新興宗教団体(税金払ってますか?)が、土地バブル崩壊後に平成になってから作ったナントカ会議のメンバーに多い、「個人を否定」する者の「個人的意見」なんて、それ自体矛盾だし、滑稽。議論にもならないし、まともな人には誰にも相手にも支持もされないでしょう。

(全国に法学教授とか法学者は千人単位でいるんじゃないかと思いますが、ナントカ会議関係の自称「保守」の「法学部教授」さんて5人もいないんじゃないかな。学生がこの教授さんについて学んだ場合、およそあらゆる法律の関わる資格試験は諦めたほうがよいでしょう。そもそも「教授」になるって全然「資格」不要。雇った大学が教授だと辞令を出せばいいだけなのが実情ですから。また、法律について「一般の学者なんか関係ない」のなら、他の歴史、思想、政治、防衛、技術などなどのあらゆる分野でも「関係ねーだろ」がまかり通るようになって、社会は暗黒時代に突入ですな。まるでポル・ポト時代のカンボジアだ)

こういう人は、批判に対して神経質で、いつもプリプリ怒って「主張」ばっかりしてますが、「個人より公の秩序が最優先」だというなら、「無私」の精神で、身も心も「財産」も、国家・社会に差し出したらいかがでしょうか。間違いなく「お国のために」なります。どうです? ぜひ!

「国」という抽象的なものではなく、リアルに税務署と財務省がさぞ大喜びするでしょう

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2016年3月28日 (月)

93歳のホームズ!「Mr.ホームズ」観てきました。

***副題は「名探偵最後の事件」ですが、もう一個副題つけるなら「老人と少年」***

*映画『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』 公式サイト - GAGA
※『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』予告編

(2015年/104分/イギリス・アメリカ)

先日、英BBC制作の現代版ホームズ「SHERLOCK」のホームズ役のベネディクト・カンバーバッチはじめ、そのままのキャストで作られた19世紀版ホームズシャーロック・忌まわしき花嫁が公開されて(英国ではテレビのスペシャル版として放送)話題になりました。

※【WEB限定特別インタビュー】海外で撮影するとしたらどこ? 『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』(日本版予告付)
  

で、それとは別に、93歳のホームズが活躍(?)する小説「Mr.ホームズ」が、「指輪物語」「ホビット」の映画シリーズでガンダルフを演じたイアン・マッケラン主演で映画化(ビル・コンドン監督)され、「シャーロック・忌まわしき~」と入れ替わるように(2016年3月18日から)日本公開されたので(チケットがTOKYO MX TVのプレゼントで当選したので)観てきました。

(ちなみに、「シャーロック」でワトソン役をしているのが、「ホビット」シリーズ主役ビルボ・バギンズ役マーティン・フリーマン。なお、「Mr.ホームズ」製作にもBBCが関わってるようです)

※「Mr.ホームズ」のパンフレット(これは劇場で買いました。税込み750円)。昔のテレホン・カードのような小さいのがチケット。
Holmes

最初の設定が「93歳のホームズが過去の事件の記憶を手繰り寄せる」というものなので、ミステリーとかサスペンスを期待して見ていると、作中の老齢ホームズ自身のように、中盤までややじれったい感じがしますが、探偵を引退して養蜂を営むホームズの家政婦さんの息子・ロジャー少年と、孤独なホームズ老人との心の交流の物語としてみれば、良質な人間ドラマに仕上がっている、と思いました。

(映画・小説「黄昏(1981)」とか「日の名残り(1993)」みたいな感じ?観てないけど。そういえば、ヘミングウェイ原作の「老人と海(映画は1958)」とか、ディズニー・アニメの「カールじいさんの空飛ぶ家(2009)」映画「アトランティスのこころ(2001、スティーブン・キング原作、アンソニー・ホプキンス主演)」も老人と少年がメインの話だから、コンセプトが似てなくもないかも)

黄昏 [DVD] 日の名残り コレクターズ・エディション [SPE BEST] [DVD] 老人と海 [DVD]

カールじいさんの空飛ぶ家 [DVD] アトランティスのこころ 特別版 [DVD]

キーワードは「孤独」。なお、「Mr.ホームズ」は、舞台が第ニ次世界大戦直後の1947年なので、ホームズ以外のレギュラー・メンバー、Dr.ワトソンもハドソン夫人もホームズの兄・マイクロフトも既に他界していて、回想にしか出てきません。もっとも、ホームズが「孤独」なのは、年齢的な理由だけではありませんが。ちなみに、ホームズは1957年に103歳で亡くなったのだそうです)

とにかく演技がいいです。ホームズの壮年期と老年期をイアン・マッケランが見事に渋く演じ分けているし、作中唯一元気のいい少年・ロジャー(設定は12歳)役のマイロ・パーカー君の演技もいい。特に、ロジャーとのやりとりで、もうろく気味のホームズが、次第にシャープな推理力を復活させてくる場面が非常に印象的でした。

この他、ホームズが終戦直後の日本を訪れる場面もあり、真田広之も重要な役で出演しています。日本の場面も、原作のミッチ・カリンが日本に詳しく、かなり正確だと思います。

また、ホームズ映画の例に漏れず、いろいろとトリビアを探すのも面白いです。

晩年ホームズの「人間的側面」が見られた1本でした。

ミスター・ホームズ 名探偵最後の事件

SFシリーズ「スター・トレック」レナード・ニモイ演じるハーフ・バルカン人(論理だけで生きる種族)のスポックのように、論理一辺倒のようで、実は妙に人間臭い、そこがホームズの魅力かなあ、などと思ったりします。ちなみに、レナード・ニモイも舞台でシャーロック・ホームズを演じたことがあります(1976年)。

わたしはスポック (扶桑社ノンフィクション) スター・トレックI-X 劇場版BOX [DVD]

※↓こちらは参考書。ホームズの”伝記”と、原作&今までの映像化作品全般の解説(紹介)、19世紀時代背景の本です。

シャーロック・ホームズ―ガス燈に浮かぶその生涯 (河出文庫) シャーロック・ホームズ完全解析読本

別冊映画秘宝シャーロック・ホームズ映像読本<増補改訂版> (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝) 映画秘宝EXドラマ秘宝vol.2~マニアのための特濃ドラマガイド (洋泉社MOOK 映画秘宝EX)

写真で見るヴィクトリア朝ロンドンとシャーロック・ホームズ 図説 シャーロック・ホームズ (ふくろうの本/世界の文化)

※こちらはコナン・ドイル原作の”正典”の単行本の全集。

完訳版 シャーロック・ホームズ全集 全14巻
完訳版 シャーロック・ホームズ全集 全14巻

*もちろん、文庫本版も各社から出ています。

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)  シャーロック・ホームズの冒険―新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 【新訳版】 シャーロック・ホームズ・シリーズ (創元推理文庫) シャーロック・ホームズの冒険〔新版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

※こちらは、ミステリマガジン最新号。「シャーロック」「Mr.ホームズ」両方の記事があります。

ミステリマガジン 2016年 05 月号 [雑誌]

※こんなのもある。

ケトル VOL.29

※だ~~いぶ昔ですが、こんなのも。

    シャーロック・ホームズ大全 シャーロック・ホームズ原画大全 (スーパー文庫)

※英グラナダTV版(ジェレミー・ブレッド主演)の19世紀ホームズと、その下はBBCの現代版「SHERLOCK」、ついでに「ホビット3部作」のブルーレイ。それと、モノクロ映画時代のホームズの例(ベイジル・ラズボーン版のホームズ。DVD)。

シャーロック・ホームズの冒険 全巻ブルーレイBOX [Blu-ray]
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SHERLOCK Compelete seriese 1-3 シャーロック シリーズ1-3コンプリートBOX Blu-ray[BD50]
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ホビット エクステンデッド・エディション トリロジーBOX ブルーレイ版(9枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]
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シャーロック・ホームズ 名探偵の事件簿 ACC-049 [DVD]
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・・・最後に残った「謎」。本作登場の日本人・梅崎の父の方は結局、何者だったのだろう? (^_^);

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2015年8月15日 (土)

「しこくへんろみちしるべ」…江戸時代の遍路本を復刻

江戸時代に僧の宥弁房真念法師が作った四国遍路のガイドブックが、原文の読み下し文・現代語訳・ルート地図セットで文庫として復刻されていました。

「四國遍禮道指南(しこくへんろみちしるべ)」 全訳注 (講談社学術文庫) 文庫/ 眞念 (著), 稲田 道彦 (翻訳) 本体1,080円+税
四國遍禮道指南 全訳注 (講談社学術文庫)

四国遍路(辺路)の起源は平安時代に遡るとも言われますが、ほぼ現代の形になったのは江戸時代、おおむねこの本が発行されて以降だろうと言われています。真念法師も、訳者の稲田氏も現地を実際に歩いて回られたとのこと。遍路でなくても四国へ出かける際には、いろいろ参考になりそうな興味深い本だと思います。

*「四國遍禮道指南」(江戸時代の原本のPDF)…香川大学・瀬戸内圏研究センターのHP内

*「四国遍路道指南」「四国遍路道しるべ」…早稲田大学・古典籍総合データベース

*「四国遍路―古文書」…香川県立図書館デジタルライブラリー

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2015年4月29日 (水)

多様な「本のカタチ」の歴史…「世界を変えた100の本の歴史図鑑」

「本」の多様な5000年の歴史をビジュアルに紹介する本が出ていました。

世界を変えた100の本の歴史図鑑: 古代エジプトのパピルスから電子書籍まで
(原書房刊・A4変型判・288頁・本体価格3,800円+税)

ちと高価ですが、古代エジプトのパピルス文書から、世界最古の印刷物・日本の「百万塔陀羅尼」や平安絵巻なども紹介されていて、多様・多彩な「本のカタチ」の発展を知る上で非常に興味深いです。

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