カテゴリー「防衛関連・自衛隊」の36件の記事

2018年3月23日 (金)

儀仗隊に続き陸自全体も新制服に。27年ぶり

最近なにかと話題の多い、わが日本の防衛省・自衛隊

特に、陸上自衛隊はこの(2018年)3月27日には各方面隊を統括する「陸上総隊」が新設されるという、陸自創設以来の大変革がありますが、同時に制服の方も2017年の儀仗隊制服の変更に続き、陸自全体でも27年ぶりに制服が変更されるとのこと。

※陸上自衛隊の新制服(陸自Facebookより)
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主な変更点は、色が緑(モスグリーン)だったものから鉄紺…もとい紫紺に変え、階級章を見やすくしたとのことです(鉄紺は東洋大の駅伝ユニフォームの色=スクールカラー ^^;。紫紺は明治大のスクールカラーのようです)。

ちょっと空自の制服と似てくるんじゃないかという気もしますが、戦闘服以外の制服まで緑色である必要もないと言うことかもしれません。

いずれにしろ、制服がスマートになるのは、着用する側も見る側も、嬉しいものです。デザインや素材も動きやすく快適なものだとなお良いでしょう。まあ、経費の面は…別の機会に考えましょう。ちなみに、女性隊員には妊婦服もあります。

陸自 27年ぶり制服変更 階級を分かりやすく(毎日新聞 2018.3/22 ・写真特集あり)

陸自に陸上総隊を新設 発足以来最大の組織改編(東京新聞 2018.3/21)

陸上自衛隊の制服の改正及び運用開始について(陸自Facebook 2018.3/22)

参考記事 : 海自「艦めし」サイトと陸自「儀仗隊」制服がリニューアル。(2017.4/1)

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2018年3月21日 (水)

萌え絵のイラストで学ぶ「戦闘外傷救護」の本。

こんな本出てました。

イラストでまなぶ! 戦闘外傷救護 -COMBAT FIRST AID-

主に現代の米軍の、戦場における負傷者救護のノウハウ紹介です。不慮の事故などの時の外傷救護の参考になら一部なるかも。萌え絵のイラストでないと、普通の人は見るのがキツイ内容なのと、ファースト・エイドのものとはいえ、米軍の専用装備品だと入手は難しいので、まあ、ご参考までに…(専用装備品に頼らない方法も紹介されていますが、訓練が必要ですし)。

徴兵制度のある国ならどうか知りませんが、日本では、こういう戦場とかテロ関係の負傷者救護の本は、ほとんど消防・警察・自衛隊・病院などの関係者を対象にした高価な専門書しかないのですが、防衛・防災、テロを含む防犯、産業事故関連の予備知識として、上記の本の内容のような知識に触れておくのも良いかもしれません。

なお、一般の方には、日本赤十字社の救急法講習、最寄りの消防署の救命講習などの受講がおすすめです。

また、産業事故防止関連では、中災防(中央労働災害防止協会)の発行物や、厚労省の安全衛生関係リーフレット等が、生活関連事故防止では、総務省消防庁の生活密着情報などが、読み物として解りやすいです。

以下、最近の参考図書。

前線医療の処置マニュアル Front Line Medical Care 事態対処医療 Tactical Medicine Essentials

核・放射線,生物剤,化学剤,爆弾  NBCテロ・災害対処ポケットブック もしもテロにあったら、自分で自分の命を守る民間防衛マニュアル

図解 応急手当ハンドブック: アウトドア レスキュー 家庭 いざというときのための応急手当ミニハンドブック―JRC蘇生ガイドライン2015対応

改訂版 子どもの病気・けが 救急&ケアBOOK (PriPriブックス) 命を預かる保育者の子どもを守る防災BOOK (Gakken保育Books)

救急蘇生法の指針〈2015〉市民用 救急蘇生法の指針〈2015〉市民用・解説編

「救急蘇生法の指針」は厚労省のHPでもPDFで公開されています。

あなたの身を護る「危機管理大全」 (PHP文庫) 図解!! 生き残るためのやりかた大百科―緊急時に役にたつ(かもしれない)175の豆知識。

参考記事 : 女性視点の防災ハンドブック「東京くらし防災」が配布開始。アプリも。(2018.3/4)

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2018年2月 7日 (水)

お役所の「実働部隊」に学ぶ防災ノウハウ

大寒波襲来中のわが国ですが、先ごろ、警視庁警備部災害対策課のツイッターで公開されている防災ノウハウが話題になりました。

*活用増えるSNSでの防災情報収集、人気集める「警視庁警備部災害対策課」(AbemaTimes 2018.2/4)

また、自衛隊の方でも、いざという時役立つ自衛隊式ノウハウ「LIFE HACKチャンネル」として、インターネットで公開されてました。夏と秋編に続き、冬編が公開中。寒さ対策や筋トレのアイデアなどが紹介されています。 こちらは防衛省サイトの自衛官募集コーナーの中にあるのがミソかもしれません。 (^_^;)

*冬の寒さ撃退法などを伝授 自衛隊動画冬編 12のライフハック術を公開(朝雲 2018.2/7)

・自衛隊「LIFE HACKチャンネル」

・警視庁警備部災害対策課のツイッター

(参考)日本赤十字社の救急法等講習の内容

※自衛隊式 ! 雪かきの作法(自衛隊オフィシャル LIFE HACK チャンネル冬編から)

※自衛隊式!正しいロープの結び方①「ねじ結び」(秋編から)

※熱射病になったときの対処法(夏編から)

※CMイメージキャラクター駒井蓮さんが土のう作りにチャレンジ(番外編)

※一次救命処置(BLS) ~心肺蘇生とAED~ (日本赤十字社)

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2017年12月16日 (土)

米空軍と空自の音楽隊合同で「Christmas Special Concert 2017」

2017年も年の瀬になりました。12月15日の夕方、東京・千代田区の神保町三井ビルで、米空軍太平洋音楽隊と空自中央音楽隊合同のクリスマス・スペシャル・コンサートが開かれていました。

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ビルのホールを会場にして、入場料なし・出入り自由のフリーコンサートでしたが、ゲストにサックス奏者の永井香織さんとボーカリストの堀信之さんを迎え、非常に盛り上がっていました。(2部構成だったが、仕事が長引いて1部は聞けなかった。残念)

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米空軍音楽隊の人は演奏後に近くの聴衆と次々握手をしたりして、アメリカ人らしい気さくさでしたが、挨拶のとき(もちろん英語)は空自のことをAir Forceではなくわざわざ“Jieitai"と言っていて、公の場所では気を使っているのが分かって興味深かったです。

下の写真は神保町三井ビルの入口付近のイルミネーション。遠くに三省堂の辞書広告のネオンが見えています。

Dsc_2120

追記 : 自衛隊の新聞「朝雲」にも記事が載ってました。
*空音と米空軍音楽隊 Xマスコンサート 陸自隊員の子息、堀さん熱唱 (2017.12/15)

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2017年4月 1日 (土)

海自「艦めし」サイトと陸自「儀仗隊」制服がリニューアル。

最近、カレーをはじめ、食事の美味しいことが世間に知れ渡ってきた海上自衛隊。その料理紹介サイトが「艦めしと銘打ってリニューアルされ、一挙に100種の新レシピが公開されました(家庭的雰囲気の旧サイト=ファミリーページも見られます)。

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*「艦めし」サイト(海自のサイト内)

*艦これじゃねーか! 海自のレシピサイト「艦めし」のロゴに熱い既視感  艦めし、始まります。(ねとらぼ 2017.3/29)

カロリー表記まではありませんが、旧サイトと併せ、250種のレシピがあるとのことで、ざっと見たところでは、一般家庭用としても大いに活用できそうなものばかりです。料理好きの方には参考になりそうです。

ちなみに、こちらは↓、「艦これ」のゲーム・アニメの公式サイト。 (^_^)

*「艦隊これくしょん-艦これ-」 DMM GAMES公式ページ

*アニメ「艦隊これくしょん」の公式サイト

ちなみに、東京都下水道局は、油をあまり流してほしくないので、環境にも身体にも優しい油の利用をひかえたダイエットレシピを公開しています。

*○ダイエットレシピ(東京都下水道局)

   *******************

それから、国賓等を迎えるときに儀仗を行う陸自の儀仗隊の制服が平成29年度(2017.4/1~)から、約50年ぶりに改正されるそうです。

*陸自のFacebookのお知らせページ

※新旧の制服(向かって右側3人が新制服/陸自Facebookから)
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デザインはコシノジュンコさん監修だとか…。東京五輪用には合っているような気がしますが、さて、一般的には、どうかな? 慣れかな? 従来の制服は凛々しかったのですが、新規のは、ちょっとアニメっぽいかな。私には微妙な感じ…。(・_・)

エイプリル・フール用のフェイク(うそ)・ニュースではありませんよ。念のため。(^o^);

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2016年7月29日 (金)

東京・城南”地元映画”…「シン・ゴジラ」観てきました。

--踊る大防衛線--

日本映画としては12年ぶりのゴジラ映画シン・ゴジラを、「日本最初のシネ・コン」である東京は大森のキネカ大森で観てきました。

(パンフレット・税込み850円。「ネタバレ注意」の帯付き (^_^;) )
Shingodzilla

まさに地元、蒲田や梅屋敷、呑川(のみかわ)、品川神社に多摩川浅間神社をはじめ、大田区・品川区それ町の歩鳥もビックリ、下丸子や多摩川沿い、その他、京急沿線、京浜東北線沿線、鎌倉市、川崎市武蔵小杉や目黒区、他、東京23区の城南地区に霞が関、東京駅周辺などなどが舞台となって、ゴジラは暴れ回り、自衛隊(&米軍機)が大活躍します。

*「シン・ゴジラ」と大田区・大田区商連・商店街タイアップ企画スタート(大田区商店街サイト・おーたふる/イベント情報)

*映画『シン・ゴジラ』の制作を支援いたしました!(東京ロケーションボックス 2016.5/2)

蒲田で撮影された時にエキストラに配布された演技指導文書も指示が具体的だと話題です。

*個性の集合体がリアリティを与える 「シン・ゴジラ」のエキストラに配られた説明紙の文面が熱い(ねとらぼ 2016.8/3)

内容の方は…やはり総監督が庵野秀明氏で、また、”超自然災害”であるゴジラに対処するのは政府や自治体の行政組織と、自衛隊や海保、消防・警察などの実動部隊であるということで、エヴァンゲリオン」と、「踊る大捜査線」(「海猿」も少し)を掛け算したような感じの群像劇です(「パトレイバー」とか「AKIRA」もちょっと入ってるかな? 特に謎の学者とか、アメリカが関与してくる部分とか、高層ビルが次々に破壊されるところとかで)。

(政府関係者の対応は非常に具体的で細かく描写されているのですが、会議主義やお役所仕事を風刺しているようでもあり、また、突然日本が追い込まれた状況が悲壮なようでもあり、ちょっと、どっちつかずな印象も。個人的には、全編を予告編CMのように緊迫したトーンで通して欲しかったかな。BGMもエヴァもどきが時々でてくるのですが、それより、CMで使っていた曲をもっと効果的に使えたのでは?という気がします)

ゴジラ自身についてはナウシカ」の巨神兵と、今年テレビ放送開始から50周年を迎えた「ウルトラマン」の初期の怪獣たち、「エヴァ」のシトなどが混合・合体してできた”完全生物”であります。

全般的に「日本ガンバレ」的なトーンではありますが、子供より世間を知る大人の方が楽しめる映画だと思います。なお、登場人物全員が超早口なので、集中して観る必要があります。

(「国のため」とか「日本はアメリカの…」などのセリフは、肝心なところで1、2回使って決めればいいので、何回も出てくるとプロパガンダみたいでややしらけます。それと、出てくるアメリカ関係者がやや一昔前のステロタイプ。役人がチャラチャラしてるのは現代ではむしろ日本の方だと思う)

それから、CMでも垣間見られましたが、各種兵器の稼働状況はじめ、大胆なカメラワークと自衛隊の運用場面大きな見どころの一つです。

※「シン・ゴジラ」予告編


・・・観た人には分かる印象的なセリフ : 「なんだこりゃ、ゴジラよりひどいじゃないか!!」

あれぇ〜〜!私の地元を壊さないで〜〜〜\(^o^)/

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ ゴジラ(昭和29年度作品)【60周年記念版】 [Blu-ray]

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2015年10月11日 (日)

護衛艦DDH「いずも」見てきました。

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今年(2015年)10月は、海上自衛隊の観艦式があります。こちらの体験航海の抽選は当たりませんでしたが、関連行事のFLEET WEEKで、現在、自衛隊では最大の艦種のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」が、横浜港の大さん橋で一般公開されていたので、3連休の初日の10月10日、見てきました。

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さすがに(同時に運用できる)ヘリが5機も搭載されているだけあって甲板は広々としており、機体用エレベーターも大きかったですが、本日はエレベ―ターがやや不調だったようでした…(「階段をご利用になると、我々の日頃の生活がよくおわかりいただけます」とは案内の隊員のお言葉 (^_^;))。

※ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」エレベーター作動状況

8月の陸自の総火演では10式戦車のキャタピラが外れる事故などがあったし、最新装備が不調続き。「なんでもかんでも自衛隊を派遣」の最近の風潮(というか政府の方針)で、現場の部隊運用にしわ寄せがいってるんじゃないかと、ちと心配ですね。

参考記事 : 横須賀 ・ 日米基地同時一般開放に行ってきました。(2011.8/7) (ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」などの見聞記があります)

※空母型「いずも」、洋上司令部に=海自最大の護衛艦就役―時事通信社/JIJIPRESS

(艦内の大型ディスプレイではチャンネル桜の番組らしき本艦の紹介ビデオが流されていて、Youtubeにも同じものがありましたが、美女を二人も従えながら、ピーピーとヘボレポーターの無用なお説教がウザくて見るに耐えないので、動画紹介はこちらにしました)

「いずも」は”ヘリ空母”ではありません。自衛艦の戦闘艦種は護衛艦と潜水艦しかないので、潜水艦でないなら護衛艦なのです! (^^)v

追記 : 10月12日には横須賀で、新しく配備された米空母ロナルド・レーガンが一般公開されたようですが、見学者が殺到して、わずか1時間たらずで入場停止になったとか。いや、さすが…。

*空母「ロナルド・レーガン」一般公開するも人気すぎて開始1時間も経たずに締め切り 「待機列解散」「ロナルド・レーガン完売」(ねとらぼ/ITmedia 2015.10/12)

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2015年5月24日 (日)

「東京みなと祭」見てきました。

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朝から事件で驚かされた2015年5月23日、「港町・東京」の恒例行事、晴海埠頭・客船ターミナル周辺で行われた「東京みなと祭」を見てきました。今年で67回目だそうです。

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※浜松町・日の出桟橋から臨時に出ていた無料海上シャトルバスの船上から見た晴海客船ターミナル(画面左端の建物)。
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※来場した海自の護衛艦「ゆうぎり」の一日艦長となったグラビア・アイドルの小松美咲さん。カメラおじさんたちのカメラの構え方にも注目。
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※こちらは、周辺航路を行き来する水上バスヒミコ号。漫画家の松本零士さんのプロデュースだそうです。
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家族連れ向けのイベントが主体で、天気もよくて大変な混雑でしたが(CMはほとんどラジオくらいしかなかったように思いますが、知る人ぞ知るという感じ)、海自の護衛艦はじめ、しゅんせつ船や東京海洋大学の練習船、海保の測量船など、珍しい船が公開されていて、興味深かったです。

(翌24日に行われた、東京消防庁の「水の消防ページェント」の様子はこちら)
※大規模な水上訓練 「水の消防ページェント」開催(2015/05/25) ANNnewsCH

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2015年2月23日 (月)

「オメガ7」!いいね!フィクションの世界では !!

オメガ7小林源文氏のコミックにでてくる自衛隊の架空の特殊部隊で、その活躍の痛快(?)さに、私もファンであります。

オメガ7―自衛隊特殊部隊 (ドリマガCOMICS)
オメガ7―自衛隊特殊部隊 (ドリマガCOMICS)

しかしながら、同作品を(小林氏の他の作品もですが)、楽しめるのは「現実の」自衛隊(や隊員)のおかれた複雑で微妙な事情を理解し、周辺諸外国の事情も日頃からかなり注意して見ており、かつ、ユーモアやジョークを理解できる洒落のわかる人で、要するにこれは「大人」のマンガだということ。

(ブランド品でギチギチに身を固めたお坊ちゃん・お嬢ちゃま政治家やお受験オタクの”エリート”官僚の事務屋やらにとっては、現場の隊員や、その出身の家庭環境、ろくに仕事もない地方の田舎の現状など、まるで別世界のことでしょうな。日本に限った話ではないが)

「法制度」と「多少の追加訓練」「装備」があれば、簡単に「実現」できると考えるのでは、素人以下というか、中2病というか、一般ビジネスマンもつとまらない(実務は無理ということ)でしょう。

今月(2015年2月12日付)の防衛省共済組合の部内報 「朝雲」(朝雲新聞社:装備年鑑や防衛ハンドブックを出しているところ、の発行。週刊。なお、月刊の「自衛隊スポーツ」というのもある)のコラム「朝雲寸言」で、今国会における「自衛隊に人質救出任務をさせる」かのような議論があったことを批判的に取り上げていて、一部で話題になりました。

ちなみに、「朝雲」は実質的な自衛隊の機関紙…というより、“社内報”的な感じで、訓練・演習や式典の記事は華々しいですが、その他の内容は、時事問題解説や隊員の生活関連情報、所感文など、某“一般紙”などよりも、よほど常識的な内容です。

*自衛隊の機関紙が安倍首相の非現実的安全保障政策を批判!「人質救出に自衛隊」は無責任と(Business Journal 2015.02/18)

*自衛隊機関紙までも批判する安倍首相「安保法制」のお粗末 (日刊ゲンダイ 2015.2/19)

日刊スポーツのコラム「政界地獄耳」(2015.02/19付)、スポニチのコラム「政界ヒソヒソ話」でも取り上げられてました(2015.2/18付)。共同通信でも配信されたようです。

(“政府寄り”の“一般”新聞ではこの件をニュースにしなかったようですが、危険地帯に出向くフリー・ジャーナリストには大々的に「自己責任」論を持ち出すのに、一方で、自衛隊にはやみくもに危険地帯に出動せよ、というのかな? それで、オタクの記者は安全地帯で主張するだけで取材はしないの?)

自衛隊装備年鑑〈2014‐2015〉 平成26年版防衛ハンドブック 日本の防衛―防衛白書〈平成26年版〉

最近は、自衛隊でもレンジャー訓練修了者等を集めた「特殊部隊」がいろいろ編成されるようになり、これらの部隊は、「国内の有事(日本が武力侵攻を受けた場合やハイジャックなど大規模テロ事件があったりした場合で、警察や海保の部隊では対応できない場合)」や、海外でも「拠点警備」、「大規模戦乱や災害時の現地邦人の退避・輸送(“人質救出作戦”ではありません)」などの任務では、その実力をいかんなく発揮するものと思われます。

が、勝手わからぬ外国で、テロリストが支配する地域から人質を奪還するなど、どこの国であっても至難の業です。現実に情報収集や実働部隊で万全を期している米軍ですら、失敗続きです(在イラン・アメリカ大使館人質事件など。手本にするなら英国のSASかな…)。

世界の最強対テロ部隊―人質救出作戦 武器訓練のすべて 最強 世界の特殊部隊図鑑 図説!日本の特殊部隊 別冊宝島

図解 特殊部隊 (F-Files No.047) 世界の特殊部隊作戦史1970‐2011 ヴィジュアル版 世界の特殊部隊―戦術・歴史・戦略・武器

いや、たとえ救出には成功しても、現地の戦闘で民間人を死傷させた場合、映画の「英雄の条件」のように隊員が交戦規則違反で訴追されるような悲劇もないとは言えません。

テロリストの支配地域では現地の民間人が脅迫されて協力させられている可能性極めて大です(今話題の映画、「アメリカン・スナイパー」にもそういった描写があるようです)。また、当然ながら人質にも隊員にも死傷者やPTSDを発症する人が出る可能性は大きいのです。

最悪の場合は、というより、こちらの可能性の方がはるかに高い。

なお、遺族や傷病者への対応は「福祉政策」の分野になるが、今の日本のお勇ましい方々がそこまで考えたことがあるとは、とても思えないですね。「英霊」となられた方々は何も言わないですけれど。

英雄の条件
英雄の条件 <DVD版> アメリカン・スナイパー (ハヤカワ文庫 NF 427)

※Rules of Engagement(英雄の条件) - Trailer

※映画『アメリカン・スナイパー』特別動画

総合的な安全保障や外交政策のカードとして、自衛隊に関係する態勢整備や政策を検討するならわかりますが「自衛隊」(や軍隊)を万能のように「信仰」するのは、これこそ本当の「平和ボケ」。「積極的」というより、「非武装中立」なみに「空想的」。政治家でなくても社会人としての資質を疑いますね。それとも、アメリカの一部の人のように「戦争中毒」になりたいのか? 島国の日本がアメリカをマネたら再び亡国ですな。アメリカは「唯一の超大国」であって「普通の国」ではないので。

(アメリカは、外国で戦争すれば安全な”島大陸”内で肥大化した軍需産業・軍産複合体が継続的に利益を得られる構造がある。日本政府の支出が彼らを儲けさせてるうちは「国際的軍事活動にも付き合え付き合え」と言ってくるでしょうが、共同開発以外の武器ビジネスなどで利害が対立したら、またぞろ困ったことが色々おきるでしょうね。F2開発の時みたいに。ビジネス音痴のわがソーリやお友達はそこまで知恵が回ってるのかな?)

ISILの人質事件では誠に残念な結果になりましたが、現在の、政府にも政治家にも、ろくな情報収集・分析能力も交渉能力もない状態で(そもそも人材育成態勢がない)、ハリウッドの3流アクション映画みたいな勇ましい発言を繰り返し(アメリカの「愛国映画」に「マインド・コントロール」されてるのでは?)、国内の議論を締め付ける一方で、自衛隊員や日本人全体を無用なリスクにさらすことはやめてもらいたいものです。

「テロリストとは交渉しない」は結構。しかし、「交渉しない」と宣言して、本当に一切、チャンネルを自分で閉じてしまって裏でも交渉しないで、自分自身を追い詰めていくのは世界でも日本政府くらい(まるで「12歳の優等生」。「普通の国」を標榜する割にはかわってますな。これなら、官房機密費も秘密保護法も無用なんじゃないの?何に使ってるんだ?)。昔も今も。

日本人同士ではお得意の「本音と建前」「根回し」などは国際社会の現場でこそ必要だと思うのですが。映画やネットの書き込みばっかり見てないで仕事してくださいよ。センセイとお役人様。

(ほとんどの国民はネット利用はしても「書き込み」などしません。自分の「応援団」が匿名で一人何役もやって書き込んだのを「草の根世論」だと勘違いしていませんか? 街のお店だって「応援する」のも「苦情をいう」人も全顧客のごく一部。特に「苦情」に関しては、クレーマーは別にして、ほとんどの顧客は口に出したりはしません。次回から二度と利用しなくなるだけです。役所や政府の人間ではピンと来ないでしょうが、競合相手が常に存在するビジネスの世界ではこれ常識。選挙等で例えれば、普段全く声をあげない有権者も、投票行動で意思を示す、ってことです。センセイ)

※こんなのもある。

Cat Shit One VOL.0 キャット・シット・ワン 0巻 御巣鷹山の暑い夏 (ゲンブンマガジン別冊Vol.1)
※「 Cat Shit One 」 の紹介

MASTERキートン 完全版 コミック 全12巻完結セット (ビッグ コミックス〔スペシャル〕) MASTERキートン BD-BOX [Blu-ray]

SAS・特殊部隊 知的戦闘マニュアル―勝つためのメンタルトレーニング ブラヴォー・ツー・ゼロ―SAS兵士が語る湾岸戦争の壮絶な記録 (ハヤカワ文庫NF)

ローン・サバイバー [Blu-ray] アフガン、たった一人の生還 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)
※Lone Survivor(ローン・サバイバー)- Trailer (2013)

ブラックホーク・ダウン [Blu-ray] ブラックホーク・ダウン〈上〉―アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録 (ハヤカワ文庫NF) ブラックホーク・ダウン〈下〉―アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録 (ハヤカワ文庫NF)
※ブラックホーク・ダウン 予告編 (日本版)

*↓特殊部隊ではないですが、何事につけ日本が参考にするドイツの事例の映画。アフガニスタンに派遣されたドイツ連邦軍部隊の苦悩の話「クロッシング・ウォー」。昨年(2014年)に一部で公開され、「朝雲」でもとりあげられてました。

※アフガニスタンに赴任したドイツ人の兵士が直面する現実!映画『クロッシング・ウォー 決断の瞬間(とき)』予告編

映画やテレビ、訓練などとは違って、現実世界では、一旦「状況」を開始したら、簡単には終わらないのです。その辺りは誰しもよく考えないといかんですね。

ちなみに、自衛隊の「専門紙」には「防衛ホーム」というのもあります。HPでも特集記事の紙面がPDFで見られます。

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2014年9月26日 (金)

新刊紹介 : 「自衛隊に学ぶメモ術」

これはgood。自衛隊の現場で実践されている情報・思考の整理、情報の記憶・伝達方法のノウハウがコンパクトにまとめられています。

「自衛隊に学ぶメモ術」 (マイナビ新書) 918円(850円+税) 

自衛隊に学ぶメモ術 (マイナビ新書)

スマホもいいけど、人間の方はコミック・アニメ「攻殻機動隊」の世界のように電脳化されているわけではありません。アナログ・メモの効用は生身の人間では今でも大きいと思います。メモは日本語で“書き留め(書き付け)”。簡単で一目瞭然。メモ書きは“動かない(変わらない)”という利点もあります。

特に、自分の足と頭を使う、外回りのビジネス・パーソンやいろいろと「取材」する必要のある方、また、フィールド・ワーク(屋外での仕事)をチームで行う方々等には参考になるのではないかと思い、ご紹介です(私などは反省することしきりの内容でした…)。

以下、目次です。

第1章 情報伝達術! いつ、どんな状況でも的確にメモを取る力

メモを取る力も文字をまとめる力も同じ
すべての基本、「正・早・安・楽」
見て理解できるのがメモ
大きな字をメモする
目印は要注意
4つの要素でメモすべきことを予測する
やり方を知っていると手抜きができる
メリハリが成果を上げる
「正」を脅かす注意書き
アルファベットや矢印が早さを生む
「HND」方式でメモがグンと早くなる
ミミズ文字の撃退法
一つのムダもない「1330 DCP G2 G3」
「伝達あり、筆記用意」と「準備よし、送れ」
逆質問を習慣にする
文字は大きく、箇条書きに
余白をつくって読み返しと追加に備える
特に追記しておきたい、自分の考え
メモには「尻尾」をつける
メモはその場で取る
ラクをするなら予備は30パーセント持て
 
第2章 情報収集術! 現場で役立つ自然に負けないメモテクニック
 
戦闘服にもついているメモの便利機能
偶然の情報収集に備える
行動記録がアクションプランをつくる
記憶を過信してはいけない
インプットなくしてアウトプットなし
メモを片手に路地裏へ
事件は現場に、情報も現場に
足裏で情報を集める
情報の更新
日付は重要な情報
追記アイデアにも141001W
分解した順番に置く
メモの書き逃しをしないために
緊急性と重要性
「劣後順位」で優先順位を判断する
メモの価値を上げる記入の仕方
気が利かない人の共通点
目配り、気配り、手配りで情報を「収集」「発信」する
 
第3章 情報整理術! 一瞬でメモができる技術
 
「常在戦場」が自衛隊の基本
情報をできるだけ残さないのが自衛隊式
不要なメモをつくらないコツ
箇条書きのススメ
書き出しには「・」
文書も箇条書き
箇条書きの極意、結論から書く
本当の結論は何か
「一令一動」の原則
「てにをは」にはこだわらない
自分の言葉に置き換える
メモ帳1冊で情報の一元管理
メモ本来のスピード感と使いやすさを発揮させるために
情報の比較と重ね合わせ
認識の6段階とも言う、情報の解析方法
整理した情報を3次元で展開する
メモ帳は100円ノートを使う
物にはこだわらない
事前準備でメモ速度をアップ
講義や会議の目標に合わせた座席配置
話し方で聞き手の情報整理を助ける
情報整理を助ける発想(1)「狭差法」
情報整理を助ける発想(2)「目標は2つ持つ」
情報整理を助ける発想(3)「環境の特性を掌握する」
 
第4章 情報記憶術! 複雑な手順を一発で記憶するメモ術
 
メモは日記の一つ
日付を忘れずに
アルファベットのメモ術
矢印にも正・早・安・楽
情報の見える化で記憶に残す
指揮官の見える化
見える化のついでにリーダーのチェックポイントも
メモ帳のデータベース化はできないものか?
ページ番号と索引のつくり方
工夫の4要素で情報をアレンジする
「正・早・安・楽」や「工夫の4要素」で
余白は投資
読み返して追記する
大量の資料の読み方
らくがきも記憶術
図解で記憶力を高める
「一見」は記憶に残る
人の見える化。山本五十六の名言
 
第5章 情報ツール利用術! 自分に合ったツールを武器にする
 
メモの第一目的に合わせる
社内会議のメモが中心ならばA5判
ポケットに合わせてサイズを決める
制服を着た以上は覚悟する
社会では「100-1=99」でなく「100-1=0」
会社の支給品は使わない
モノはモノに過ぎない
メモ帳の特長を生かす
弱点情報をつかむ
自分から弱点情報を発信しない
罫線の強みと使い方
マス目を使いこなす
「ゴジラ」の意味は?
自分流のルール化

*その他、ご参考の本です。

自衛隊の仕事術 自衛隊の仕事術 160の金言集

思考の整理学 (ちくま文庫)  現場主義の知的生産法 (ちくま新書)

フィールドワークは楽しい (岩波ジュニア新書) 攻殻機動隊(1)

*以下にも参加しています。

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・・・もっとも、軍隊や自衛隊の話が絡んだ途端、ヒステリーを起こしたり(ちょっと前迄のサヨクの人)、“政治文学的感傷(軍国趣味とか)”に浸りたいような方(架空戦記に浸る最近のなんちゃってウヨクなどの人)などには、はじめからオススメしません。

軍国主義ならぬ「軍国趣味」の人の政治談義など、現代日本には将来にわたってお呼びでありません。むしろ「プロ」として「軍事」を考えるなら、経済や外交、地理的状況、内政などとのバランスの重要性が理解できているはず。

安全保障に関して、友邦なし・金もなし・情報なし、技術もなし、あれもこれもなしで、精神主義で国内治安ばかり締め付けてもどうにもならんでしょうが。大日本帝国のように。安直な懐古趣味や無能政府の強権主義など問題外です。

軍国「趣味」ならば、他人を巻き込まないで「個人だけ」でお楽しみ頂きたいものです。個人主義は嫌いかもしれませんがね(自称「愛国」ヒョーロンカが「軍議を開く」とか、ばかじゃないの?こういうのを「中2病のごっこ遊び」っていうんだよ)。

「美しい」とか「純粋」とかなんとか、「私的な」主観に基づく形容詞や副詞ばかり並べて大上段に何をどう言い繕おうが、合理的思考の出来ない人はスキルが全く上達しないし、お得意の「愛国的」な理屈も精神論も地に足がついてないから支離滅裂で空回り(外国の悪口で人気取りをする某隣国の連中と同じですな)。

こういう、「組織の一員としての自覚」ではなく、「私の考え=公の行き方(組織を私物化したいだけ、あるいは、虎の威を借る狐みたいな人)」式思考の人は、うるさくて迷惑なだけで、会社にも社会にもお国のためにも、全然役に立たないので(全体主義国の軍隊ですら作戦に一番邪魔なのが「政治将校」)。

本当に、いいもんですよね。日本が「何を言っても自由な、個人を尊重する国」なのは。わが国で出版活動がこれだけ盛んで、あらゆる種類の「モノカキ」が生計を立てられるのも「自由」のおかげ。

全体主義の国だったら、内容の如何を問わず「お上のやることに口出しした」だけでブタ箱行き。自称「国士」など、本職の役人組織から見ればただの「目障りなバカ」に過ぎません。

例えば、「国家と秩序と歴史と道徳」大好きのセンセイが(個人的なお手紙などを除き)、公にする文書に、昭和初期限定方式(日本語表記は時代により変化が激しいのが特徴)の旧字体・旧仮名使いで文章を書くというのは、「お役所」から見ると「政府方針に反して現代国語秩序を乱している」行為そのものに見えています。「俺様が国家なり」という意識だから全く自覚していないでしょうがね。それがアナタの「立場」です。ワガママなのはオタクなんです。

歴史的仮名遣いをやめて、かなを発音どおりの表記にしようという運動は、敗戦後の国語改革だけでなく、既に戦前からありましたしね。だから、今でも殆どの国民にすんなり受容されてるわけでして。実用的だし。そんなに「歴史的表記」にこだわるなら、明治の言文一致運動からさらに遡って、いわゆる「古文」で文章をかけばよろしいでしょう。でも、そこまでは嫌だし出来もしないんでしょ?本当に社会に対して不平ばかりい多くてわがままですねえ。センセイは。

よかったですね、センセイ。「国語審議会」に「取り締まり権限」がなくて。

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