カテゴリー「日々雑感」の310件の記事

2024年7月 3日 (水)

今日から新紙幣。詐欺に注意!

本日、2024年7月3日から、20年ぶりとなる新デザインの紙幣の流通が始まります。渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎の近代日本の発展につくした三氏が選ばれたのも話題ですが、ホログラムを使ったりしてますます偽造が困難になったことも重要なポイントです。

キャッシュレス化が進む昨今ですが、当面現金紙幣がすぐに消えることはないので、「旧紙幣が使えなくなる」などとこの機に乗じた詐欺も報告されているようです。現金を扱う自動販売機などではまだ新紙幣への対応が100%ではないようなので、うっかり信じてしまいそうになるかもしれません。用心しましょう。

新日本銀行券特設サイト(国立印刷局)

新紙幣発行に伴うトラブルにご注意ください(国民生活センター)

日本の紙幣と硬貨の歴史 EIWA MOOK 英和出版社 【完全ガイドシリーズ390】新紙幣完全ガイド 100%ムックシリーズ 晋遊舎

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2023年12月14日 (木)

今年もサンタは追跡される…。

1955年から毎年欠かさず続いているNORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)サンタクロースの追跡

NORAD Tracks Santa サイト(日本語あり)

昨年(2022年)からのロシアによるウクライナ侵攻がいまだ終息しないのに、今年はイスラエルのガザでも大きな紛争になってしまって、また気象変動による災害も頻発するし、感染症や経済も不安材料が多いし、世界的に心配事の多い年の瀬となってしまいました。サンタも場所によっては防空レーダーや迎撃ミサイルに追跡されそうな世の中です。

 ※NORAD Tracks Santa 2023 - The Intercept

しかし、それを乗り越えて続くこのサンタ追跡。NORADだけでなく、Googleも今年もやるようです。

 ※Google Santa Tracker Nation - 2023 Return!

世界中の困難な状況下にある子供らになにがしか良いプレゼントが届けばいいですね。

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2023年10月 5日 (木)

攻める広報紙。千代田区広報表紙にドラえもん!

区内に神保町の古書店街や多くの出版社を抱える東京都千代田区。広報紙のこの10月5日号で、初企画として「子どもの社会科見学シリーズ 本の作り方を学ぼう!」を特集。区内に本社のある小学館の訪問レポートを掲載し、表紙にはドラえもんが登場。表紙全体のデザインも同社の学習雑誌に似た感じになってます。

こういう広報紙なら区民が手にとって見ることも増えるんじゃないかと思います。良いアイデアですね。

Chiyodaku

なお千代田区のHPでも全頁PDFで見られます。

https://www.city.chiyoda.lg.jp/.../kuse/koho/koho/index.html

※こちらが小学館の「小学1年生」↓(2023年の4月号と最新の11月号)

 

ご参考:日本広報協会のサイト(自治体の広報活動などを紹介)

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2022年12月10日 (土)

緊張感ただよう今年のサンタ追跡。

1955年から毎年欠かさず続いているNORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)サンタ追跡

NORAD Tracks Santa サイト(日本語あり)

例年なら軍の組織とはいえ、このイベントはクリスマスの楽しい雰囲気でみたされるのですが、今年(2022年)に関しては、特にロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続いているおり、緊張感がただよっています。

*2022 NORAD Tracks Santa(2022.11/26)

*NORAD Tracks Santa (YouTubeのチャンネル)

サンタの追跡ライブ(マイクロソフトのマップ)

こちらはGoogle の Santatracker サイト(日本語あり)。

・・・とにかくロシア軍はさっさとウクライナから引き上げて、戦争を終わらせるべきです。他にも困難な状況下にある世界の子供たちが一人でも多く救われてほしいものです。

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2022年8月 1日 (月)

終戦当時の労苦を偲ぶ夏

今年(2022年)は2月にロシアが隣国ウクライナに軍事侵攻するという衝撃的な事件があり、現在も戦争が継続中です。第二次大戦関係の書籍はコンスタントに発行され続けていますが、今年は期せずして旧ソ連・ロシア・ウクライナ関連の本や映画がいろいろ話題になりました。

戦争での夫婦生き別れの話の映画「ひまわり」とか、小説「同志少女よ、敵を撃て」(2022年本屋大賞受賞)、ドキュメント(コミックもあり)「戦争は女の顔をしていない」ノンフィクション&コミック「ラーゲリ 収容所からきた遺書コミック「国境のエミーリャ」などなどです。

*<ブルボン小林 月刊マンガホニャララ>(39)戦争がもたらす不条理な抑圧=「ラーゲリ 収容所からきた遺書」と「国境のエミーリャ」の紹介(東京新聞・本・東京ブックカフェ 2022.7/18)

  

 

このうち、ラーゲリ 収容所からきた遺書は、第2次大戦の終戦後、大陸でソ連軍に降伏した日本軍部隊がシベリアに連行され、ラーゲリ(捕虜の強制収容所)で強制労働させられた人々の物語で、テレビドラマや映画にもなりましたが、このシベリアに連行された捕虜の方々、および民間の大陸からの引揚者の労苦を偲ぶ施設として、東京・新宿に「平和祈念展示資料館」があり、また、東京・九段近くには昭和時代全般の庶民の生活を振り返る施設「昭和館」、傷痍軍人の労苦を偲ぶ「しょうけい館」など、戦争と平和を考える政府設置の施設があります。

毎年、夏休みの時期にはこの3館が共同でスタンプラリー(2022.7/16〜9/4)をしており、九段には靖国神社もありますから、コロナ感染症や熱中症には気をつけつつ、関連施設を巡って、改めて戦争に巻き込まれた人々の労苦を偲ぶことが、今年は例年にもまして重要かなと考える今日このごろです。

2022_20220801010401

平和祈念展示資料館

昭和館

しょうけい館

※追記:3館回ってきました。3館のスタンプ3つを集めると、今年は、昭和の大イラストレーター・小松崎茂さんのイラスト入クリアファイルやノート、グラフィックデザイナー・編集者・花森安治さんのイラスト入りミニクリアファイル、ボールペンなどのオリジナルグッズがもらえます。大人のほか、自由研究をしているらしい小学生も来ていました。夏休み期間中の企画展示もそれぞれ興味深いものでした。なお、昭和館としょうけい館は写真NGですが、平和祈念展示資料館は、シベリア抑留の強制収容所での兵士の生活や大陸からの引き上げ者の生活の様子などの再現ジオラマなどの展示資料がありますが、いずれも撮影OKです。

2022_20220819204301

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Syoukeikan Heiwakinentenji

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2022年7月 1日 (金)

7月10日は参議院選挙の投票日です。

2022年7月10日(日)は参議院議員通常選挙の投票日です(期日前投票は6/23~7/9)。

参議院議員通常選挙(総務省)

※「投票する。一票は、私の声だから。」投票日周知篇15秒(総務省 2022.6/22)

衆議院の解散がなければ、向こう3年間国政選挙がありません。

有権者の人はぜひ投票に行きましょう。

自分の一票ぐらいでは何も変わらないと思う人もいるかも知れませんが、実のところ、政策はよく簡単に変わります。

特に「投票に来ない層にとって不利な方向」への変化は簡単に起きます。当然でしょう。

議員さんは建前上、全国民の代表ではありますが、念頭にあるのは支持者の声。

議員さんは全員「任期付き」なのです。参議院議員は6年で、衆議院議員は4年だしいつ解散があるかも分かりません。当選できなければ「雇い止め」なのです。落選したときのことが常に意識にあるのです。

もちろん雇っているのは「国民」ですが、やはりより具体的に言えば「投票してくれた人」ということになります。

投票にも来ない人は普段のリアクションも少ないのが常ですから、そういう人の為の政策は後回しになりがちです。

また、一般の人が選挙に行かないと投票が組織票ばかりに、あるいは、土地や資産のある有閑資産運用生活高齢者等(つまり暇なので政治家の後援会活動などに熱心な方々)の票ばかりになって、若者や生産年齢世代、全国で実際に生産経済活動をしている層の利益を代表する議員が減るということになります。

とにもかくにも「国が決定」したら、後からそれを国民側から軌道修正するのは大変なことです(民主主義の国でなければそもそも修正自体できません)。

税金や社会保障費などは強制徴収されるのに、行政サービスが削られてばかりが最近の我が国ですが、ここ30年ほど国民が痛みばかり我慢したところで、なんら我が国の発展には寄与した形跡がありません。国民の負担と社会の発展への関連になにか問題があるのでしょう。こういうところは是正が必要です。

そういうわけなので、ぜひ投票には行きましょう。

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2022年5月 1日 (日)

ニフティが35周年。

このブログ・ココログでお世話になっているニフティが、サービス開始から今年で35周年だそうです。

Nifty35th

いろいろキャンペーンもやってますが、ココログサービスも含め、長続きしてもらいたいです。

@nifty35周年特設サイト

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2022年3月 3日 (木)

同じ失敗を繰り返す軍事介入。

ウクライナ情勢は緊迫の度合いを増しています。

NHK ウクライナ情勢のサイト

今回のロシアのウクライナ侵攻は、政治的決断も部隊運用のお粗末さも、市民の抵抗運動も、1968年のプラハの春を押しつぶしたソ連軍介入によるチェコ事件とそっくり。ほとんど同じ失敗をなぞるように繰り返しているように見えます。

*旧ソ連陸軍の亡命将校が書いた「ソ連軍の素顔」。この中にチェコ事件に従事した旧ソ連軍部隊の内幕が描かれていますが、補給や通信、指揮が大混乱していたこと、兵士がプラハ市民に詰め寄られたことなどが書かれていて、今回のウクライナ侵攻でもそっくりな場面が各地で再現されているようです。

 

*こちらは1976年にMig25で旧ソ連から函館へ亡命飛行してきたベレンコ中尉のお話。旧ソ連空軍の内部事情が色々出てきます。今回のウクライナ戦争ではロシア空軍の活動が極めて低調なことが指摘されていますが、おそらく組織の体質は陸軍同様あまり変わっていないのでしょう。

違う点は、当時世界は東西冷戦中で、チェコ・スロバキアは「東側」の内部にあり、同国軍はほぼ抵抗せず、諸外国の援助もなかったのですが、本年・2022年のウクライナは軍も国民も激しく抵抗している上に、世界中が支援

その上、現状、ロシアの経済規模がすごく縮小(韓国と同じくらいのGDP。貿易先は単体では中国が1位ながら全体の過半は欧米や日本)していること。これで、こんな大作戦を展開したあげく(戦費が膨大で高額な装備品が大幅に消耗。人的犠牲も大きい)、世界中から厳しい経済制裁をうけて(お金と装備品など物資の補充ができない)、たとえウクライナを制圧して非武装中立の「保護国化」したとしても、経済的メリットはゼロ。コサックの故郷でもあるウクライナ人の抵抗心は抜き難いものとなり、レジスタンス活動も激しく続くでしょう。なにしろ、NATOのポーランドとも隣接しており、ウクライナ支援が途切れることはありませんし(今でも兵器などの補充が絶え間なく続いており、そもそもロシア軍による全土の制圧自体できない可能性もあるでしょう)。

その上、今までのロシアの軍事行動では、国際社会からそれほど強力な経済制裁は発動されませんでしたが、今回はまったくレベルの違う「異次元の経済制裁」。1979年〜80年代のアフガン侵攻のソ連時代と違って、ロシア経済は国内完結しておらず、グローバル経済にしっかり組み込まれているのに、世界から切り離されようとしています。ロシアの国としての信用も地に落ちているし、ロシアの財政と経済は今後相当長期間、きわめて厳しいものにならざるを得ないでしょう。

さらにSNSによって、最前線や攻撃を受けた都市の様子がリアルタイムで世界に発信されています。メディア対応やSNS発信は情報戦の側面が強いのですが、こちらの面でもロシアは「軍事作戦で戦争じゃない」(20世紀の「戦争じゃない事変だ」というのと同じ)という建前だから、自分から情報発信に制約をかけてしまっているが、ウクライナ側は「これは侵略戦争だ」として、政府も民間も多種多様な情報発信を行っており、また、アメリカのイーロン・マスクが人工衛星を使ったネット環境を提供したこともあって、少なくとも国際世論は味方につけています。

結局、プーチン・ロシアは国内メディアだけを統制し、1968年のプラハ侵攻の再現を試みた20世紀型の、ゼレンスキー・ウクライナはSNSをフル活用して国際世論を味方につけた国家存亡をかけた21世紀型の戦争をしているといえるんじゃないかと思います。

当時も今も核の時代なのでおいそれと諸外国軍は参戦したりはしないけれど、ウクライナへの兵器と資金の援助、各国市民の戦争反対の声は膨大なものです。

(参考記事 : “ソビエト型交渉術”… (-_-;)。(2015.2/18)「FBIアカデミーで教える心理交渉術 -どこでも使える究極の技法-」という本の中に「ソビエト型交渉術」という項目があり、その特徴として、・自分たちと取引する以外ないと思わせる・権限がトップに握られている・コケおどしの感情戦術・相手の譲歩を弱さの弁明とみなす・譲歩する場合でも出しおしみする・期限を無視する、というのがあります。今まさにプーチンは国際社会とこのとおりの交渉をしているように見えます。一言でいえば、マフィアと同じですが)

(NATOを念頭にプーチンは核兵器で世界を脅していますが、逆に言えば、最初からそれ以外の切り札がないのでしょう。ロシアは資源や農産物の輸出大国ですが、価格の問題はあっても諸外国は他の調達先で全く代替できないわけではなく、ロシアは市場としては小さい。軍事技術は高いのに民生技術はさっぱり。また、国民の生活保障も必要だし、国が広すぎるのが仇となりインフラ維持や最低限の国境防衛力などの「固定費」は削れないのに、経済制裁で輸出も決済もできない。宝の持ち腐れとかジリ貧とはこのこと。困窮するロシア経済を前にして得をするのは中国ばかりかも。そのうち、シベリアの土地や資源開発権、シベリア鉄道の運用権などを中国が買い漁る事態となるかも。19~20世紀に中国がロシアはじめ帝国主義列強にされた手法を中国は忘れてないのです。その時ロシア人はどう思うのでしょうね。もっとも、中国の場合、ロシアがNATO対抗のためにウクライナを緩衝地帯国とするために行っているこの侵略を是認するなら、旧ロシア・ソ連への緩衝地帯として満州国を作ったり、中国に進出した昭和の日本軍の行動も免責してもらえるのか?と、日本としてはお聞きしたいところではありますが)

  

もちろん、今回のロシアのウクライナ侵攻も旧ソ連のアフガン侵攻も、米軍のアフガン侵攻やイラク侵攻、キューバ侵攻も、その他日本やドイツを含む各国の過去の外国へのゴリ押しな軍事侵攻は、少なくとも20世紀以降、10年単位程度の支配期間の長短があるだけで、結局は相手国の国民の抵抗や非協力が続いて、占領政策も傀儡国家の建設も長続きせず、最後は瓦解・失敗するものですが、どういうわけか軍事力で優位にあると「今度は行ける!」と判断してしまう権力者がいるようで困ってしまいます。

当然、テロリスト掃討などの名目を一応掲げて軍事行動を起こすのですが、実際は別の目的もいろいろあって利害関係や各方面の思惑が錯綜する上に無関係な民間人の犠牲を多数出し、時間が経つほど侵攻先の現地の状況は混沌さと悲惨さを増すばかりになります。

国際赤十字ででも各国語で詳細な「軍事侵攻失敗事例集」でもつくって特に軍事大国の政府機関に配布すれば、多少は無謀な軍事的冒険を思いとどまらせる要素となるかも。なにしろ「持続可能だった成功事例集」はないですから。

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今回のウクライナ戦争では実質的な独裁者が統治する「指示待ち型・秘密主義・セクト主義の官僚主義国家」と大統領や政治家にいろいろ問題があるにせよ「国民が自らの意思で団結した自主自立型国家」の対決という歴史の教科書にそのまま載るような戦いを世界は見ています。プーチンはKGBのスパイ出身ですがスパイも「公務員・お役人」。予算は「要求」、業務は「命令」、反対するものは「粛清(逮捕やクビや追放)」すれば組織が動くと思っている。要するに経済も財政も理解出来ないヒト。

現代ロシア軍については、私もあまり良く知りませんが、近年ロシア陸軍は小回りの効く「大隊戦術団」(大隊規模の諸兵科統合部隊)を多数編成して、地域紛争対応などに最適化されていたそうです。アメリカも対テロ戦争用にコンパクト旅団を作ったりしていたので、世界大戦のない時代の世界的な流れに沿っていたのでしょう。

もっとも、アメリカや冷戦後軍縮ばかりしていた日本は、近年、中国が経済力に任せて大軍拡したので方針転換することになりましたが、ロシアの場合、経済力は縮小した状態のままのうえ(韓国以下のGDP。その内訳も一次産品の輸出がメイン)、今でもGDP比で軍事費が過大で方針転換はしなかったようです。

しかし、今回の電撃戦もどきのウクライナ侵攻は、ソ連の昔ながらの「全縦深同時制圧」(戦線の全正面で大量の装甲部隊が損害を顧みずに突進する)をやりたかったように見えます。いわば、小回りの効く都市部用のパワーショベルを多数集めて、ブルドーザーがやるような作業を軍に命じたのでしょう。ウクライナが抵抗しないことを期待した、最初から破綻した作戦かもしれません。

それに、そもそもロシア軍の特別軍事活動=ウクライナ侵攻作戦の最高司令官は誰なんでしょう?元KGBスパイのプーチン大統領自身なのか? それとも軍務経験が「一切ない」ショイグ国防大臣か?きっと”シビリアン・コントロール”が徹底しているのでしょうな。

しかし、いくら民主主義国ではないといっても、忍者と侍大将と近習とお殿様ではそれぞれ役割が違うもの。まともな軍師もいないようだし。現状は、なぜかお殿様になってしまった元忍者と茶坊主が足軽部隊を敵地に突進させて、うまくいかないので侍大将を督励に活かせたら鉄砲で撃たれて次々と討ち死にしているが如しという状況。

ついでにいうと、ロシア軍の動きと損害は報道でもだいたい分かるが、ウクライナ正規軍の動きがよく見えない。見えないのに善戦している。こちらは情報管理が徹底しているのでしょう。かなり「うまくやっている」と思います。

経済の方も韓国が戦争しなくてもときどき経済危機になりますが、ロシアは同程度の経済力でこの大作戦と大制裁。手持ちの現物リソースが尽きれば、かなり悲惨な未来が待っているのではないでしょうか。

(追記:最初、ロシアのウクライナ「保護国化」要求は旧日本軍の満洲建国に似たような政治状況だと思っていましたが、ウクライナの頑強な抵抗と西側の支援により戦闘が長期化してくると、東西(米ソ)が入れ替わったベトナム戦争的な様相にもなってきました。当時は強大なアメリカ・米軍に対し、ベトナムは東側諸国から支援を受け続け(世界大戦になってしまうのでアメリカはそれを止められない)、国土は荒廃しましたが最終的に米軍を撤退に追い込みました。今回、ウクライナに侵攻したロシアには往時のアメリカどころか旧ソ連の経済力すらない上、経済制裁を受け、使用兵器のレベルには両軍あまり差がないので、いずれにしろロシアの未来は厳しいでしょう。1968年にプラハの春をソ連軍が踏みにじってから約20年で東欧の社会主義政権とソ連は崩壊しましたが、今回はもっと短期で全て変わるのではないかと思います。もちろん、ウクライナにこれ以上被害が出ない段階で、早々に撤退してもらうのが一番ですが)

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2022年2月24日 (木)

ロシアがついにウクライナに侵攻…

ついに血迷ったロシアのプーチン大統領。これからのウクライナやロシア、世界情勢がどうなっていくのか、まったく不透明になってしまいました。

*ロシア軍がウクライナに軍事侵攻(NHK 2022.2/24)

ロシアの”大本営発表”はこちら → 「スプートニク」(旧ロシアの声・モスクワ放送)の日本語HPです。

※UA:PBC(ウクライナの公共放送)

 ※JapaNews24 (ANNnewsCH)

冷戦中はモスクワ放送が短波で日本語(宣伝)放送をやっていて、当時は世界的にBCL(海外短波放送の受信)ブームでもあったし、出力が異常に強力で受信しやすかったので意外に人気があったという皮肉な現象がありました(今でも近隣アジアの各国では日本語放送継続中)。

インターネットの時代になって2014年頃からロシアのものは日本語の放送は休止中のようです。また、YoutubeではRTというロシア国営放送の英語のライブストリームがあります。ウクライナ国内の放送局のライブもあるようですが、現在なかなか英語などでの視聴可能なものが見つかりませんが、一応、こちらがウクライナの国内のニュースチャンネルのHPです。ただし、ウクライナ語とロシア語だけ。ライブストリームがあり、緊張感は伝わってきます。

19世紀、日本の幕末のころは日露双方に見識のある人物がいて、交渉でトラブルを乗り越えていたものですが、残念ながらこういう人物は少数派のようで、やはりロシアは領土が広すぎて周辺国にとっては脅威のまま。いずれにしろ、ロシア軍は早期にウクライナから撤収してもらいたいものです。

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2022年2月 1日 (火)

新型コロナ・オミクロン株流行!気をつけましょう。

Jieitaiootemachi

昨年(2021年)の秋冬頃は、日本では感染者が大幅に減って、コロナ禍の終息もあと少しかと思われていましたが、年が明けると海外でも流行していた新型オミクロン株が日本でも大流行。2022年は1月後半辺りから、日々感染者数の最多数を更新する事態となっています。そいうわけで、昨年、日本国民の大多数がワクチン2回接種を終えたこともあり、役割を終了したとして11月末に閉鎖されていた大手町の自衛隊の大規模ワクチン接種センターが、再設置されていました(写真)。

自衛隊の大規模接種会場、東京・大阪で再開…東京は前回と同じ場所で(読売新聞 2022.1/18)

オミクロン株はワクチン接種の進展もあって、重症化することが少ないと言われていますが、少ないといっても感染力がものすごく強くて、感染者の母数が桁違いに増えているので全く油断はできません。また、残念ながら今回の流行は日本の場合、警戒心の薄れとか初詣の人混みが原因だったかもしれません。これから春にかけても年度代わりでいろいろ行事や会合があるでしょうし、街の人出も増えていますから、マスクや手洗い励行で感染には十分注意しましょう。

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